ゆっくりしか進めない私のことを「それでいいよ」と思える魔法の言葉

昨日・今日と、湿度の高いじっとりした曇り空。
やはりジメッとしていると体にとっては不快で、なんとなくダル重な感じがします。
これから本格的な雨の季節を前に、しっかり栄養補給をして体が少しでもバテないように備えようと思います。
昨日はパディントンを映画館で見て、相変わらずのかわいらしさにキュンキュンと萌えました。
パディントンは、なんであんなにキュートで真摯なクマなんでしょうね!!
映画を見た後で、ギンちゃんと一緒に実家にお泊りにGO!
車と言えば、ギンちゃんは助手席側の後部座席、仁くんが助手席に座ることが常でした。
仁くんが旅立ってからも、変わることなくギンちゃんは後ろに行くのかな?と思っていましたが、ここ最近はずっと私の隣、助手席にチョコンと座るようになりました。
信号待ちのちょっとした時間に、両手を揃えたかわいいポーズでこちらを見つめるギンちゃんがあまりにもかわいくてパチリ。
親バカ全開ですが、ほんっっっっとに美しい!!
パディントンに負けず劣らず、我が家にも素敵なジェントルマンがいてくれてニッコリです。
* * *
私はなにかをする際に、どちらかというと「遠回り」をしてしまう方です。
よく言えば慎重で、悪く言えば臆病でうたぐり深い。
うーん、とにかく「石橋は叩いておかないと怖くて渡れない派」なので、「大丈夫かな?こっちはどう?」と、石橋のあちこちを叩いて納得してからではないと進むことができません。
時に、謎に暴走して石橋を突っ走ったりもすることはありますが、それは本当にマレ。
下手をすると、石橋を叩きすぎてもろくしてしまい、逆におっかなびっくりでしか歩けなくなったり、叩き割って進むことすらできなくなることもあるほど。
だから目標を設定しても、そこに行きつくまでにはかなり時間がかかってしまいます。
今でも「スローペースな自分」にガッカリすることもありますが、じゃあ石橋に触れもせずに前進できるのか?と言えばそれは無理なのが私の性質。
となると『これが私の速度』『私のペースはゆっくりめ』というのを受け入れるしかありません。
ビューンと一目散に進める新幹線もあれば、のんびり各駅停車のローカル線もあるように、それぞれの持つ性質によって、進み方や速度は異なるもの。
新幹線とローカル線で「いい・悪い」といった優劣がある訳ではなく、そこにあるのはただの違い。
その違いは「それぞれの個性」なんですよね。
私たち人間も同じように、人生において進む速度はそれぞれに異なり、それがその人の持つ「個性」につながっているもの。
それぞれどちらも素敵な魅力にあふれています。
自分を受け入れることができるようになってからは、以前よりずっと「しょうがないよねぇ。この速度でしか進めないもんねぇ」「動けないよねー。怖いもんねぇ。今は無理だから、もうちょっと大丈夫になるまで待とうか」と、自分の速度を許容できるようになりました。
なにかと呟く魔法の呪文である…
だってこれが、マミコ・スターーーイル!
で、スローペースな自分を「テヘペロッ」と受け入れていますが、この社会には様々な速度の人がいて、自分と違う輝きを持つ人を見ると羨ましく思ったりすることもある訳です。
そんなスローな私を勇気づけてくれる、素敵な言葉に出会ったのでご紹介。
昨日から読み始めた『人生を変える哲学者の言葉366』(アバタロー著・きずな出版)で紹介されていた、アウグストゥスの言葉です。
ゆっくり急げ
ああぁぁぁ、いいっ!
なにも「ハイスピードで急ぐ」ばかりじゃなく、「ゆっくり急げ」ばいいんだものね。
本にはこの言葉についての、こんな素敵なコメントが付けられていました。
「ゆっくり」は、決して後ろ向きな言葉ではありません。少しずつ着実に進むことが、結果的に「急ぐ」ことに繋がるのです。
(引用:人生を変える哲学者の言葉366/アバタロー著・きずな出版)
とっても素敵で、あったかい考え方ですよね~。
「ゆっくり」というのも、肯定的に捉えられる素敵な魅力。
一歩ずつの歩みには時間がかかっているように見えますが、納得してから歩み出すことで進み出したら着実に前に進んでいけます。
また、ゆっくり時間をかけることで途中途中で実がなっているものを収穫しながら、結果として多くのものを持って目的地にたどり着けるかもしれませんよね。
ゆっくりと自分のペースを信頼することが、きっと結果として「急いで進むのと同じ」ように、目的地に向かえるのかもしれない。
ゴールに着く時間は、スピードが速い人よりは遅いかもしれないけれど、自分が思うよりは遅くはないのかもしれません。
ゆっくり、ゆっくり。
でもところどころで歩みを早められる場所があれば、自分なりの早さで進めばいい。
本にはこの言葉と一緒に『急がば回れ』と記されていましたが、いやまさに!
山頂を目指す際に、速くたどりつける険しい道もあるけれど、体力や登山経験がなくて難しい場合には、そのルートを選んでも山頂に着く前にリタイアすることになります。
山頂までの道のりは、最短コースとくらべたら倍かかるかもしれないけれど「ゆるやかなコース」を選べば、ゆっくりながらもリタイアせずに山頂を目指せるでしょう。
まわり道が最善なことだってありますもんね!
それが「私の行くべき道」ってことですし!!
社会生活を送る上では、「私は私」と念じても、どうしても周りの人が目につくことがあります。
自分にないものを持つ人を羨ましく思う事だって、ありますよね~。
自分の速度がゆっくりであることに、焦りや不安、劣等感を感じたときには、ぜひこう呟いて、自分をまるっと肯定しちゃいましょ!
あっ、私…
ゆっくりと急いでるんだもんね~。
だから、大丈夫だよ!
ゆっくり同志のみなさん!!
ゆっくりは結果的に急ぐに繋がるのだと思えば、ゆっくりな自分にニッコリできますよね。 ← さりげなく韻を踏んでみました。ラッパー気質なのがバレちゃったかも
ゆっくり de ニッコリ
自分の速度を大切にして、共に自分らしい人生を歩んで生きましょ♡
Yeah!