グリーン通信 ~何気にジャングル編~
サンセベリアという縦に葉が伸びる観葉植物をからニョキニョキっと子供が生まれ、さらにその子供から孫が生まれた…という情報をお届けてしたのが7月の事…
小さなタケノコのように顔を出していた孫たちも、どんどん背を伸ばして鉢の中で窮屈そうにしていたので、少し前に植え替えをしました。
でちよねー。
どうしようかな…と途方にくれながら(ねずみ算的に増えていることへの怖れ)植え替えのために土と鉢を見に行ったお花屋さんで、大きなサンセベリアの鉢を見つけたのですが、よーく見ると、脇から生えてきた子供をそのまま伸ばしていくことで大きな株にしているではありませんか!!!
ピコーン!(← ひらめいた音)これはいいではないか!!
全てを株分けすると6鉢になるところ、合計4鉢に抑えることができました。
本当は親株の方も、鉢を一回り大きくして株分けするのをやめようと思ったのですが、親株の中央が少し茶色くなっていて心配だったので、こちらは株分け。
分けることで親株は耐えられるかな?と心配でしたが、今のところ問題なく元気に新しい鉢に定着してくれたようです。
今はまだ、横から生えている感がすごいけれど、孫たちがもっと葉を伸ばし拡がりだすと一体感が生まれる…のかな???
サンセベリアを大きく育てた体験がないのでどうなるのかが楽しみです。
わが家のサンセベリアは4鉢でお腹いっぱいなのですが、スクスク育ってくれるのはやっぱり嬉しくて複雑な気分でいますが、これからは冬に向かい水の管理や温度など「ダメにしてしまう」可能性もあるので、ねずみ算の恐怖…はあるけれど、やっぱり枯らさずに元気なまま来年も一緒にいられたらいいな、と願っています。
ねーっ。
夏の時期はやはり植物の成長変化が楽しくて、ついつい毎朝・毎晩、水やりをしながらニヤニヤと成長を感じて見とれてしまいます。
わが家の「シンボルツリー」として一番大きな『ウンベラータ』の木。
通称・ウンベさん。
昨年はぐんぐんと幹を伸ばし葉を広げ、1年で立派に大きくなったのですが、今年はつぼみを緑のまま硬くしていて、成長時期である5月になっても何の変化もなく、そのまま7月になると突然赤く葉を育てる準備をし始めたかと思うと…
成長点である元々の天芽はただ赤く膨らむだけで葉を伸ばさず、横からニョキニョキっと新しい枝を伸ばし、そちらが活発に葉を広げ出しました。
そして、よーくみるともうひとつ、新しい枝の赤ちゃんがこんにちは!しているではありませんか!! どうやら成長を休んでいたウンベさんは、今年は縦に伸びるのではなく横に枝を増やしたかったようです。 買った時はテーブルに乗る小さなサイズだったのに、2年ですっかり「木」へと成長したアルテシマは、今年も順調に芽を開き、ツヤツヤで肉厚の葉を広げて上へと背を伸ばしています。 わが家にお迎えした頃は、ひょりょひょろの小枝だったのですが… ものすごい成長… その他にも、エバーフレッシュやユーカリ、コーヒーの木やシダの仲間やパキラなど、最初は150円前後の小さな枝だったものが、今ではわが家でスクスク成長してくれていて、何気にジャングル化しています。 え、えへへ。 『グリーンサム(Green Thumb)なんだね』 ※グリーンサムとは植物や花を上手に育てる人の事を指す言葉のようです なんだか、嬉しい。 毎朝・毎晩、鉢をそれぞれのぞきこんでは「おおーっ」とか「ほほう」とか「やったー!」と声を上げてニヤニヤしている私はちょっぴり怪しげだけれど、ささやかに楽しめる植物との時間も私にとっては癒しの時間です。
※この後、こちらもスクスクと枝に成長しました
実は「園芸」の能力があるらしく、以前住んでいたアパートの外に花壇があってそこでガーデニング(← とオシャレを気取りましたが、園芸)をしていた時に、ご近所のおばさま・おじさま達(← 園芸仲間)からも「花を咲かせたり、増やしたりするの上手だねー」と褒めてもらった上に、次のような呼び名もいただきました。
今は賃貸暮らしなので限られた条件で植物を置いていますが、いつかダーリンとの愛の巣(?)を持つことが出来たら、ベランダでお花も育てられたらいいなーと憧れています。
秋の虫の音が聞こえるようになってきて、きっとわが家の植物たちの成長も、夏の時期より緩やかになり、そして冬にはひっそりと冬眠するように成長を止めるので、今の時期だけの成長を見守る楽しみを満喫しておこうと思います。