【ココロノマルシェ】離婚裁判中の孤独。コロナ自粛で休業となり、1人で家にいると孤独と悲しさで押しつぶされそうです。
GW明けからの在宅勤務をしていますが、すっかり在宅勤務でのペースも掴み、朝がすこぶる楽チンだなぁと感じています。
週に1回は出勤日があるため、ペースを崩さないように起きる時間や朝の過ごし方は基本的には変えていないのですが、急がなくていいので丁寧にスキンケアをしたり、朝ごはんに簡単な調理をする余裕があるのがすごくありがたい。
近所のスーパーで小松菜が1袋58円と大特価だったので、個人的に小松菜と相性がいいと思っている豚肉と組み合わせてあれこれ楽しんでいます。
小松菜と豚肉を塩麹で炒めたものや、カルディのレモンソースで炒めてもおいしい!!
今朝は中華だしと豆乳と冷凍うどんを一緒に煮込んで、少し濃厚な感じの朝ごはんを作って食べました。
とはいえ、毎日は頑張らずにパンを焼くだけの日も残り物の日もありますが、今日みたいにお料理できるとなんかいい一日のスタートが出来たなぁと自己満足しているという情報を強引にねじ込んだ後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
夫も私も共に59歳、子供達は独立しています。家は夫名義の持家、土地は義母名義です。
夫は10年前、リーマンショックで会社の業績悪化を理由にリストラされました。それ以降、就職してもすぐ喧嘩して辞めてしまったりバイトを転々とした後、うつ病だと言って家にいるようになりました。
私が「ちゃんと働くか、家事をやってほしい」というと布団にもぐって聞こえないふりをしました。それでも言い続けると、暴力をふるいました。
夫と姑が組んで、私に対して「おまえは居候だ。この家は俺のものだ。邪魔だから出て行け」と言い出したので断ると、夫は勝手に電気や水道、インターネット等を解約して家を出て行きました。そして弁護士を通して「離婚しろ、家から出て行け」と言い出しました。夫が家庭裁判所提出した書類には、ある事ない事、罵詈雑言が書き連ねてあって、私は大変傷つきました。今は私の方も名誉毀損で反訴しています。
私にはこの家以外に行くところはないので、不安と孤独を抱えて1人働いています。このコロナ自粛で休業となり、1人で家にいると、孤独と悲しさで押しつぶされそうです。
どうしたら、明るい気持ちになれるのでしょうか。自分の人生に意味が感じられません。今は心療内科に通院しています。
長々と書かせていただいて、すみませんでした。お返事いただけたら幸いです。よろしくお願いします。
相談者:とよのかさん
とよのかさん、こんにちは。
お悩みを届けていただいてから少し時間がたってしまいましたが、コロナによる緊急事態宣言も緩和され、休業となっていたお仕事は再開されているでしょうか?
忙しくしている事で気が紛れる事がありますが、休業中に一人で家にいる事でどうしてもグルグルと色んな事を考える時間が増えてしまい、考えれば考えるほどどんどん不安が大きくなって苦しくなってしまう状況だったのだろうと思います。
ひとりきりで孤独の中にいると、まるで底なし沼にはまっていくようにどんどんと深みにハマって身動きできずに自分を苦しめてしまいますよね…
> 私にはこの家以外に行くところはないので、不安と孤独を抱えて1人働いています。このコロナ自粛で休業となり、1人で家にいると、孤独と悲しさで押しつぶされそうです。
「不安と孤独で押しつぶされそう」という言葉に、どれだけとのよかさんがしんどさを抱えている状態なのだろうか…と思うと胸が痛みます。
とのよのかさん、ひとりぼっちで抱え込んでいらっしゃいませんか?
心療内科の先生には、寂しさや不安の気持ちを伝えられているでしょうか?
誰かに今のとのよかさんの状況・状態について話をして聞いてもらい、理解や優しいサポートをしてもらえていますか?
