【ココロノマルシェ】表向きはとても前向きに見えますが、心はずっと沈んでます。
そうなんです!!
仁くんは「マイリュック」を持っていて、男の子らしい水色。
ギンにーたんとお揃いなのですが、先日、このリュックを背負って私の実家にお泊りに行った時の写真です。
だねだね、責任重大な任務を背負って行ったんだよね~。
私が仙台に行っていた間、実家でギンちゃんと仁くんはお泊りして面倒を見てもらったのですが、留守中に食べるお気に入りのオヤツを背負って、ご機嫌に走っていた仁くんがメチャクチャかわいかった…という親バカ日記です。(えへ)
今日はかわいい仁くんに読者さんも骨抜きにされるという前置きをしつつ(注:不要な前置きはいつもの事です)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
こんにちは。不倫で2年たちました。アラフィフです。
私はすごく好きで離れられなくて、前よりは落ち着いたものの、毎日感情の上下が激しく、すぐ涙が出ます。
ここ2年で思ったこと…彼と人間としての信頼を築けていないし、いつも満たされません。
前向きな気持ちの時もあれば、いや、キレイに割り切った遊びだよな…と落ち込むの繰り返し。
彼は面倒くさい重い話になると逃げるし、既婚だから、とピシッと線を引きます。
冷たいと感じたり、前向きに解釈して頑張ってきたり、で、2年。
すっかり都合のいい女だな、と我ながら思います。
私も全然甘えれないとか自分らしくいられない気分にいつもなり、明るく振る舞うのも辛いし、だからこそ、つい重くなってしまいます。
彼としたら、楽しくないと会う意味ない、と言うし、頭ではその通りだと思っても、自分は本当は楽しめない、満たされない気持ちばかり感じます。
この2年で、旦那と父親が他界しました。
彼のことと気持ちが混じりながら、泣いてばかりです。
楽しもう、とか、幸せになりたい、とか、前向きな言葉を聞いても遠い世界のことのように感じたり抵抗を感じます。
自分をかわいそうがってるのかもしれません。
愛してるなら与えること…とかも、できない、と思ってしまうし、欲しいばかりになってしまう。何かあいてる穴を埋めようとしている、と言われたこともあります。
色々楽しいことや仕事、海外での仕事など表向きはとても前向きに見えますが、心はずっと沈んでます。
彼に愛されたら満たされるのか?も分からない。
年齢への焦りもたんまりあります、他の男と会ってもちっともトキメキません。
自分の考え方や意識をどう変えたらいいのでしょうか…。
無限ループにハマってしまってます…。
相談者:ゆみさん
ゆみさん、はじめまして。
お悩み相談を読ませていただき、とっても哀しい気持ちが伝わってきて、どんな言葉をかけたらいいのか、上手な言葉が見つかりません。
> 自分の考え方や意識をどう変えたらいいのでしょうか…。
> 無限ループにハマってしまってます…。
表面上は楽しそうだったり、問題がないように見えても、心が晴れずに心がいつも曇り空だという状態は、とっても無気力になりますし何のために生きているのかも分からなくなって、自分だけが世界から取り残されたような居心地の悪さや焦燥感を感じますよね。
ゆみさんのその気持ち、とてもよく分かります。
私も似たような気持ちを抱えていました。
私は夫婦問題が起きてから、世界が色を失い、何を食べても味がしなくなったり何を見ても心から楽しいとも悲しいとも思えなくなった時期がありました。
一番酷かった時期を脱したように周りから見えるようになっても、表面上はニコニコしていても、普通に仕事に行っていても、いつも心にはモヤがかかっていて身動きが取れずに淋しさや情けなさ、一人ぼっちで生き場のない哀しさを抱えていました。
未来の事を考えようにも、ものすごく憂鬱になり、文字通り部屋の隅で膝を抱えてボーッとしていた時期もありました。
『考えても無限ループから抜け出せない』と感じている時は、考えられないのが答えなのだと思うんです。
