(お悩み相談)以前言われたネガティヴな言葉や、相手から言われた言葉を引きずり、頭から離れなくなることがよくあります。
こんにちは。
あなたの心の痛みや悲しみの傷に優しく絆創膏を貼る「心の保健室」を目指しているマミコです。
私はお酒をたしなむ…というか、結構な酒豪だと思っているのですが、洋酒チョコはちょっぴり苦手。
というのも「味がしっかりしたお酒」が得意じゃないというのも関係していると思います。
私が好んで飲むのは「ウォッカ」なのですが、家で飲むには手軽なレモンサワーかビールがほとんど。
ワインやウイスキーなどの『お酒の味』がちゃんとしているものは、どうにも酔ってしまいます。
あ…でも日本酒は飲めるなぁ。むむむ?!
洋酒チョコが苦手といいつつも、お店に並んでいると気になって手にしてしまいます。
これもその一つで、マスカットのお酒のクリームを閉じ込めたチョコなのだそう。
マスカット!!!おいしいですよね~~。
なので思わず買ってきてしまいましたが、お酒が入っているので仕事中に食べるドキドキ感(別名:罪悪感)があり、ビビリな私は冷蔵庫で冷やしたまま食べるのを逡巡しています。
買ってきたもののまだ食べていないのですが、GW中にのんびりタイムのお供にしようと思っています!という事前発表をした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)ブログに届いたお悩み相談をしたいと思います。
マミコさん、こんにちは。以前セミナーを受講し、温かい言葉の数々にほっこりした気持ちになりました。
私はネガティヴ思考で、自己肯定感も低く、ついつい周りの目を気にしてしまいます。
そんな私は、以前彼から言われたネガティヴな言葉や、お悩み相談した相手から言われた言葉(相手の言葉が的確過ぎて、私が勝手に傷つくだけなのですが)を引きずり、頭から離れなくなることがよくあります。
気にしすぎ、過去のこと、そんなふうに思うようにはしていますが、なかなか頭から離れていかないし、衝撃が強くて、言葉が薄れてもいきません。
時間が解決してくれる面もありますが、どうしたらその言葉を引きずらずに、薄れさせたり、あるいは受け入れることができるのか、アドバイスをいただけたら嬉しいです。
ご相談:Yさん
Yさん、こんにちは。
3月に開催したセミナーにご参加いただき、ありがとうございました。
何かちょっとだけでも毎日の生活で「自分を癒す」際に役立つものがあれば嬉しいです。
> 私はネガティヴ思考で、自己肯定感も低く、ついつい周りの目を気にしてしまいます。
いきなりですが、Yさんが届けてくれた「ダメだと思っている自分のあれこれ」を、
しょうがないよね。これが「今」の私の個性だもんね。
と言ってあげて、ネガディブ思考も自己肯定できないことも、周りの目を気にしてシュンとしちゃうことも全部、ヨシヨシってYさんの事をギューーーッとセルフハグして包んであげてみてください。
周りの人にどう思われるか?外側の目が気になってしまうと、どうしても自分を置き去りにして後手後手に行動して、とってもしんどい状態になってしまいます。
自分のことを日常生活の中では後回しにしちゃっている状態ですものね。
だから、一人になった時はそんな自分を丸ごと「しょうがないよね。でも本当によくやっているよ。しんどい中でお疲れ様。」と抱きしめて緩ませてあげてください。
ダメなんだから!
直さなきゃ!!
って叱咤激励したら、休める場所がなくなってしまいます。
まずは緩んで自分に優しくしつつ、少しずつ自分との信頼関係を作ってあげましょう。
自分を受け入れる → ダメな自分を許す → 自分を肯定する
と、自分を受け入れることに慣れていくと、少しずつ自己肯定の力も持てるようになっていきますから、一石二鳥ですよ!!
> 以前彼から言われたネガティヴな言葉や、お悩み相談した相手から言われた言葉(相手の言葉が的確過ぎて、私が勝手に傷つくだけなのですが)を引きずり、頭から離れなくなることがよくあります。
人の言葉をギュッと受け取れて、それを素直に自分に当てはめられるからこそ傷ついてしまうのですが、Yさんはそれだけ「細やかで敏感さを持つ繊細な人」だと思うんです。
同じ言葉を投げられても「へー、そうなんだ」で受け流す人もいるのに、しっかりと相手の言葉をキャッチできるセンサーがあって、受け流さずにとり込んじゃうんですものね。
一見短所に見える「人の言葉を受け取り過ぎる繊細さ」の持つ長所って、どんなところだと思いますか??
