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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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「昨日より状態が悪くなっています」の言葉に泣けた今日。

マミコー。 今日、何時に仁のお迎え行くんですか?? 仁、帰ってこれるですよね??

今日も気持ちよく晴れた一日でした。
仕事について色々あり、今日は上司からオンライン面談をしてもらったりと

お話ししたい「マミコ的な事」がいっぱいある

のですが、それはまた別の機会にさせていただき、今日も仁くんの体調についてです。

* * *

私が在宅勤務になって以降、ギンちゃんと仁くんはお昼前後(大体11時半~14時の間)に『ココロタイム』と呼ばれるおやつの時間があります。

◆ギンちゃんはちゅーるか歯磨き系のおやつ。
◆仁くんは紗や歯磨きガム。

「心を込めてご提供しますね~♡」「心を込めてお届けします!」的に、おやつの時間のまえに「心を込めて」という言葉を付けていたら

ココロという言葉 = おやつ

という「パブロフの犬的」な反応を示すようになり、我が家のおやつタイムは「ココロタイム」と呼ばれるようになりました。

そんなココロタイムを前にして、いつもはきょうだい揃ってソワソワするのに、相棒がいない事でなんとなくテンション低めにこちらを見るギンちゃん。

いつも入院している時には、朝の病院が営業開始して間もない時間かお昼の診療が終わった頃、または夕方に先生から「状態」と「退院または入院延長」の連絡をもらい、それに応じてお迎えや面会をしています。
今朝もソワソワと待っていましたが連絡はなく、お昼過ぎにもまだ電話はならず。

夕方まで待つべき…と思ったのですが、手術後でなんだかとても気になったため、午後の診察の時間の前に電話をして状況を確認。
昨日から入院したが、今日は退院のお迎えに行けるのか?と問い合わせると先生につないでくれました。

先生から「実は昨日より状態が悪くなっています」という言葉を聞き、ヘナヘナと力が抜けました。

– – – – – – – – – –
●昨日はお腹周りと胸に「湿疹」のような赤い点(と内出血)が見られたのですが、今日は内出血の範囲が広がっている事。
●手術の後で「血が固まりにくい」という点がある(← 爪切りも深爪してしまって出血すると血が止まらないという事から一カ月NGと言われています)
●食べるというより、水を飲んでも吐いてしまう状態
●手術先の病院と連絡が取れて、ステロイドでの治療を開始したので炎症反応に対しては効果が出るだろう
●手術で入院している時からお薬は変わっていないので、薬による急なアレルギーの可能性は低い(原因不明)
●原因がはっきりと特定できていない
●状態は良くなっていないので、今日も入院を継続したい
– – – – – – – – – –

と言う事を告げられました。

勿論、食べれない状態どころか「水も飲めない状態」であれば、点滴をしてもらわないと脱水にもなりますし、術後の心臓の薬も飲ませてあげられないので、病院で診てもらっている方が安心…ではありますが

昨日より状態が悪くなっている

と言われてしまい、ホントにホントにショックでした。

とはいえ「容体が急変してすぐに来てください」というような事ではなく、今晩も入院して病院で様子を診させてくださいとのことなので、夕方仕事を終えてから面会に行くことにし、猛スピードで集中して仕事を片付けて病院へ。

マミコちゃーーん!! 仁くん、お背中にも赤いポチが出来ちゃったでちー

待合室でしばらく待ち、看護師さんが連れてきてくれた仁くんを見てビックリ。
なんと、お腹や胸だけではなく背中や脚にも内出血がいっぱい散らばっていました。

お顔がパンパンになるのは治ったでちけど メメがちょっこし赤くなっちゃったでち…

昨日はパンパンに腫れていた顔は落ち着いてくれたものの、今度は目(白目部分)が充血して真っ赤になっていました。

心臓の手術を受けた後の面会では、興奮するのかいつも最初は「はぁはぁ」と口を開けていたのですが、今日はキョトンとしているというか元気があまりなくて、少し力のない感じに思わず泣きそうになりました。
が、舌を噛んで泣かないように踏ん張りました。
だって、私が涙を流したら仁くんがビックリするし、心配しちゃうもんね。

お薬飲んだからなのかもでちけど ちょっこしボーッとなちゃうんでち

抱っこすると体が熱く(とはいえ高熱を出しているとかではなく、少しお熱がある程度だそうです)て、そしてやっぱり軽くなっていました。

お膝の上でしばらくギューーッと抱きしめた後で、背中や頭をさすってあげていると、仁くんの好きな「私の腕にアゴを乗せる姿勢」になったのですが、間もなくしてウグッとえづき私のブラウスの袖に嘔吐。
とはいえ、何も食べていないので「飲んだ水」をもどしてしまったようです。

抱っこの姿勢もしんどいのかもしれない…と、体制を少し変えてみたものの、また「エグッ、エグッ」と吐きそうな素振りを見せたので、仁くんを起こしているよりも寝せてあげる方がいいと思い、看護師さんに仁くんを引き渡しました。

お水を吐いちゃうのは一日を通しての事なので仕方がない…とは言ってもらいましたが、今までICUの酸素室の中でも面会に行くと元気そうにしている仁くんしか見てこなかったので、想像以上に力のない仁くんを見て、帰りに車を出す前にひとしきり一人で泣きました。

先生は急患か何かの対応で詳しい話を聞くことが出来ないとのことだったので、仁くんを見てくれていた看護師さんに様子を聞かせてもらいましたが、ぐったりしてずっと寝ているというわけでもなく、トイレも出来ているのだけれど、起きてなんだかボーっとしている状態です、とのことでした。

