突然思い出してはつながって、愛おしく微笑める ~日常を紡ぐ中でのグリーフケア~

あらまぁ、気がついたら10月も残りあと3日だなんてビックリしちゃいます。
だってほら、11月になったら「今年もあと2ヶ月なんですって!」とか言っちゃうわけでしょ??
時間の流れの早いこと…
昨日は強い寒気が入り込み、私たちの暮らす新潟市は雪こそ降らなかったものの、夜は暖気がないと寒いと感じるほど。
モコモコの部屋着に袖を通し、いよいよ冬だなぁ~と感じていた所です。
そんな寒い夜を飛び越えた今日は、気持ちよい秋晴れ。(冬晴れって言うべきなのかな?)
ここしばらく雨模様のしっとりした日が続いていたので窓を開けての寒気がむずかしかったのですが、今日は朝から気持ちよく風を通すことができて、単純なのでそれだけでなんだかウキウキしました。
我が家は日当たり良好物件で、朝日から西日まで、あらゆる角度からたっぷりと日差しが入って来るのですが、午前中はキッチンの側の窓から差し込む陽射しで「室内に日向」が出来ていました。
教えた訳ではないのに、はっくんは気持ちよさそうに日の当たる場所で寛いでいました。
そういえば、この窓の形をした日向には、愛するギンちゃん・仁くんも吸い寄せられていて、仲良くホカホカになっているのを見ては目を細めていたなぁ。
今はバトンを受け取って、はっくんがしっかりとホカホカに暖まって気持ちよい時間を過ごしているよ。
まるでギンちゃんがここにいるみたい。愛おしいね。
うーん、私は『感じる力』がないから分からないけれど、日向に寝ているはっくんを見たときに胸の奥がふっくらと暖かくなったということは、お空からギンちゃんと仁くんが遊びに来て、はっくんと一緒に日向ぼっこしていたのかな??
うふふ。
分からないけれど、きっとそうだと思うことにしておきます。
だって、とってもじんわりと暖かい空気が流れていたんだもの。

ほのぼのとした気持ちで、カメラをはっくんに向けていたら、ムイッと圧強めにこはるちゃんがカットイン。
あはは。
いるよね!いるいる。
我が家のかわいいプリンセス。
これまで我が家は「男の子」ばかりだったので、こはるちゃんは『女友達』というか『同志』というか、仁くんとはまた違った感じがします。
女同士っていうのも、すごくいいよね!
ギンちゃんと仁くんを神様の元へお返しし、私の暮らす環境には「肉体を持つギン・仁コンビ」はいなくなってしまって、これまで私を支え続けてくれた『ワンチーム』は解散しました。
新しいカタチ、というのはなんだか違和感があって「これまでのチームにメンバーが増えた」という感覚ではいるのですが、実際には『地続きではあるけれど新しい道』を歩き始め、ちょっとずつNew3魂暮らしに馴染めるようになってきました。
日向ぼっこするはっくんを見て、「そうそう、ギンちゃん・仁くんもここにいるのが好きだったよね~」と思い出す。
そしてその瞬間に、お空の2魂と繋がっている感じになって、その度に愛おしさが募っていく。
身体がなくなって、触れることはできなくなっても、愛おしさは減るどころか増すばかりだと実感しています。
そしてね、それは「似ていると感じたとき」だけではなくて、「全く違う行動をしたとき」にも感じます。
ギンちゃんとは全然違うーー。面白いね!
仁くんはこんなことしなかったから、すごいなぁ!
そんな風に、何度だって一日の中でお空の2魂を思っています。
でもきっとそのうち、思い出す頻度も少なくなっていくのでしょう。
くっきりとした形から、優しいお守りのような柔らかくなくせない宝物のようなものへと変わっていく。
時間をかけてゆっくりと、思い出すことが減っていくのは悪いことではないと思っています。
頻度は減っても「忘れる」ということはできなくて、愛することをやめることもできないのですから。
遺された側は、魂の再会が出来るその時まで「生きて行かなくてはいけない」のですから、日常で忘れていくというのは、きっとカラダに埋め込まれている能力なのでしょうし、ね。
思い出す時は懐かしくてあたたかく、笑顔になれる。
心の中の宝物を磨き上げるのが、きっと「時間をかける」ということの役目なのかもしれませんね。
唐突ですが、少し前に読んだ本にとても素敵な言葉があったのでご紹介!
「ずっと、そばにいらっしゃいますよ」
私自身が感じていることを、そのままお話します。
「だから何かあったときは、聞いてみるといいですよ。そばに、いらっしゃいますから」
(引用:食べて生きのびる食べ力/村上祥子さん著・集英社)
80歳を超えてお料理教室をされている村上祥子さんの元には、年齢を重ねてご家族を亡くす体験をされる方もいらっしゃるそうです。
グリーフの中にあるときにはお料理教室などの「人が集う場」には足が向かないものの、少し人と接したくなれたり、気持ちを前に向け始めるときに、経験者の声を聞きたいと思う人は多いものです。
村上さんもご主人を見送られ、今はおひとり暮らしをされている「哀しみを体験した」先輩。
何か返事があるわけでも、目の前に姿かたちが見える訳でもないけれど、『ずっと側にいる』という感覚は私もすごく頷きました。
答えが返ってこなくても、聞いてみるだけで楽になることっていっぱいあります。
そして、言葉や態度での答えはなくても、外の世界のひょんな出来事から「ヒントがあるよ」と教えてもらえた気がして、そこで「あ!ギンちゃんが教えてくれたのかな?」なんて勝手に解釈して。
そういう『そばにいてつながっている』と思える、幸せな勘違いをすることができるのも、先に亡くなった人たちからの優しい贈り物なのかもしれません。
柔らかく、あたたかい、勝手な解釈。
幸せで愛おしい、勘違い。
それは、「ひとりじゃない」と思える力強いお守りでもあって、だから日常で思い出すことが少なくなっていったとしても、私たちは遺された時間を生きて行くことができるのでしょう。
ある著書の最後に「亭主は今も親友です」と書いたら、妹に笑われました。
「あなたも、いずれそう思うようになるわよ」と返しました。
(引用:食べて生きのびる食べ力/村上祥子さん著・集英社)
うふふ。
すごくすごく、染みるし分かるし、こんな風にサラッと短い言葉にできることが羨ましい~。
ギンちゃんと仁くんは、今でも親友であり息子のような存在であり、かけがえのない家族で、私の宝物です。
これまでも、これからも。
変わらずに居続けるのでしょう。
そんな愛おしい存在と出会い、別れを経験するまで、「ずっと変わらず」ということは理解したようでしきれてはいませんでした。
でも今は、クッキリと理解出来て、それが生きる上での光でもあります。
今でも、これからも、私の愛する「オー・マイ・サンシャイン!」な存在のギンちゃんと仁くんは、私の側にいてくれるから。
そして力強いことに、私のチームであり大切な家族は、こはるちゃん・はっくんという愛おしい2魂が加わって『増えて』くれました。
つながって輪が広がっている。
そう思うと心はホカホカしますね!
なんだかとりとめのない話になりましたが、ホカホカした冬の入り口の日差しは、暖かく優しいつながりを感じさせてくれて、日常がゆっくりと私のグリーフケアをしてくれたよ!ということを伝えたくてブログを書きました。
お、おぅ…。
まとめるとこんなに短くてすむのに、相変わらず前置きから結論までを「こねくり回して長くする」のが私ってことで!!
マミコ・スターーーイル
は健在ということで、今日はこれにてドロン。
明日のあなたの手のひらに、小さな幸せが見つかりますように。
