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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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人間も動物も「生もの」だから、傷むこともあるし、力が出ないときもある

動物から学び、ハッとしたうちのメガネの話ですよ

私は基本「マグロ女子」。

何もしない状態に憧れるのに、いざゆっくり過ごせる状態になったら「何かしなきゃ!」と気持ちだけがせわしない日々を過ごしているオマミーヌです。

会社から「無理せずしっかり療養してください」という言葉をもらい、お言葉に甘えて2月から長期の休養期間をもらっています。(有休を消化後、傷病手当に移行)

* * *

振り返ると、12月に「悪性かもしれない…」と検査結果待ちの間は、眠れず・食べれずの状態が続きつつも、サラリーマンの仕事が激務期間。
なんとか自分の担当作業を終わらせなくちゃ!と必死でした。

さらに「動物医療グリーフケア認定講座」に参加しており、症例検討会の参加・他グループの動画視聴、課題レポート作成作業もありました。

そこに加えて、12月は私自身が症例発表担当…。
好きで参加しているとはいえ、余裕がなくてバタバタ。

ようやく一呼吸つけると思ったお正月には地震。
家の中のものが壊れたりアパート内の不調を業者さんに見てもらったりとイレギュラーなことがあり、なんだかんだしていたら2月に手術が決定。

となると、2月からの休養期間に向け「引継ぎ」資料作成や業務調整、手をつけている作業の目途をつけるなど、これまた怒涛の激務モード。

手術直前まで細かい仕事に対応し、いざ手術!

人生3回目の手術なので少しは慣れていいはずですが、今回が一番ドキドキしていました。
(術後の覚醒がつらかった記憶がトラウマもので…)

不安からあれこれ想定し、策を練った通りにできるだろうか?!と勝手に緊張し…

変なアドレナリンが出ていた

のだろうと思います。
いわゆる興奮状態ですね。えへへ。

術後すぐは、さまざまな管が身体に付いています。

酸素マスク、心電図モニター、指には酸素飽和度を測る機械、足にはフットポンプ、腕は点滴、尿カテーテルが付き、起きることができない朝までの時間が恐怖でした。

身動きできないことが、とにかく嫌!!

幸いなことに、いつもは麻酔からすぐに覚醒するのですが、今回は1時間程度ボーッとしていて夢うつつ。
なので、寝返り禁止の数時間が少し短く済んで嬉しかったです。

その後、寝返りOKのタイミングで動いてみたら、予想以上に傷の痛みを感じずに体を動かせたことで、気持ちが随分前向きになりました。

不安が解消され、お願いしていたタイミングで眠れるお薬も点滴に入れてもらい、不安でたまらなかった「術後当日」を乗り越えて心電図モニターと酸素飽和度を測る機械が取れたら、一気に緊張がゆるみました。

とはいえ、病院は「非日常」であることに加え、早く回復して退院したい!という思いもあり、ここでもまだ変な興奮状態が続いていたのだと思います。

予定の半分くらいの短期間で退院が決まり、家に帰ってきて少ししたら、途端に「燃え尽きた」状態に近くなり

何も力が入らねぇ…

とスッカスカな自分がいるのに、

予想より傷の痛みはないのだから、せっかくの休みを有意義に過ごしたい!
課題レポートもやりたい!
断捨離もしたい!
本を読んだり、ノートをまとめたりしたい!

こんなに長い休みをもらえているのだから、何かしなきゃ!!

と、気持ちだけが焦っていて、力の入らない自分に気落ちしてしまっていました。

いやもうね、「元気な状態で休暇を取っている」訳じゃないんですよね~。
いただいた休みは「体を労わり、回復させるための療養期間」なのに、

術後の痛みが軽かった = 回復

と勘違いしている自分に苦笑い。

体は「まだまだ力が入らないし、これまでだって突っ走ってきてしんどかったのにーー」と動く力がないのに、何もできない自分にガッカリして肩を落とす。

気持ちが揺れたり落ち込んだり焦ったり。
そんな自分に対して「うんうん。そう思っちゃったんだね。」「何を思っても大丈夫だよ。ただ、つらかったね。」と言い続け、今の私が望むことで出来そうなことをやりながら日々を過ごしていますが…

低空飛行のときって、やっぱり楽しい気分じゃないんですよね~。

* * *

先日、左の卵巣を摘出してホルモンバランスがちょっと乱れている話をブログに書きました。

新しい環境や状態にすぐは馴染めないのだから、歩幅を小さく無理しないことが大事だと思った話
新しい環境や状態にすぐは馴染めないのだから、歩幅を小さく無理しないことが大事だと思った話
病理検査結果を聞きに行った後、ようやくホッとしたのか… 微熱が出たり引いたり、背中の痛みに悶絶したりして週末を.....
https://many-smiles.com/about-me/i-cannot-get-used-to-it-quickly

目に見えないけれど、体の内側は一生懸命「新しい状態」に順応しようとしてくれているのだから、一時的なゆらぎがあるのは当然!

