【ココロノマルシェ】着々とやってくる彼の子供の誕生が怖くて怖くて、余計にしがみついていることも…
上に何も載せていないラグは重みがないため、ギンちゃん・仁くんが追いかけっこをするとスルスルーッと離れていき、仕事から帰ってくるとテーブルの脇にあったはずのラグがキッチンの所で斜めっている…なんてことも多々あります。
100均などに売っている「家具が滑らなくなるシート」を敷くと滑りにくくなるのかな???
ズレたカーペットの端っこにちょこんと座っている仁くんが愛らしくて思わずパチリ。
捨てようと思っていたラグですが、やっぱり一枚あると暖かさが違います。来年はちょっと長めのラグを新調しようかな???
という「どうでもいい」我が家情報の後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
マミコ先生
お返事ありがとうございました。
涙が止まらず、誰にも言えなかった事をわかってもらえて、嬉しかったです。
執着である事はわかっていました。
私が欲張りなんだと、彼の親になる幸せを奪う権利なんかないんだとも、わかってます。
それでも、離れられないのは、私が寂しいからだということも。若くないからこそ執着してしまうことも。
今は、着々とやってくる彼の子供の誕生が怖くて怖くて、余計にしがみついていることも。
先生のいうように、気持ちを手放さないといけないと思います。
でも、ごめんなさい。今はまだできそうにありません。苦しくて苦し過ぎて、こうしてご相談したのに、先生のお返事も心にすとんと落ちて納得できるのに、まだ私に勇気が出ません。
だけど、いつか先生のおっしゃるプロセスを踏んで強く自由に自分の人生を歩きたいと思います。
丁寧なメッセージ、本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。
相談者:のぴさん
のぴさん、苦しい気持ちと向き合っている中でご感想を届けていただきありがとうございました。
きっと今日も、今も、やり切れない思いとしんどさ、不安、色々な感情がごっちゃになる中で常に頭の中では最悪のシュミレーションをしてしまい自分を苦しめている状態から抜け出せずにいるのだと思います。
私も同じように強い執着の中で自分の気持ちすら見失った事があるので、あの時に浮上できない気持ちを思い出すと、のぴさんの心はどんな風に重たいのだろうか??と想像すると苦しい気持ちになります。
私は苦しみの中にいた時に『開けない夜はない』とか『夜明け前が一番暗い』などの言葉を聞いて、本当にそうだけど何とかここから早く抜け出したい…ともがきましたが、迷っている時間にも大切な意味がありました。
決められない時は何度も何度も自分に問いかけをしました。
それで100%の答えが出せたのか?と言われると答えはNoで、けれど「自分で決める」という事が何より大切で後悔しない選択だからこそ、決められるまで何度だって行ったり来たりしながら、少しずつ自分を大事にする事を並行して、ゆっくりと答えを見つけていきました。
今も色んな選択肢を前に迷う事はありますが、その度にちゃんと「私はどうしたい?」と聞くことができるようになったのも、執着して決められず手放しがうまくできず…ともがいたあの時間があったからです。
今はきっと未来のことは悲観的にしか見ることが出来ないと思いますし、こんな思いをするくらいなら消えてしまいたい…というような思いの方が強いと思いますが
大きな問題は乗り越えた先に大きなギフトがあります。
それがどんな形なのか、のぴさんにとって願ったものとは違う恩恵として表れる事もありますが、必ずいつか「あの時に問題があったから今の私があるんだね」と過去を見つめることができるようになりますから、絶望している状態の自分を苛めすぎないようにしてあげてくださいね。
先ほど「夜」について少し話をしましたが、暗闇の中で急ごうとしていた私に響いた言葉をのぴさんにもお届けします。
明けない夜はないが
早起きしても夜は明けない
心や感情は「波」や「風」のように揺れていて一定ではありません。
10分前に少し前向きに考えられたのに、また振り出しに戻る…なんていうのは心が不安で寂しさでいっぱいの時はごくごく普通にぐわんぐわんと揺れ動くもの。
急いで起きても夜は時間にならないと明けないように、苦しみの縁から元気を取り戻すのにもそれぞれにとって必要な時間があるのですから、ゆっくりと優しく自分に向き合っていきましょうね。
> 執着である事はわかっていました。
> 私が欲張りなんだと、彼の親になる幸せを奪う権利なんかないんだとも、わかってます。
そうですよね…自分でもちゃんと分かっているんですよね。
自分が彼に対して執着しているという事も、苦しんでいるという事も。
でも、それを手放すことを考えると途方もなく悲しくなりますし、どうしていいか分からなくなりますものね。
執着してしまう位に彼の事が大好きなんですものね。
大好きな人に家庭があると分かっていても今までは「実感」があまりない状態だったのに、それがくっきりと存在感をもってのぴさんの目の前に現れたのですから、やめてーーー!!と言いたくなっちゃいますよね。
のぴさん、自分の事を責め過ぎていませんか?
