【ココロノマルシェ】離婚の話はなかったかのように感じられていたところで夫婦カウンセリングの件について相談されました。
仁くんがうっとりとガン見している視線の先は「おはじきだ」と思ってしまうけれど、なんと飴なんです!!
先日、カウンセラー仲間のサトヒちゃんが「瞑想風呂」をプレゼントしてくれた際に一緒にいただいた雅な小箱の中に入っていた、おはじきキャンディ。
和を感じるお菓子って、美しいものがたくさんありますよね!
こんなにキレイなキャンディだったら、外国の人へプレゼントしたら喜んでもらえそうですよね~。
あ、日本人の私でもテンション上がりましたから、国を問わずもらったら嬉しいのか…てへっ。
職場で仕事の合間に食べましたが、水あめが固まったような素朴な甘さがとってもおいしかったです。
かわいくてセンスのいいいただきものを見せびらかした(?)後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
結婚して5年経ちます。結婚して1年後に、夫の借金を私が罵倒しながらも返済、そこから夫の不倫、夫との子どもを中絶、など色々なことがありました。
最近では私の両親が、子どものことを考えないなら別れてほしいと夫に言ったことで関係が悪化したところもありましたが、2人で予定していた旅行には無事に行くことができ、とても楽しい時間を過ごすことができていました。
日常生活も落ち着いてきていて、離婚の話はなかったかのように感じられていたところだったのですが、昨日外食を一緒にしていたところ、夫婦カウンセリングの件についてどうするかを相談されました。
私は一瞬で嫌な感情が湧き上がり、それが顔に表れてしまったようで、夫婦カウンセリングを受けたいって言ってたのはそっちじゃないの?と言われてしまいました。
私はまだその話が終わったわけじゃないんだ…と毎度のことながら苦しくなってしまいました。
夫は自分がしてきたことに対して罪悪感を感じているからこそ、自分勝手な離婚はできないだろうと踏んで、一見私が納得のいくようにカウンセリングでもなんでも受けて、でも結論の別れるということに対しては何も変える気はないのだと感じてしまいました。
私はやっぱり離婚するしかないのでしょうか?
この話をされるたびに苦しい気持ちなり、その度にもう別れるしかないかなと思いながらも踏み切れない自分がいます。
何年もこのやりとりを続けてきても、自分の気持ちは何も変わらない。
相手も同じ状況なのか…?私にできることは別れることだけなのでしょうか?
相談者:necoさん
necoさん、こんにちは。
お悩みを読ませていただいた中で「ご主人に対するnecoさんの気持ち」というのがハッキリ書かれていなかったので憶測…になってしまいますが、ご夫婦での時間に色々あったとしてもnecoさんはご主人の事を大切に思い、離婚ではなく一緒に歩いていく道を探していらっしゃるからこそ、ご主人からの申し出に苦しまれているんですよね。
> 私はやっぱり離婚するしかないのでしょうか?
> この話をされるたびに苦しい気持ちなり、その度にもう別れるしかないかなと思いながらも踏み切れない自分がいます。
necoさんの「本当の気持ち」「今の私の願い」って何でしょうか?
するしかないのか?と聞かれているという事は、言い換えると「本当は離婚せずにいたい」と思っているんですよね??
