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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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自己採点であなたは何点?その得点はあなたを幸せにしていますか?

マミコが好き勝手やってますけどハクナマタタですよ…

えへ。
昔「のせ猫」というネコちゃんが頭に色々載せている写真集を見た事があり、実はギンちゃんも時々私によって「頭に何かを乗せさせられる」事があります。

美千代と一緒に我が家に仙台からやってきたミニミニライオンさんは、いつもソファーでゴロンと寝ていますが、ギンちゃんの頭の上で「ガオーッ」と久しぶりにイキイキした表情を見せてくれています。

さて、すごくどうでもいい事から始まった今日のブログですが、ちっちゃい事は気にせずに本題に入ろうと思います。(← もはやなんでもあり)

突然ですが、皆さんに質問です!

あなたに点数をつけるとしたら、自己採点で何点ですか?

私はちょうど1年前の今頃から、少しずつ自己肯定・自己受容が出来るようになってきて、うーんと生きやすくなりました。
自己肯定出来る前は、とにかく自分が嫌いで(今もまだ根深く強い自己否定は完全に消えたわけではないですけれど)同じ質問をされたら『0点』にほど近い点数だと答えたと思います。

で、今の私が何点?と聞かれたときにパッと出てきた答えが

86点

でした。
ダメな所もあるけれどそれも私の個性だからねー。
あと14点は伸びしろとしてっていうか、まだ自己否定している部分があるのでその分の減点かな???と。

マミコちゃんの得点は100点満点のテストなんでちか??

実は「あなたは今、自己採点で何点ですか?」という質問は、完璧主義の傾向がかなり強くてしんどかった私が、完璧主義を緩めるためにあれこれ調べた際に「なるほど!」と思ってノートに書き留めていたものなんです。

ノートを整理していて見つけたのですが、すっかり内容は忘れてしまっていたので自己採点だと…と考えてみて導き出したのが先ほどの86点なんですが、仁くんの言う通り

この質問では、100点満点での自己採点をしましょうとは言っていないんですよね。
あくまで「自己採点すると何点をつけますか?」というだけなのに、私を含むきっと大多数の人が、小さな頃から学校や社会で当たり前のように評価する際の基準である

100点満点からの減点方式

で自己採点をしたのだろうと思います。
100点という『基準点』があって、そこからあれも足りていない、これは苦手だからダメ…というように、自分の中の不足・ダメな部分にフォーカスして、その分だけ「マイナスしなくちゃ」と引き算して自己価値を見てしまうんです。

ごくごく当たり前のように100点という基準を満たせていないダメな部分を確認し、自己否定するやり方で得点算出をしていたんです。
私は以前より自分を否定しなくなったので減点している数値が少ないとはいえ、やっぱり「ダメな私」の分を引き算することを普通に捉えていました。

引き算ばっかりしてたら点数なくなっちゃうですよね??

ほんとだよねー。
スタートとなる得点が100点での減点方式を採用している限り、私たちは何か1つミスをするたびに持ち点が減らされてしまいます。
減らされた後は出来るだけ現状の得点を維持しようと気を抜けませんし、失敗するな!もっとできるようにならないと!!と自分を監視しなくてはならないので、ずっと気を張っていなくてはいけませんし、嬉しい気持ちにもワクワクした喜びも持てません。

特に完璧主義の傾向が強いと、ちゃんとできなくてはいけない・足りない私は価値がない…と自己攻撃を強めてしまいます。

そこで「おまみ’sノートブック」に書かれていたメモによると、こんな考え方をした方が楽になれるよ!というものがあったのでご紹介します。

人間に点数を付けるのだとしたら「減点」はありません。
点数はすべて「加点方式」にしちゃいましょう。

学校や社会で広く使われている「100点満点からの減点方式」を採用する必要はないんです。
周りの人と自分を比較して「あの人みたいに出来ない私は劣っている」というレッテルをつけ、ダメを探してマイナスするなんて自分苛めでしかないんですものね。

減点方式ではなく加点方式で考えよう!と言いましたが、加点方式ってどうやればいいの?と思われる方は、ぜひとも自分に点数をつける際に

もしも「RPGゲーム」だったらどうかな?と考えてみてください。

※PRGゲームとは、ドラクエなどの勇者たちが冒険をしながら経験値を積み重ねて成長していくゲームです。

私はあまりゲームに詳しくないので、過去にRPGをやった記憶を辿ってみると、お城を離れて敵と戦うたびに「経験値」が増えていきます。
もともと持っているライフポイントは傷付くと減ってしまいますが、それは自分を評価する「経験値」には一切影響されませんし、宿で休憩すればライフポイントは復活します。
また、もしも挑むのには早すぎる強大な敵に挑んでしまいライフポイントがゼロになって死亡しても、過去に積んできた「経験値」は消えることなくそのままで生き返ってゲームを再開できます。

