【ココロノマルシェ】私の音楽は誰かに届くのだろうか、私は音楽を続けられるのか、音楽に集中できるのか、ずっと悩んでいます。
5月になると、毎年スタートするのが「フィラリア予防」。
蚊を媒介にいて心臓に巣食う寄生虫の予防なのですが、犬だけではなくネコもフィラリアにかかることがあるそうなので、毎年予防をしています。
仁くん(犬)は錠剤のお薬を一粒経口摂取。
ギンちゃん(猫)は首と肩甲骨の間の舐めれない場所にプシュッとする液体のお薬。(これは他の虫の予防も兼ねているそうです)
ギンちゃんは「家ネコ」で外に自由な外出はしませんが、私と一緒に車に乗ってお出かけしたり実家へ行ったりするので『万が一』があったら嫌なので、予防薬をしています。
5月から始めて10月まで。
また今年も夏がきたなぁ、と2回目の投薬をしてしみじみ感じています。
犬猫の夏の風物詩情報を勝手にお届けした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
私は大学を卒業してからもバンドを続けていたのですが今年の3月に解散してしまいました。
これまでもいくつもバンドを解散してきたのでもうバンドはやらなくてもいいな、という気持ちでいます。
24という歳でまた0から人間関係を築くのも大変だしまた解散してしまったらどうしようという不安を抱えながら音楽に向き合うのは本当に辛いので。
友人が就職していく中それでも音楽を手放せなかった私は1人で曲を作って動画サイトに上げています。全員に届かなくてもたった1人に届いたなら…と思いながら作っている一方で一曲だけでバズっている人を見たりすると「どうして自分は」と思ってしまいます。
他人の目は気にしないと言い聞かせながら、作っても作ってもさほど伸びない再生回数、張り合いのなさに落ち込んでしまいます。音楽で稼ぎたいとは思っていません。
本当にただ好きでやっているので。ただこのままバイトと音楽の生活を続けたいとも思えなくて…音楽をやめる選択肢はないのですが今後どうしたら私の音楽は誰かに届くのだろうか、私は音楽を続けられるのか、音楽に集中できるのか、ずっと悩んでいます。
相談者:ねんさん
ねんさん、こんにちは。
音楽が趣味でバンドを組んで楽しまれていたなんて、かっこいいですね!
私は音符が読めなくて、音楽を趣味にできる人にただただ「すごい!かっこいい!」という憧れがあります。
> 私は大学を卒業してからもバンドを続けていたのですが今年の3月に解散してしまいました。
>
これまでもいくつもバンドを解散してきたのでもうバンドはやらなくてもいいな、という気持ちでいます。
バンド活動を解散されたとありましたが、他の人と音楽を一緒にやっていく事に少し疲れたり悩んだり…という事もあったのでしょうか?
私は音楽については無知なので見当違いかもしれませんが、きっとそれぞれに音楽が好きで「自分の目指す音楽」があると、人数が集まるバンドの中では「せっかくやりたい音楽があって集まった仲間」であっても、意見や方向性の違いというのもあるのかもしれませんものね。
音楽以外の部分で、もしかしたらねんさんはちょっと疲れてしまったのかな??と感じたので、ちょっとだけ触れてしまいました。
ココロノマルシェに寄せてくれたお悩みのタイトルが【どうしたら笑えるでしょう】というものでしたが、ねんさんが今一番苦しいことは何でしょうか?
大好きな音楽のことを心から楽しいと思えない事ですか?
大好きな音楽をたくさんの人に届けたいという思いが自分を苦しめていて、純粋に音楽に向き合えない自分を責めているのでしょうか?
ねんさんにとって「どんな状況」になることが、ねんさんを安心させて笑顔になれる状況なのでしょうか?
ねんさんが笑えなくなってしまうくらい真剣に、本気で大事なものが「音楽」なのではないのでしょうか??
それくらい大事な趣味・好きな事があるって素敵ですね!!
> 友人が就職していく中それでも音楽を手放せなかった私は1人で曲を作って動画サイトに上げています。全員に届かなくてもたった1人に届いたなら…と思いながら作っている一方で一曲だけでバズっている人を見たりすると「どうして自分は」と思ってしまいます。
> 他人の目は気にしないと言い聞かせながら、作っても作ってもさほど伸びない再生回数、張り合いのなさに落ち込んでしまいます。音楽で稼ぎたいとは思っていません。
ねんさんは作曲することもできるんですね!!!
本当にすごい!!!
音楽を自分で生み出すという才能が全くない私は、ただただ「すごいなぁ」とお悩みを読ませてもらって感じました。
ねんさん、お気付きでしょうか?
