【ココロノマルシェ】離婚するなんて言わないで、ひたすら甘い言葉をかけられたので、せっかく別れを決心したのにボロボロです。
4月の後半は羽織物が必要だと感じるような日もあったのに、5月に入った途端にホカホカの気持ちよい暖かさが続いています。
冬を暖かく過ごすための「おこた」「ラグ」「ソファー上のもこもこラグ」といったあったかアイテムもそろそろお片付けの時期。
今日は床に敷いているラグと私のベッドのシーツにしている厚手のモコっとしたカバーをお洗濯して干しました。
ベッドのシーツはリネンのさらっとしたものに取り換え、いよいよ暖かい季節がやってきたとにんまり。
ソファーの上の毛足の長い小さなラグはギンちゃんが大のお気に入りなのですが、さすがにもう暑そう。
そろっとお洗濯してしまわないとですね。
もこもこ系アイテムで少しのぼせた感じの我が家のイケメンの姿をお届けした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
彼と去年の9月に出会いました。彼からアプローチがすごく、私も次第に彼のことが好きになり、お互い夢中になりました。
しかし、その後私の友達から「彼のインスタグラムのアカウントを見つけた。奥さんと子供いるよ。」とつげられました。
彼に真偽を問うたところ、認めました。
しかしお互い好きは辞められず、彼が友達に相談したら、「真剣に付き合うならいいのでは?と言われた。付き合おう。」と言われ、付き合うことになりました。
今では、この時の真剣という意味が分かりません。。
そして12月、わたしが妊娠しました。最初は避妊のため、ゴムを付けるようわたしからお願いして従ってくれていましたが、途中から、中にはしないから。外にするから。と言われ、その言葉を信じた結果でした。
結果、付き合った期間が浅いため、一緒になってもこの先が続くか不安。さらに、彼が実は土地、家を購入していたことを初めて知りました。結果、金銭面的にも、色んな面からして一緒になることは難しいため、中絶しました。嫌だ、一緒になりたい。と泣いて泣いて泣きじゃくりました。しかし、私も諦める事にしました。
そして、この気に別れるという話も出ましたが、お互い好きなら付き合いを続けようという話におちつき、中絶後も付き合いを続けました。
その後、彼は「今はまさと一緒になるための準備期間でしょ?」や、「寂しい。家では会話がないんだ。ほんとはまさとずっと一緒にいたいと思う。」と言われ、わたしも期待して、彼に尽くしました。
しかし、付き合いだして約半年が経ち、彼は甘い言葉を言ってくれますが、一向に動く気配がない。それどころかちゃんと父親業をしている様子が伺えました。そのため、この関係は終わりにしなきゃ、と思いわたしから別れを切り出しました。
しかし、別れ際もダダ甘い言葉を沢山もらいました。
この先誰かを好きになることは無い。生まれ変わったらまさを1番に好きになりたい。出会った日、中絶した日ずっと忘れない。愛してる。と。
今の奥さんや子供と別れる。という言葉はなく、ただただ甘い言葉を掛けられるだけでした。
離婚するなんて言わないで、ただただひたすら甘い言葉をかけられたので、私はせっかく別れを決心したのにボロボロです。中絶した子の事、さらに彼の事。全てへの決別の決心がボロボロになりました。
別れて2日になります。あと、荷物のやり取りが少し残っています。彼に合わず済ませる予定です。彼も合意してくれています。
これからどのようにして、この世で会えなかった子と、別れた彼へ決別したらよいのでしょうか?ご回答、よろしくお願いいたします。
相談者:まささん
まささん、こんにちは。
大好きな人の手を放すという決断をするのは、自分の身を引きちぎられるようにとても辛く苦しいものです。
恋を失う・終わりにさせる「失恋」というのは、いつだって簡単ではなく悲しい気持ちになってしまいます。
どうか、不安定になってしまう今の自分に寄り添ってあげて、湧き上がる感情を「よしよし、苦しいね。辛いね。悲しいね。」と否定せずに抱きしめてあげられますように。
> 別れて2日になります。
お悩みを投稿いただいてお返事までに少し時間があると思うので、今はもう少し時間がたっているかもしれませんが、まだ、大好きな人とお別れしたばかりですもの。
言わば大きな傷がまだ出来立てで痛みを持っているような状態です。
気持ちだってグワングワンと大きく揺れて、さっきまでちょっと前向きになれたのに急に過去を思い出して「なんで?」「どうして?」と涙があふれたり、自分や彼を責めたり…と行ったり来たりして苦しい状態だと思います。
大好きな彼を手放すということをしているのですものね。
本当はその手を握りずっと一緒にいたいのに、大きな勇気と決断を持って断ち切ろうと耐えている状態ですもの、苦しいし辛くて涙もいっぱい出てしまうのは仕方のないことです。
本当に頑張っていますものね。耐えていますものね。