答えが分からない…ともがきたくなるけれど、分からない時は『分からないのが答え』なんです。
コップの中の泥水を綺麗にしたくて必死になってかき混ぜ続けると、その水は濁ったまま綺麗にはならないけれど
何もせずにそのまま置いておくと、自然と泥は下に沈殿し上の水が澄んでいくように、答えが見つからない時はジタバタもがく時期ではなく、ただ、今を生きる事をするだけでいい、そんな時間なんだと思います。
> この2年で、旦那と父親が他界しました。
> 彼のことと気持ちが混じりながら、泣いてばかりです。
悲しい別れを立て続けに経験されましたね。
彼がいたとしても、やはり自分にとって近しい人の死というのは悲しく辛いものです。
さらには愛しい彼はゆみさんが思っているようにはゆみさんに接してくれていない状況であれば、淋しさ・悲しさはより一層心に堪えるものになりますものね。
私たちはきっととても強いけれど、強さと同じくらいにもろい部分も沢山あって、時にはそのもろさに足元を掴まれて身動きできなくなる事もあります。
淋しいという感情は、人を弱くします。
孤独だと感じる時に、人は繋がりを求めます。
だから、ゆみさんが彼に対して愛や繋がりを求めるのは、ごくごく自然な事です。
淋しさ・孤独感・哀しさは、人に飢えるし、人を狂わせます。
> 私はすごく好きで離れられなくて、前よりは落ち着いたものの、毎日感情の上下が激しく、すぐ涙が出ます。
> ここ2年で思ったこと…彼と人間としての信頼を築けていないし、いつも満たされません。
> 前向きな気持ちの時もあれば、いや、キレイに割り切った遊びだよな…と落ち込むの繰り返し。
> 彼は面倒くさい重い話になると逃げるし、既婚だから、とピシッと線を引きます。
いつも満たされずに感情が揺れ動くのであれば、疲れて力を失ってしまいますよね。
ずっとずっと「淋しさ」を背負ってその淋しさに「気付いて欲しい」「手を差し伸べて欲しい」と必死に願っているのに、その願いは叶えられずに、目の前でピシャッと扉を締められたり崖から突き落とされ、その度に心は「絶望」と「淋しさ」を募らせて言っているのですもの、ね。
私もずーっと同じように淋しさと闘ってきましたが、その淋しさは『全部、自分の内側から湧くもので、自分が選んで感じているもの』でした。
淋しさを感じている時に起こっているのは「自分との分離」です。
私もそうでしたが、どんなに周りにあたたかい人たちがいて励ましてくれていても埋まる事はなく、表面的な楽しい気晴らし・好きな事をしているつもりでも淋しさは消えてくれませんでした。
なぜなら「自分が感じている淋しさ」は【独りである事の痛み】であるということから目を逸らして、誰かから埋めてもらおう!としても自分が痛みから目を逸らしている間は絶対に埋められないんですもの。
先ほど「自分との分離」という話をしましたが、分離している時にこんなことが起こりやすいんです。
・自分が自分を見捨てる
・私の事なんてどうだっていい、という扱いを自分に対して行う
・自分の大切な何かを切り捨てる
ゆんさん、自分の事を見捨てるような気持ちを持っていませんか??
自分に対して「淋しい思いをさせてゴメンネ」って言ってあげられますか?
彼との出会いがどのようなものかは分からないのですが、淋しさを抱えている時に彼に出会ったり、淋しかった時に彼に淋しさを埋めてもらったように感じると、彼が特別な存在のように感じてしまいます。
彼はゆんさんがこんなにも哀しいと訴えているのに「面倒くさい話や大事な話」からは逃げるんですよね??
だとしたら、彼は特別だったのではなく「たまたま淋しさを埋めてくれたから特別に見える」だけなのかもしれません。
> 彼としたら、楽しくないと会う意味ない、と言うし、頭ではその通りだと思っても、自分は本当は楽しめない、満たされない気持ちばかり感じます。
ゆんさん、もしかしたら心の奥でこんな風に叫んでいませんか?
