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手のひらサイズの幸せ

『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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私たちはしなやかに立ち直る力を持っているけれど、立ち直っても絆創膏はいっぱいだから

おばけさんのシールなの?

残暑お見舞い申し上げます。

って、めっちゃ暑い日が続いていますよね~。

それでも、夜の入り口の少し気温が落ち着く時間帯にこはるちゃんのお散歩に出かけると、どこからともなく虫の音が聞こえてきて、あぁ、暑いけれど季節は秋に向かっているんだな、と感じます。

秋と言えば、ハロウィン!

って、100円ショップではお盆を過ぎて間もなくから、早々にハロウィンアイテムが登場しますよね。
まだ全然、海だ!花火だ!って言いたくなるような中でも、こうやって「秋が来るよ」というのを感じていくのかもしれません。

ハドイン?それはなんですか…なの

残念!
ハドインではなく、ハロウィンっていうのは、「お菓子をくれないといたずらするぞー」っていうお化けに変身した人ががいっぱいになる、秋のユニークなお祭りだよ。

そっか、こはるちゃんは『初めてのハロウィン』だね。

ハロウィンと言えばマミコが離婚てシングルトンになった記念日ですね

Oh, Nooooooooooooooooooooo !!!!!!

ビークワイエットよ、ギンちゃん。

そうね、そうよ。
たしかにハロウィンに離婚したねー。(白目、他人事)

離婚を受け入れて歩き出そうと決めた時、私を支えて前を向かせてくれたのは、ギンちゃんと仁くん。

3魂で楽しく生きて行こうね、って誓って、そして私の毎日はギンちゃんと仁くんのおかげで、あたたかく幸せな時間になってくれたね。

今年は初めて、仁くんのいないハロウィンになるんだね。
あーーーっ、寂しい。

今年は今までとは違う、きっと新しいハロウィンのスタート。
こはるちゃんが加わってくれて、我が家もまた賑やかになって、また新しい「思い出」を積み重ねていくんだもんね。

お空に向かって仁くんに届くように、ハッピーハロウィン!って「新・3魂」で笑顔で言える日になりますように♡

100均つながりでDAISOのシール

見て、見て、見てーーっ。

この間、DAISOに行ったらとってもかわいいシールに出会っちゃったの~。
むほほ。動物柄って誘惑してくるよね~。

奥様、聞いてくださる?
こんなにかわいいのに1枚100円なんですのよ。

お空の上のあの子に会えたようなそんな気持ちになるやさしいシール

そしてこちらも、100均のセリアで出会ったシール。

大きな動物に小さな人間が出会う、柔らかいタッチのシールは少し幻想的で、まるでお空の上に旅立ったあの子たちと夢の中で出会っているようで、愛おしく優しい気持ちになって、手に取った瞬間ちょっと涙ぐんじゃいました。(怪しい人度満点)

冒頭のハロウィン柄のシールと一緒に、久しぶりのシール購入!

DAISO、セリアと100均をはしごした日にそれぞれ買い求めたのですが、仁くんがいなくなってから、どうにも「自分の好きなこと」にも、あまり集中できない感じでいました。

本を読んだり、心が震えるような言葉に出会った際に、いつもならノートを広げてワクワクしてシールや付箋を貼って言葉を書き留めるのですが、この数か月は

自分の好きなことなのに、楽しいと思えない

状態になってしまい…

シールや付箋が欲しいという気持ちが全くなくなりました。

「死ぬまでに使いきれない量」のシールや付箋があるにもかかわらず、新作をチェックして、自分へのご褒美♡と言っては購入し、ノートタイムに

「どれにしようかな、神様の言う通り~」

なんて浮かれてシールをニヤニヤ手にしていた私が、です。

仁くんを見送り、深いグリーフの中にあったときには、ノートを広げて書くことはできていたのに、少し形を変えた悲しみを心に置きながらも日常生活を取り戻し始めてから、だんだんと「これまで楽しめていたことに心が付いて行かない」感じで、いろんなことが上手くできなくなりました。

