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人間ドックでまさかの大幅サイズダウン!!! ~巨大卵巣腫瘍は本当に巨大だったと実感しました~

お昼過ぎると
あちゅがナツイ感じになるでち

梅雨入りが少し遅れているというのをニュースで耳にしましたが、ここ数日は気温も4月後半くらいの過ごしやすさ…のはずが、我が家は「日当たり良好物件」のため、西日が射しこむ頃にはかなり室内が暖まってくれます。

私とギンちゃんにとっては過ごしやすい気温ですが、仁くんは心臓と呼吸器が弱いため、すでに少しはぁはぁ。

網戸からの風にプラスして、扇風機も稼働。

そして、首の下には保冷剤をマキマキしてヒンヤリクールダウン。

仁くんは保冷剤を首に巻くと、それが気持ちいようでコトンと横になってスースーと寝れるようになります。

今年は去年よりも熱くなるという「夏の予報」もあるようで、今年の夏も仁くんにとっては厳しい夏になりそうです。

今はまだ過ごしやすい気温だけれど、6月ですもんね。
もういつエアコンをつけるような高温になってもおかしくないので、週末にエアコンフィルターの掃除をしたりと、季節のお手入れをしておかなくちゃです。

* * *

今日は会社の健康診断で、人間ドックを受けてきました。

私の会社では、一定の基準年齢以上になると「5年間隔」で人間ドックを会社が負担してくれます。

私は今年が丁度その「対象」だったので、毎年の基本健診にプラスして肺の検査や腹部エコー、眼圧検査などの少し細かい検査もしてもらいました。

補助+自費で、マンモグラフィーと子宮頸がんの検査もオプションでつけたのですが、マンモグラフィーはやっぱり激痛でした。
いやもう、機械で胸が押されている間に、このままちぎれるんじゃ?と錯覚するほど痛くて「ヒーーッ」と半泣きになりつつも、なんとか終了。

今年は思いがけずにしっかり目の検診をしてもらったのですが、結果がいいと嬉しいなぁ。

検診の合間にチラッとXでつぶやいたのですが、私は自分が「ゆるふわボディ」「ワガママなマシュマロ具合」になってからは、体重計に乗ることを断固拒否して生きています。

体重なんて知りたくない!!!
現実なんて見たくない!!!

えぇ、現実逃避というやつです。

が、しかし…
非情にも毎年、健康診断で「身長と体重」の測定があり、そこでおおよその自分の現況を知ることになります。

ここ数年は、多少の増減はありつつも、自分史上マックスの重さをキープし続けていました。

何か特別に食べ過ぎているとかでもないのに、全く痩せる気配はなく、これが年齢を重ねることでの代謝の低下ということか…と思っていました。

それでもやっぱり、少しだけでも痩せられたら嬉しいので、毎日10分~20分くらいの簡単な運動やストレッチ、仁くんとのお散歩など、『激ゆるダイエット』を続けていたのに…

昨年は自分史上最高!の数値を記録。
う、うーーむ。

そして今年2月。

手術時の麻酔の量を決める関係もあり、事前検査時に体重測定をした際にも自分史上最高の重さをはじき出していました。

そして今日。
体重測定をしたら…

なんと、マイナス6.5Kgも痩せていましたーー!!!

Xでは興奮して、パッと見の数字で判断した「マイナス6kg」と書きましたが、結果の速報メールを見たら、6.5kg減だったと知りビックリでした。

かなり大幅な体重減ではありますが、ダイエットが功を奏して全身が引き締まった…のではなく、2月に卵巣腫瘍を摘出したことでの体重減。

腫瘍はお腹の中で大きなボールのようになり、MRIの画像を見せてもらった際にも、他の臓器を押すようにしてお腹全体を占領しているほど巨大でした。

先生も「かなり大きい腫瘍」と言っていたのですが、術後の摘出した卵巣の写真を見せてもらった際のサイズでは

37㎝×23cm

というビックサイズ。
そこにネバネバした液体がたっぷり詰まっていたので、腫瘍自体が相当の重さになっていたようです。

子宮腺筋症が大きくなっていた時からずっと、お腹がポコンとせり出していたので「万年ポッコリ」だと思っていたのですが、これだけ重たければお腹だってせり出すし、お腹がいつも重たい感じでしんどかったのも頷けます。

そして、減ったのは体重だけではなく、腹囲も大幅減!!

なんと最初に測定した際には、赤い警告数字が出て

マイナス13.7㎝!!

あまりに極端に減ったため、再測定をするもののやはりマイナス10cmの計測結果。
またしても赤い警告数字が出たため、3度目の測定。

今度はマイナス12.5㎝で、三度の赤い警告数字が出ましたが、3度ともにマイナス10cm前後だったため、2回目の計測数値を記録として残すことになりました。

そうだよね。
うん、だってお腹周りは本当に凹んだもん。

お腹をせり出させていた腫瘍がなくなった分が凹んだだけとはいえ、こんなにもサイズダウンするなんてビックリしました。

Xでも書きましたが、腫瘍が大きくなって膀胱を押していたため、ふとした瞬間に「尿もれ」が起きるようになっていました。

腫瘍を摘出してからは、尿漏れもなくなりましたし、実際に相当体の中で存在感のある状態になっていたことを実感しました。

でもね、腫瘍はジワジワと大きくなっていったこともありますし、腫瘍以前に子宮が先に大きくなっていたこともあり…

ずっとお腹が苦しい感じがするのが「当たり前」になってしまい、慣れてしまっていました。

年齢を重ねて行けば、10代・20代の頃のようには痩せにくくなるから「体重増」だって、嫌だけどこんなものか…と思ってしまう節もありますよね。

さらに、女性は皮下脂肪を溜めやすいため、お腹周りがもたつくのだって加齢の関係だろうって思っちゃいます。

人と比べてお腹周りをまじまじ見る機会はないし、私自身がもともと胃下垂でお腹がポコッとしやすいこともあり、病気が隠れているなんて思いもしませんでした。

卵巣のがんは自覚症状がほぼなく、お腹が膨れてきても「太ったかな?」と気付きにくいがゆえに、進行してから見つかることが多いそうです。

幸いにも私は良性でしたが、巨大腫瘍になっていても自覚症状はほとんどなく、お腹が「思っているより」膨れているとか、体重が減らないとか、便秘や胃が押されて食べられないとか、体重が増えるといった分かりにくいもので、自分でも病気が隠れているなんて全然思いもしませんでした。

でもね、お腹周りがスッキリした今、やっぱり「体全体が多少太った」とはいえ、

お腹の太り方だけが尋常じゃなかったなぁ

と思います。

明らかにお腹だけは、他と比べても太り過ぎでした。

お腹周りが「急に太ってきた」ように感じたり、体全体がそこまで太ったわけじゃないのにお腹周りは外と比べても肉付きが豊かな気がするとか、お腹周りだけ洋服がきつく感じたり、ダイエットしてもお腹だけは凹まないような時には、良性も含めてお腹の中で不調が起きている可能性があります。

病院を受診して、何事もなければ「笑い話」で終われますから、太っただけで病院?なんて言わずに、気になる太り方の時には病院へ行って診てもらってください。
悪い病気であればあるほど、早くに発見してもらえれば予後良い結果につながりますから。

はっ!!
他にも人間ドックであった出来事を書こうと思っていたのですが、長くなり過ぎたので続きはまた次回に…

ではでは、おやすみなさい。

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