私の本音を分かってくれる人なんていない!!!
私の淋しさに誰も寄り添ってくれない!!
大好きな彼に分かってもらいたいのに、拒絶されて、ますます孤独感を強めてゆんさんの事を追い込んでしまっているように見えて、とても胸が痛いです。
ゆんさん、淋しさを感じている時はちゃんと優しくしてもらう事が大事です。
ゆんさんの周りに、味方になってくれるお友達や泣きごとを言える信頼できる人はいませんか??
もしも甘えられる場所があるのならば、ゆんさんにとってピンチなんですから、おおいに甘えて助けてもらってください。
もしも吐き出せる場所がなければカウンセリングを利用してもいいですし、私で良ければ下の「お悩み相談」ボタンからゆんさんの気持ちを吐き出してもらえれば、また気持ちに寄り添って、心の傷に絆創膏を貼るお手伝いをさせてもらいます。
> 楽しもう、とか、幸せになりたい、とか、前向きな言葉を聞いても遠い世界のことのように感じたり抵抗を感じます。
> 自分をかわいそうがってるのかもしれません。
哀しい時・淋しい時に「イエーイ!幸せになるぜーーー!!」なんてとてもじゃないけれど思えません。
幸せって何だろう?どうやったらなれるのだろう?
そう思ってしまうほど遠いものになってしまうのは当然です。
自分をかわいそうがってあげていいじゃないですか!!!
かわいそうな自分を見つけてあげて、これからそのかわいそうなゆんさんを助けてあげませんか???
幸せが遠く感じられたり、自分には届かないように感じる程に身動きが取れなくなっている時は、良くいわれる人生の谷底に落ち込んでいる時。
だとしたら後は谷底で力を蓄えて、また少しずつ自分の幸せを許可して進むための道を切り開ける場所にいる、という事でもあります。
今は抵抗があるのですから、それはいわば「力がないのだから歩き出すための休息を取る時間」です。
ゆんさんはご存知かどうか…ですが、RPGゲームなどで勇者が魔物と戦い傷を負って生命パワーが弱くなってくると、きちんと宿にお金を払って宿泊して休んで力を回復させるように、動きたくない・動けない時は力を蓄えている時です。
今のゆんさんに出来る事は、
かわいそうな私を一人ぼっちにしない事です。
もしも目の前で一人ぼっちで淋しいと泣いているお友達がいたら、ゆんさんはどうしますか?
話を聞くよ!!まずはあったかいものを飲もうか?
遠慮しないでね、何でも話して。
そう言ってお友達が元気になるまで、何度だって寄り添い、味方になり、励まし、助けてあげようとしませんか???
お気付きかもしれませんが、これと同じ事をゆんさんがゆんさんにしてあげる事が、かわいそうな私に寄り添う優しいやり方だと思います。
いっぱい一人ぼっちにしてきてしまって、心に大きな穴があいて、何を取りこんでも、外からの愛を探して埋めようとしてもこぼれていき、少しも満たされなかったゆんさんのことを、これからは大事に・大切に扱ってあげて、淋しい時には沢山声をかけてあげて、心の声に耳を傾けてあげて、自分で自分を抱きしめたり、一緒に泣いたり、怒りがあれば一緒に怒って、面白い事があれば一緒に笑って、いっぱいゆんさんの事を見つめて寄り添ってあげてください。
私も身動きできない時に、出来るだけ自分に優しくする事、自分を大切にする事を続けました。
お風呂に入って自分の体を洗う時、お気に入りの香りのボディーソープを泡立てて、柔らかい泡で優しく自分を洗いながら
今までホントにゴメンネ
と自分に言ってあげたら、ホトホトと涙が溢れ、自分をどれだけないがしろにしてきたかを痛感したこともありました。
トキメキも感じられない?