私は音楽が全く出来ないから、ねんさんが感じているような「一曲だけでバズる人への羨ましい嫉妬に近い感情」というのは感じられず、ただすごいなぁと感心するばっかりなんです。
嫉妬の感情は「自分にはそれができると自分がちゃんと分かっているから」湧くものだと言われています。
私も過去に嫉妬に関することを自分のブログで書かせてもらったことがあるのですが、その中でフィギアスケートの「羽生 結弦選手」の事を例に出させてもらいました。
冬のオリンピックでケガの後のプレッシャーのある中で鳥肌が立ってしまうくらい美しいスケートを見せてくれた羽生選手。
ねんさんはご覧になっていましたか??
そして、完璧なまでに美しいスケートを披露してくれた羽生選手を見て
なんで羽生君ばっかりがうまくスケートを滑れるの?!
と思ったでしょうか??
うわぁ、すごいなぁ、とたただた感動したりびっくりしたのではないでしょうか。
なんで嫉妬しなかったかと言えば、それは「私には絶対無理」だと自分が知っているからです。
対して、羽生君と同じようにオリンピックを目指せる力がある選手であれば、羽生君のゴールドメダルを見て「賞賛の気持ちと嫉妬の気持ち」を同時に抱いているかもしれません。
本当にきっと、同じくらい努力し練習し、その差もわずかなのに、かたやゴールドメダルで自分はそれを取れなかった。
そこで感じる嫉妬の気持ちはとても大きいのだと思います。
> 一曲だけでバズっている人を見たりすると「どうして自分は」と思ってしまいます。
こう思えるというくらい、ねんさんは音楽を大事にしていて、大好きで、自分が作った音楽を届けたいという大きな思いがあるという事なんだと思うんです。
それって本当に素敵な事ではないでしょうか???
少なくとも、私から見たら「すごくかっこいいなぁ」「こんなに大事なものがあるって素敵だなぁ」と思えます。
師匠である根本さんの紹介でコンサルを受けることができた「崎本 正俊さん(さっきーさん)」という方がいるのですが、嫉妬や落ち込むことに関して、こんな言葉を書かれていました。
とっても分かりやすくて「そうだよなー」とクスッと笑える言葉だったのでご紹介します。
落ち込めるってことは
自分はできるって思ってるからやねん
だって
ラーメン5キロ食べられへんかっても落ち込めへんやん
大食いチャンピオンちゃうかったら
アメリカ大統領になれへんかっても
落ち込まへんやん
日本人やし
そんなもんよ
人生もっと気軽にいこう
ものすごく楽しなるから
あの人は1曲でバズるなんて…
たった1人に届いたなら…と思いながら作っているのに、ちゃんと届いているか手応えもないし…
と、落ち込めるという事はねんさんが「私はできる」ってちゃんと思えているという証拠ですものね!!
自分の中にある大事なもの、音楽を作曲できる凄すぎる能力があること、ちゃんと自分が自分自身にある能力を「分かっている」という事を、まずは褒めてあげませんか?
嫉妬してしまうくらい、落ち込んでしまうくらい好きなものがあるって素敵な事です。
趣味が持てない、好きなことが分からないと嘆いている人もたくさんいます。
実は私も、自分の好きなことが分からずに過去にうーんと悩んでいました。
好きなことがあってもなくても悩むのが人間なのだとしたら、悩んじゃう自分もしょうがないよね、とどうか小さく自分に対して笑ってあげられますように。
> 全員に届かなくてもたった1人に届いたなら…と思いながら作っている
ねんさんが作る音楽って、どんな音楽なのでしょう??
ねんさんの音楽が届いて欲しいと思う「たった一人」のファンの人は、どんな人をイメージしているのでしょうか?
ねんさんの音楽の一番のファンは、きっと「ねんさん」だと思うんです。
自分が聞きたい音楽を自分が作り出せる才能があるんですもの!!
だとしたら、その一番身近なファンであるねんさんが、ねんさんの音楽を聴いて楽しめていますか??
> 他人の目は気にしないと言い聞かせながら、作っても作ってもさほど伸びない再生回数、張り合いのなさに落ち込んでしまいます。
ねんさんは「私の音楽は周りに届いて欲しい」という願いがあるのですから、それが叶っていない今はもどかしい気持ちになるのは仕方のない事ですよね。
他人の目や評価が欲しいのではなく、たくさんの人に届けたい・聞いてもらいたいという思いがあるんですもの。
再生回数が伸びなくて落ち込んじゃう自分に、ねんさんはどんな言葉をかけてあげたいですか??
くーーー!!
この曲、サビの部分が胸にぐっとくるのに、なんで聞いてもらえないんだろうね???