彼の奥さんが子供を産むことや、どんな話し合いがあって自分たちの子供を持つことを考えたのかは残念ながら彼と奥さんの間の問題になってしまいますが、のぴさんが彼を好きだから「欲張り」な気持ちだと思う位に彼の子供の誕生が嫌だ!!と思ってしまう事は否定する必要はないと思っています。
私はそれが嫌。
嫌なものは嫌。
湧き上がった気持ちを彼にぶつけるのではなく、自分の中に湧き上がってくる気持ちを「欲張りだからいけない…」などと自分責めの道具にしなくていいんですよ。
のぴさんの気持ちはのぴさんのものです。
自分でもなんでこんなに嫌な気持ちを持ってしまうのだろう??と思うような気持ちであっても、湧き上がってくるんですから仕方ないんです。
その気持ちについて、のぴさんが一番わかってあげられますよね??
その気持ちどう寄り添ってあげたら自分が安心するか、のぴさんが一番知っているはずですから、苦しんでいるご自分に
欲張りだってしょうがないじゃない。
だって嫌だし悲しいんだもんね。
どうする??泣く??喚く??カラオケで大声出して発散する??
お恨み帳を書く??
それじゃ足りないなら藁人形を打つ?
いいよ、とことん付き合うよ。
そんな風に自分の心に優しく寄り添ってあげて、ただでさえ苦しい自分を自分で追い込んで虐めないようにしてあげてくださいね。
> 離れられないのは、私が寂しいからだということも。若くないからこそ執着してしまうことも。
寂しいという感情は、人をとても弱らせる感情です。
寂しいと、差し出された手を思い切り握って離さず、何とかして繋がりを持とうとしてしまいます。
けれど、寂しさというのはどんなに人から与えてもらっても埋まる事はありません。
一時的に満たされたように感じても、自分で自分を大切にして愛してあげる事をしないと、いつまでたってもザルに水を入れ続けるような状態で、もっともっとと外からもらって満たそうとし続けますが、ザルの目を自分でちゃんとふさいで行く作業をしてあげないと、どんどんこぼれ落ちていきます。
ザルの目を塞いで行く作業が、自分を愛するという作業。
その作業とは、自分を受容して許し、側にいて励まし応援し、自分の味方になって「いい自分もダメな自分も肯定する = 自己肯定感を高める」事です。
先ほどのぴさんが「欲張りな自分」を責めている発言がありましたが、しょうがないよねって言ってあげましょう!とご提案したのも「自分を受け入れ・許し・寄り添って肯定する」作業の一つです。
執着と手放しについては、前のお返事で書きましたが、そうする事でのぴさんと彼をそれぞれ楽にすることができるけれど、必ずしもそうしなくてはいけないというものでもありませんし、手放しは「理想」です。
現実には苦しくて、簡単に手放しなんて進みません。
だから上手くできなくていいんです。
実際に私自身、手放しを進められるようになったのは、問題が起きてから2年近く時間が必要でしたし、気持ちは行ったり来たりでしたから。
ただ、手放しとは別に、自分があまりに苦しい時には境界線を引くことだけはおススメです。
私は私、彼は彼。
彼は彼、彼の子供は彼の子供。
色んな思考で自分が迷子になっているな…と思った時に、ぜひ境界線を引く言葉をつぶやいてみてください。
のぴさん、手放しは理想であっていつか自分を縛っているものから解き放ちたいと思った時に思い出してもらえればいいのですが、前に書いていただいたお悩みと今回のお返事を幾度か読み返させてもらって、ちょっと気になる点がありました。
> 今は、着々とやってくる彼の子供の誕生が怖くて怖くて、余計にしがみついていることも。
寄せていただいたお悩みの中に「彼は離れるつもりはない」と言ってくれているし、実際に彼から『子供が産まれるから関係を見直したい』とか『別れたい』と言われている訳ではない状態の中で、なぜにこんなにのぴさんが【怖れ】を持っているのでしょうか??
