眠る前の優しい言葉 ~頑張り屋さんの私たちだからこそ、焦る自分に届けましょ~
今日から7月、いよいよ「夏本番!」という季節ですね~。
私は「近視」のため、日常的にメガネをかけています。
本当はコンタクトレンズを使いたいのですが、随分前にアレルギー反応が出てしまい、目がヒリヒリ&カユカユになるだけではなく、まぶたの裏側に白いブツブツができるようになってコンタクトを諦めました。
メガネがないと世界がぼやけて見えるので、朝起きてから夜寝る前までずーーっとメガネをかけていますが、ここ数年で視力低下が進んでしまった上に乱視も加わってしまい、目が疲れるなぁ~と感じることもしばしば。
さらに最近は、手元の文字を見ようとすると目がショボショボしてメガネをずらすと見えやすいことに気付きました。
はっ!
これはもしや、ろ、ろ、ろ、老眼では!!!
パソコンを使う作業が多いと老眼も早まるとは聞いていましたし、最近はスマートフォンを使うことで20代という若年層でも「スマホ老眼」という現象があるそう。
近い距離のものを長時間見続けることで、目のピント調整機能に負荷がかかり、結果として目のピント調整機能が低下してしまうことで筋力が低下することで、手元が見えづらくなるのだそう。
調べてみたら、老眼にならない人はいない!と眼医者さんのホームページに出ていて、誰しもがいずれ目のピント調整がうまくいかなくなるようです。
そして、老眼はレーシックなどでは治すことはできず、自覚症状が出てきた時に「目の回復トレーニング」をすることで、近くのものが見えにくくなるのを遅らせることができるとのこと。
近視を利用して裸眼でするトレーニング方法の他に、ピンホールメガネという穴の開いたメガネを使って目の疲労回復を図る方法も紹介されていたので、早速DAISOへGO!
「THE・おもちゃ」みたいな感じのプラスチックの穴あきメガネ。
本当に効果があるのぉ~?と訝しがりながらかけてみると…
あれ?
裸眼でも遠くが見える?!
小さな穴を通して入ってくる光の量が集約されることで、遠くのものも見えるのだそう。(ザックリ)
さらに、光が小さな束になって入ってくることで水晶体全体を使わずに済み、目の筋肉の緊張をほぐしてくれるために疲労回復(緊張を和らげる)効果も期待できるのだそう。
近くが徐々に見えにくくなるのは、加齢とともに避けられない運命のようですが、手元以外にも夜になると目が疲れてシバシバしていたので、これを機に、トレーニングメガネで眼の緊張を和らげてあげようと思います。
おもちゃみたいなメガネだけれど、ちょっとカッコイイんです!!!
なんというか、映画「トップ・ガン」のマーベリック仕様のサングラス風で、私の中では「トム・クルーズさんを憑依!」と思うだけで、ちょびっと楽しくなっちゃいます。えへへ。
* * *
今日お届けする「眠る前の優しい言葉」は、精神科医の斎藤茂太先生の言葉です。
焦らない。でも、諦めない。
(by 斎藤茂太さん)
なにかを頑張ろうとしているときって、ついつい結果を急いで焦ってしまい、短期間で結果が得られずに「ダメだった」と諦めちゃうことってありますよね。
私は、自己肯定感を上げたい!なんとかして生きやすくなりたい!!と思っていた時に、早く結果を出したいと焦って「あれもこれも」と詰め込んで疲弊し、結果として続けることがしんどくなって諦めてしまい、より一層自分を嫌いになることをくり返してきました。
しんどいからこそ、焦っちゃうんですよね。
喉から手が出るほどに欲しいから、焦ってもがくんですもんね。
こうなりたい!という願いがあるから、それを少しでも早く見たくて、グッと力が入り過ぎてしまうのは誰しものこと。
期待した結果が「得られない」と思っているから焦ってしまっていますし、思考は実現する…の通りに、焦って行動していることでうまくいくことって少ないですよね。
先日、100%絶対に雨乞いを成功させることができる部族の話を書きました。
諦めない、ということが「願いや夢を叶える」ために力になるのは分かるけれど、諦めないというのが何よりも難しいんですよね。
諦めないというのは、信じ続けるということ。
自分との仲直りをしたい!
自分を肯定する力をつけたい!
そう思って行動する際に、思い出しておきたい事があります。
ずっと「長い時間をかけて」自分を蔑ろにしてきたんだよね?
ずっと「長い期間」自分を否定してきちゃったんだよね?
長い時間をかけて自分を嫌いになっていったのだから、ちょっと焦って行動した位では、頑なになった自分は緩まないと思いませんか?
少しの時間、ゆっくりと向き合わないときっと「また口先だけでしょ?」と、自分が自分のことを信じるのが怖くて様子見をしちゃうのではないでしょうか。
だから、少し時間をかけて取り組む必要がありそうだ!と思っておけば、必要以上に焦らずに、少しずつ自分との関係を良いものに変えていき、ガチガチになっていた自分を縛る鎖を柔らかく解いていくことを「ちょっとずつ」行っていけます。
まさに、斎藤茂太さんの言葉の通りに「焦らない。でも、諦めない。」なんですよね。
人と自分を比べちゃうような時も、自分がダメに見えて焦ってしまいます。
あれもしなきゃ、これもしなきゃ、と焦っているときほど、空回りしてガッカリしちゃいます。
頑張り屋さんの私たちだからこそ、焦ってしまう時に優しく自分を包むように抱きしめながら、小さな魔法の呪文のようにこの言葉を自分に贈ってあげちゃいましょう。
焦らなくていいんだよ。
ゆっくり、ゆっくり。
大丈夫だよ。
焦らない。そして、諦めずにいようね。
焦っちゃうくらい叶えたい、焦っちゃうくらい手にしたいものがあるのですもの!
それを諦めずに、自分を応援してあげたいですもんね。
自分に柔らかく優しい言葉を伝えて、しんどくなり過ぎずに日々を生きる上で、少しホッとゆるむことができますように。
ではでは、おやすみなさ~い。