聞けばみんな好きになる曲なのにねーーー。
あー、もどかしいね。私はこの曲の事、大好きだから悔しい気持ちが分かるよ。
そんな風に一緒に悔しがってあげませんか?
ねんさんの音楽の一番の理解者であり一番のファンであるねんさんが、届かない事へのもどかしさを誰よりも一番わかってあげていますものね。
ねんさんの届けたい曲の、どこがどんな風に自信作で、どんな気持ちになって周りの人に聞いてももらいたいのでしょうか?
ねんさんが思う気持ちを一番近くで応援してくれているねんさんにいっぱい吐き出して「うんうん、分かるよ!!」と聞いてもらって、いっぱい応援してもらいましょう。
ねんさんが感じてしまうモヤモヤを否定するのではなく、ねんさんがそれを受け入れて肯定してあげてみてください。
自分の一番のファンなんだ!って、心の中で公言しちゃいませんか?
私がお弟子さんになったときに、講座の中で「誰かに届けたいその【誰か】を具体的にイメージすること」という事を言われました。
ねんさんが「たった一人の人」に届けばいいと思って作るその音楽は、どんな人に届けたい音楽でしょうか??
具体的にイメージすることも、その人に向けて音を紡げる「やりがい」につながると思うので、モチベーション維持に役立つと思い書かせてもらいました。
そして、ねんさんが大好きで大事な音楽であったとしても、もしも今「音楽を奏でることに疲れている」と感じているのであれば、少しお休みをするのも大事だと思っています。
どんなに大好きなものであっても、それがしんどい・重たい・苦しいと感じるのであれば、疲れてしまっているというサインですものね。
疲れた時は、休憩するのが大事です。
RPGゲームでも、疲労困憊でHPがなくなりそうなときは、頑張って旅を続けるのではなく「宿に泊まって休息して」元気を回復させますよね。
それと同じで、音楽に対して「ちょっと息切れしてしまっているな」と感じて笑えないのであれば、音楽以外で自分をリラックスさせたり寛がせたりすることをたくさん自分に許可してあげて、充電する時間を持つことも「大事な音楽を大好きでいるため」にできる優しい方法かもしれません。
例えばねんさんが「毎日でも餃子を食べて飽きない!!」というくらい餃子が大好きだと公言していても、毎日毎日、それを食べ続けていたらある日ちょっと別のものを食べたくなるように、いくら大好きでもちょっとしんどいと感じるこがあってもおかしくも何ともありません。
餃子がちょっと飽きたら、別のものを食べて餃子を食べるのをしばし休んだとしても、また餃子を食べたくなったら好きなだけ食べるように、音楽に対してちょっといまは「嫌いになってしまうんじゃないのかな?」と思うくらいいっぱいになっていたら、またやりたくなるまで休憩してもいいですよね。
> 本当にただ好きでやっているので。ただこのままバイトと音楽の生活を続けたいとも思えなくて…音楽をやめる選択肢はないのですが今後どうしたら私の音楽は誰かに届くのだろうか、私は音楽を続けられるのか、音楽に集中できるのか、ずっと悩んでいます。
「本当にただ好きでやっている」と言える好きなことがあるって本当に素敵です。
ちょっと話が行ったり来たりしてしまいますが、先ほど「ねんさんがねんさんの一番のファンでいてあげること」でねんさんのことを理解し、寄り添い、ねんさんの音楽を愛し続けてあげられたら、一番のファンであるねんさんが喜ぶ音楽を楽しんで作れるのではないかな?と思ってお返事を書かせてもらいました。
そして最後に、私も大好きな素敵な言葉をねんさんに届けます。
ねえムーミン、友だちが、いちばん好きなことをしながら生きていけるようになるって、すてきなことじゃない?
(ムーミンママの言葉)
僕のことを好きじゃない誰かさんのことでくよくよする時間はないんだ。
僕は、僕を大好きでいてくれる人を大好きでいるのに忙しすぎるから。
(スヌーピーの言葉)
ねんさんがご自身の音楽の一番のファンを公言しちゃえるくらい自分の事を大切に好きになってあげて「親友」になってあげられたら、きっとムーミンママの言うような「一番好きな事をしながら友達が生きていけるように」と自分を応援してあげられて、スヌーピーのように「自分の事を大好きな人を喜ばせ・大好きでいるために音楽を奏でる事で忙しすぎる」くらいになれちゃうと思いませんか??
疲れたら少し休んで、また音楽を自分のために微笑みながら作れるように。
すてきな才能があるねんさんの「好きな事」がまた楽しめるようにと祈りを込めて。
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私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。