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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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【お悩み相談】9才になるポメラニアンがいますが、あまりかまってあげられなかった罪悪感や、ペットロスへの不安が渦巻いています。

四角いパンをいっぱい食べるんでちね~

私はあまり食に通じていないのですが、最近「生食パン」というのが流行しているようですね…
っていうか、多分もう全然流行も下火よ!という感じなのかもしれませんが、専門店ではないお店でも「生食パン」を目にするようになったので買ってみました。

クロワッサン生地の食パン(焼くとおいしいタイプ)/チョコの生食パン(このままおいしいタイプ)

小さい食パンタイプで売られていた2種のパン(1つは生食パンじゃないですが…)を買ってみたのですが、生の方はふわふわ、クロワッサン生地の方はカリッとしながら油っぽく(クロワッサンの醍醐味)どちらもおいしいパンでした。

パン屋さんにいくと、ついついあれもこれも買いたくなってしまいますが、なんでパンってあんなにおいしそうに誘惑してくるんでしょうね…
最近食べたパンについてのどうでもいい話をした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)お悩み相談をしたいと思います。

マミコさん、お久し振りです。
9月にカウンセリング体験会でお世話になりましたMです。ブログでも有難いお言葉をいただき本当にありがとうございました。お陰様で本当に少しずつですが前に進んでいる気がします!次回マミコさんにお会いできる日までには良い報告ができるようにゆるーく頑張ります♪

今回はペットのことについてご相談させたください。
我が家には9才になるポメラニアンがいますが、2年程前から病気で毎日薬を飲んでいて、つい先日の検査でも数値が悪く、さらに強い薬を飲むことになってしまいました。
この1年間、辛いときに癒してくれて、いつもニコニコ笑ってくれて(実際は、おやつほしい~、お散歩いきたい~、おなかなでて~、のニコニコアピールですが…笑)、私にとっては大切な家族でありイチバンの宝物であるこの子が、いつかいなくなってしまうことへの不安や恐怖心がフラッシュバックしてしまいました。
私は小さい頃から犬と一緒に過ごしてきました。でも、外で飼っていたことできっと寂しい思いをさせてしまったこと、なかなかかまってあげられなかったこと、私が海外旅行中に死んでしまったことに対して、もう十数年経った今でも罪悪感が拭えません。死んでしまった後には心にぽっかりと穴があいてしまいペットロスも経験しました。
今の子にも、あまり遊んであげられなかったりすると、本当にウチに来て幸せだったのかなぁ…と思ってしまうこともあります。もちろん、今を大切に、自分のできる限り一緒に幸せに過ごそうと思う一方で、今まであまりかまってあげられなかった罪悪感や、ペットロスへの不安が心の中を渦巻いてしまいます。
このような気持ちを少しでも和らげるように、これからどのように過ごしていけばよいのか、教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。
相談者:Mさん

Mさん、こんにちは。
カウンセリング体験会では私こそご一緒出来て嬉しかったです!
その後、少しずつ前に進まれているようで、頑張りすぎずに頑張っている(← やややこしい日本語)んだろうなぁ~と勝手にほほえましくニッコリさせてもらっちゃいました。

気分は波がありますから、良いときもあったり落ち込む日もあります。
どうぞ、どんなMさんにも「よしよし」と暖かく接してあげて、またふわっと愛らしい雰囲気そのままのMさんの笑顔に会える日を楽しみにしています♡

Mさんのお家にも「大切なご家族」のワンちゃんがいるんですね~。
ポメラニアンちゃん、きっとふわふわで愛くるしくってお人形さんみたいなんだろうなぁ~。

> 2年程前から病気で毎日薬を飲んでいて、つい先日の検査でも数値が悪く、さらに強い薬を飲むことになってしまいました。

なんと…
とても悲しい結果に気落ちされていらっしゃると思います。
2年間の投薬治療を飼い主さんであるMさんとポメラニアンちゃんの二人三脚で続けている中で、お薬を増やさなくてはいけない(病状が少し進行してしまっている)と知るのは飼い主さんであるMさんにとって、どれだけショックだったのでしょうか…

病気の進行についての事や今後の診療計画、投薬についてなど、先生と良く話をされてくださいね。

動物は小さく、私たちより駆け足で命を生きています。
それは頭の中では分かっているはずなのに、自分の側にいる愛らしい家族の命の長さを考えてしまう状況…となった時、私たちは深いグリーフ(悲嘆)を感じます。

