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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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当たり前のことほど難しくせずに素直でいたいと思った日。

昨日は「ネコのガン」についての グリーフケアフォーラムを聴講して マミコがギャン泣きしていたですよ

明日の夕方、ふたご座流星群の「極大時刻」を迎えるため、今日・明日の夜は空を見上げると流れ星が見れる日。
夏の流星群は曇りで全く見れずだったので、冬こそは!!!と楽しみにしていたのに、残念な事に雨が降っていて新潟市では観測は難しそう…

明日は曇りのち晴れの天気予報なので、なんとか数個でもいいから観測できたらいいな…と希望を持っていますが、お天気ばかりはどうしようもないですもんね。
日本海側の北日本以外は観測できそうですので、今日は少し空を見上げると流れ星が見えるかもしれませんよ!!(はぁ~、羨ましい)

昨日は朝から夜までみっしり「10時間」の、動物医療グリーフケアフォームにオンライン参加していました。
獣医師・動物看護士・トリマーさんやトレーナーさんといった、動物医療に関わる人が症例発表を行うセミナーに、グリーフケアカウンセラーとして申告し、ひっそりと参加させてもらいました。

いやーー、もう。
症例として話を聞かせていただいたどれもこれも「泣かない」と決めていても思わずグッときてしまい、午前・午後と泣いたりほっこりしたりと大忙しでした。

午前中はテーマに沿ったグリーフケアについての講師の先生のセミナーがあるのですが、今年は2本立て!

1つ目は、日本小動物医療センター付属 がんセンター センター長の「小林 哲也先生」による『がんになってしまった猫の緩和治療』と題したセミナー。

2つ目は、獣医師であり動物医療グリーフケアアドバイザーである「阿部 美奈子先生」による『体はがんでも心をがんにしないグリーフケア』というセミナー。

獣医師・看護師さんに向けたとても有益な情報の紹介がされていて、薬や処置・治療法についてなどは「私は分からない事や分からない専門用語」も沢山ありましたが、とても感動したのが、参加されている先生方が「自分の病院でも取り入れるための質問」や「薬についての情報シェア」などもされ、様々な質問をして「すぐに活かしたい」と、少しでも病気の動物たちの『痛みや苦しみ』を取り除くために出来ることを探してくれている姿でした。
こんなにたくさんの先生や看護師さんたちが、少しでも動物たちを笑顔にしたいと思って取り組まれているんだ!というのを知れたことがとても大きい収穫でした。

グリーフケアは、日本語に直すと「悲嘆ケア」です。

愛着の対象や大切な命を失った「後」には大きな衝撃と共に「グリーフ」と呼ばれる悲嘆を抱えますが、このグリーフと同じような悲しみや不安や痛みは、お別れを予期した瞬間から生まれるものです。

グリーフケアについて学ぶたびに、カウンセラーとして大事にしたいものが増えて行きます。

喪失や別れによるグリーフは「死別」と「生別」では異なるとはいえ、愛するものを失う時の痛みは、それが「生きていると分かっていたって」大きくて辛いものです。
失恋や離婚の傷だって、『愛していれば愛しているほど深くて痛い』ですものね。

昨日の講座の中で、改めて自分がどうありたいか?を考えさせてもらいました。

– – – – – – –
●優しくできるための引き出しを沢山持つこと
●分からない事は「分からない」とちゃんと言う
●言葉は少しでも優しく言い換えられるものを選ぶ
●「成す術がない」 = それは私の持つ力や経験の場合であり、他の人に出来ることがあればその人に委ねる
●そのコ(その人)の目から景色を見る
●とことん付き合うよ
●大切な存在との関係性や背景を私は何も分からない = 「今」聞かせてもらっている以外にその人の大切な歴史や背景、思いや大切な人・ペットとの関わりがある
●決めるのはその人であり、その人の選択を尊重する
– – – – – – –

これは、私自身も大切にしている気持ちです。

人によって傷の痛みも深さも考え方も違って当然ですが、カウンセリングを使いたいと思う時は「心に何かしらの不調・痛み」を抱えている時です。
そんなときにカウンセラーの伝える言葉は「最後の砦を砕く・梯子を外す言葉」にもなり得るんですよね。
手を伸ばしたのに、その手を振りほどかれたような気持ちになったとしたら、その絶望はとてつもなく大きなもののはずです。どれだけ傷つけてしまうのでしょう…

