眠る前の優しい一言 ~擦りむいた痛みは、いつかきっとあなたを輝かせる~
爪とぎは「布一択」を決めて、ソファーや目のかたいラグ(マット)などで爪を研ぐギンちゃんですが、どうやらニトリで買う「動物型のラグ」は爪を研がずに寝そべったり座ったりと、大事そうに使っています。
なにか特別な違いがあるのかどうかは私には分からないのですが、ニトリの動物ラグは「ギンちゃんのお気に召す何か」が縫い込まれているんだろうと勝手に思っています。
さてさて、今日ももう夜が更けて眠る時間ですよね。
眠る前にほんのちょっとだけ心を温めてくれるようにと今日お届けするのは、恋に仕事に、なんだかちょっとうまく行っていないという時に届けたい言葉です。
私達は何度もすりむいて、自分だけの靴を見つける
映画:イン・ハー・シューズより
擦りむくのってヒリヒリするし、靴擦れを起こしてしまうと歩くのだって痛くて泣きたくなります。
人生においても、普通に歩いていたはずなのに擦りむけたように痛みを感じて泣けてくる時間もありますよね。
できれば擦りむくような経験はあまりしたくないし、擦りむけたときの傷は浅いものですぐに治ってしまうような軽いものだったらいいけれど、水ぶくれが出来てしまって破れてしまうような「少し酷い靴擦れ」だって体験してしまう事があります。
誰しもが「うまく行きたくて」挑戦します。
仕事だって恋だって、楽しみたいし喜びたいと思っていますし、出来ることに思いを込めて頑張ります。
失敗しようとして挑戦する人なんていませんもの。
だから、うまく行かない時というのは「チャレンジしたからこそ、靴擦れした」という事にしてあげましょう。
靴だって試さなければ靴擦れすることはありませんが、試さなければ自分の足にピッタリの一足を見つける事は出来ませんものね。
前に進んだからこそ、擦りむいたんです。
それは価値のある「擦り傷」です。
何度も擦りむいてしまったとしても、大丈夫。必ずあなたにピッタリの靴が見つかるから。
今、痛みを抱えているあなたがこれ以上自分を責めたりせずに「自分に合うものを探している途中で少しだけ擦りむいてしまったんだよね」と自分の擦りむいた傷に優しく薬を塗るように、自分に暖かい思いを届けてあげられますように。
おやすみなさい。明日はその傷がほんの少しでも良くなっているように、心地よく眠りにつけますように。