ペットロスを過去に体験されたMさんですから、身をもって体験したその絶望や辛さを想うだけで苦しくなってしまわれるのは仕方のない事ですよね。
またあの悲しみを体験しなくてはいけないのか…と思うと、気も狂わんばかりにイヤーーーと言いたくなるほどの悲しみだと思います。

私も過去にいくつかの別れを経験しています。
そのどれもがやはりとても悲しく、しばらくは放心した日々を送りました。
この悲しみをどうやって癒せばいいのだろう?この絶望をどうやって乗り越えたらいいのだろう?と思っていた時に、ある獣医さんの書かれていたブログの言葉に救われました。

動物の寿命は人より短いです。
人より長いとそれも困るので、動物の死を看取るのは飼い主の役目です。
天寿を全うしてくれたと思います。
でもやはり、悲しい気持ちはいっぱいあります。
でも、それでいいのだと思います。
悲しい気持ちが一緒に暮らしてきた「証」なのだと思います。

すごく心に暖かく染みた言葉で、ノートにメモした言葉なので出典が分からなくなってしまったのですが、私は本当にこの言葉に救われました。

確かにお別れ・看取るという作業は悲しく辛いけれど、あの子たちを安心して旅立たせてあげられるのは飼い主である私の仕事で、私が先に逝ってしまったらあの子たちは困ってしまいます。
そして、それがもしも「天寿を全うする」という穏やかな別れであっても、悲しい気持ちになることは普通の事。
そして、悲しい気持ちは「一緒に暮らした証」なのだとしたら、辛いことだけれど愛する家族がいたからこそ感じる「暖かい痛み」なんだ、と。

悲しいのは、苦しいのは、それだけ大切で一緒に生きてきた「何よりの証」なんですものね。
それだけ大切で愛おしくてかけがえのない存在なんですものね。

> この1年間、辛いときに癒してくれて、いつもニコニコ笑ってくれて(実際は、おやつほしい~、お散歩いきたい~、おなかなでて~、のニコニコアピールですが…笑)、私にとっては大切な家族でありイチバンの宝物であるこの子が、いつかいなくなってしまうことへの不安や恐怖心がフラッシュバックしてしまいました。

そうですよね。考えるだけで悲しいし怖いし、不安で心細くなります。
Mさんが言っているように「大切な家族でありイチバンの宝物であるこの子」だから、こんなに不安になるんですものね。

先程少し「グリーフ(悲嘆)」という言葉を使いましたが、私たちは「喪失(別れ)」を経験したり予測すると、悲しみ、恋しさ、怒り、悔恨、愛おしさなどのさまざまな感情を抱きます。
そして時には、この感情から抜け出せずに長い間グリーフを抱えてしまう事もあります。

このグリーフ(悲嘆)というのは、別れた後で起きるだけではなく「別れを予測する」状態でも起きると言われています。
Mさんの大切な家族で「イチバンの宝物のポメラニアンちゃん」の病気が進んでしまった…というのはとても強いショックな出来事ですから、飼い主さんであるMさんにとってすでにグリーフを感じてしまう事があってもおかしくもなんともないんです。

だから、すでに不安で悲しくなる…という自分を責めたりしないでくださいね。
こんなに不安で悲しくなるくらい愛しているという事の表れなんだもんね、と震える自分に優しく声をかけてあげてください。

そして未来を予測して不安になっている時は、意識が「今・ココ」にいないので、大きく深呼吸して自分の足の裏に意識を集めるようにして、足の裏から順にゆっくりと足の指一本一本で床の感触を感じてみてください。
その間は大きく深呼吸を続けて、あぁ、親指に床の感触があるなぁ…というようにすることで意識を「今」へ戻してあげることができます。

そしてしっかりと「今」を感じることが出来たら、自分の肩や腕を優しくさすってあげながら「不安になっちゃったね。でも、今はその不安の中を生きていないから大丈夫だよ」と自分の心に優しく教えてあげて、ふーっと力を抜いてあげてください。

不安な時は体に力が入り強張ってしまいますから、暖かいブランケットや毛布で自分を包んで緩んでみたり、暖かい飲み物を飲むことも効果的です。
ふーっと力が抜けるような優しい音楽を聴いたり、心がリラックスできるアロマやキャンドルの炎を見てボーッとするのも助けになります。

