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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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いい夫婦の日に寄せて ~ありがとうの先に~

寒いけどキラキラのいいお天気でちね~

いよいよ冬が本気モードになりだし、私の住む場所はお天気ですが気温は低く、いよいよモコモコソックスを解禁しました。(← え?遅い??)
私の住む部屋は窓がたくさんあって朝から夕方までまんべんなく光が差し込む明るさが自慢の部屋。
朝、ベッドから見える窓からは晴れている日はいつも朝日が昇るのが見えて、それだけで嬉しい気分になれます。
別居を機にお引越しをしたのだけれど、このお部屋に巡り合えたことは私を元気にさせて勇気づけてくれた大きな力になったと思っています。

冬は目覚ましよりも朝の光は少し遅く、日が昇って暖かく世界を照らし出すときにはすでにしっかり起きている時間。
最近は明るい光を仁くんと一緒に眺めるのが朝のお気に入りの時間。
キラキラと照りだした新しい朝を一緒に見つめる仁くんは暖かくてホワホワしていて、それでいてちゃんと重みがあって、いつもたまらずに後頬ずりしてしまいます。

今日はマミコにしては珍しく真面目モードじゃないですか??どうしたんですか?

うふふふふー。そう??今日は真面目モードかな???
別居やら離婚やらもろもろですっかり縁遠くなっていたけれど、今日11月22日は『いい夫婦の日』なんですよね~。

過去の結婚時代の話ではありますが、夫婦関係が上手くいっていた時期には毎年この日は旦那さんだった人と「いい夫婦の日のお祝い」をしに、近所の居酒屋で乾杯するのが定例になっていました。

一度目の離婚問題が起きた時、ギクシャクしていたり無視されたりという日々が続きながらも、彼もどうしていいのか分からなかったのだとは思いますが、いい夫婦の日だけは、やはりいつものように近所の居酒屋で乾杯し、そうできた事にしみじみ泣けたりしていたのが懐かしく思い出されます。

二度目の離婚問題で彼が家を飛び出して別居になって初めて迎えたいい夫婦の日の直前に、彼から話がしたいと言われ、感情的にならないようにとマクドナルドで待ち合わせして久しぶりに会った彼から『子供が出来た』と言われて呆然としたっけ。
あの時の私、どうやって毎日をやり過ごしていたのだろう???
なんかぼんやりしていて上手く思い出せないけれど、生きる事に絶望していて、本当に本当に苦しかったな。

改めてやっぱり思うのは、いくらすべての問題は自作自演だとはいえ

よく頑張ったね!
本当に偉かったよね!
辛かった中で私を諦めないでくれて、ありがとう。

タイムマシンがあるのなら、呆然として泣いていた、死にたいと思って道路にフラフラっと飛び出した私に会いに行って、ぎゅーーーーーっと力いっぱい抱きしめて「絶対に大丈夫だからね」って思いっきり泣かせてあげたいな。
本当に苦しかったもんね。偉かったよ、私。

それから2回目のいい夫婦の日を迎えるより一か月程前に、私は離婚を選ぶことが出来たのだけれど、私はやっぱり「結婚生活」が楽しくて幸せだったからこそ、また誰かに恋をする気持ちを持てるようになって、いつの日か好きな人の奥さんになって『いい夫婦の日』を笑って過ごせるようになりたいな~と思っています。

離婚して1年の私は、残念ながら今年はパートナーと呼べる存在がいないので「いい夫婦の日」はおあずけのままですが、私は今年、好きな人ができるという夢のような幸せを味わう事が出来ています。
ずっと凍ってしまっていた感情が動き出したこと、また人を恋しく思える事が出来たことが、やっぱり本当に嬉しい!!
もちろん欲張りなのでいつの日か好きな人と「恋仲」になりたいけれど、片思いできる今もとっても楽しいし暖かい気持ちだから、今を思いっきり満喫すると決めています。うふふ。

ちょっと話が横に逸れちゃったけれど、先月のハロウィンの日に大好きだった彼に感謝状を贈りました。(実際に届けたわけではないけれど)

ありがとうの手放しができ、私は彼に出会えた事を感謝はできていますが、ふと今日、彼を見送ることができているのだろうか??と考え、朝の時間に目をつぶってイメージの世界の彼に対して声に出して呟いてみました。

イメージの中の彼は、私とギンちゃん・仁くんのいる丘とは小さな小川を挟んで別の丘にいて、直接は見たことがないのでシルエットとイメージだけなのですが彼の隣には奥さんになった彼女と3歳くらいの子供がいました。

おーい!!って手を振るけれど、彼らは私には気付かずピクニックをしています。
その姿はとっても幸せそうでした。

私もギンちゃんと仁くんとレジャーシートの上でお弁当を並んで食べて、お日様の光を浴びてご機嫌で、そろそろ帰ろうかな?と丘の向こうの彼に手を振ると、何やらこちらの気配に気づいたようで、無表情でこっちを見ていました。

大きく深呼吸して呟いた言葉は

元気そうでよかったよ。
あの時はちゃんと言えなかったけれど、あなたの幸せを遠くで祈っています。
おめでとう。そして、さよなら。

「おめでとう」「さよなら」と言った時、ほんのちょっとだけ胸が苦しかったけれど、でもスッキリしました。
ポロッと涙も出たけれど、彼の幸せを祈れるくらいに、遠く離れる事ができた自分を抱きしめたくて、よーしよしよし!とムツゴロウさんみたいに自分を沢山撫でてあげたら、なんだか笑顔になれました。

離婚して1年過ぎのいい夫婦の日に、私はちゃんと「夫婦だった時間」を手放せた気がします。

私はいつかの未来できっと、ほんと色々あったけど今あなたとこうするために過去があったんだね~って笑っていると信じています。
だから、この選択を後悔はしていないし、今ちゃんと楽しいし幸せだと感じる事ができています。

今の私をちゃんと胸を張って好きだと言えるようになりました。
そうなれたことが誇らしい!(えっへん)

最後に、私はこう思っています。

いつか他の誰かを好きになってその人と両想いになれて笑顔で暮らしても
あなたはずっと特別で大切で、またいつかどこかで会った時に「笑って」出会いたい人です。
それは、憎しみや執着や未練なんかではなく、私が大好きだった人への私の想い。

そして願わくば、あなたが幸せで笑っていて欲しいし、私も幸せで笑っていたい。

でもねー、よく考えると私は歴代お付き合いしてお別れした彼に対しては、同じような思いを持っているのだと思います。
今は「恋愛」「夫婦」という特別な感情はないけれど、人としては大切で特別で、武闘派系の言い方をしたら『戦場で出会ったら助けてあげちゃう』『味方』である人。

色々あってお別れしてしまったけれど、でもね、好きな人が自分を好きになってくれてお付き合い出来たことは、やっぱり尊い過去だし、嬉しい過去。

今日はいい夫婦の日。
ご結婚されていて、愛する人に「ありがとう」や「愛している」を伝えらえる関係の人は、ぜひぜひ、言葉にして思いを届けられますように。
少し前の私のように問題の最中で思いが届けられない人は、愛する気持ちを祈れますように。

そして私のようなシングルさんは、今日を笑顔で生きれたら、それだけで二重丸!って自分に優しく言ってあげられますように。

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