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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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あの人の愛するものを愛するのが、私に託された願いだから ~あーっ、もう!!私を大切にするしかないじゃない~

仁くんラ!な梨もおいちーことに気付いちゃったんでち!

今年「梨のおいしさ」に気付いた仁くん。

和梨をショリショリといい音をさせながら食べるのに夢中でしたが、和梨のシーズンもそろそろ終了。

変わってお店に並ぶようになったのは、西洋梨の「ラ・フランス」。

和梨と違って果肉は柔らかくて、どちらかというとしっとり系の食感。
甘みも香りも和梨とは全然違いますよね~。

新潟ではもう少しすると、「ル・レクチェ」という品種の西洋梨が出回り出します。
こちらはラ・フランスよりも柔らかく、トローンとした芳醇な香りの黄色い果皮の西洋梨。

緑色の果皮の「ラ・フランス」と、黄色の果皮の「ル・レクチェ」の2種類のどちらの方が好きか?と言われると、果肉が少し硬めでシャッキリ感のある「ラ・フランス」の方が好きです。

とはいえ…
私は西洋梨を好んで買うことはありません。
洋ナシって、食べたときに「渋み」のようなものがありませんか?

と、自分では買うことがほぼない西洋梨ですが、お裾分けをいただちゃいました~。

これも梨なんですね~

楕円形というか、ぽってりしているいびつな卵みたいな、面白い形だよね~。

皮を剥くと、ふわーーーっと甘い香りが広がり、切っている間にもポタリと果汁がこぼれるほどのジューシーさ!!

どこか少しもっちりした食感と、芳醇な香りが鼻の奥に抜けますが、同時に喉の奥に少しだけ「えぐみ」のような渋さも感じる、不思議なフルーツ。

仁くんは「モチッ」とした食感があまり得意ではないので、洋ナシは食べないだろうな~と思っていたのですが、小さくカットして差し出したら、クンクンした後パクリ!!

口に入れたものの、ペッとしちゃうかな?と思いきや、美味しかったみたいでキラキラしたまなざしで洋ナシを見つめる仁くん。

どうやら「洋ナシ」もお口にあったようです。

去年まではフルーツなんて全然興味なかったのに、今年はフルーツのおいしさにも気付いちゃったみたい!!

仁くんが「ラ・フランス好き」ならば、今年はお家用に自分でも買ってみようかな??

* * *

今日は11月後半の金曜日。

カレンダーを見ると「11/22」で、いい夫婦の日。
そしてもう一つ、ワンワン・ニャンニャンな2魂の日。

「ワンワン・ニャンニャン」な愛おしい2魂は、私が結婚してから出会った宝物。

時にぶつかったり、同じものを見て笑い合ったり、助けたり助けてもらったりしながら、これからどんな「家族」になっていけるのか。

夫婦を始めて間もない私たちの暮らしの中に、ギンちゃん・仁くんが混じってくれて、賑やかであたたかい日々を紡ぐことができました。

入籍したのが「元旦」ということもあり、結婚記念日がお正月の「非日常」な時間に溶けてしまい、特にこれと言った記念日のお祝いをすることがなかった私たち。

その代わりに…ではないけれど、いい夫婦の日は、共に「ありがとう」「よろしくね」を伝えがら飲みに行くのが毎年の恒例行事でした。

死が二人を分かつまで

きっとこれからもっともっと、家族になっていけるのだろうと思っていたけれど、未来はほんと、分からないものですよね。(えへへ)

残念ながら、私たちは離婚をして別々の人生を生きることになったけれど、いい夫婦の日に「ありがとう」を言い合えた過去の時間は、思い出す時にじんわり暖かい宝物です。

そんなに長い時間ではなかったけれど、私が生きる時間の一時期、関わってくれて共に生きてくれて、ありがとう。

朝から雨が降り続き、気温が低いままの部屋で、こたつ布団の両脇で安心しきったポーズでクークー寝息を立てている2魂を見ながら、結婚したからこそこんなにも愛おしい命に巡り合えたんだなぁ~と「いい夫婦」を楽しんでいた時間を思い出した、金曜日の昼下がりでした。

愛する命を前にすると、時々こんな問いかけをしてしまうことがあります。

ねぇ、あなたは私といることで幸せ?
私はあなたを、幸せにできている?