Mさんは過去にペットロスを体験されている分だけ、未来を予測すると悲しさや不安で怖くなってしまうと思いますが、私たちは常に変化していける生き物で、その時にまた必ず「全く同じ痛み」を体験するとは限りませんから、私も不安に襲われたときは、自分で自分にこんな風に声がけをしています。

– – – – – – – – – – – – – – – –
やめやめ!!
今考えてもその時にならないと「痛みも不安も悲しみ」も同じものは分からないもんね。
それに、将来絶対悲しい気持ちを味わうんだとしたら、別に今から悲しんで苦しむ必要なんてないよね?
その時になって悲しめばいい!!!
そしてその時は、きっと耐えられないからあちこちに甘えて助けてもらおう。
その時の状況はまた今とは違うもんね。なった時に考えよう!!
– – – – – – – – – – – – – – – –

根本的な解決でもなんでもないんですが、問題は今起きていないのだから「先送りする」って宣言するようなイメージです。
また、不安が強かったりした時こそ、目の前の「最愛のかわいい家族」をギューッと抱きしめてその暖かさを感じたり、愛しさに包まれるようにしてニッコリするようにもしています。

今、目の前の家族は生きているんですものね!

> 私は小さい頃から犬と一緒に過ごしてきました。でも、外で飼っていたことできっと寂しい思いをさせてしまったこと、なかなかかまってあげられなかったこと、私が海外旅行中に死んでしまったことに対して、もう十数年経った今でも罪悪感が拭えません。死んでしまった後には心にぽっかりと穴があいてしまいペットロスも経験しました。

「喪失」の体験をすると、私たちは悲しみやそれを押し殺すための怒りを感じると同時に【自責の念】を持ちます。
死別体験のある人の9割以上がこの「もっとできたのではないか?」「こういう選択をせずにいたら苦しまなかったのではないか?」とやってあげなかったこと・やってあげた(延命等)事についても後悔を感じるそうです。

Mさんが感じた自分が「してあげられなかった事」への後悔は、考えればいくらでも湧いてくるものですものね。
亡くなった存在を愛していれば愛しているほど、その後悔は強いのかもしれません。
自分を責めて罪悪感を持つ程に、愛していたという事。
でもきっと、この自責の念から「過去にしてあげられなかった事」を完璧にはできなかったとしても、今、目の前にいるポメラニアンちゃんに「してあげたい事として」たくさん届けてあげているのではないでしょうか?
それもまた、先に虹の橋へ向かった愛犬が教えてくれた事ですよね。
完璧ではない飼い主に、愛の届け方・伝え方を教えていってくれたんです。

> 今の子にも、あまり遊んであげられなかったりすると、本当にウチに来て幸せだったのかなぁ…と思ってしまうこともあります。もちろん、今を大切に、自分のできる限り一緒に幸せに過ごそうと思う一方で、今まであまりかまってあげられなかった罪悪感や、ペットロスへの不安が心の中を渦巻いてしまいます。

愛しているたまらなく可愛い「最愛の家族」だからこそ、本当に幸せであって欲しいと願い、自分がそれを叶えられているか胸が痛くなります。

【辛いときに癒してくれて、いつもニコニコ笑ってくれて(実際は、おやつほしい〜、お散歩いきたい〜、おなかなでて〜、のニコニコアピールですが…笑) 】

きっと、この姿がポメラニアンちゃんの「幸せだよ」のサインではないでしょうか?
ポメラニアンちゃんはMさんの事をMさんと同じくらい大好きだから、辛い表情をしているのを察したら側にいて癒しを届けてくれて、Mさんを信頼して大好きで心地よいから「おやつちょうだい!」「お散歩いこう!」「なでてー!かまってー!」と素直にのびやかに甘えることが出来ているのではないでしょうか??

ポメラニアンちゃんが全身で「家族になれて幸せだよ♡」って言ってくれていると私には思えます。

Mさんも自分の大好きな人が側にいてくれて笑顔でいてくれたら、たとえちょっと忙しくて待つことがあったり、一緒に遊ぶ時間が短かったとしても、そのわずかであっても貴重な時間に「幸せだよー」「ありがとう♡」と存分に感じるのではないでしょうか??

