手のひらサイズの幸せのお友達

手のひらサイズの幸せ

『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

MENU

【ココロノマルシェ】仕事や社会とどう関わっていけば良いのか、私自身どのように向き合えれば良いのでしょうか。

マミコがタヌキになるっていって変装用のアイテムを買ってきたですよ!!

えーっと、色々勘違いているようなので訂正しますね!!
まず「タヌキ」ではなく「アライグマ」だし、これは変装用のマスクではなく『目元をじんわり温める温熱シート』で疲れやコリをほぐして癒してくれるあったかアイテム。

私はパソコンとにらめっこする仕事なので、どうしても目が疲れて重くなることが多いんです。
「あずきのチカラ」「めぐりズム蒸気でホットアイマスク」などの目元じんわりアイテムは常備していますが、寝る前の癒し時間にぴったり…ではあるものの、コレをつけてしまうと目元が覆われてしまい視界はゼロ。
つまり、寝る前なら便利だけれど何か作業しながら目元を暖かくほぐすのには適していません。

そこで見つけたのが「目の部分があいているアイマスク」です!

お値段は3枚入りで「500円弱」なので、めぐリズムと比べたら少し割高ですが、目元が疲れたり緊張しているけど、まだ眠れない!という時のお助けアイテム。

私は少しドライアイ気味な事もあり、頭や目元は本当にコリコリしますので、この手のじんわりほぐしてくれるアイテムのおかげでホッコリできることを感謝しているという個人情報をお届けした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。

初めまして。いつも記事を拝見させていただいております。男です。

現在、再就職の為に就職活動をしています。
私は今24なのですが、職を転々としており 情報系専門学校卒業後、システムエンジニアの正社員として 働きましたが仕事を覚えられずうつ病になり二回の休職後3年弱で退職しました。

その後実家に戻り就職活動を経て地元の企業に再就職をしましたが、 ここでも怒られてばかりで仕事を覚えらず1ヶ月で辞めました。

仕事をしていた時も無職の今も

これじゃ怒られるために仕事をしている。(探している)
こんなに怒られてまで給料(お金)なんて欲しくない

と当時思っていましたし、現在も変わっていないです。

就職活動はしていますが正直、働きたいとは思わないのが 正直な今の気持ちです。

私はこちらの方々がいう「自立」を子供の頃からずっとしてきたと私自身は認識しています。
人に頼ったり助けを求めたりするのが怖いと感じ、時に屈辱的とも私自身感じます。

私は仕事や社会とどう関わっていけば良いのか、私自身どのように向き合えれば良いのでしょうか。

助言をお願いします。
相談者:図鑑さん

図鑑さん、こんにちは。
うつ病での離職とのことでしたが、心の調子はいかがですか?
求職活動をされているとのことでしたので、波はありつつも調子は戻っていらっしゃるのだろうと思いますが、きっとうつ病の中にいた時は、とてもしんどかったでしょうね…

> 私はこちらの方々がいう「自立」を子供の頃からずっとしてきたと私自身は認識しています。
> 人に頼ったり助けを求めたりするのが怖いと感じ、時に屈辱的とも私自身感じます。

私達は生まれた時はみんな「依存」からスタートします。
何もできないので「やってもらう状態」から、少しずつ出来ることが増えていき、成長する過程で「自立」していきます。

社会や新しい環境に入る時もこれと同じで、入社したての頃だったり新しい部署や環境へ移動したばかりの時は、勝手が分からず何もできないため「依存」の状態で周りの人に聞いたり助けをもらって仕事や職場のルールを覚えていきます。

職場でも同じように自分だけで出来ることを増やしていき「自立」していくのですが、図鑑さんが言われているようにもともと自分自身が『自立している』と自覚のあるタイプであれば、新しい環境や業務(依存の状況)に置かれると早く自立しようとして頑張りすぎてしまいます。