踏み切れないのも、本当は「ご主人と一緒に夫婦としてやっていきたいから踏み切らない」という事だと思うんです。
問題が起きてそれに立ち向かう時に「今の私はどうしたいんだろう?」と自分の気持ちを聞いてあげるのはとっても大事な事です。
相手がどうこう…という思考のお喋りは無視して、一番大切な「私の声」をまず聴いてあげてください。
その上でどんなことが出来るかを考え・行動していく事になりますが、道の途中途中で「今の気持ち」に変化が起きたら、またその時にやり方を考えればいいですし、それが最初に思っていたのとは違う選択肢であっても、何も問題なんてないんです。
少しだけ私の話をさせてください。
私は今、離婚をして独りで暮らしています。(動物と暮らしていますが、彼もおらずシングル女性として生きています)
私は旦那さんだった人から離婚したいと申し出があってから離婚するまでに、長い時間「離婚したくない」と執着し・苦しみ・手放せずにいました。
夫婦問題を解決するためのセミナーにも参加しましたし、その時は「離婚は絶対にしたくない!!」と解決の道を探していました。
私は自分の「離婚したくない」という気持ちを大事にしました。
すでに彼には新しい家族が出来ていて、周りの人からは「なぜ離婚に応じないんだろう」「どう頑張っても無理なはずなのに」と思われていたとしても、それでも自分がどうしたいのか?というのを大事にして、自分でちゃんと結論を出せるまで自分の味方でいようと決めました。
そして「私が私の味方になり、気持を一番に考える」と決めた事と、私の幸せを考える事が出来るようになったことで、あんなに離婚しないと決めていたのに
離婚しようと「自分で」決める事が出来ました。
最初に「こうしたい」と決めた事とは真逆の選択ですので、人から見たら時間を無駄にしたような遠回りに見えるかもしれませんが、私は「迷った時間があったから」前に進めたと思っています。
離婚を受け入れる・受け入れずに歩み寄る道を選ぶ、どちらでもいいんです。
大事なのはnecoさんが「自分の気持ちを無視せずに、自分が決める」という事。
だって、necoさんの人生ですもの。
他の人が代わりに生きてくれるのではなく、necoさんがご自身を生きるのですもの。
だから、自分の気持ちは「今」どうなのかな?というのを大事にしてあげてください。
そしてもう一つ大事な事は
気持は変化するものであって、変わったっていいんだよ。
その時々で迷子になってもいいから、私の声を聞く事が大事なんだよ。
という事。
先に少し私の話しをさせてもらいましたが、最初に思っていた事と真逆の選択となりましたが、それでも全然いいんです。
どんな選択でもよくて、大事なのは「necoさんが笑って幸せを感じられる事」なんです。
> 日常生活も落ち着いてきていて、離婚の話はなかったかのように感じられていたところだったのですが、昨日外食を一緒にしていたところ、夫婦カウンセリングの件についてどうするかを相談されました。
夫婦カウンセリングを受けようと話しをした過去の背景が分からないのですが、きっと「夫婦カウンセリング」の言葉を聞いた時に、離婚をしたいと言っていた当時のご主人との関係がブワーッと蘇ってきて重苦しい気持ちでいっぱいになられたのだろうと思います。
楽しみにしていた旅行へ行ったり、なんとなく二人でまた歩み寄っていたと思ったのに…と、足元からガラガラと崩れるような悲しい気持ちでしたよね。
一瞬で過去に連れ戻されたように感じ、徒労感も大きく、どーっと疲れも湧いたのではないでしょうか?
> 私は一瞬で嫌な感情が湧き上がり、それが顔に表れてしまったようで、夫婦カウンセリングを受けたいって言ってたのはそっちじゃないの?と言われてしまいました。
背景が分からない中での発言なので違っていたらゴメンナサイ…なのですが、離婚の問題が起きた際に「夫婦カウンセリングを受けたい」とnecoさんが申し出たのは
夫婦仲を良くしたいから
ではないのでしょうか??
ご主人に対して「離婚するために夫婦カウンセリングを受けよう!」と提案したわけではきっとないと思います。
離婚を進めるならば、調停なり裁判なり、弁護士さんなどへの相談をしますものね。
カウンセリング = 良くなりたい、歩み寄る道を探したい
という事で提案したのではないのでしょうか?
そしてご主人もそう思っているのではありませんか??
夫婦問題というのは「よし!和解だ!!明日からまたラブラブでやっていこう!!」というような目に見えるハッキリした解決の形はなく、本当に少しずつ日を重ねながらお互いに歩み寄り、関係性が落ち着いた…?よね??と手探りな状況が続きます。
離婚したいと言った側と言われた側では、気持ちも違いますものね。
言われた側は「本当はどう思っているんだろう?」と不安を抱えながらも、怖くて大事な事を聞けない事も多いと思います。(私は怖くて聞けなかったです。)
ご主人は借金や浮気や中絶、necoさんのご両親に対して、necoさんには言わなくとも「罪悪感」を抱えているのであれば、これまた嫌われる恐れや傷つける事への不安から「本当に大事な事」を話すことを避けてしまいます。
身近な存在で、お互いに話しをしなくてはいけないと思っているにもかかわらず「怖い」「不安」とnecoさんもご主人も「本音」を伝えてきていないのかもしれませんよね。
necoさんが思っている気持ちは、ご主人にどれくらい伝わっているのでしょうか??
離婚ではなく一緒に夫婦としてやり直していきたいと願っていて、今でもこんなに迷っている事、ご主人は知っているのでしょうか??
夫婦カウンセリングを受けたいと言ったご主人は、カウンセリングをしたら離婚しようね!と言ったのでしょうか??