Yさんはご自身の繊細さがもつ価値を、どれくらい認めてあげられていますか??
・人に気を使って顔色を読めるから、つらそうな人に気付いてあげられる
・自分が敏感だからこそ、言葉に気を付けて人を傷付けるようなことはしない
・少しでも相手を喜ばせるために心が砕ける
・ネガティブに言葉を受け入れることで嫌味な態度やおごり高ぶることがない
・ネガティブな言葉がつらいことを知っているから、Yさんの発する言葉はいつも優しい
・相手に何かアドバイスをする際に、言葉を選んで暖かいものを届けられる
・Yさんと一緒にいる時間は、周りの人は安心して自由にふるまえる
・Yさんは自分が痛みを知っているからこそ、周りの人がのびのびできる場所を作れる
・優しい空気を持っていて、人を包み込むことが出来る
・相談には真摯にのってあげられる
どうでしょうか??
自己肯定感が低い(自分を犠牲にしても人を大切にしてしまう)ことや、周りの目を気にするというのは『短所』でもありますが、短所と長所は紙一重・裏表ですから、裏返すといっぱい素敵な価値が隠れていますが、Yさんはご自身の持つ長所のことを、どれくらい素敵!って受け取れているでしょうか??
私の繊細さに価値なんかない…と思われるかもしれませんが、人の言葉に傷付く人は、同じ言葉で人を傷付けることをしませんから、Yさんが誰かを傷付けることは極端に少ないと思うんです。
人間ですから予期せぬことで誰かを傷付けてしまうことはあると思いますが、その頻度はビックリするくらいちょびっとだと思います。
というか、Yさんが傷付けてしまったかも?!と思った言葉は、実は相手を傷つけるようなものではなかった…なんていうことの方が多いのかもしれません。
人を傷付けずに優しく大事に扱えるって、とっても素敵な才能・長所だと思います。
誰しもが持てる力ではないのですが、Yさんにとっては「ごく普通にできてしまう当たり前のこと」ゆえに、自分の持つ優しさや敏感さに価値を見つけられないのではないでしょうか。
繊細さを持つがゆえに、どうしても相手の言葉を素直に受け取って自分を苦しませてしまいますが、欠点だけではなく「私がこの欠点だと思うものを持っているがゆえに与えられているもの」という、長所や価値も、忘れずに評価していただきたいなぁと思います。
セミナーの中でもお届けしましたが、YさんがYさんにとっての「一番の理解者・親友になる」事も、Yさんを助けてくれる力になってくれます。
グルグルと周りの人の言葉を思い出してきたときに、大親友にそれを打ち明けるように聞いてもらったら、どんな言葉が返ってくるでしょうか?
「そんなこと言われたの?それは気になっちゃうよね。ヨシヨシ。悔しいね。」
「図星だ!って思っちゃったんだね。でもねぇ、そこがYちゃんの素敵さの一面でもあるし、私はそこが好きだよ。」
「そっかー。苦しいね。このままだとしんどくなっちゃうから、今日はもう考えるのやめよ!おいしいお茶でも飲もう!」
「そんな言葉言われたら、私だって傷つくよ。よく耐えたね。」
グルグル考えることがどれだけしんどいか、それを吐き出して分かってもらうだけで、なぜかちょっとだけ心は軽くなります。
そして、どうせ考えてしまうのならば、その「考え癖」を利用して、こんな風にしてみるのはいかがでしょうか?
過去の出来事や嫌な言葉、言われて辛かった言葉が出てきたときの状況を思い出してみて、その時の自分を映画のスクリーンに映すようなイメージで、ちょっとだけ離れた場所から俯瞰で見てあげてください。
彼から言われた嫌な言葉は、どんな状況で言われたのでしょうか?
その時、その前後、Yさんは彼のためにどんなものを懸命に与えようとしていたでしょうか?
嫌われないようにと気を配り、喜んで欲しくて、大好きだったから笑顔になって欲しくて、Yさんなりにできる事を精いっぱいやっていたのではないでしょうか?