本来は少しずつステップを踏んで覚えればよかったり、出来ない部分はサポートしてもらったり「助けて」と言えればいいのですが、図鑑さんが自覚されているように「人に助けを求めたり出来ないという事を屈辱的だ」と感じている状態では、白旗を挙げるなんてできません。

自立がもともと強くて頑張れてしまう人ほど、急ぎますし重たい荷物を背負ってしまいます。

> 仕事を覚えられずうつ病になり二回の休職後3年弱で退職しました。

図鑑さんは「怒られてばかり」と書かれている事から、自分の能力が高くないから仕事を覚えられずにいた…と思っていらっしゃるかもしれませんが、もしかしたら図鑑さんが自立ゆえに「自分の今の状態ではまだ登れる装備を持っていないのに、軽装・スニーカーでエベレストに挑んでいる状態」だったのかもしれません。

まだ自分のスキルや知識・経験値では「それを1人前にこなすには早過ぎる」事であっても、頼ってはいけない!一人で何とかしなくてはいけない!これではダメだ!!と急ぎ過ぎ、背負い過ぎ、頑張りすぎて、心が悲鳴をあげてしまったのではないでしょうか?
うつ病による強制終了をしなくてはいけなくなった図鑑さんの心は、ボロボロに傷付いた状態だったのだと思います。
ボロボロになるまで、一生懸命に自分を追い込んだんです。

私も自分自身が「自立」の生き方をしていたのですが、図鑑さんにもきっとこのような傾向があると思いますがいかがでしょうか??
先輩カウンセラーから聞いた【自立3点セット】というものです。

●頼れない(1人でやってしまう)
●甘えられない(ガマン強い)
●弱音を吐けない(愚痴や本音を言えない)

この3点セットを持った人をイメージすると、随分と「頑張っちゃう人」に見えませんか?
弱音も履かずに一人で成長しようと努力し続け、我慢強く目標に向けて必死に耐える姿が思い浮かびませんか?

出来ることを自分で出来るようになる「自立」をする事は生きて行く上でとても大事な事ですが、この自立が【過ぎる】と自分を苦しめてしまいます。

自立が過ぎる事を懸念している理由として、図鑑さんも体験されたように『燃え尽きる』という事があります。

もともとが自立の傾向が強い人というのは、頑張れる人です。
頑張るということが「基本」なのでそれに慣れてしまっています。
頑張るとは力みのある状態で、決して余裕がある状態ではありません。常に100%に近い状態の力を必要として奮闘していますが、そうする事が当たり前だと「余力なんてもうない」という状況が分からなくなり、自分が頑張りすぎている事にマヒしていきます。

車を例えにしますが、ガソリンがなくなるまでベタ踏みし続けて高速で飛ばしていても、ガソリンがなくなったら給油しないと車は止まってしまいます。
限界を超えたらエンジンがストップして動かなくなります。

自立が過ぎて燃え尽きるのもこれと同じで、自分がすでに全力で力尽きそうになっているのにも関わらず「まだ足りない!」と自分を追い込み、限界を超えたハードワーク・オーバーワークから燃え尽きて強制的に終了させられてしまいます。

図鑑さんは、本当に頑張って走ってきました。
まずは、強制終了しなくてはいけないくらいに背負い込んで燃え尽きるまで頑張っちゃった自分を受け入れましょう。

> これじゃ怒られるために仕事をしている。(探している)
> こんなに怒られてまで給料(お金)なんて欲しくないと当時思っていましたし、現在も変わっていないです。

怒られるという怖れの後ろには、図鑑さんが「自分は出来なくては価値がない存在である」「役に立てない自分には存在意義がない」といったような自己否定や無価値観があるのではないでしょうか??

自分に価値がないと感じていたら、人に何かをやってもらうなんて「怖れ多いこと」として頼れません。
自分が役立てないと存在意義がないと思っていたら、人一倍頑張ろうとしますし、上手くできなければ自分を過剰に責めてしまいます。

もしかしたら自分では覚えていない位些細なことが原因で、自分は頑張らないと愛されないと感じてしまい、自立をしようとしたのかもしれませんが、図鑑さんはなぜにここまで強く「自立」していると思われますか??