大好きなノートもそうですが、本を読むスピードも落ち、何かを始めたいという意欲も持てず…。

ブログも全然書くことができなくなりました。

そんな中で仕事の環境が少し変化し、葛藤したり悩んだりもがいたりで大忙しになり、忙しいという漢字の通りに「心を亡くす」ような日々。

あぁ、私、力がないんだね。
あぁ、私、今はただこうしているしかできないんだね。

もがく元気もない感じで、だからただ「今できることだけ」をこなせればそれでOK、と目の前のことだけを淡々とこなす日々を送っていました。

心が動かないならば、動かないままでいよう。
心が動きたいと感じるまで、このままでいよう。

いつになるかは分からないけれど、私の速度を大切にしてあげながら、私がまた「やりたい」と思える日がくるまで、何もできない私でいていいからね、って。

そうして夏が真っ盛りになって、日が長い時間も終わり、少しずつ日が沈むのが早くなり出した頃に、久しぶりにシールを手に取って、思わず笑顔になってレジでバーコードをスキャンした自分がいたことにすごく嬉しくなりました。

あぁ、また私は「好きなことをしたい」って思えるようになってきたんだね、って。

* * *

自分を喜ばせ、自分をイキイキ生きるために「自分の好きなこと」を思いっきり楽しむことが大事だけれど、好きなことにも心が動かないくらいに力がないときというのも、人生の中ではやってくることがあるものです。

離婚問題の中にあったときも、たしか同じように世界はグレーで色彩を持たず、何をしても楽しいと思えなくて、何かをする力すらない状態になりました。

それでも生活のためのあれこれや、仕事など、目の前のことは淡々とこなして。
でもそれが精一杯で、何もできなかった。

そんな状態が2年近く続いて、少しずつ力が湧いてきて、ようやく引っ越しをしたり、好きなことを楽しみだして、そして朗らかな日々を過ごせるようになりました。

あの「何もできなかった時間」は、とてもつらくて、生きている意味が分からなくなる程だったけれど、過去の体験が『今』の私を助けてくれました。

何もできなくて、こうしているしかできないんだね。
でも大丈夫。
過去の私は、もっと何もできない状態だったけれど、しなやかに立ち直ったから、って。

きっとこれが「レジリエンス」という、私たちに備わっている回復していく力なんだろうな。

過去のしんどかった時間は、「人生万事塞翁が馬」のようにくるっとひっくり返って、あの体験のおかげで大丈夫だって思えて、しんどい時間をただただやり過ごせたことが、またちょっと嬉しいなって思ったり、ね。

最悪に思える出来事が、いつかの自分を救ってくれるなんて、最悪な状態の時にはとても思えなかったけれど、最悪が報われる未来があるなんて「9回裏・ツーアウトからの逆転」みたいで、うん、いいね!!

好きなことにすら興味を持てないくらい、力が出ないときがあっても大丈夫。
今はただ「そういう時間なんだね」って、ただただ生きることだけをしていればいい。

私たちはちゃんと、自分の中に回復すための力を持っているから。

私たちは、強い。
回復することができるくらいに、強い。

けれど、枝が折れそうになるような、もう回復することはないんじゃないかと思うような「つまづき」は幾度だってあって、その度に傷ついたり泣いたり、もがいたりする。

だからね、私たちは立ち直れるけれど、立ち直るその身体にはきっといっぱい絆創膏や傷の跡があるはず。

私たちは、強いけれど弱くて、傷だらけで、そして誇らしく愛おしい。

低空飛行でもいいじゃない。
そんな時期にしか見えない景色、気付けないこと、感じられないものもいっぱいあるのだから。

というわけで ← だからどういうこと?
やっぱりいつも通りに「ゆるゆる」とやっていきましょうね!!

1歩も歩けず、足踏みしかできない時間があったって、あなたの素敵さは変わらないのだから。
うふふ、私も、ね。

では、おやすみなさ~い。

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