毒にやられてライフポイントが侵されても、呪文を封じられたりとハンデが与えられたとしても、例え力尽きてライフポイントがなくなって強制終了させられても

経験値はマイナスにはならずに、どんどん増えていくだけ。

私たちの人生も、RPGのゲームと同じように「経験値」を積み重ねています。
大人になると忘れてしまいまいがちですが、私たちは生まれてきてしばらくは自分一人ではなにもできませんでした。

お腹が空いたら泣く事を覚えて、お母さんを呼ぶことで「飢えない」ように経験値を積みました。
オムツの中が不快であれば、それも泣く事で訴えて取り替えてもらえると理解し、経験値をまた増やしました。
寝返りを覚え、ハイハイを覚え、つかまり立ちを覚え、ヨチヨチと歩くことが出来るようになり、ママ・パパと言葉を発する事を覚え、おっぱい以外の食事で栄養を取る事ができるようになり、一人遊びを覚え、文字を覚え、友達を作り…

今こうやって大人になって生きているあなたは、ずっとずっと「経験値」を増やしてすごい得点を獲得してきたんです。

赤ちゃんの時からの成長は確かに受け入れるけれど、今の私なんて何にも経験できていない…と言いたくなるかもしれませんが、昨日1日生きてきた中でも働いている方であれば「また1日仕事に行く・継続させることが出来た」という経験値を増やしていますし、専業主婦の方であれば「また1日家事をした継続日数が増えた」と実績はプラスされています。

もしも、1日生きているだけで「1点」もらえるのだとしたら、確実に昨日より1点増えていますし、1年間で365点も増えちゃうんです。

生きているだけで「経験値」という得点が増えているのだと思えば、私たちは毎日『自己最高得点』を更新し続けているんです。

100点を目指す、100点から減点するという方法では「上限」があるため、そこに到達するために成長しようと思えるかもしれませんが、別に上限を決めずにどんどん増やして行っていいと思いませんか?

私たちは何億点にもなってもいいんです。
それだけ、価値のある存在なんですから!

是非、自分を評価する際には「あれもできない」「これは欠点だからダメ」と自分を否定してマイナスしてしまうのではなく、毎日私は成長しているんだ!と自分に優しく「よくできました」シールを貼ってあげる加点方式で見てあげてください。

私はダイエットも中途半端なのにおやつを食べて「やばい!」と反省もしますし、憧れているパートナーシップも叶えていませんし、頭も良くありませんし、仕事で秀でている訳でもありませんし、運動神経も良くありませんし、ウッカリしていますから、ダメな事や出来ない事もいっぱいあります。
『でも』ギンちゃんと仁くんを愛して1人2匹で幸せに暮らす場所を準備して快適に暮らせている実績もありますし、3日坊主の私がブログだってこうやって更新を続けられています。グリーンサムと呼んでもらえる植物を育てる能力にはちょぴり自信がありますし、落ち込んだりもするけれど変な所で前向きな部分にも自信があります。

ダメも確かにあるけれど、今世の私はこれでやっていくと決めて生まれてきたんだもの!!

今、生きていく中でやれている事が出来ていたらいいんです。
他の何かに不得意があっても、自分自身に出来ている事がある事だけで、スゴイね~って褒めちゃっていいんです。

自分を肯定する練習として、私は夜寝る前に「偉かった事」「頑張ったこと」「すごい事」「嬉しい事」「ラッキーだったこと」「褒めるべきこと」などを数えています。

今日も仕事に行って、偉いよね~。
今日も病気をせずに元気だった事、すごいよね~。
スーパーで新作のお菓子発見!ご褒美に実食。幸せ~。

こんな風に凄く小さな事を褒めたり喜んだりする中に、自分の成長加点を追加しようと思っています。

私は今日も1日生きていたから、1点追加だね!
最高得点更新、おめでとう!!!

そんな風にイメージの中でくす玉を割って、キラキラやカラフルな紙吹雪が頭上から舞っている中で、照れ臭そうに満面の笑みの自分を想像して、拍手してあげようと思います。

みなさんもよかったら、自分に「加点」してあげてくす玉を毎日割っちゃいましょうね。

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