うまくいかない中で頑張るって、よく考えたら「めちゃくちゃすごい」ことをしてるよね?!
春にも一度「左の股関節」が痛くなり、歩くのがままならなくなりました。
変な動きをしたのかな?と、家にあったロキソニンテープ(湿布のようなもの)でケアしていたら痛みは消えたのですが、その後も時々急な痛みが出ることがありました。
この痛み、実は昔から時々起きていました。
湿布を貼って足を動かさないようにしていると痛みが落ち着くので、これまであまり気にしていなかったのですが、近所のスーパーでカートを押しながらお買い物をしていたら、いきなりの激痛。
ん???
足がうまくつけない。
えーーっ。
痛くてカクカクした動きしかできない!
ということで、慌てて整形外科を受診。
レントゲンを撮って診てもらったところ、「骨盤の被りが浅く」、そのせいで骨に負荷がかかることで痛みが出るのだそう。
骨盤の被りって??
と思って説明を聞いたところ、足と骨盤の稼働領域部分に、アーチ状になって大腿骨を覆う骨盤の骨があるのですが、その大きさが小さいことを表す表現。
大腿骨の上のアーチ状の骨が、足を動かす際に負荷軽減の仕事をしているのですが、保護してくれる骨が小さいことで関節に負荷がかかり、関節軟骨が変形していき、痛みが生じてしまうようです。
骨盤の被りが浅いのは「生まれつき」らしく、そう言えば子どもの時に言われていたのを思い出しました。
使えば使う程、骨の間のクッションの役割をしている軟骨がすり減り、骨同士がぶつかって痛みが出てしまうため、負荷をかけないようにするのが大事…とはいえ、歩くだけでも負荷はかかるもの。
骨盤の被りが浅いと、「変形性股関節症」という痛みを伴う症状に変化していくことが多いそうですが、幸いにもレントゲン上ではまだその症状は見られず。
ふぅ。ドキドキ。
痛みがあるときは、できるだけ安静にして湿布を貼って過ごすことに加え、今は強い痛みで炎症反応があるので飲み薬ももらいました。
うん。イテテになっちゃった。
ギンちゃんも変形性関節症で「ソレンシア」という注射を打ってもらっていますが、私も関節のお薬を飲むことになりました。
生まれつきの骨の発育不全。
こればかりはどうしようもないので、できるだけ変形性股関節症になるのを遅らせることができるように、痛みが引いたら、ストレッチや股関節の動きを補助してくれる筋トレなどを「無理ない範囲」でやっていこうと思います。
* * *
ここ数日、自己受容や自分にやさしく寄り添うことがすぐにできなくても大丈夫だよ!というブログを書いていたのですが、その言葉は
過去につまづいてばかりだった私が、言ってもらいたかった言葉でした。
大丈夫、大丈夫。
うまくいっていないように見えるでしょ?
でもね、それは通過点であって、今のあなたでもちゃんと自分を好きになれる未来に向かってるから、安心していいよ。
そう言って、笑いながら「フレーフレー」って言ってもらえたら、どれだけ心強かったでしょう。
何をしても自分が楽になれず、自分を好きになれないだろうと肩を落としていた私に
「それでも何とかなっていくよ」
「変化している”渦中”にいる時には、変化していることには気付けないから、うまくいっていないように見えているだけだよ」
と言ってくれる身近な存在がいたら、必要以上に気落ちしたり自分を虐めずに済んだのかもしれません。
色々とうまくやれなかったときの「少し前の自分」を思い出してみたら、すごく頑張っていたあの頃の自分を「うーーんとヨシヨシ」したくなりました。
こうなりたい!という目標に向かって、試行錯誤して努力するって、大変なことが多いですよね。
初めのうちはやる気もみなぎっているので、頑張ることにも意欲的ですが、結果が出ないと「やり方が間違っているのだろうか?」「なんでうまくいかないのか?」と、最初に持っていた意欲も低下していきます。
それでもまだ努力を続ける…って、しんどいですよね。
しんどいながらも、何かしらの「良い変化」「分かりやすい成果」があれば、モチベーションが回復して、やるぞ!と気持ちを新たに頑張ることを楽しめます。
「嬉しいこと」「手応え」が、頑張り続けるための原動力・エネルギー源になるのに、それが何もない中で「は~ぁ」とため息をつきながら頑張り続けるって、メチャクチャすごいことをしていると思いませんか?
嬉しい!楽しい!と思える「結果」を手にしていたら、頑張ることは続けやすい。
でも、うまくいかない中でも「もうちょっと頑張ってみよう」「諦めが悪いから…」と、望んだものを手にできない中でも頑張り続ける…って、並大抵のことではありません。
うまくいっているならば、続けられます。
頑張った分だけ結果を手のすることができたら、楽しいから頑張ることが苦ではありません。
でも、うまくいっていない中で頑張っているとしたら??
がっがりして下を向く自分に「もうちょっと、もうちょっとだけ頑張ろう!!」と自分をなんとか奮い立たせ、頑張る力も湧かない中でも、歯を食いしばって奮闘しているんです。
うまくいかないことばかりの中でも頑張り続けている「友達」や「同僚」がいたら、あなたはどんな風にその人のことを見つめるでしょうか?
すごいなぁ。
偉いなぁ。
根性があるなぁ。
どうか、この頑張りが実りますように。
と感嘆の気持ちと共に、頑張りが報われて笑顔になれることを祈るのではないでしょうか?
友達や同僚だけではなく、あなた自身にも、そのまなざしを向けてあげましょう。
結果が出ない…
うまくいかない…
また手応えがない…
まだダメだ…
そんな中でも、自分を楽にしてあげたいと思い、自分を理解し愛してあげようと、力を振り絞って努力し続けているんです。
頑張っていることが、すでに尊いじゃないですか!!!
うまくいかない中で頑張り続けるって、うまくいっている時より、ずっとずっと難しいことです。
頑張り屋さんで、努力家の「諦めの悪い自分」を誇りに思ってください。
あなたはとってもすごいことをしているのだから。
私も「諦めが悪いのが私の取り柄だ!!」と逆切れモードで、しつこくあの手この手を実践して、今に至ります。
うまくいかない中だからこそ、私のやっている努力は素晴らしい!!
と、盛大に自分を褒めてあげてくださいね。
頑張り屋さんのあなたが、頑張る中で上手に息抜きしながら、一歩ずつ自分を受け入れることができますように。
フレーフレー!!
フレーフレー!!
新潟から3魂のエールを送ります。