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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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仁くん、今日の退院はおあずけとなりました。

まみこちゃーーーん!! 仁くん、このお部屋だと 息が苦しくないんでち!!

こんにちは!
今日は新潟でも20度という陽気で、羽織物いらずのホカホカ陽気でした。

仁くんは今日の午前中に連絡をもらえることになっていて、昨晩もドキドキしていましたが緊急の連絡もなかったので「お迎えに来てください」と言ってもらえるものとばかり思って待機していました。

11時半過ぎに先生から電話があり「さて!お迎えか!!」と思いきや…

あまりいい状態ではないため、もう一晩…または二晩、病院の酸素室と点滴をしたいと言われました。
酸素室に入っている事で咳は落ち着いて楽そうにしているものの、酸素室から出すとケホケホとしてしまう事と、今日も心臓の波形が改善されておらず、幸いにして腎臓の数値が悪くないので「強めの利尿剤」を使って心臓の負担をより軽くする処置をするとのことでした。

病院の食事は食べようとはしないものの、気にしているのかお皿をチェックする仕草がある事から「お家で食べているもの」「お気に入りのおやつ」などは食べるかもしれないと言われ、大急ぎで準備して病院へ行きました。

大好きな紗と鶏肉の茹でたやつと いちゅものカリカリでちーー

いつも食べているカリカリと、大好きなおやつの「紗」という柔らかめのジャーキー。
そして急いで茹でて小さくカットした鶏のササミを持参し、病院へ。

先生から現状を説明してもらった後で、飼い主さんがいる時は安心して食べてくれることが多いから食べさせましょう!と言われて、フードボールにカリカリ・小さくちぎった紗、ササミを入れて酸素室の中に入れてあげると、お腹が空いていたのかパクパクと完食してくれました。

食欲がある!ということだけでも嬉しい。

昨日の朝、病院へ連れていく前はお薬を飲むために準備たチキンも「ペッ」として食べようとしなかったので、食べている姿を見るだけでジーンとしました。
当たり前だけれど「食べれる」というのはいいサイン!!
酸素室で呼吸が楽そうで、パヤーンとした表情ではなくいつもの仁くんに戻っていたこともホッとしました。

タッパーに入れてきたチキンとフード類、トッピングとして使っているウェットフードなどのセットを看護師さんに渡してきたので、夜も朝もちゃんと食べれて体力が戻ってくれますように。

仁くん、悪い顔も出来るくらい このお部屋にいると元気なんでちけど まだお外は出れてないんでち

先生の話では、心臓の負担を測定する波形の差がかなり大きく(差が2倍になるのは危険な数値なのだそう)、仁くんはほぼ2倍の値であることや血液の逆流量などを示すエコーが良くないことから、現状は心臓への負担がかなり強く、少しでも心臓を楽にしてあげて肺水腫に移行させないようにするための点滴・投薬をしているそうです。

また、酸素室にいる分にはだいぶ落ち着いて寝ているそうなので、うまく行けば明日の退院を目指しています!と言ってもらえていますが、先生的には「うーーん」という感じで断言できない、という状態なのだそうです。

勿論、入院が伸びることは喜ばしい事ではないのですが、仁くんが手術を受けられるかの検査・その後に手術…と、まだ少し心臓の病気を抱えたままの生活は続くので、待ち時間の間が少しでも仁くんがしんどくなく過ごしてくれることが一番なので、寂しいけれど今日も仁くんは病院に「お泊り」をしてもらいます。

年末に入院する前までは、定期健診の間隔を少し空けられるようになるかもしれない!という事を言ってもらえていたのに、本当に「まさか」という病気の進行の早さです。
一番懸念しているのはコロナの感染拡大による他県からの受け入れに制限が出てしまわないか、という事です。

仁くんが診てもらう予定の病院は「名古屋」なので、最初に説明を受けた神奈川の病院とはコロナでの受け入れなどは異なると思うのですが、まずは2週間後の検査に行けますようにとコロナのニュースを見ながらハラハラしています。

と同時に、どうしても名古屋までの移動は長旅になるので、少しでも状態が良くなってくれて「負担が少なく」連れていけるように入院を通して状態が落ち着いてくれますように。

酸素室からは出来るだけ出さない方がいいのですが「飼い主さんに抱っこされたいよね」と先生が言ってくれて、ほんの少しですが仁くんを抱っこし、おでこをくっつけて「今日も大好きだよ」「お薬してもらって、元気になったら帰ろうね」と直接伝えることが出来ました。
そして、顔周りが汚れていたので持参したウェットティッシュでふきふきしてあげられたのも嬉しかったな!
時間にして1~2分の短い時間でしたが、酸素室から出るとやはりケホッとするのですぐに酸素室に戻しましたが、ちょっとだけでも抱きしめてあげられて・抱きしめさせてもらえてよかったです。

仁くんの病状説明・面会を終えた後、病院から車で15分くらいの大きな公園に寄り道しました。

今日は本当に爽やかな陽気で青い空が気持ちよくて、満開の桜が咲き乱れる公園はたくさんの人がお花見をしていました。
去年もおととしも、満開の週末は雨降りで「お花見」のように桜を見に行くことが出来ず、今年は仁くんやギンちゃんを連れてお花見のようにお散歩できたらいいな、と思っていましたが残念ながら叶わず。
でもでも来年はきっと。

見事な桜

春が来た。
私たちの暮らす町に、柔らかな光と花が咲く、待ち焦がれていた春がやってきました。

退院の際に、仁くんと一緒に帰り道のドライブで道沿いの桜を一緒に見ながら春を感じたいなぁ。

仁のやつ、今日もお泊りなんですね。 早く会いたいですよ。

ギンちゃんも仁くんがいないことに慣れず、少し寂しそうにしていますが「マミコ独り占めができるよーー」と暑苦しく迫ると、それはそれで「ウザいわー」という表情をしつつも、いつもより少し甘えん坊モードです。

明日は3魂揃っての夜になるといいね!

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