> 結果、付き合った期間が浅いため、一緒になってもこの先が続くか不安。さらに、彼が実は土地、家を購入していたことを初めて知りました。結果、金銭面的にも、色んな面からして一緒になることは難しいため、中絶しました。嫌だ、一緒になりたい。と泣いて泣いて泣きじゃくりました。しかし、私も諦める事にしました。
大好きな人との赤ちゃんを中絶するという決断を下すのは、どれだけ悩みぬいてのことだったのでしょう。
体も心も不安定になりますし、大きな罪悪感も背負ってしまう経験でしたものね。
辛かったね。そして、今も後悔や自責の念で苦しめられて、辛い気持ちが続いてしまっているものね。苦しいね。ほんとにほんとに、なんと声を変えてあげていいのか言葉がうまく綴れない自分がもどかしいです。
いわゆる「不倫の関係」だとか「中絶」ということに関して正しい・悪いという意見は置いておいて、こんなに悲しい決断を下すしかなかった状況や、その痛みを一生懸命に抱えているまささんを、ただ抱きしめて「辛かったね。」と胸を貸してあげてワンワンと思いっきり泣かせてあげたい。
泣いて泣いて泣きじゃくって決めたと書かれていましたが、まだ足りなき位泣きたい気持ちがいっぱいあった中で、今はこうするしかないと決断したんだものね。悔しかったよね。嫌だったよね。
今も震えるようにして自分を責めたり後悔しているまささんの手を握り、いろんなことがあったけれどまずはちょっと心と体を休ませて元気にさせてから考えようね、と届けたいと思っています。
ほんと、今は心も体もボロボロに傷ついているんです。
反省も後悔も、元気になってからでいいんです。
今はうんと苦しんでいるまささんの「心と体の傷の痛み」を癒してあげることを優先しましょうね。
まささんが運悪く車にはねられてしまい、複雑に骨折して入院することになったと思ってみてください。
痛みも激しく、何より身動きも取れません。
こんな状況の中でも「あの時私がもっと注意していたら」と自分を責めて、私が悪いんだから入院していちゃいけない!早くこの場からでなくてはいけない!!と動こうとしたら、看護師さんや先生から「何をしているの!!まだ動ける状態じゃないのよ」とたしなめられると思いませんか?
失恋もこれと同じくらいに「動けないくらい傷ついて痛い」のに、一生懸命自分を責めて早く立ち直ろうと無理やり動こうとしてしまいます。
でも、骨折しているときと同じように、本当は痛くて身動きなんてできないんです。
それなのに健気に頑張って、痛みを押し殺して立とうとしてしまうんです。
骨折して身動きできないときは、しっかりと休養してあげるのが傷の直りを早くしますよね?
心も同じです。悲しいとき、苦しいとき、辛いときは、無理やり頑張らせてしまうのではなく「ちょっと休憩」するように自分を労り、無理せずにしっかり痛みにお薬を塗るようにケアしてあげるのが最優先です。
> 離婚するなんて言わないで、ただただひたすら甘い言葉をかけられたので、私はせっかく別れを決心したのにボロボロです。中絶した子の事、さらに彼の事。全てへの決別の決心がボロボロになりました。
別れを決断する、愛する人を手放すのは本当に本当に辛いことです。
決断を下すまでも悩みぬいたでしょうし、手放すと決めても簡単に手放すことができないと途方に暮れるのは普通のことです。
手放すって簡単なことじゃないんですもの。好きなまま離れるって、どれだけ酷なことでしょう。どれだけ心がえぐれるような思いでしょう。
まささんが「こうするしかない!」と苦渋の決断をして別れようと決めたその決意が揺らいでしまいたくなるような甘い言葉がぐるぐると思い出されたら、涙が枯れてもまた溢れるくらい恋しい気持ちで切なくなりますよね。
ボロボロです、とご自身で言われるくらいに傷だらけなのですから、今は緊急事態です。
一人で抱えるには少し重たすぎますもの。
周りに話をただ聞いてくれる人はいますか?不倫や中絶と言った人に言えないものがあって抱えるのがしんどいと思うのであれば、カウンセリングを利用して気持ちを吐き出すのも「自分を追い込みすぎて頑張らせすぎない」ためにも役に立ってくれると思いますので、まささんが信頼できそうなカウンセラーさんを頼ってみるのもいいと思います。ひとりぼっちで何もかもを背負わなくていいんですよ。
身近な場所で話せる範囲でいいので聞いてくれる人がいたら、甘えてみましょう。全部を話せなくても誰かに聞いてもらうことで、一緒に泣いてもらったり文句を言ってもらったり、ただ側にいてくれるだけで、まささんの心が少し軽くなれるならば、周りの人に助けてもらいましょう。
誰にも話せないというのであれば、またココロノマルシェやお悩み相談に気持ちを吐き出してみてくださいね。
まささんはひとりではありません。どうぞ、抱え込みすぎて自分を追い込みすぎないであげてください。
まささん、ちゃんと眠れたり食べることはできていますか?