とにかく困難が大好きで、限界突破に喜びを感じる!というのであれば、それは「自分の楽しみ」ですから辛く感じてもそれ以上の喜びや充実感があります。
自立している事が「しんどいなぁ」と思うという事は、好きで自立を尖らせたんではないんですものね。

そうせざるを得ない状況や過去があって、一生懸命に自分を自立させてきたんです。
そうするしか自分を守れないと思って、必死に自立してきたんです。

自立が「過ぎてしまう」理由に『依存時代に傷付いた分だけ、苦しみや痛みや悲しみを感じた分だけ、強く強く自立しようとする』というものがあります。
自分が苦しい思いをしてきたのであれば、その痛み・悲しさ・寂しさを「また体験する・感じる」のは絶対に嫌と感じているからこそ、自立しちゃったんです。

人に頼る「弱い自分」になってしまうと、また傷付くと怖れているんです。

でも本当は、依存時代に傷付いた大きな痛みを押さえつけて自立したのですから、誰かに甘えられたらいいと感じているし、出来ないって投げ出せたら楽になれると思っているし、愛されて「もういいんだよ」って言ってもらいたいと心の底から欲しているんですが、そうするのが何よりも怖いんです。

自立し過ぎてしまっている時というのは、こんな風に考えてしまいがちです。

・自分が正しいと正しさを主張してしまいがち
・どうせ分かってもらえないと諦めている
・感情を抑圧して感じない様にします

何でも一人で抱え込む = どんどん孤立して自分から外に壁を作ってこじらせて行きます。
痛かった分だけ、寂しかった分だけ、頑丈な鎧を着こみます。
それはまるで、童話の北風と太陽のお話中で寒さに対抗してがっちりと自分をガードするように、自分の殻をどんどん頑丈にしていきます。

そして、気付いた時には「ひとりぼっち」になります。

寂しさや痛みを感じたくなくて、必死に頑張ってきたというのに、誰にも頼れず助けてと言えず、愛されていないと感じて孤独や痛みに泣いてしまうんです。

図鑑さんは仕事をする中で「怒られる」恐怖と闘いながらも、一生懸命覚えようと努力したからこそ、心のバランスを崩したのではないでしょうか?
もっと適当にやれれば良かったのにそうできなかったのは、頑張り屋さんで真面目な図鑑さんがいたからではありませんか?
そして、その長所である部分を頑張らせすぎてしまい、燃え尽きてしまったのですから、今の図鑑さんがまずすべきことは

今の自分を受け入れる事です。
燃え尽きるほど自立して頑張るしかなかった自分を、労い、抱きしめる事です。

働くと怒られる・怒られる対価として自分をすり減らせてお給料をもらうと「決めている」のは他ならない図鑑さんです。
なぜ、怒られる = 自分には出来ない、と図鑑さんは自分の価値を決めてしまったのでしょうか?

自分には価値がないと否定していませんか?
自分の事を図鑑さんは、今どれくらい好きだと言えますか?

仕事を辞めている今の自分や、働きたいと思えていない自分に対して「しょーがないよね」って肯定してあげられますか??

> 私は仕事や社会とどう関わっていけば良いのか、私自身どのように向き合えれば良いのでしょうか。

根本さんのブログ読者さんであれば「耳タコ」かもしれませんが…

図鑑さん、ぜひとも自己肯定して自分軸で生きましょう!

