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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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分かろうとしてくれることが嬉しい。そしてもう一つの「環境」を手にしたこと。

今日はマミコに車に乗せられてドナドナ歌いながらお医者に行ったですよ

GWの中間地点、大型連休の方はそろっと折り返し地点でしょうか?

私は後半の4連休を前にして、浮足立ちながら働いていますが、今日から5月がスタート。
つい先日「春が来た」なんて言ったばかりのような気がしますが、月日が経つのが早くてビックリしちゃいます。

数日前は冬に逆戻りしたような冷え込みで、慌ててモコモコソックスを履いたりブランケットを二重にして体にかけたりしていましたが、今日は初夏のような気持ちよい気温と青空。

朗らかな陽気の中、まるでピクニックに出かけるかのようにギンちゃんを車に乗せて向かったのは、動物病院。

車の中ではいつも通りにしていたギンちゃんですが、車の中にキャリーバックが積んであるのを見つけると「病院に行くのか?!」と察したようでした。

…ドナドナ、出ちゃうよね。うん。

少し前に「アレルギー」からくる粟粒性皮膚炎と診断され、塗り薬を使っていました。

最初の1週間は、毎日。
次の週は、1週間の間に2日だけ塗布。

これで様子を見つつ、2週間後に経過を見せに行くことになっていたので受診。

塗り薬がギンちゃんにはとてもよく効いてくれて、あちこちにできていた発疹や赤みがすっかり落ち着いてくれました。

2週間前に撮影した写真と現在の患部を見比べて、先生も「効いてくれましたね!」とニッコリ。

お薬の効果と合わせて、ギンちゃんも少しずつですが「2魂生活」に慣れてきて、ギンちゃんなりの過ごし方を見つけ出しているのも、症状を落ち着かせることに影響しているのかもしれません。

とはいえアレルギー症状なので、いきなり薬をやめると再発しやすいそうなので、もうしばらくの間「週に2回の塗布」を続けていきます。
お薬の力を借りつつ、不快な症状が緩和されて、ギンちゃんが毎日を過ごしやすくなってくれれば何より!!

そうそう!!
ギンちゃんは、かかりつけ医を変えるというか…

もう一つ「かかりつけ医」を持つことにしました。

お世話になってきた病院は、私たちが今のマンションに引っ越してきて、通える場所にあることで選んだ病院。

幸いにもギンちゃんは大きな病気や不調がなく、年に1度病院へ行くかどうか…という感じで、あまり頻繁には通っていませんでした。

病院や先生の方針もあると思いますが、病院に行くと気が立ってしまい「ウウ、ウーーッ」と威嚇の声を出すギンちゃんは、少しでも体を固くして小さく唸ると、そこで診察が終了となり、気になる箇所を見てもらえずでした。

ですが、新しくお世話になっている今の病院では、ギンちゃんが「シャー」と怒り声をあげると、いったん手を止めて「エリザベスをつけようか?」と小休止。

ギンちゃんが怒ってることを理解しつつも、気になっていることについては必ず向き合ってくれて、どんな些細なことも「違和感」としてきちんと受け止めてくれます。

もしかしたら、見立ては今まで通っていた病院と同じかもしれません。

でも、『分かろうとしてくれる』ことと、『抱えている不安に対して分かりやすく説明をしてくれる』ことが、とてつもなく大きな安心感につながり、かかりつけ医を変えようと思うキッカケになりました。

今までお世話になっていた病院は、医療設備も整っていて先生方もたくさんいる、人間の病院で言えば「大学病院」のような大型の病院。
こちらには何かとても大きなことがあった際に、またかからせてもらう予定です。

もちろん、今までお世話になっていて大きな不満がある訳ではありません。

仁くんもたくさんお世話になりましたし、近くに設備の整った大型の病院があるという安心感は大きなものです。

でもね…

本当に不安でいっぱいなときや、心細いときは、分かろうとしてくれることや耳を傾けてくれることが、どれだけ嬉しくてホッとするか。

自分自身が体験したことから、私も同じように「分かろうとする私でいたい」と思わせてもらいました。

小さな不安を、言葉にできないようなもどかしい寂しさを、分かろうとする視線を大切にしたいな、って。

私が与えてもらった「こうしてもらえて嬉しい」を、私もまた誰かにおすそ分けして循環できるようになりたいな、って。

あとね、それぞれの個性に対しての「合う・合わない」っていうのもあると思うんです。

ギンちゃんは外に出ると「緊張から身を守ろうとして気が立ってしまう」タイプで、それが不得手な環境に無理矢理置いてしまったら、先生もギンちゃんも、どちらにとってもいいことはありません。
それを見てハラハラする私にとっても、全然よくないし!!

病院の方針や先生の対応…うんぬんよりも、それぞれの個性に合う・合わないという「それだけのこと」で、そこに『いい・悪い』を持ち込む必要はないんですものね。

それから、考え方によっては

何かあった時に頼りになる設備のしっかりした環境にもかかれるし、日常的には相性がいい先生に診てもらえるという…

ダブルで安心できる状況を手に入れた!

ってことでもあるわけじゃない??

出来事や物事はフラットで、そこにどんな意味を持たせるか?どんな見方をするかを選ぶのは「自分」です。

ならば自分に都合よく、楽しい考え方を採用した方がいいですよね~。

というわけで、ギンちゃんは新たに「分かろうとしてくれる環境」を見つけて、より安心してシニアライフを送っていけることになりそうです。
むふふ。

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