失恋直後は心が揺れ動いて乱れるため、当たり前の日常生活がままならないこともたくさんあります。
食べたり眠ったりすることができなくなると自律神経が乱れて、なお一層不安が増したりネガティブな感情に引っ張られてしまうので、何かちょっとだけでも食べられそうなものを食べて、眠れなくても体を横にして休ませてあげるだけでもいいので、体に対しても優しくしてあげてください。
体を温めたりリラックスできるノンカフェインのお茶や心地よく感じる香やお風呂なども「不安」を和らげるのに役立ってくれます。
今は何をしても心にぽっかり大きな穴が開いてしまっている状態だと思いますが、涙があふれてきたら抑え込まずに泣き、彼に対する恋しい気持ちが湧き上がたら「こんなに好きなのにーー」と湧き上がる気持ちを抑えなくていいので感じてあげて、それでも別れを受け入れようと頑張っているまささんの両腕を優しくさするようにして
辛いね、頑張ってるね。
悲しいよね。恋しい気持ち、どうしようもないよね。分かるよ、苦しいよね。
と、自分に優しく寄り添い声がけしてあげてください。
辛い中で本当に頑張っていますから、自分を許してあげましょうね。
悲しみや苦しみを抑えなくていいんです。
今は「自分のために思いっきり悲しい気持ちや涙を流すとき」だと思うんです。
何とか早く気持ちを切り替えなきゃ…と頑張ろうとしてしまいますが、先ほどの骨折の例と同じように、無理しても傷は悪化するばかりで簡単には治りません。
しんどいけれど、今は悲しい気持ちやどうしようもない絶望と共存するしかできないんです。
> これからどのようにして、この世で会えなかった子と、別れた彼へ決別したらよいのでしょうか?
まず最初は、頑張ろうとしない事です。
頑張って忘れよう、立ち直ろうとして「傷口がよくなっていないのに治ったふり」をしたら、その傷が後からも熱を持って痛み続けるように、泣いているまささんが無理やり涙を押し殺して平気なふりをしてしまったら、心が置き去りにされてしまいます。
すぐに元気なれなないくらい、いっぱい傷ついているまささんのことを、ちょっとお休みさせてあげましょう。
泣きたいだけないて、とことん絶望してしまう自分がいることを許してあげましょう。
頑張る力がないくらい、今はヘトヘトなんですもの。
頑張りたくなれる日まで、傷を手当てしてあげているんだ!!と落ち込む自分に寄り添い続けてあげましょう。
時間がかかってもいいんです。
すぐに乗り越えられなくていいんです。
だって、簡単に乗り越えられるならこんなに悩んでいませんから。
無理に自分に蓋をして頑張らせない事が、今一番大事なことだと思います。
心が少しずつ前を向けるようになるまでは、自分のために「じっと過ごす」というのも自分に優しくする方法の一つだと私は思っています。
誰かに話を聞いてもらったり、一人でワンワン泣いたり、お悩み相談やカウンセリングを使ったりしながら、揺れ動く気持ちをただ感じてあげて、ちょっとずつ元気になれるまでは
ただ今日を生きること
を目標にしてあげて、無理せずに頑張れない自分を許し続けてあげましょう。
悲しみや絶望の中にいるときは、早くそこから逃れたくてもがきますが、おぼれてしまったときにもがけばもがくほど力が入って体が沈み、体力がなくなって力尽きてしまうように、現状にあらがおうとするのではなく抵抗せずに身をゆだねて待つことで、おぼれた状態から助けを待って命をつなげるように、落ち込む自分をただただ許してあげることが、今のまささんには必要な時間だと思っています。
過去にまささんと同じように「産むことを選んであげられなかった」事で自分を責めて苦しんでココロノマルシェにご相談してくれた方へのお返事を書かせていただいたきました。
まささんにも同じように「自分を責めすぎないでね」というメッセージが届いたらいいなと思い、ご紹介させていただきます。
また、失恋や赤ちゃんとのお別れという「喪失」という体験をすると、心はこんな風に揺れ動くというのをブログの記事にしたことがあります。
悲しみから抜けだそうと頑張っているときには、気持ちが大きく揺れて不安定になるとううのを知っておくだけでも「あぁ、私はおかしくなんかないんだ」と自分を責めすぎずに済むかもしれないので、こちらもご紹介させていただきます。
今は何をしても心が晴れず、元気なんて出せないくらい悲しい気持ちや自分を責めたり、彼との楽しかった時間や笑顔を思い出して胸が締め付けられるような思いの中にいると思います。
焦っても気持ちはすぐに前を向けないのが失恋です。
焦りたくなってしまいますが、不安定な今のまささんに「しょうがないよね」とどうかどうか優しくしてあげられますように。
罪悪感もたくさんあると思いますが、その時は本当にそうするしかなかったんだ、とどうか今以上に自分を責めずにいてあげられますように。
まささん、頑張りましたね。
手放そうと決める勇気を振り絞ったことは簡単なことではなかったはずです。
本当にずっと頑張ってきているんです。
自分を責めたくなりますが、頑張っている自分の背中をどうぞ優しくさすってあげて、元気になれる日までゆっくり焦りすぎずに傷を手当てする時間だと思ってあげてくださいね。
今日は少しでもゆっくり寝れますように。
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ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡
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ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。