自分を肯定・受容するというのは、出来たことを数えるだけではなく「何もできない自分をも受け入れる」という事です。
先程も少し書きましたが、仕事をしたいと思えずにまた怒られるのは嫌だと困惑している自分に対して「怒られるのは嫌だもん。働きたくないと思うのは当然だよね。しょうがないよね。」と嫌がる自分の気持ちを肯定してあげる事が『自己肯定』です。

どんな自分・どんな状況の自分にも「今はこうするしかないんだよね」と寄り添い続け、信じ続け、愛を届け続けることが自己肯定です。
ダメな時にもちゃんと「ヨシヨシ」と抱きしめて、自分にまるをあげることが大事なんです。

図鑑さん、ご自身に向かって声をかけてあげてください。

「今は」働きたくないと思ってしまう程に疲れている自分に、どんな言葉をかけてあげたいですか?
「怒られる」と怯えている頑張り屋さんの大親友がいたら、どんな風に接してあげて励ましてあげたいですか?

誰か分かってよ!
誰か助けてよ!
もうしんど過ぎて嫌だよ。
僕の負けです。
誰か僕を支えてください。

自立の後ろ側で、言えないこんな言葉を抑え込んでいるんですもの。
そのSOSに「気付いてあげる」事が、自分を大事にする第一歩です。
そして、寂しがり屋で不安や怖れをいっぱい抱えている自分の事を、少しずつでいいので許してあげて、自分が自分の親友になれるように、心を自分に開けるようになると、尖りすぎた自立を弱めていく事ができます。

自立も依存も「過ぎてしまう」と生きるのが苦しくなるので、それを緩めて『相互依存』できるようになることを目指します。

心理学の世界では、全ての問題は自作自演であり、自分が必要だから起こしているという見方をします。
図鑑さんが燃え尽きるほどの大きな出来事を用意したのは、これ以上の自立はもう無理なんだよ、ここで休んで自分を大事にして自分を肯定しながらもっと楽に生きていいんだよ!!という図鑑さんの内側からの合図だったのかもしれませんね。

自立の時というのは、完璧主義に陥りやすい傾向が強いので『~ねばならない』というのを手放していく事も重要です。
私自身も「自立強め」で生きづらく、最終的には孤独だと感じて泣いていましたが、少しずつ自己肯定して自分の感情に寄り添う事を続け、今はだいぶ自立を弱めることが出来るようになってきたと思っています。
過去に「自立を弱めるため」の記事や、自己肯定するために私がしたことをブログ記事に書いていたものをご紹介します。

長くなっていますが、あと少しだけ書かせてください。

自立をしている時というのは、思考優先で感情を抑圧し感じない様にしてしまいます。

●依存 … 女性性優位
 ∟ 包容力・感情豊か・直感的・優しさ
●自立 … 男性性優位
 ∟ 思考的・行動的・論理的

とも言われていますので、思考優先で自分を責めたり追い込んだりしている部分も強いのではないでしょうか?
自立を弱めるためには「感じる」「受け入れる」という事も役に立ちますので、泣きたいときに泣いたり、面白いお笑いを見て笑ってみたり、ムカつく時には根本さん直伝のお恨み帳を発動させて呪詛の言葉を書きなぐったりと、感情を開放していく事も、自分を楽にする手助けになります。

今の図鑑さんの事を図鑑さんは「好き」「かわいいやつだよな」とは言えないかもしれませんが、自分の持つ長所を沢山見つけてあげて自分の価値や魅力を受け取って、自己肯定して自分を愛し・大切に慈しむことで、きっと今以上に生きやすくなりますし、図鑑さんの周りの人たちも変化していきます。

人間関係は自分が自分に対してしたことを写し出すものですから、自分が自分を信頼して優しく接すれば、周りの人も図鑑さんが図鑑さんにするように「信頼し親切にして尊重してくれる」ようになります。

内側を整えて自己肯定する事が、外側を変える近道になりますので、まずは自分をギューッと抱きしめて「今までごめんな。ここから、よろしく。」と自己肯定の1歩を歩き出せますように。

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –

ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡

ココロノマルシェへ

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –

ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。

ブログdeお悩み相談に応募する

友だち追加
  • HOME
  • >
  • お悩み相談
  • >
  • その他の問題
  • >
  • 【ココロノマルシェ】仕事や社会とどう関わっていけば良いのか、私自身どのように向き合えれば良いのでしょうか。