ハロウィンの日の約束 ~わたしが自分の幸せを選んだ日~
きゃーん。ギンタさん、かっこいぃぃぃ~♡
懐かしい写真を引っ張り出してきたのは、私の離婚について少しだけお話ししておこうと思ったからです。
2018年10月31日、ハロウィンの通り雨があった曇りの日。
私は結婚10年目で離婚という選択をし、離婚届を提出しました。
3つ年下の彼とは、お友達を通して知り合い1年半の交際を経て結婚しました。
毎日とても楽しくて、結婚生活ってすごくいいものなんだなぁ~としみじみ感じていました。
もちろん、一緒に暮らしてみて初めて見える意外な面がお互いにあったり、喧嘩もしたりもしましたが
振り返ってみると、楽しかったな、幸せだったな、と私の結婚生活は『幸福』だったと心から誇りに思えています。
入籍して間もなく銀太がわが家の長男となり、
1年後に仁くんが次男としてわが家にやってきてくれて、
どこへ行くにも「家族」みんなで揃って出かけて、たくさん旅もしたし、何でもない日のBBQをしたり
私は結婚生活全体を愛していました。
結婚して5年目。
ある日突然、私の事を好きではなくなった、と離婚したい旨を言われ、奈落の底に突き落とされました。
食べれない、眠れない、世界は色彩を失い、あっという間に痩せて、あの当時の記憶がぼんやりしています。
それでも彼は家に帰ってきてはいて、けれど氷のような目で私を見る日々。
2年ほど、離婚するかしないかを話し合い「もう諦めよう」と思った3年目に、何がきっかけなのかは分かりませんが、もう一度やり直してみることとなりました。
後から知ったのですが、当時彼は「浮気」をしていたようですが、いつの間にか終わっていたようです。
あはは、かわいいお化けさんが出てきちゃった~
※素直でピュアで、そしてまっすぐにカワイイ仁くんと、すっくとして頼もしいギンちゃんに、私はずーっと助けと癒しをもらっていました。
やり直そうとして1年後の春、なんだか様子がおかしいと思った彼の口から
SNSで知り合った女性と親しくしていたが、些細な喧嘩が原因で彼女が手首を切って自殺未遂をした、彼女を守りたいから離婚してほしい、と言われました。
命に関わる傷を負わせてしまった負い目もあり(彼女が勝手にやったことですが、彼は責任を感じていました)
彼女はオレが守らなければ生きていけないけれど
マミコは強いから、一人でも生きていける、と。
その言葉はとても残酷で、そしてとても悲しかった。
仕事から帰ってきたら、リビングやクローゼットにあった「彼の荷物」が忽然と消えていた日に
膝から崩れ落ちるように力が抜けた、あの空っぽの光景は、とてもとても辛くて悲しい光景でした。
何度も何度も、離婚してほしいと土下座をされ
そうかと思えば豹変したかのように、私を見下した目で否定したり
また数年前に味わったのと同じ、世界の中で私は不要な存在で、色のないこの世界で生きている意味すら失いかけた「空っぽの毎日」をしばらく送っていました。
ギンちゃんと仁くんは、いつも彼が実家に出勤する(自営のため)のに合わせて一緒に出かけていたのですが
一方的な別居が始まり、彼は帰ってこないので『週末だけギンちゃん・仁くん』を連れて帰ってきてもらうスタイルがしばらく続きました。
金曜の夕方、私が帰ってくるより前にギンちゃんと仁くんを連れてきて、月曜の朝、私が出勤した後で迎えに来るので
彼と顔を合わせることはありませんでした。
そんなことをしばらく続けていたら、今週は忙しいから…というLINEが続き、数週間もギンちゃんや仁くんに会えない事が続きました。
私は昼間、普通に会社勤めをしているので、別居中に私が引き取ると淋しい思いをさせてしまう。
ギンちゃんや仁くんは、彼の実家で彼と一緒にいる方が幸せなのでは?と、ものすごく葛藤や迷いがありました。
春に別居をして夏が終わり、秋が深まった頃に一度彼と話をしました。
夏の初めから実家に彼女を呼んで同棲している。
彼女の連れてきたネコも一緒にいるので、ギンタが少し委縮している。
ギンタはかわいいからオレが引き取りたいが、仁は引き取らなくていい、と。
※甘えん坊の仁くんは、特に私にべったりだったので「引き取らなくていい」と言ったのだと思います
※彼もギンちゃんと仁くんのことは、本当にかわいがっていたので本当は引き取りたかったのだと思います
私の中でギンちゃんと仁くんを離れ離れにするという事だけはありませんでした。
最初の離婚問題があった時も、ギンちゃんと仁くんは不穏な空気の中で話し合う私達の後ろで、ぴったりとくっついて不安そうにしたり、どちらかの姿が見えないと探したり
種別は違えど「兄弟」なんだもの。
※離婚問題時のギンちゃんと仁くんのアレコレについては、また別の機会に詳しく書きたいと思います
ギンちゃんと仁くんを手放してもいいから、一刻も早く離婚してくれ!という彼に
離婚についてはまだ決められていない…と告げ、ギンちゃんと仁くんだけ先に引き取らせてもらい
それからずっと、私とギンちゃん・仁くんは3人で暮らしています。
離婚を決めるまでに、どれだけギンちゃんと仁くんに救われ・助けてもらってきたかは計り知れないほどです。
今だって、そう。
ギンちゃんと仁くんがいてくれる毎日は、クスクスとあったかさと優しさと思いがけない瞬間に満ちていてます。
長くなってしまったので、
離婚についての話は、次の記事でも続けます。
尻切れトンボでゴメンナサイ。はわわ、はわわ。
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