自分の無力さを感じて問いかけているというよりは、

「とびきりに深く愛している命だから、幸せを感じていてほしい」
「私がちゃんと、あなたの喜びになれる私でありたい」

から。

私の愛が、あなたの幸せの一助になれていたら私は幸福だから。

そんなに思い入れのない存在に対しては、「自分が相手の喜びになれるか」までを気にすることはないけれど、愛が深くなればなるほど、愛する命の幸せの一部になりたいと思ってしまいます。

愛しているから、喜んでほしい。
愛しているから、私が「あなたの幸せのヒトカケラ」になりたい。

2魂を迎えたとき、私は「夫婦というチーム」の一員で、ギンちゃんと仁くんという小さくてあたたかい新しいメンバーと『私たちらしい家族』になっていきたいと願っていました。

家族の形は変わってしまって、4魂だったものが3魂になったけれど、ギンちゃんと仁くんは、私のことを真っすぐに信頼し、変わらずに愛してくれています。

その愛に支えてもらったから、私は生きることを選べました。

生きる意味さえ分からなくなったあの寒い冬の時期にも、2魂は私を必要としてくれて、泣いている私にそっと触れるようにして、いつだって側にいてくれました。

寂しがり屋で弱虫なくせに見栄っ張りで、おっちょこちょいで危なげな私。
怖がりなのに強がって、自分で何でもやろうとする自立が強く、助けてもらうことが苦手で甘え下手な私。

いいところも、みっともないところも、ダメなところも、愛嬌あるところも、全部全部、ギンちゃんと仁くんは側で見続けているうえで、私のことを好きなままでいてくれます。

時に「うーわ…」みたいな表情をすることはあるけれど、その数秒後には喉をグルグル言わせておでこを私にくっつけてくれたり、しっぽがちぎれそうな程にブンブンさせながらほっぺたを舐めてくれたり。

ギンちゃんと仁くんのことを愛するのは、それが「ギンちゃんと仁くんだから」。
愛する理由なんて、それだけで十分。

そしてきっとね、ギンちゃんや仁くんに「なんで私を愛してくれるの?」って聞いたら、同じように

だって、マミコだから

って言ってくれるんじゃないかな?って。

んー、もーー。
両想いじゃーーん。
アオハルじゃーーん。(← どこがだよ?)

長所だってあるけれど、たいがいにして家にいる時には短所ばかりが主張しがちなはずだし、みっともない姿も、外に向けては隠しておきたい弱さも、全部を側で見ている2魂は

そんな私を大切な存在だと認めてくれて、全身を委ねて信頼してくれ、真っすぐに愛し続けてくれています。

だから当然、彼らが生きている間に「心地よく愛を感じて幸せだ」と思ってもらいたいし、そこから上で書いたような質問が湧き上がることがあります。

ねぇねぇ、私はあなたたちに「幸せ」を届けられている?
私といることで、あなたたちを幸せにできている?って。

ワンワン・ニャンニャンな日に、2魂を抱きしめながら、

「2魂の心地よさを守り続けたい」
「もっと愛を届けたい」
「2魂が愛するものを私も愛し続けるぞ!」

と決意を新たにしたところで、フッと気付いたんです。

ギンちゃんや仁くんは、無条件で私を大切に思い信頼してくれていて、愛してくれている。
私が笑顔になっていれば嬉しそうだし、私が楽しそうなら伸びやかでいてくれる。

ギンちゃんや仁くんにとっての「愛する対象」は私なんだ。

愛する対象に対して思う事は、愛する存在の喜びが続くように、愛する存在がこの世界で何よりも尊く大切に扱われ続けるように、愛する存在が笑って過ごせるように…。

愛する対象が、幸せを感じて生きれるように。

ぎゃーーーっ。
ってことは、彼らをより幸福にするためには…

2魂が愛している「私」を大切にして、私が幸せを感じて、私が伸びやかで楽しく生きることが必須条件じゃない!!!

愛する存在には、笑っていてほしい。
誰が何と言おうと、私が愛して大切に思っている、かけがえがなく大切な価値ある存在。
幸せであり続けて欲しい。

って、私が愛する2魂に思うのと同じことを思っているとしたら、

私が私の価値を認めて大切にし、私を喜ばせて幸せにすればするほど、2魂は幸せを感じる…。

うわーーーっ。
そっか、そうなのか。

私が心から願う「2魂の幸せ」を叶えるために必須なのが、私のことを大切にして、私を気遣い、私を安心させて、私が幸せであり続けることなのならば…

そうするしかないでしょ!!!

どうやら、自分を大切にして自分を幸せにすることは、自分への福祉だけじゃなく

私を愛してくれる人を喜ばせるとっておきの作業

のようです。

あなたを愛してくれている人も、あなたが大切にされて・幸せを感じて欲しいと願っています。

だからね、あなたの愛している人に喜びを届けるためにも、あなたがあなたを大切にして、幸せの中で心地よく生きる必要があるみたいですよ!!

自分を大切にすること、自分を幸せに導いていくことは、自分の喜びだけではなく周りの人にとっても大事なことのようです、ね。

ふぅ…。
というわけで、どうにも自分を大切にするしかなさそうです。

寒い夜だから、自分を大切に温かくして眠りましょ♡
ではでは、おやすみなさーーーい。

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