何を欲しがっているのかも分からない??
そんな風に感じているゆんさんは「自分の感情」をどこかに置き去りにしてしまっているのかもしれません。
もしかしたらそれは、強烈な淋しさを感じたくないから、その淋しさを感じないようにと抑圧する事をしたのかもしれません。
私たちの感情は、何か一つだけを押し殺す事は出来ません。
淋しさという感情を忌み嫌い、それを封印しようとすると、同時に他の感情である「楽しい」「嬉しい」なども感じなくなっていってしまいます。
感じれなくなってしまった自分の気持ちを感じるために、ぜひ、やって見て欲しい事があります。それは
自分のやりたい事を全部叶えてあげる大作戦です。
といっても大層な事をする必要はありません。
日常生活の一つ一つに対して、ゆんさんがゆんさんに質問してあげて、どうしたいかという答えが出てきたら、それを可能な限り叶えてあげてください。
例えば、朝ご飯は何食べたい?と朝起きた自分に聞いてあげてください。
パンがいいのでしょうか?ご飯がいいのでしょうか??
感情を切ってしまって感じないようにしている時には、食べたいものすら思い浮かばない事もあると思いますが、分からなくてもいいので、毎日聞いてあげてください。
そして、食べたいものをゆんさんが伝えてくれたら、それをゆんさんに食べさせてあげてください。
もしも食べたいものが今、家になくて買いに行けないのであれば
「ゆんちゃん、食べたいものを教えてくれてありがとう。残念なんだけれど今はそれがないから叶えられないけれど、明日はそれを準備してあげるね!」と言うように自分にちゃんと言ってあげて、安心させてあげてください。
この他にも、喉が乾いたら何を飲みたいのか??
出かけたいのか、それとも家で休みたいのか??
お風呂がいいのか、シャワーがいいのか?
何を着たいのか?
とにかく些細な事程、沢山ゆんさんに「どうしたい?」と問いかけて、答えをもらって叶えてあげてください。
コレは実際に私がやった事で、時間は多少かかりましたが、自分が感情を取り戻して「私は何をしたいのか?」「私は何が欲しいのか?」を自分で探せるようになった技なので、是非ともオススメします。
私は感情を長い間切ってしまっていて、スーパーマーケットにお夕飯の買い物に行って、食べたいものが思い浮かばずに泣いたこともあるくらい、何をしたいのか?何が私を喜ばせるのか?が分からなくなっていましたが、ひたすら自分に優しい声をかけて大切にする事と合わせて、自分への問いかけと約束を守る事で、自分の気持ちを少しずつ取り戻すことが出来るようになりました。
そしてもう一つのオススメが、
考えずに感じる時間を持つ
という事。
1日の中で1分位、ただただボーッと空を見上げて「あぁ、今日は爽やかに晴れているなぁ」とか、風を受けて「あぁ、生温かいなぁ」と感じる、を続けて見てください。
ただただ「感じる」レッスンを続けると、心が「感じる」を思い出して、自分の感情を感じやすくなれます。
結局のところ、孤独を癒し淋しさを解放し、大きな穴を埋めるのは「自分」にしかできないので、自己肯定感を上げて自分を大切にして、自分を大事にしましょう!ということにはなるのですが
いきなりそう言われても、そこまで心がついてこれませんもの、ね。(過去の私もそうでしたから)
まずは、かわいそうなゆんさんをとことんかわいそうがってあげて共感してあげてください。
共感した上で出てきた様々な思いや、抱えきれないものがあれば、またココロノマルシェをご利用いただいてもいいですし、私にそっと話してもらってもいいですので、一人ぼっちで何とかしようとせずに、もしもよければ頼って・甘えてみてくださいね。
きっと、頼った時に「独りじゃないよ」「ゆんさんは愛されいいんだよ」というのを感じる事ができる…と思いますので、遠慮せずにお悩み相談してくださいね。
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ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡
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ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。