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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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かわいい反抗期から学んだこと ~反抗的な私も、行動しない私も、それでも愛されている~

食べたことない新しいフルーツなの!

チャオッ! ← 陽気に登場

気がついたら8月が終わっていて、もう9月なんですねー。

夏の終わり…を感じてセンチメンタルになる時期のはずですが、昼間の暑さが「夏のまま」で、まだあまり秋の入り口に立っている実感がありません。

でも、夕方の日が沈むのが早くなってきたり、少し涼しい時間帯にこはるちゃんとお散歩に出かけるとチロチロと秋の虫の音が聞こえてきて、少しずつ季節は移ろっているようです。

夏の終わりからのお楽しみと言えば、梨!!

梨と言えば思い出すのが仁くんです。

ワンちゃんが食べてはいけないNGフルーツというものがありますが、それ以外のフルーツを仁くんに差し出してみても、まったく興味を示しませんでした。

梨も同様で、梨が好きだというワンちゃんの話は良く聞くのに、仁くんは見向きもせず。

それでも懲りずに、毎年梨を剥くと「一口いかが?」とやっていたところ、なぜか昨年、梨のおいしさに気づいたようで「ショリショリ」とみずみずしい音を響かせながら、とっても美味しそうに食べていました。

あら、まぁ、お口に合いましたのね? ← 奥様言葉風

そこからは、スーパーで欠かさずに梨を買いました。
梨も色んな種類があり、少しずつ味わいが違っていて、仁くんは「秀麗」という品種が特に好きでした。

梨のシーズンが終わるまで、しつこく何度も買って、仁くんと並んでショリショリと音をさせて、フフフッて笑い合った日々が愛おしい。

食べ納めたときに、「また来年だね!」と当たり前のようにこの日常が続くのを祈っていたけれど、本当にあの時に梨を食べ納めたんだなぁ~と、スーパーで梨を手に取りながらしみじみしました。

ギンちゃんはフルーツにはまったく興味がないのですが、念の為に「一口いかが?」と声を掛けますが、当然の如く無視。

あぁ、無視されるとか、そういうつれない感じもたまらない!!(ドM)

仁くんとは違い、こはるちゃんはフルーツが好きなのですが、夏にスイカをあげてみたところ

「…」

と、あまりお気に召さなかったよう。

桃やメロン、バナナなどは大好きなので、どうもやわらかくねっとりしたものが好きで、ショリショリとしたみずみずしい感じは好きじゃないのかも…。

ってことは、梨も好きじゃないのかな??

と、小さくカットして差し出すと、スンスンとにおいを嗅いでからパクリ。
ショリショリと齧ったかと思ったら、「もういらないなの」とお残ししていなくなりました。

あはは。
どうやら「少しなら食べるけど、食感が苦手」なようです。

相変わらず、どーでもいい前置きが長いですね

あはは、それなっ!!

この「どーでもいいことを延々と喋る」のが、まぁ、私なのよね~。
ほら…いくよ、いくよ…

イッツ・ア・マミコ スターーーーイル!

ということで、ここからが今日の本題。(もう終わっても良さそうなのに、ここからがスタート)

先日、予約していた本を受け取りに図書館に行った際に、返却されたばかりの本が並んでいるコーナーに気になる本がありました。

こはるの気持ちがこのご本で分かるなの?

イヌの気持ち解剖図鑑」(マット・ワード 著/エクスナレッジ)という、チャーミングな犬のイラストが描かれた一冊。

これまでも仁くんと暮らしていましたし、実家でも犬との暮らしをしてきたので「分かっているつもり」ではありましたが、改めて犬の気持ちについて学ぶのも大事よね!と、借りてきました。

最初の部分では、特に「パピー」の時期のワンちゃんについての情報がたくさんありましたが、うん、確かに分かっていないことがいっぱいだったな…。

なにせ、仔犬と暮らすのは15年振りで、ここ数年は「まったりまろやか」なシニア時間が流れていたので、あまりの元気さに振り回されることもたくさん。

本を借りて読んでみて、いろいろと気付けたことや、新しくアップデートされている知識に触れることができました。

ずっと昔に聞いていたのは、犬にはオオカミの血が流れているから、群れのリーダーになりたがるというもの。

それが、まぁ!!
まことしやかに信じられていた説は誤解で、犬はリーダーになりたがってはいないのだそう。

一般的な説とは違って、犬は一家を支配する「群れのリーダー」を目指して序列を上げようとはしません。犬は私たちに、愛情やサポート、一緒に楽しい時間を過ごすことを期待しています。
(出典:イヌの気持ち解剖図鑑/マット・ワード 著 エクスナレッジ)

なーんだ、そうなのね。
すごく納得。
実家で共に暮らしてきた犬たちも、仁くんも、別に「リーダー」を目指す感じはなかったもんね。

犬の気持ちに限らず、こういう「知らないうちに広がって、いつしかそれが常識だと思われている誤った情報」って、きっとこの世界にたくさん溢れているんでしょうね。

思いがけずに手に取った本でしたが、読んだおかげで思いがけず「素敵な知識のアップデート」が出来てニッコリ。

本の中で「犬の年齢」に関するものがあったのですが、こはるちゃんは間もなく6カ月。
改めて確認してみると『若年期が終わりを迎え、青年期』に突入する時期。

若年期は、噛むことが大好きになり、遊ぶことが命!という時期だと紹介されていましたが、まさしく今、カミカミ期真っただ中。
乳歯が少しずつ生え変わる時期ですもんね!