> カウンセリングでもなんでも受けて、でも結論の別れるということに対しては何も変える気はないのだと感じてしまいました。
過去の苦しかった気持ちが蘇り支配される中で、necoさんが「想像した」事なんですよね。
何も変える気がないのかどうか、本当のところはご主人にしか分からない事を想像して、一人で苦しんでしまっているのではないでしょうか?
> 何年もこのやりとりを続けてきても、自分の気持ちは何も変わらない。
> 相手も同じ状況なのか…?私にできることは別れることだけなのでしょうか?
あなたのために、あなたが喜ぶんだったら離婚してあげる。
これがあなたに私がしてあげられる最後の事だから。
necoさんはこんな風に笑って言えそうですか?
いやーーー!ちがうーーー!!って悶えませんでしたか?
自分の気持ちに素直になる事が、一番最初です。
そして、その自分の気持ちをご主人に届けてみませんか?
相手がどう思うかはまた別の問題です。
私は離婚したくないからあなたも「うん」って言ってよ!というように相手をコントロールする話ではなく、私がどう思っているのか気持ちを伝える事が出来ると、きっとnecoさんの心はスーッと軽くなれると思います。
私が過去に夫婦問題のセミナーに参加したときに印象的だった言葉があります。
それは『分かっているはずは分かっていない事が多い。伝わっているはずは伝わっていない事がほどんど。』という言葉でした。
necoさん、ちゃんとご自分の気持ち・希望をご主人に伝えられていますか??
・私は離婚したくないんだよ
・寂しい
・不安で怖くて問題について聞けずにいたんだよ
・私はあなたの事が大好きなんだよ
もしも伝えていなかったのだとしたら、necoさんのご主人はこの気持ちに気付けていないのかもしれせん。
当たり前な事だけれど、伝えなければ伝わりませんものね。
パートナーは鏡と言われています。
夫婦は同じパターン(行動パターン・思考パターン)で悩むとも言われています。
> 相手も同じ状況なのか…?私にできることは別れることだけなのでしょうか?
俺に出来ることはnecoさんと別れて自由にしてあげる事だけなのかもしれない…と、ご主人が考えてカウンセリングを受けないか?と言っているとしたら、necoさんはどんな気持ちになりますか?
お互いに「私に出来ることは」と自分の気持ちを隠してしまって擦れ違うなんて、悲しいですよね。
以心伝心であればいいけれど、自分の気持ちですら時々見失う私たちが人の気持ちを100%理解するなんて、到底無理ですものね。
> 私にできることは別れることだけなのでしょうか?
別れを受け入れる覚悟を持てるのであれば、その前に「私の気持ち」をご主人に届ける事は出来ませんか??
それに対してご主人がどう答えるか、答えをもらってからまた考えたっていいと思うんです。
もしかしたら思ってもいない返事にホッとするかもしれませんし、悲しい気持ちになるかもしれませんし、こればかりは分からない事だけれど、別れるしかないと思ってるのならば、その前に伝えておきたい事があるのではないでしょうか?
夫婦カウンセリングを利用するのも、二人を近付ける・気持ちを届け合える場になるのかもしれませんよね!
二人だけで解決する事が怖かったり、気持を伝えたくても勇気が出せなかったら、第三者の力を借りてもいいんです。
necoさんが今すぐ気持ちを伝えられなかったとしても、伝えたい本音を「ご主人に渡さない手紙」にして書き出してみるのもいいかもしれませんね。
何度か手紙を推敲するうちに、伝えたい気持ち・届けたい思いがクッキリしてきたら、それを直接伝えてもいいですし、夫婦カウンセリングの場を使って届けてもいいですものね!
ご主人の気持ちはあの頃から何も変わっていないのかもしれない…と想像すると悲しくなりますし不安もいっぱいになりますが、本当かどうかわからない事で自分を虐めすぎないであげてくださいね。
necoさんがどうしたいのか?というのを決めると、出来る事・やれる事は見えてきますし戦略(?)も立てられますから、急がなくていいので、想像して悲しい気持ちになっちゃった自分を抱きしめて癒してあげながら、necoさんが選びたい未来を考えてあげて見て下さいね。
不安な時は暖かくすると気持ちが少し楽になりますので、暖かいお茶を飲んだりお風呂で体を伸ばしたり、ブランケットに包まったりして、どうぞご自身の事を暖かく守ってあげください。
不安な時ほど急いで答えを探そうとしてしまいますが、夫婦問題は少し長期戦で構えてあげてくださいね!!
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ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡
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ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。