お返事の中やお悩みの中に、いくつか気になるワードがあったのですが
> 彼のためにいろんな事をするのが好きで楽しいです。
> ずっと誰かのために何かをしてきました。自分の子供のため、周りの友達のため、自分の好きにしたらいいと言われても何一つ思い浮かびません。
彼とお付き合いするキッカケになったのが、彼は幸せではない状態で奥さんに対する感情がない…というものでしたよね。
そして、のぴさんは奥さんには与えられない安心感や愛情や性的なつながりや、色んなものを彼に「与える」事をしてきました。
さらに、自分は身辺整理をして結婚生活を解消して「私自身」を彼に与える事が出来るように準備しました。
彼の転勤の際には、自分ができる事を一生懸命行い、彼の奥さんのように側にいて「必要な力」を与えてきました。
彼の奧さんが与えられないもを与える事で、私は彼から愛され・必要とされている、という思いがのぴさんの心の奥にあるのかもしれません。
それは自分で意識していないずっとずっと心の奥にある気持ちで無意識のうちに「与えよう」としてしまうのかもしれません。
のぴさんはご自分の事をどれだけ愛していると言えますか?
何もしなくても、何も差し出さなくても愛される私だ!と言えますか??
のぴさんの心の奥には『無価値感』が大きく大きく育っているのかもしれません。
無価値感が強い時には、役に立つ・与える事で周りの人から必要とされる事に安心感を覚え、どんどんと自分を犠牲にして与え続けます。
与えなけれは自分には価値がないのですから、受け取ってもらえなくなることは恐怖なんです。
もう与えられるものは何もない…と空っぽになっても尚、そんな自分では価値がないと自分で自分をいじめ続けているので、ボロボロになっても犠牲しようとし続けます。
のぴさんの中で、今まで「何も彼に与える事ができない」と思っていた彼の奥さんが、彼に子供や家族を与えようとしている事を知り、今の自分にはそれは与えられないし、そんなに大きなものを奥さんから与えてもらうことになっているなんて…と、自分の存在価値までが分からなくなってしまうくらいになっていませんか??
彼から「子供が産まれるから別れよう」とも言われていないのに、こんなにも未来を怖れているのは、のぴさんの中で『子供を与える』ということに敵わない…と泣いているからではないでしょうか??
『若くない』などの言葉や『彼にはこれから先、もっと楽しい時間が家にできます。』という言葉からも、彼がそう言った訳ではないのに、私に与えられない楽しい時間を持ってしまうと、私は必要がなくなってしまう…と思うからこそではないのでしょうか???
無価値感が心の中に根を張っている状態の時は、自分を必要としてくれる人・助けを求めている人・自分を居場所のように感じてくれる人とお付き合いする事を選びます。
彼は結婚生活に自分の居場所や必要性を感じられていない人で、その彼からのアプローチを受けたのも、無意識のうちに「私を必要としてくれる人を助けて愛されたい」という思いがあったのかもしれません。
のぴさんが思考で意識できないくらいずっとずっと心の奥の無意識的な部分でそう感じたのだろうと思います。
> 彼はあれからも私とは一生別れない、といいます。
彼のこの言葉やのぴさんに対する態度などを受け取れないのはなぜなのでしょうか?
この「なぜなのだろうか?」という問いかけを自分にたくさんしてあげてみてください。
答えが見つかる事が大事なのではなく、自分の心の中の声を聴き続けてあげる事が大切です。
自分には何かを与えないと価値がないと思っているのであれば、思いもよらなかった「子供」という存在は怖くてたまらないものだと思います。
私が彼に楽しい時間を与えたいのに、家族の中に今までには存在していなかった楽しい時間が生まれてしまったら…
それは今ののぴさんでは与えられないものだから、自分はもう価値がなにもないと泣いているのだと思うんです。
でも、のぴさんの価値というのは自分を犠牲にして差し出さないと「ない」のでしょうか???
役に立てない私には、もう何も残っていなくて生きる意味がないのでしょうか??
そんな事ないですよね!!!
のぴさんにはのぴさんが受け取らないようにしているだけで、魅力や価値がたくさんあるはずなんです。
のぴさんの価値って何でしょうか?