そして、これから迎える青年期の箇所を見ると…

思春期に入る。ホルモンに左右されるティーンエイジャーのようになる。
人間の言うことをあまり聞かなくなる。
感受性が豊かになり、自己防衛意識や縄張り意識が強くなることも。
(出典:イヌの気持ち解剖図鑑/マット・ワード 著 エクスナレッジ)

まぁ!
思春期ですって!!!

ティーンエージャーのような感じで、言うことを聞かないって

反抗期じゃないですかーーー!!!

本には特にそれ以上のことは触れられていなかったので、興味があったのでチャットGPTに聞いてみました!

すると、本と同じように「人間のティーンエイジャーのような振る舞いを見せるようになる」ことと、「ごく自然な成長過程で、多くの犬が通る道」という回答が。

そうなのね、やっぱり反抗期を迎えるのね~。

反抗期とひとくくりに言っても、人間でも反抗の程度が様々なように、ワンちゃんたちのふるまいもそれぞれ様々。

仁くんには反抗期なんてあったかな?と、遠い記憶を辿ってみると、確かに「トイレトレーニングが終わったはずなのに、わざとシートじゃないところでする」ようになったのも、確かこれくらいの時期だったなぁ。

当時は「反抗期」だなんて知らなかったけれど、きっとあれが仁くんなりの「大人への階段を登る過程」だったのね。
失敗には悩んだけれど、反抗期だと思うと愛おしく感じます。

こはるちゃんはこれからが反抗期本番ですが、今週に入ってから、楽しみにしているご飯を残すようになりました。

6か月近くになると激しい成長の時期が落ち着き、ゆるやかな成長に変わっていくこともあり、ご飯を残すこともあるためその類だろうと思っていましたが、チャットGPTによると

【反抗期(思春期)による気分のムラ】
自立心が出てきて、「今は食べたくない」「人に言われた通りにしたくない」などの思春期的な反抗。

ですってーーー。

あらっ、もう反抗期に入り出したのね~。(感慨深い)

でも、反抗期に「ご飯を残す」って、私にとっては痛くもかゆくもなくて「こはるちゃんだけがお腹がすいたままでしんどいだけ」じゃない??

今日も「ご飯だよー」と準備をし始めると、しっぽをブルンブルンとさせながらピョンピョンとウサギのように跳ねて楽しみにしていたのに、いざどうぞと差し出すと、少し食べて「もう食べないなの!」とお残し。

しばらくそのままにしておきますが、遊びだしてご飯を食べようとしなくなったタイミングで、一度ご飯を片付けて、残したご飯をお昼に差し出すと

空腹に負けて、ペロリと間食。

くはーーーっ。かわいい。
なんて「自分にしんどい反抗」をしてるんでしょう!!

でも、確かに私もティーンエージャーだった頃は、中二病を拗らせまくった「自分が苦しむ系の反抗」をしていたなぁ。(遠い目)

確かに親の言うことを「うるさいっ!」みたいに聞かなくなったりはしたけれど、でも、それで困るのは自分だったり、時にただ突っかかって拗ねて「一緒に出かけないから!」と部屋にこもってみるものの、本当は一緒にジャスコ(今でいうイオン)に行きたかったのに泣く泣く我慢したりしてたもんね。

こはるちゃんの反抗期の「ご飯食べないもんね!」という反抗も

おぅおぅ。そうかい。
私は痛くもかゆくもないんだけど、食べないことが反抗なんだね。
こはるちゃんがお腹がすいてしんどいだけだけどなぁ。くふふ。

って、苦笑いしちゃって、反抗期すら愛おしく感じます。

反抗(なのか)、一度では食べずにお腹が満たされなくて、時間を空けて出すとペロリと完食し空になったお皿を見て、愛おしく感じる自分にハッとしました。

こはるちゃんは精一杯に反抗しているのに、それが愛おしいと思うってことは…

分かっていても行動できなかったり、学んでも色んな知識を活かせずにグダグダしている「ダメな私」のことも、神様や大いなる存在(のようなもの)が見ていたら、なんてかわいいことしてるんだ!って思ってくれているんだろうな、って。

こはるちゃんの反抗期と同じように、私のダメなところも、「その魂を愛してくれる存在」から見たら、しょうがないなぁ~って愛おしいものなんだ。

オレも永遠の厨二男子ですけどね…

厨二病だって、反抗期だって、良かれということができなくて「ああーーっ!」と思われるような状態だって、

みんなダメで、みんないい!!

なのよ。

しょうがないなぁって、目を細めて見てもらえて、ダメであっても大丈夫なんだから。
そう思ったら、すごく気持ちが楽になっちゃいました。

いい・悪いじゃなくて、いいところも悪いところも、全部愛されている。
きっと神様は、私が思考できることの遥か上の暖かいまなざしをむけてくれているのだから、その愛の中でダメなまま愛されていいんだものね。

ワンちゃんの反抗期の話から、愛されているから無条件でOK!と自己肯定していいに結び付くなんて、いやほんと、思いがけない本との出会いから思いがけない気づきや理解がもたらされるから、やっぱり人生は面白い!!

ということで、今日もオチがなにもなく、唐突に終わります。

まったね~。

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