寂しさと孤独を抱え込んでいるときは、優しくしてもらうことが大事です。
心が不安や孤独でつぶされてしまったら大変です。
緊急事態ですから、話を聞いてくれる信頼できるお友達がいれば「実は…」と泣きながらでもいいので、とよのかさんの「心の中」にある様々な気持ちを聞いてもらってください。
お友達が身近にいなかったり、様々な理由で話をすることが難しいならば心療内科の先生や病院によってはカウンセリングの枠があったりしますのでそれを利用したり、病院以外でも気になるカウンセラーがいたら、その人に「ただ聞いてもらう」事でも、抱え込みすぎて心が潰れないように自分のことを助けてあげることが出来ます。
また、頭の中でグルグル思考しているとどんどんと不安が膨らんでしまうので、頭の中のお喋りがうるさいな・しんどいな、と感じたらノートに不安や孤独だと感じたものをどんどん書き出してみる事もおすすめです。
そして、書き出したものの中から『これは今の私に対処できるものかどうか?』と問いかけてあげて、未来にならないと分からない問題についてはその時にまた考えればいいからね、と自分の両腕を優しくさすってあげながら声をかけてあげてください。
書き出したものの中で、今すぐに対処できるものがあれば、それをどうやって解消すればいいかの方法を考えればいいですし、書き出して見たらそこまで不安に感じなくても大丈夫なのに尾ひれがつきすぎて自分を苦しめているものがあれば「大丈夫!」と言いながらそのリストアップしたものを消し込むことで、不安を整理することもできます。
状況が望ましいものではないからこそ、自分の未来を考えて「どうしたらいいんだろう?」と不安と孤独が大きくなってしまうのは十分承知の上でですが、この状況だからこそ
未来のことを考えすぎない
というのをあえて言葉に出して自分に教えてあげて立ち止まることも大切です。
意識が未来の不安に飛んで行ってしまっている時というのは『今、ここを生きれていない状態』です。
私たちは自分を大切に思っているからこそ、未来の自分が苦しまないように・悲しまないようにと先回りして助けてあげようとあれこれ思考してしまいます。
ですが、どんなに考えても未来の事というのは『100%予測することは不可能』ですし、最悪な未来をあれこれ予想して「今すでに不安で苦しむ」のはとっても辛いだけで、その通りになるかどうかなんて分からないのに、
先取りして苦しむなんて、しんどすぎるばかりで自分がかわいそうですよね。
今の状況の中で未来のことを考えないというのは無理だと思いますが、どうしても考えてしまうならば、ぜひこんな考え方をしてみるように意識してみてください。
【もし〇〇なら…と考えちゃうなら、1つの可能性ではなくできるだけたくさんの可能性を考えてみよう!】
私たちは選択肢があり過ぎても迷いますが、まったく選べない状態の時にもとても大きなストレスを感じます。
未来に関して「離婚が決まってこの家を追い出されたら行くところがなくて路頭に迷う私」というたった一つの不安な選択肢しかないとギューッと見続けてしまうと、もう出口がなくて苦しくてたまらなくなりますが、家を追い出されてしまう「かも」しれませんが、そうならずに着地点がみつかる「かも」しれません。
実はコレは、私が同じように離婚を旦那さんから迫られていて「未来に対して不安でどうしようもなかった時」に夫婦問題セミナーに参加した際に、師匠である根本さんが言っていた言葉です。
1年後にとうなっているかなんて分からないよ。
本当にいろんな事例があるのを見てきたし、知ってるからね。
その言葉の通り、私はあの時に不安で絶対に嫌だ!!ともがいていた離婚を受け入れ、孤独で絶望しか感じられないだろう…と思った「一人での生活」をしていますが、予想していた不安や絶望ではなく、毎日気ままに暮らせています。
今起きている現実を10年前のとのよかさんは予想していなかったと思いますし、願わくばこんな現実は起きて欲しくなかったけれど、これと同じで
未来なんて本当にどうなるかなんて分かりません。
私たちは未来に対しての『不安なシュミレーション』をしてしまう時に【怖れ】という感情に支配されています。
怖くて自信がない時というのは、過去のデータに基づいて未来を決めようとします。
「過去にこんな経験をしたから【きっとこうなるだろう】」と過去の体験を通して未来を決めたがります。
私たちは「思考」という武器を自分の中に持っています。
その武器は「このままだったら〇〇になる」という不安や恐れを勝手に作り出して私たちを悩ませて苦しめます。
未来なんて本当に「今」の選択で変化していく不確実なものなのに、自分が思考して作り上げた不安な思い込みに対してだけは、なぜか絶対の自信を持ってしまうんですよね。
とはいえ、思考がマイナスに偏ってしまって不安が手放せなくなるのは過去の経験から考えてしまうので仕方のない事です。
どうしたって自分に対しては「大丈夫!」って思える自信が持てないくらいあることない事で心が傷付いてしまっていますし、予想もつかなかった願っていないような現実の中で「希望を見よう!!」なんて思えませんものね。
だから、考え方を変えることをするのではなく「不安な時の思考というのは、過去の体験を元にしているんだな」と自分の胸に手を当てて声に出してあげるだけでいいと思っています。