●原因がはっきりと特定できていない

名古屋の病院を退院してきたその日の夜に気付いた後ろ脚の内出血。
この時にすごくビックリしてかかりつけの病院へ連絡し、翌日に診てもらった時には少しずつ良くなっていたので「採血時の内出血だろう」と思っていましたが、病院へ行った後で顔が腫れだしたりと、この頃にはすでに何かしらの不調の種があったのだろうと思います。

目や口元の腫れも、それぞれ病院の先生に事情を説明して「一時的な反応」として様子を見ていましたが、術後ゆえに普段ならば体の免疫が退治できるような「何か」に対しても抵抗力が弱くなり、何かしらの感染症のようなものになっていなければいいなと祈るばかりです。

「心臓の弁」の修復は手術で9割以上の成功率というように、手術そのものはリスク以上に回復を見込めます。
ですが、心臓の手術には『リスク』というものがあるがゆえに慎重になりますし、そのリスクは術後1か月は特に高いと言われています。

実際に胸を開けて心臓を止めて行っているので、心のどこかでやっぱり「手術そのもの」が成功するかどうかが不安で待ち時間がとても長く感じられましたが、手術を終えて面会を続けるうちに心のどこかで「もう大丈夫」「きっと術後の1か月の心配も杞憂に終わるはず」と思っていた節があります。

リスクはあると言っても、きっと私たちは大丈夫に違いない!
ううん、きっと大丈夫なはず!

と信じていましたし、この先は体調に波や揺れがあったにしても「元気に回復していく姿」をお届けできるものだと疑っていませんでした。

全ての子が1か月という壁を超えられるわけではない

という言葉の通り、術後の感染症や血栓などは全く想像もつきませんし防ぎようもありません。
「まさか」の側になるなんて。

術後すぐで「検査」や「薬」にも制限があったり、ちょっとした事が重症化してしまったりと、本当に不安な事がいっぱいありますが、明日にはこの心配が「気にし過ぎでした~」と笑って言えるようであって欲しいと思っています。

なんとお会計課ゾロ目で末広がり! きっと仁くんにいい事あるはず!!

病院の帰りに、足りないものがあったので買い足しにスーパーに寄ってお買い物。
すると合計金額がなんと

888円

と、末広がりなゾロ目が出て、これはきっと「仁くんの状態が良くなるに違いない!」と勝手に勘違いすることにしました。
だってだって、そう思いたいし、そう思ってもいいでしょ??

それに今日、小川正美ちゃんからこんなに素敵な写真とメッセージを届けてもらいました。

正美ちゃんが届けてくれた写真

カウンセラー仲間の「田村洋子ちゃん」とココロノオフィスのスタッフKちゃんと一緒に、なんと「腫れ物除去の神様」に仁くんの事を3人でお祈りしてくれたというんです!!!

このメッセージをもらって思わず泣きました。

夫婦問題を抱えていた時に出会い、私を支え続けてくれた女友達からも「微力ながらレイキを送ります」というメッセージや、仲良くさせてもらっているHirokoちゃんからはいつも「愛と光を送ります」とエネルギーを届けてもらったり、個人名は載せませんが仁くんの不調に際してたくさんの人から

愛と祈りとエールをいただいています。

また、手術を終えてすぐに「仁くんのお見舞いに」と個人宛にお見舞金を届けてくださった方や、ホテル滞在中にも気遣いのメールやメッセージを送っていただけたり、退院後にもメールやフォームを使って優しい言葉を送ってくださっている皆さんにも、私たち「3魂」は本当に助けてもらっています。

また、以前にも少しご紹介させていただきましたが「ひょんなことから」メッセンジャーグループが出来て仲良くさせてもらっている「相方・サトヒーヌ」「やまだ ようこちゃん」「テツコ ハナヤマ氏」には、みっともない泣き言や弱さも受け入れてもらって、ずっとずっとお世話になっています。

映画のエンドロールや本の最後の方じゃないけれど、スペシャル・サンクスとしてすべての皆さんのお名前を列挙して感謝したいくらい、たくさんの人に支え・気遣ってもらっています。
直接ではなくとも、ブログを通して気にかけてくれたり祈ってくださっている皆さんのその祈りにも、私は本当に勇気付けられ力をもらっています。

いつもいつも、私たちを愛してくれてありがとうございます。
優しい思いや祈りを届けていただけている事を嬉しく受け取らせていただいています。
そしてまた、よろしければ仁くんのために「がんばれ!」って祈っていただけたら嬉しいです。

* * *

私は元気です。

いつも仁くんが私を笑顔にしてくれたのですから、今度は私が仁くんを笑顔にしてあげる番です!
せっかく学んだ「動物グリーフ」にもありましたが

飼い主さんが笑顔でいる事
飼い主さんがいつも通り「安全基地」を作って待っていてあげること

が今の私にしてあげられる思いっきりの愛です。

ギンちゃんと私はいつも通りに過ごし、ちょっとだけ「仁くんの不在に慣れないねぇ」と言いながら帰りを待っています。

さすがに今日は、病院を後にして車の中では泣きましたが、泣けた分だけスッキリしました!

明日はいい報告が聞けるといいな。
神様、どうかどうか、仁くんに力を与えてください。

ではでは、今日はこれにてドロン!
仁くんの病気のこと以外で書きたい事もいっぱいあるのですが、それもまた近いうちにお届けできたらいいなぁ~と思っています。
おやすみなさい。むにゃり、むにゃり。

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