在宅勤務を体験。やってみて分かった事。
オリンピックの延期に続き、毎日たくさんの人の感染報告を聞くようになったコロナウイルス。
ニュースで世界中で猛威を振るっていのを見てはいるものの、どこかまだ遠い場所の話を聞いているようで実感が湧かなかったり、根拠はないのに「私は大丈夫」と思いがちです。
が、先日…グループ会社(隣の社屋)のスタッフのお子さんが通っている幼稚園の先生がコロナウイルスに罹患し、お子さん含め家族全員が2週間の自宅待機になりました。
幸い、グループ会社のスタッフさんご家族はウイルス罹患はしていなかったようで2週間の待期期間を終えましたが、ウイルスは目に見えないもの。予防をしていたとしてもどこで自分がウイルスをもらってしまうか全く分からないですし、会社では「もしもの時に備えて」と、昨日・おとといの2日に分けて、在宅勤務の実証実験をすることになりました。
私の仕事は「IT系」なので、やろうと思えば在宅勤務に切り替えられる…とはいえ、作業で使うソフトウェアの関係で少し性能のいいパソコンが必要だったり、セキュリティの問題だったり、電話はどうするのか…などなど、上層部では色々考える事がたくさんあったようですが
何かある前にやってみよう!
やって問題を潰して行こう!
という事になり、昨日、在宅勤務となりました。
私は自宅にパソコンがないので、会社のパソコンを持ち帰らせてもらいましたが…
デスクトップパソコンなので、持ち運びがすごく大変
でした。
落として壊してしまわないように…と持ち運ぶのにも神経を使いました。
あはは。
小さなテレビみたいなモニターと、コード類がいっぱいの部屋に少し戸惑いのあった仁くんですが、私が仕事をしている間、私の隣にくっつくようにしてスースー寝ているのが愛おしかった♡
実験での在宅勤務のため、セキュリティの関係でメールなどの制限があったりと少し不自由はあったものの、在宅勤務って「すごく楽!」「すごく快適!」で
控え目に言って、最高!!
職場でなければ出来ない事もありますが、コロナウイルスでの在宅勤務実験をキッカケにして、週に数回の在宅勤務が出来る…なんてことになったらいいな~。
在宅勤務をやってみて良かったこと
●通勤しなくていいので通勤時間が削れる
私は車通勤かつ近距離(車で10分位の場所)なので、比較的通勤は楽な方ですがそれでもやはり、通勤しなくていいというのは楽チンだと痛感。
さらに、お昼休みに戻ってきて家でご飯・ギンちゃんと仁くんと触れ合って会社に戻っていたので、この移動に使っていた往復時間が必要ないって、ほんっとに最高!!
●朝の準備時間がものすごく短縮
最近はマスクをしているので実はほぼスッピン(寝ている間も付けられる系の下地のようなお粉と眉・まつげだけチャチャッとマスカラで整える)で出勤していました。
が、在宅ならそれすら不要!
オンラインでのミーティングや会議がありますが、すっぴん・仕事に行く時ほどかっちりした恰好ではない状態で「こんにちはー」と参加しても、みんな似たような感じでとにかく楽チン。(女子は私だけなので男子はメイクとかいらないから検証対象にはならないんですけど…)
在宅勤務が長期間になる場合は、きちんと着替えたりメイクする事で気持ちが切り替わる…らしいのですが、1日だけの在宅勤務ならば「のんびり楽」な方が逆に気持ちが切り替わって快適に作業出来ました。
●ちょっとした休憩時間にしっかりゆるめる
作業が一段落してちょっとお茶を飲む時間に、自分の家にストックしている「好きなお茶」を選んで飲めるのがとってもいい!!
たった5分くらいの休憩時間でも、自分の部屋+らくちんな格好で寛いでお茶できるので、しっかり休んだ感があって満足できるので短時間で気持ちがしっかりとゆるめられて「緊張・緩和」のバランスがとても取りやすく、仕事していて感じる疲れ方が違いました。
●ギンちゃん仁くんに触れながら仕事ができる
やっぱりこれが一番大きい!!
すぐ側にギンちゃんや仁くんがいるので、ちょっと疲れた~と感じた時やお茶を飲む休憩時に抱っこするだけで、幸せが充電されて行きます。
モニターの前で邪魔するようにしてギンちゃんに時々ちょっかいを出されたりしても「んも~♡」とニヤニヤしますし、私が作業している間、膝に乗ったり体を私にくっつけるようにして眠っている仁くんを感じながらの作業は、非日常で職場では絶対に体験できない時間なので、すごく幸せな気持ちでした。
在宅勤務をやってみて悪かったこと
●電話・メールの作業がめんどくさい
会社のセキュリティの運用ルールのため、社外からパソコンを使ってのメール送受信は禁止されているため、在宅時のメールチェックはスマートフォンのみ。
仕事で送られてくるメールはチェックも返信もできるとはいえ、スマートフォンでメールの文面を書くのとパソコンのキーボードを使うのでは作業スピードがやはり大きく違うので、この作業時間がもったいないなぁ…とは感じました。
また、会社携帯を支給されていないため、用事があって電話が必要な場合に社外への連絡が「個人携帯」からのために出来ない(番号が分かってしまう)ので、長期間の在宅勤務になる場合は要検討なのかな??とは思います。
デメリットというよりは、電話対応で作業が中段されることなく集中できるというメリットの方が大きく感じました。
総括:
私にとって在宅勤務は超・最高!!
私は定期的に「会社辞めたい病」を発症するのですが、今後、在宅勤務と通常出勤が半々くらいになったら、辞めたい病がおさまるような気がします。
全く人に合わずに個人事業主のように家で作業して、オンラインで会議だけ…だとダラケていってしまいそうですが、週5日勤務の中で2~3日を出勤日にして残りは在宅だったら、メリハリもある上に緊張・緩和のバランスも丁度よくていいな~と妄想してしまいました。
コロナウイルスの流行を通して、今までとは違った働き方を実践する事で「こんなやり方もありかな?」と選択肢が増えていくのかもしれませんね。
在宅勤務、楽しかったな~。
また来月もテストするかもしれない…と上司からうれしい情報を聞けたので、その日を楽しみに待ちつつ、次の在宅勤務では前日にケーキとか買い込んで置いたらお茶時間が至福になるかも???なんてニヤついている「お家大好きっこ」のおまみです。