未来はどうなるか分からないものなのに、悲しかったり辛かった経験を思い出して、一生懸命不安になってしまってるんだもんね、と自分に対して優しく声をかけてあげてください。
出来れば自分をギューッと抱きしめるようにして「怖いよね、悲しいよね、不安だね」と感じている思いに対して声がけをしてあげてください。
自分に優しく接している時というのは【今を生きている】状態です。
不安な気持ちを手放すにはたくさんの時間がかかりますし、簡単に気持ちは切り替えられないからこそ、意識が過去や未来に向きすぎて「今を生きられていない」事を意識的に気にしてあげて「また考え事しちゃったね」と不安な自分に声をかけてあげて、今に戻ってくることをしてみてください。
私も過去に、旦那さんだった人から離婚したいと言われて、やはりあることない事言われて傷付き、不安で仕方がなかった時期を生きていたことがあります。
本当に孤独でした。生きている意味も分からなくなり、死んでしまいたいと思う真っ暗な日々を何年も過ごしました。
とのよかさんと同じように、心療内科に受診して死なずに生きることを続けることが出来ました。
とよのかさんがどれだけ悲しく絶望しているか、本当に自分の事のように切なく感じます。
もしもとよのかさんの目の前に私がいたら
本当によく耐えていますよね。
一生懸命生きてきて、たくさん支えて、たくさん愛して、いっぱい傷ついて、こんなに不安で体をこわばらせちゃうくらいまで辛い思いをしちゃったんだものね。
本当に頑張って生きてくれていますね。ありがとう。
今のとよのかさんは自分が愛されるべき大切な存在だという事が分からなくなるくらい孤独に感じていると思うけれど、でもね、愛されるべきすてきな人なんですから、頑張っていることに「偉いね!」って言わせてください。
と言って、ただぎゅーーっととよのかさんを抱きしめて、胸の中でワンワンと涙を流す時間を届けたいです。
寂しかったね、悲しかったね、悔しかったよね、今だって耐えてるもんね。と、とよのかさんの震える背中をたださすって抱きしめ続けてあげたいです。
結婚の3組に1組が離婚すると言われていますが、そのひとつひとつに様々な思いや苦悩や痛みが隠れています。
自分が体験したことで、こんなにも心が揺れ動くことや不安でいてもたってもいられない気持ちになること、どうすることもできない現実を前に生きることがこんなにも苦しいものなのか…と嘆いたこと、離婚問題という言葉の陰で、誰にも言えずに泣いているその姿に「分かるよ」と届けたい気持ちでいっぱいです。
私は離婚までに2年半の時間がかかってしまいましたが、その間に調停や裁判という話も幾度か上がりました。
現実にはそこまでは行かずに協議離婚となりましたが、ただでさえ立っているのがやっとの状態の時に裁判などの大きな作業が控えているとよのかさんに心にどれほどの負担を抱えているのかと思うと、どんな言葉をかけたらいいのか、本当に言葉が見つかりません。
> 夫が家庭裁判所提出した書類には、ある事ない事、罵詈雑言が書き連ねてあって、私は大変傷つきました。今は私の方も名誉毀損で反訴しています。
名誉棄損での反訴とのことでしたが、弁護士さんが側にいてくれるのであればお任せをして、どうぞ、言われた言葉に傷つき過ぎないでいてくださいね。
多分、ここに書かれている言葉は【弱い自分を正当化させて守るためのご主人の武装】なのだと思うんです。
とよのかさんに助けてもらった事や、長年連れ添ってもらった事にありがたいと感謝している思いがあっても、役に立てない自分や暴力をふるって大切な人を傷付けてしまった自分を責める【罪悪感】に自分が押しつぶされそうでどうにもならなくなると、自分を守るために
俺は悪くない!悪いのはお前だ!!!
と逆切れするようにして、罵詈雑言やあることない事を作り上げてでもとよのかさんを悪者にしないといけないくらい、ご主人は自分ことを責めているのだと思います。(たとえそんな風に見えなくても。特に男性は罪悪感で自分を罰する傾向が強い生き物です。)
傍目には罪悪感を持っているようには見えないと思いますが、罪悪感というのは大きくなりすぎると辛すぎるので感じていないかのような行動を取ります。
目を背けてとよのかさんを攻撃し続けていますが、攻撃すればするほどマヒさせて感じなようにしている罪悪感は募っていきどんどんと膨れ上がり、ますます感情をマヒさせないといけなくなって頑なになっていきます。
ご主人が提出した書類については、そんな背景も含まれているものだと思いますので、どうかどうか、傷付き過ぎずにいて欲しいと心から願っています。
私もさんざん言われました。
最初から結婚したくなかったとか、一度も好きだと思ったこともなかったとか、存在自体がうざいとか、もう、なんだかなぁ…というくらいあれこれ言われてすごく傷つきましたし言葉を思い出して泣くこともありました。
ただ、そうやって今まで見たこともない姿に豹変して私を攻撃する彼の心の中には罪悪感があったんだな…と知ることで、その言葉を真に受け過ぎて自分を責めることを緩めることが出来ましたので、ぜひ、とよのかさんも言葉全てを受け取らずにいて欲しいと思っています。
> どうしたら、明るい気持ちになれるのでしょうか。自分の人生に意味が感じられません。今は心療内科に通院しています。
とよのかさんは離婚問題に対してどんな答えを出したいのでしょうか?