私は動物の心を読めたり会話をしたりする能力がないので、これまた本当に私の考えでしかないのですが

どの子との出会いも「奇跡の出会い」であって、一緒に暮らす間に深い絆と強い愛で結ばれた「大切な家族」であるペットたちは、最初から最期まで私たちの事を愛してくれている、と心から信じています。

Mさん、ちょっとだけ想像してみてください。
Mさんが愛している人がいて、その人が不安そうにしていたり悲しい顔をしていたら、どんな気分になりますか?
どうしたのかな?大丈夫かな?と、愛する人を思って自分も苦しくなりますし心配しませんか?
愛する人にはできれば問題を抱えずに笑っていて欲しいし、できれば沢山触れ合いたいし、心配事なく伸びやかで穏やかでいて欲しいと願いませんか?

ポメラニアンちゃんもきっと、Mさんに対してそんな風に思っているはずです。

大好きなMさんが元気でいてくれて、笑っていて、一緒にいてくれて、いっぱい撫でてくれて、大好きなおやつをくれて、病因に行くときも一緒にいてくれて安心させてくれて、側に居れるだけで「十分幸せだよ」って思ってくれているはずです。
Mさんには、いっぱい笑っていて欲しいな!ってきっとその笑顔を見るだけで、Mさんが存在しているだけで尻尾がパタパタしちゃうんじゃないでしょうか?

私たちはいろいろと後悔したり、頑張りすぎて空回りしたり、迷う事がいっぱいありますが、どんなに頑張っても後悔しても『今できる事しかできない』んです。
そうであれば、今、できる範囲で「大好きだよー」を届け続けてあげる事が、ポメラニアンちゃんにとって何よりも嬉しい事なんだろうと私は思っています。

病気を持っていて投薬も頑張ってくれているポメラニアンちゃん。
私たちがグリーフを抱えるように、動物も自分の体の変化にグリーフを抱えると言われています。
そのグリーフとは自分の体調が悪い事への不安だったり、今まで出来ていたことが上手にできない…といった自分に関する事もそうですが自分の変化を感じた愛する飼い主さんが肩を落として力をなくすことで起こる変化によって

・大好きなMさんが暖かく自分を呼ぶ声
・大好きな家族の笑顔
・元気な時に一緒に出来た遊びやお散歩
・家にいる穏やかで安心できる時間
・一緒に寝ていたベッド(自分で登れないなどの場合)
・安全な食事(お薬が混じったことでの味の違和感)

といったものが「失われた」としてグリーフを感じるそうです。

そうであれば、そのグリーフを少しでも取り除いてあげて「安心」を届けてあげることがポメラニアンちゃんの幸せのためにしてあげられる事ですよね!

沢山声をかけてあげて、撫でてあげて、時には一緒にお昼寝したり、おやつをもらう楽しい時間、お薬を飲ませる際に工夫してあげるなど、小さな事かもしれませんがそれがポメラニアンちゃんにとって「失いたくない」安全で心地よい時間なんです。

また、私が知って嬉しかったことを少しだけご紹介しますね!
それは『人と動物の出会いによる相互作用』というものです。

●動物:人に出会ったからこそ、安全に寿命を全うできる
●人:動物に出会ったことで「必要とされる」「喜びの共有」「勇気が出る」「心の支えになる」といった愛着を与えてもらう

また、ポメラニアンちゃんとの出会いから今の絆のストーリーを書き出してみるというのも暖かい気持ちに包まれるワークのひとつです。

Mさんのお家にポメラニアンちゃんが来ることになった「出会い」はどんなものだったのでしょうか?
我が家に迎え入れてから名前を決めるまでにどんな候補がありましたか?
どんな事・どんな場所を好んで、どんな独特なクセがあるのでしょうか?
どんな出来事に家族で笑い、どんな表情、どんな仕草が家族を和ませているのでしょうか?

書き出してみると、いーっぱい「奇跡」がありませんか?
出会いから今日まで、家族としての絆がそこにあるはずです。
あったかい気持ちになりますよね。愛おしさがあふれ出しますよね。
その「大好き」という気持は、たとえ言葉を話してくれなくても理解し、受け取ってくれるポメラニアンちゃんに優しく抱きしめたり、お気に入りのニックネームで呼びかけたり、お気に入りの場所をキレイに整えて快適に過ごせるようにしてあげたり、ポメラニアンちゃんが喜びそうなことを「できる範囲」でやってあることで、ポメラニアンちゃんは心から愛されていると「安心できる環境」でスヤスヤとお昼寝することが出来ます。