カウンセラーの言葉は、「助け」にもなれるが「とどめを刺す」言葉にもなる事を、決して忘れてはいけない。

これはグリーフケアアドバイザー2級の講座で聞いた言葉で、私が大事にしている言葉でもあります。

それに加えて、私たちはついつい『自分に出来ない事がある事は恥ずかしい事・いけない事』だと思い込み、自分で何とかしようとしがちです。
けれど、分からない事は分からないとちゃんと伝える事や、自分に出来ることがないと思った時には、他の人の持つ力に託してクライアントさんの笑顔のために自分が手を離すこと(気に掛ける・祈る・サポートするは続けられますしね!)が出来る私でありたいと、改めて思い返させてもらえました。

また、私たちはどうしても「自分フィルター」「自分の観念(ルール)」などを心に持っているので、知らずに人を「今見えている一面だけ」で判断してしまいそうになります。

でも、私はその人のそれまでの人生を100%知っている訳ではないんです。

その人には色んな歴史、いろんな側面、私が知らない価値や素晴らしさがたくさんあるんです。
その人が大切に思っている人やペットとの関わりや思い出や、その人の中の大事なものがあるんです。
だから、その人が大事にしているものを尊重し、その人の側から見れる目を持てるようになりたいし、壁ができないように私なりに出来ることをしていきたい。

また、明るく・優しい言葉を届けられるように。
一瞬だけでも笑顔になれる時間を共にできるように。
同じ方向から世界を見続けられるように。

優しい学びをした後は、いつだって優しく暖かく前向きな気持ちになります。
私に出来ることは「何もない」けれど、私はここにいて、あなたを優しく毛布で包むような存在になれるようにと思い続けています。

ちょっとブレていますが
ギンちゃんが
またしても尻尾を
過剰にグルーミングしています

ギンちゃんはかなり神経質な性格です。

もともととてもデリケートで「グルーミングが過剰傾向」ではあったのですが、私の離婚問題で家の空気がピリピリした際に尻尾を執拗にグルーミングし、尻尾の毛がなくなり皮膚から流血し、その傷が痛痒くて舐める…の悪循環で尻尾の傷が治らず出血が続き、やむなく5㎝近く断尾手術をしています。

その後、あの時ほどのグルーミングはないものの、尻尾への過剰グルーミング(自傷行為)はなくならず…。
けれどよくよく観察していると

季節の変わり目や換毛期、乾燥する時期に痒さからエスカレートする

というのを発見しました。
主治医の先生にも見てもらい、グルーミングが内臓の不調からくるものではない事を確認してもらっているので、血が出る程ではないならこのままでいいですね、と、1年のうち半分くらいは尻尾の毛が薄い状態で過ごしています。

今年の秋口の換毛期には、尻尾を過剰に舐めることはなかったので「おおっ!ヨカッタ!」と思っていたのですが、先週くらいから急に尻尾を舐め出し、大分抜けてしまいました。

これ以上舐め続けると流血しそうなので、尻尾を気になりだしたら落ち着くまでの時間は「ふわふわのエリザベス」で尻尾を舐めにくくしています。

気になっちゃうんですよね… 猫の心もデリケートで、 不安になりやすいタイプなんです。オレ。

1日中尻尾を気にするわけではなく、あくまで一時的なので、気にし始めたらエリザベスをして落ち着いたら外してあげるようにしています。

そして、心配は心配なのですが、私がそこにフォーカスしてしまうのではなく「神経質なギンちゃんもまるごと好きだよ。カッコいいよ。」と褒め続けています。
勿論、エリザベス姿は褒めまくりです。

セミナーの中で「座談会」という時間があり、先生にグリーフケアや講座の内容を質問することができたので、質問が採用されるかは分からなかったけれど、神経質で自傷行為のあるネコちゃんの持つグリーフへのケア方法があるかを質問したところ、なんと、先生からお返事をもらえちゃいました!!!(なんと贅沢過ぎるーーー)

傷が出来るまでの自傷行為は、やはり不安な気持ちの現れ(または体の不調を訴えている)場合が多いので、体の疾患がなければ不安をとってあげるサプリメントを試してあげることで、ネコちゃん自身を楽にしてあげられるということを教えてもらいました。
私もそうですが、不安がせり上がってしまうタイプであれば、その不安を取り除いて欲しいと思いますもんね。
早速、教えてもらったサプリメントを買います!!

私は飼い主として、やれていない事だってきっとたくさんあると思いますが、それでもギンちゃんや仁くんは私を信頼して愛してくれています。
私もギンちゃん・仁くんを愛する気持ちは、世界一だと胸を張っています。

これからもきっと、色々とあるとは思うけれど、私たち3魂は私たちの時間を楽しみながら生きて行こうね。
そして、縁あって出会えた大切な命を、これからも誰よりも大事に守っていくと改めてここに誓います!

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