なんにせよ、答えが決まるまでは無理をしないことが一番大事だと思っています。
弁護士さんがいらっしゃるのならば、とよのかさんの希望を伝えてお任せして、少しでも心労を軽くして、離婚について「どうしたいか」が決まるまでひたすら自分に優しくして過ごしてあげてください。
何をしているときにとよのかさんの心が少しだけでも緩んでホッとしますか?
お風呂に入っている時でしょうか?だとしたら好きな香りの入浴剤などを入れて「ふーっ」と緩む時間を持つのも素敵ですね。
甘いスイーツを食べているとふっと笑顔になれますか?
映画やドラマを見たりお笑い番組を見ると元気になれますか?
音楽鑑賞をしているとリラックスできるでしょうか?
ただひたすら眠っている間が楽ならば、とことん寝ちゃって自分を助けてあげていいですし、体を動かしている間は考えなくていいのなら、散歩をしたり家の中で運動したり(今はまだジムなどは行けなさそうですものね)してもいいですね。
お友達と電話したりラインしたりする時間を楽しめるならば、その時間を積極的に持つのもいいですよね。
本を読んで集中したり、お料理をして自分をもてなすのが好きならばいろんなお料理に挑戦するのも素敵です。
趣味があればそれに没頭するのも最高の時間の過ごし方ですし、植物を育ててみる事や家にお花を飾ってあげることも心に優しい効果をもたらしてくれます。
お酒を飲むのが好きなら、カーッと飲んでバタンと寝る日があってもいいですし、とことん掃除をしたり断捨離したりして気持ちをスッキリさせるのも素敵なことです。
泣きたい日は枕に顔埋めて吠えるように泣いてもいいし、怒りが湧いていたらノートにご主人が提出してきた言葉に負けないくらいの罵詈雑言を書きなぐってもいいですし、無理に気分を明るくしようなんて思わなくてもいいので
今のとよのかさんに優しくする時間
を過ごしてあげてくださいね。
その中で、できるだけ自分が好きなことや自分を笑顔にできたりほっとさせることがあれば、それをたくさん自分に許可してあげて、自分を優先してあげてください。
自分に優しく、自分を大切にしてあげて無理せずに過ごしていると、少しずつ充電されて元気が回復していきますから、希望の光が見えなくて不安で焦ってしまう気持ちはよくわかりますが
今は頑張れないし、好きなことしかしなくていい。
と、自分に無理のない範囲で自分をとことん甘やかしてあげてください。
心療内科の先生の診療計画もあると思いますし、少しずつ状況が変化する中でまたその時々で対処できることも増えていきますから、今は頑張るときではなく自分に優しくする時だ!と思ってあげてくださいね。
うんと長くなってしまいましたが、私も離婚についてはたくさん苦しんだのでとよのかさんの今の状態がどれだけ辛いものか、どれだけ孤独でしんどいかが分かります。
不安の中にいるときは身動きが取れませんから、そこで頑張ってもがくのではなく「しょうがないなぁ」と出来るだけ力みを少なくして力を蓄えてあげられますように。
またココロノマルシェに書き込んでもらってもいいですし、私のブログでもお悩み相談がありますので「ただ気持ちを聞いてほしい」と思ったときに思い出してもらえたらいいなと思っています。
最後に何かのお役に立てることがあれば…と、私の過去についてのブログをご紹介させていただきます。
身動きできずに泣いていた私ですが、今は「離婚したくなかったはずの離婚を選んで」笑って暮らせるようになりました。
未来は不安で絶望の中で生きているはずでしたが、ちゃんとまた希望を見つけて日常の小さなことを楽しんで生きています。
とよのかさん、もうすでに今、いっぱい頑張っているご自身のことをギュッと抱きしめてあげて「なるようにしかならないし、きっと大丈夫」と不安な自分に声をかけてあげてくださいね。
心からのエールとハグを込めて。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。