それなのに、ちょっとしたことですれ違ってしまったりケンカしてしまったりして、彼の何気ない一言に傷付いたYさんがいます。
その時のベストを尽くしていたはずなのに、精いっぱいやっていたはずなのに、それが届かなかっただけで、Yさんは全力で恋をしたし、一生懸命だったのではないでしょうか?
足りていないところやダメなところもあったかもしれないけれど、その時にできるYさんなりのベストを尽くしていたはずです。
その時の自分の姿を思い出しながら、言われた言葉で傷ついて今でも苦しんでいるYさんのことを思ったら、熱いものがこみ上げるのではないでしょうか??
ギューッて抱きしめてあげたくなるのではないでしょうか?
自分を肯定できなくなってしまったり、周りの人の事を気にしてしまうのだって、過去にきっと何らかのつらい体験だったり、心の傷になるような痛みがあったからではないのでしょうか?
繊細に反応して、間違ってしまわないように。
敏感に受け取って、これ以上嫌われずに、愛される私になれるように。
そうやってずっとずっと、自分を責め続けながらも愛される私になりたくて頑張っているからこそ、うまくいかないことやダメ出しだれた事がチクチクして、忘れたくても頭から離れてくれないんですものね。
> 気にしすぎ、過去のこと、そんなふうに思うようにはしていますが、なかなか頭から離れていかないし、衝撃が強くて、言葉が薄れてもいきません。
言葉を思い出してYさんが悲しくなったり苦しくなったりするたびに、ひたすら自分を甘やかして優しくしてあげてください。
「気にしたくないけど、気になっちゃうんだよね。ホントにしんどいね。」
しんどい時には、それをただ分かってあげてください。
セミナーでもお話させていただきましたが、ネガディブな状態ってとてもしんどくて重たいので、その感情にのまれている自分のことを頑張らせて、無理矢理にポジティブにしようとしてしまいます。
それは、泣きたい時に「泣かないで!笑わなきゃ!!」と、泣かせてくれないのと同じです。
自分の苦しみや悲しみを分かろうとしない人の事を、私たちは信頼できませんよね?
自分を肯定するためにも大事な力になる『自分との信頼関係』を築いていくためにも、ネガティブでグルグルと思考してしまう自分に付き合ってあげて、とことん自分を分かってあげることが大切なことだと思っています。
Yさんにとって、過去に言われた言葉は、まるで刃物のようにYさんを傷付けて、Yさんの心をえぐったんです。
その時にできた痛み、そのことを言われたことでどれだけYさんが苦しんだのか・泣いたのかを、今からでも『分かってあげる』ことが、その傷に絆創膏を貼ってあげる助けになります。
そして、傷ついているYさんにお薬となる「優しい言葉」「愛ある言葉」をいっぱい浴びせてあげましょう。
五感を使って自分に浸透させるのがオススメなので、ぜひぜひ好きな香りのハンドクリームやボディークリームを準備して、自分を苦しくさせる言葉が頭の中をグルグルしだしたら、その言葉を打ち消すように優しい言葉をかけながら、丁寧に自分の手や足にクリームを伸ばしてあげてください。
思い出すとしんどいね。今日もお疲れ様。
まだまだ足りない!って虐めちゃうけど、私はいつも頑張ってること、知っているよ。
本当に頑張り屋さんだよね。ありがとう。
今日だってあの人・この人の事を敏感に察して立ち回って、ヘロヘロになるまで頑張ったもんね。
Yちゃんは本当に人に対して愛があって優しいよね。
そういうところ、みんなには当たり前に見えるかもしれないけど、私はその裏でしんどさと戦ってるYちゃんの事を知ってるから、いっつもすごいなーって思ってるよ。
優しくてあったかい、そんなYちゃんの事が大好きだよ。
「ありがとう」「ごめんね」「愛してるよ」「大好きだよ」って、いっぱいいっぱい自分に声をかけてあげてください。
自分を慈しむように、大切にクリームを伸ばしながら、いい香りに包まれる「素敵な私」に、暖かい言葉を惜しみなく浴びせてください。
だって、Yさんは誰かに傷付けられるような言葉を浴びせられるよりも、愛ある暖かい言葉をもらうのがふさわしい存在だから!!
それから、あまりに考えすぎることがやめられなくなったら「思考から逃げる」のもオススメです。
YouTubeなどでエクササイズ動画を見ながら集中したり、お笑いや入り込めるドラマを見たりするのもいいですよね!