とかいいつつ、ゆらぎに翻弄されるのも、これまた人間。
あはは。

でねでねっ ← いつも通りの急な馴れ馴れしさ
「更年期的な変調」と書いたのですが、ふとこれって「PMS的な変調かも?!」という点を見落としていました。

卵巣を一つ失う = なくなる・終わる

と結び付けていたのだけれど、子宮がなくて生理が来ないので分からないだけで、生理前の気分の落ち込みや焦りともとれなくもないじゃん!!って。

機能しない時間があっても、ゆらぐ。
正常に機能していても、ゆらぐ。

結論…

ホルモンは最強!
血液中の小さなツブツブには勝てない!!

意味もなく落ち込んでるなぁ~とか、焦ってるなぁ~という時には、ホルモンバランスが変調をきたしているのかもしれません。
女性は毎月、何かと揺らいじゃいますものね。

そんな時はその「沼」からは這い出せないので、沼の中にいる自分をヨシヨシしつつ、ヨシヨシしても気分が上がらないので、

美味しいものを食べて、あったかいお風呂やマッサージでゆるんだり、お笑いを見たり、柔らかいものに包まれたりして(毛布とか、ぬいぐるみとか)

ゆるんで、寝る!!
ゆるまなくても、寝る!!

がいいんだなぁ~と思ったりしています。

朝になると、気持ちは少し切り替わりますし、明るい時間は夜と比べたらネガティブに引っ張られにくいですもんね~。

また、新しく起きたところからリスタートすればいいし、お昼寝も含めて「寝て起きた」らリスタート!って思えば、いつからでも切り替えられますもんね。

* * *

何も予定を入れず、今週もゆるゆるとお家時間を過ごしています。

自分を助けるための「言葉のノート」を見ていたら、以前参加したイベントで他の参加者さんに向けられた印象的だった言葉に助けられました。

スピースピースピースピー

人間は、生ものだから。
ナマモノは傷む。

動物医療グリーフケアの中でも、動物は「具合の悪い時はじっと身を潜め、具合が良くなるまで動こうとしない」というのを学んでいたのだけれど、人間も同じように「体力が戻ってくるまで」は動けないんですよね。

思考で「もう大丈夫!」と思っていても、体は「まだまだです…」という状態であれば、頑張ろうとしても力は入りませんし、じっとしているしかできません。

・大きな手術をした後は、ウツっぽくなる
・傷む = 気弱になることもある
・ずっとガンガン生きられる人はいない

いやもう、ほんと。
そのとーーーりっ!(タケモトピアノ)

元気な時に「うんうん」と聞いて納得した言葉でしたが、改めてノートを見たらタイムリーに自分を助ける言葉に救われました。

先月後半、ギンちゃんが嘔吐を繰り返して下痢をし、その後を追いかけるように仁くんもお腹を壊して嘔吐。

胃腸の不具合でご飯は少量しか食べようとしないものの、お水は飲めていることや、トイレ回数が激増したりグッタリした様子はなかったので、一日様子見をしていました。

結果、翌日には体調も戻ってきていつも通りになりました。
寒暖差が激しかったのが影響したのかな?

その際、2魂を見ていたら「動物は不調な時には動かない」の通り、安心できる暖かい場所でジーーッと寝て過ごし、元気が出てきたらいつも通りの活動をしていました。

思考できることで広がる世界があるのが「人間」の持つ恩恵だけれど、その思考が自分を苦しめたり追い込んだりと、諸刃の剣なんですよね。

はっ!
長所と欠点は裏表というやつですね!!

あれこれ自分を責めちゃう日もあるけれど、思考がうるさく自分を虐めてきた時に、頑張れない・力が出ない・動けない自分をギュッと包み込んで

だって、私、生ものだもーーん。
今日、傷んでる日。
だからしょうがない!!

って優しい言葉をかけてあげて、いい香りのあったかいお茶を飲んで、寝ちゃいましょ!!

さ!!
生ものの私も、傷みをカバーしつつ今日もゆるゆると過ごそうと思います。

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