のぴさんの価値や魅力を探していきませんか?
ココロノマルシェではなかったのですが、別の方のお悩み相談で「自分の価値を見つける」ための方法をご紹介していましたので、もしもご興味があったら読んでみてください。
執着しているが故に苦しくてしんどい時には、手放すという「選択肢」もありますが、手放しは少し置いておいて、自分を愛する事・自分を大切にして守り、自分を手当てして「何もしなくても愛されていい」と自分に許可を出していく事をやってみませんか??
自分を幸せにする勇気を出すためにも、自分の価値を見つける事は力になってくれます。
自分の魅力を見つけたら、また笑顔を取り戻していけます。
誰かを幸せにしたいと思ったら、自分を幸せで満たす事が先です。
自分の中に「幸せ」がなかったら、お裾分けなんてできませんものね。
自分が幸せだな〜と満たされたら、不思議と人というのは周りの人も幸せで充したくなります。
自分が幸せでないのに人の幸せのために奔走すると、こんなに頑張ったんだから…と見返りを求めてしまいます。与えてもらえないと傷付きますし、苦しみます。
だからまず、のぴさんの事を優先してあげてください。
彼を好きな気持ちを持ち続けながら、それと同じ熱量でのぴさんのことも好きになっていってあげませんか??
今の気持ちではすぐにそんな風に思えないかもしれませんが、本当に1mmずつでいいので、ちょっとずつ、ちょっとずつ、自分を許して受け入れ、愛情をかけてあげて欲しいと願っています。
いきなり大好きになんてならなくていいんですから、私にもいいところはある…よね?と思えるようになる事を目標に、ハードルは低く設定して、少しずつ少しずつ自分と仲直りしていきましょう!
また、頭の中であれこれ考え続けると思考が膨らんであちこちに枝葉をつけて不安をいっぱい拾い出しながら、何が1番自分を苦しめているのかが分からなくなり、ただイタズラに不安で身動きできなくなる事があります。
そんな時は、頭の中だけで考えるのではなく、紙に気持ちを書き出して自分が何を怖れているのか?というのを見つけてみることもおススメです。
怖れの本質・本丸が見つかれば、それに対する対処をしてあげる事で自分が楽になれますし、書き出す事で頭が整理されて、余計な不安を広げずに済むという利点もあります。
この思考を書き出してみる方法についても、参考になるか分かりませんが過去にブログ記事にしたものがありましたので、なにかヒントになれば…と記事をつけておきますね。
のぴさん、今は全く光が見えず、自分の幸せなんて思い描けないと思いますが、のぴさんはこれから幸せになっていいんですよ。
幸せになる事を我慢しなくてもいいんですよ。
と言われても、今は「そうですよね!!」なんて前を向けるくらいに元気な訳ではないのですから、泣きたいだけ泣いて、絶望するだけ絶望して、そしてそこから上を向きたいと思ったら、また歩き出しましょう。
夜、眠れていますか??
ちゃんと食事は取れていますか??
仕事へ行く事は出来ていますか??
生活に支障が出るくらいに自律神経などが乱れている時は、自分を緩ませて休みをとったり体を温めてあげることに加えて、自分があまりに辛ければカウンセリングを受けて気持ちを洗いざらい聞いてもらう事や、信頼できそうな医療機関を受診したりしてもいいんですよ。
ひとりぼっちで抱え込まなくていいんです。
ココロノマルシェに登録しているカウンセラーの中でピンと来る人にカウンセリングを申し込んでもいいですし、師匠のセミナーで行ってみたいものがあれば参加してみても、そこで同じような気持ちを抱えた同志と出会えて励まし合い・助け合う事ができる…なんて事もありますから、あまりにしんどい時は、頼ってみてくださいね。
のぴさん、大きく深呼吸してリラックスです!
また明日も辛い気持ちは晴れないとは思いますが、どうかどうか生きていて下さいね。
のぴさんが小さく背を丸めて部屋の隅で泣いているなら、その背中に毛布をそっとかけてあげて「一生懸命耐えているね」とその背中をさすってあげて、隣でその手を握って泣いているのぴさんに寄り添えれば…という思いでお返事を書かせてもらいました。
のぴさん、泣いているのぴさんにどうかどうか優しく声をかけてあげて下さいね。
今日は少しでも眠れますように。
おやすみなさい。祈りを込めて。
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ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡
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ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。