また、どんなに長生きしてもらいたいと願って祈っても、愛犬の命の長さは私たち人間より短いということは変えることができません。
私もそうですが、病気の我が子には少しでも病気の進行が緩やかで健やかでいて欲しいと願っています。
そして、実際に病や老いといった「避けられない現実」に直面したら、ターミナル期と呼ばれる時間で、愛するペットのQOL(Quality of life:生活の質)が守られるようにペットの目線で隠れる場所や安心できる場所を確保してあげたり、たくさん言葉をかけてあげたり、お散歩が好きな子であれば抱っこをして風を感じさせてあげたりと、ペットにできる「贈り物の時間」を届けることも、最愛の家族が命の幕を降ろした後で、「あの時嬉しそうにしていたね」「好きなところへ連れて行ってあげられたね」と暖かく振り返ることができてペットロスの中にあっても飼い主さんを優しく力付けてくれる【絆の時間】にすることができます。

愛するかわいい家族です。
かけがえのない宝物ですから、その子とのお別れを考えてしまう際には、飼い主さんにはこんなグリーフが発生します。

この子を救ってあげられないという「無力感」
こんな自分はダメな飼い主だ、他の人の子だったらもっと幸せだったのではないか?と考えてしまう「自信喪失」
もうダメなんだ、薬が増えたということは…と考え込んでしまう「マイナス思考」

ちゃんと「動物の命は人間よりも短い」と分かっているんです。
それでもこんな風に感じて悲嘆する気持ちが湧き上がってくるんですから、心が拒否したりこの先の不安に潰れそうになった自分に対して、どうか責めずに「怖いもんね」「悲しいもんね」と寄り添い続けてあげてください。

また、「待合室診療」といって動物看護士さんやカウンセラーさんに気持ちを聞いてもらえる場所がある動物病院や、ペットグリーフに関して同じ気持ちを話し合ったり共感して癒しの時間を持つためのカフェなどがありますので、そういう場所を利用することも一つの助けになります。

ペットロスのカウンセリングもありますから、悲しみを吐き出すために利用してみるのも一つの選択肢です。

実は私もギンちゃんや仁くんとのお別れを少しでも想像すると、悲しく怖く、実際にその時に私は大丈夫なのだろうか?というのは全然自信がありません。

そして、死後の世界というのは全く分からないので、分からないことというのはやっぱり怖いと思うのは仕方のないことです。
だから、色んな人の話や本を読んで、自分にとって「これが希望になる」という意見を採用することにしました。(だって本当に、死後のことは誰も分からないし教えてくれないんですものね。)

私にとっての希望は「またね」と思うことです。

虹の橋という話や、ハロルド・シャープさんという霊能者の方が書かれた『ペットたちは死後も生きている』という本や、シルバーバーチさんという方(かなりスピリチュアルな方だと思います。私もあまり詳しくは知りません)が「愛されたペットはその人の死後に逢いに来てくれる」という言葉を【私は採用する】とい決めました。
本当のことは分かりません。
でも、また会いたいから「また会えるんだ」と思うことは私の希望あり、願いです。

なので自分にとって希望となる考えを採用してみる、というのも心を楽にしてくれる一つの方法です。
あくまで私の場合は…という話なので、これが正しいということもオススメですということでもありませんから、あくまで「私の場合は」の話だと思って流してくださいね!

実は、仁くんも心臓の病気を抱えて投薬治療を続けています。
その事についての記事やペットではありませんが、死への恐怖というお悩み相談へお返事を宛てたことがありますので、なにかのヒントがあれば…と載せておきますね。

なんだかもの凄く長くなったのに、やはり「お別れ」については私も不安や分からないことがいっぱいで、きちんとMさんの気持ちに寄り添えているのか…と自問自答ですが、Mさんの抱える不安や怖さは本当によく分かります。

分かるからこそ、Mさんが言ってくれたように【今を大切に、自分のできる限り一緒に幸せに過ごそうと思う】という事がきっとポメラニアンちゃんにとって、凄く嬉しい答えなんだろうと思うんです。(本当にありきたりなんですけれど…)

Mさん、もしも良かったらMさんとポメラニアンちゃんの出会いや楽しい出来事などの「うふふ」と思えるお話も聞かせてくださいね!!

今できる範囲で「愛しているよ」という気持ちはキチンと届いていると思いますから、お互いに溺愛する家族に思いっきり愛を届け続けましょうね♡

Mさんの心の中の不安な気持ちをそっと教えてくれてありがとうございました。
また何か、心がしんどいな…と思った時に思い出していただけたら何より嬉しいです。

愛を込めて。マミコより。

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –

ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。

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