一時的でもいいから、考え続けることをやめるために別の事をするのもとってもいいことだと思います。
考え出した!と気付いたら「もうやめやめ!!」と顔の前で大きく手を振って、好きな事やエクササイズなど、別の集中できることに意識的に切り替えて、考えるたびに「やめやめ」と繰り返していくことで、ちょっとずつ考え過ぎな自分が出てきたときの切り替え方を体に教えていくのもアリだと思っています。
(実はこれ、私も思考して自分を虐める癖があるのでグルグル考え出すと声に出して「やめやめ!」と大げさなポーズを取って別の事をして忘れる作戦をよくやります。おススメですよ~!)
> 時間が解決してくれる面もありますが、どうしたらその言葉を引きずらずに、薄れさせたり、あるいは受け入れることができるのか、アドバイスをいただけたら嬉しいです。
そもそも…なのですが、Yさんをこんなにも苦しませる言葉を「受け入れる」必要はあるのでしょうか??
もしかしたら正論かもしれないけれど、その言葉が自分のことを傷付ける刃物のようなものであれば、そんな言葉を受け入れる必要はないと個人的に思っています。
人がどんな言葉に傷付くのかは、人それぞれで違います。
そして誰しもが不完全で欠点やダメな点があるので、完璧になれないからこそ、ダメな部分を必要以上に責める必要はありません。
Yさんの事を苦しませる言葉が思い出されて頭の中を占領し始めたら、フーッといくつか大きな深呼吸をした後、胸に手を当ててこう言ってあげてください。
その言葉は、私を傷付けるいらない言葉だよね??
だから、もう私はこの言葉をポイしていこうと思います。
私の中にはいらない言葉です。サヨナラ!!
思い出す度に、何度だって「この言葉は私にとってはもう不要だよ」って言ってあげてください。
鋭利な刃物のような言葉から、Yさんを守ってあげてください。
言葉を全部受け取らなくていいんです。
自分にとって不必要ないらない言葉なんて、ポイ捨てしていいんです。
冒頭でYさんは「ついつい周りの目を気にしてしまいます。」と書いてくれましたから、気配りができる優しい目を持てる素敵な人なはずです。
その優しい目を、まずはYさんに向けてあげましょう。
一番大切にしてあげなくちゃいけないのは、他でもないYさんです。
そのYさんが泣いていたり、苦しんでいたら、一目散に駆け寄り抱きしめ、慰め、分かってあげて大事にしてあげて下さい。
もっともっとYさんに対して「気を使ってあげて」いいんです。
というか、気を使ってあげて欲しいんです。
周りの目を気にして我慢しているYさんに気付いてあげて、いっぱいいっぱい労ってあげてください。
私はこんな風に自分に声をかけることが多いのですが、それを最後にお届けします。
私にはダメなところがいっぱいある。
だからこそ、ダメな人の気持ちが分かるし、ダメだと泣いている人の背中をさすりたいと思える。
わたしには弱さや欠点がるけれど、それは誰かが力を発揮して「助けさせる」ことにつながれる。
足りていないことはむしろ伸び代!これから変化したり素敵になれるんだもんね!
私は私でいい。
私は私だから、いい。
私は私のままで、愛されていいし、愛していい。
繊細で傷つきやすいからこそ、人の痛みに敏感で人を傷付けることは少ないはずです。
それはうーーんと誇っていい素晴らしい長所です。
そして、誰かにとって欠点として指摘されたダメな部分が、個性として他の人から愛してもらえたり助けてもらえたりする「武器」のような力を持っています。
完璧な人ってすごいとは思うけれど、どこか近寄りずらいですよね??
欠点や情けなさがある方が、愛くるしい♡と言ってあげちゃいましょう。
ダメな部分や指摘された部分は、これから変わっていく自分の「伸び代」です。
そして何よりも大事なのは、Yさんも私も、欠点や弱さのある「自分のまま」でいいんです。
YさんはYさんだから、いいんです。
そして、Yさんだから好きだ!と言ってくれる人にうーーんと愛されていいんです。
欲しかった答えにはなっていないかもしれないけれど、自分のことを分かってあげられるのは自分ですから、どこまでも自分に優しくしてあげてください。
Yさんが言葉にこれ以上苦しめられることなく、いらない言葉を少しずつポイッと捨てていくことが出来るように祈っています。
マミコより
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あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。
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