潜在意識の特性を利用?!推しに優しく応援してもらう「ゆるセルフコンパッション」の心地よさ
仕事をしながら、勉強をしながら、まったりしながら…
私は日常生活の中で、何かしら「飲み物」を横に置いて暮らしています。
夜になるとそれは時々「レモンサワー」なんかに変わりますが、それ以外は「モーニングコーヒー(薄いもの)」「ルイボスティー」「そば茶」が基本で、そこに「紅茶」「ミルクとけだすティーバックでつくる簡単ミルクティー」なんかが加わります。
ルイボスティーもフレーバータイプのものが色々ありますが、スーパーで見かけて気になっていたのが「トワイニングのTHE・フルーツ」と題したハーブやフルーツのノンカフェインのお茶。
4つの味のすべてが気になるとはいえ、ハーブ系のものって少しクセが合ったりしませんか?
それぞれをちょっとずつ試せるのがあったらいいなぁ~と思っていたら、家からちょっとだけ離れた場所にあるイオン系のスーパーに『フルーツセレクション』と題して、4種類全部がちょっとずつ入ったセットが売られているではあ~りませんか。
ノンカフェインなので、夜の読書タイムに飲むこともできるうえに、フルーツティーの色がまたとってもきれいで、見た目にもウフフってなっちゃいます。
この春は、少し美容やダイエットも頑張って、新しいお洋服も買って…と『女子をおさぼりしていた』のを返上しようと思っているのですが、飲み物も愛らしいものにすると、気持ちが引っ張られるというか「素敵女子スイッチ」が押されるような気がしています。
ダイエット…はしているのですが、まぁ、ゆるゆるっとやっているので、なぜか太るという不思議な現象も起きているのですが、健康だからいいよね!! ← よくない!!もうちょっと頑張ってお腹を凹ませたいです。
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自分のことを長い間否定してきて、自己肯定感が地中深くにめりこむくらい低かった私ですが、自分と仲直りする!と色んなことに取り組んで今に至ります。
本に書いてあることや参加したセミナーで得た知識、インターネットの記事などを通して自己肯定感を高めるためにできることをあれこれ試してきましたが、その中で自分にフィットするものもあればあまり合わなかったものもあります。
直接的には効果が感じられなかったものも、自分のためにしたすべてのことは『自分を耕す』という観点で見たら無駄なんかではないと思っていますし、時間が経ってから「あぁ、こうやればもっと自分を笑顔にしてあげられるなぁ」というように、土壌が整ったからこそ改めて効いてくれるものだったりもします。
色んなアプローチがあるって、ありがたいことだなぁ~って思うんです。
だって、色んな環境や背景、性格や生活習慣だって違う人がたくさんいるのだから、アプローチも多岐に渡っていてくれる方が、合いやすいものに出会える可能性が高いですもんね!
さらに、色々ある中で「やってみたから」こそ『私に合う・合わない』を見つけられるんですもんね。
試さずに机上の空論のままだったら、自分にフィットするかどうかは永遠に分かりません。
合わなかった…と肩を落とすことがあっても、そんな自分の背中を優しくトンと叩いてあげて『このやり方はフィットしないみたいだね!挑戦したから分かったんだし、収穫だったね』ってニッコリしてあげたいですよね。
私自身が色々試してきた中で、私に合っていたのが
・どんな自分にも優しく接すること
・自分のマブダチになること
・どんな自分にもマルをつけてあげること
・悲しみや痛みを無視せずに寄り添うこと
・自分に思いやりを示すこと
・自分を笑わせること
・自分を大切な存在として扱うこと
・いい子だね、大好きだよって暖かい目を向けてもらうこと
でした。
これって、実は私が「他の人にそうして欲しい」と求めていたもの。
外側の誰かを使って埋めたいと躍起になっていたけれど、私が欲しいものを私のタイミングで周りの人がくれる…なんてよっぽどのことがないと無理ですよね。
私が欲しいものは、私が一番よく分かっているんだし、それを私が私に届けてあげればいい!
今までずーーっと我慢させて自分を無視してきたんだから、すぐには私に許してもらえないだろうし、すぐには仲良くなれないだろうけれど、だからこそゆっくりと信頼関係を築いて私と仲良しになろう!と少しずつ自分との関係を改善していく努力をしました。
* * *
先に『自分に思いやりを示すこと』と書きましたが、自分へ慈愛の眼差しを向けるように思いやりを持って接するのがセルフ・コンパッションです。
セルフ・コンパッションは大きく3つの構成要素があります。
1)自分への優しさ(Self-Kindness)
2)共通の人間性(Common humanity)
3)マインドフルネス(Mindfulness)
3つの構成要素は全部とっても素敵なのですが、1つめの『自分への優しさ』を持つ事は、自己肯定感を育む(自分を受け入れる)上でもとっても役に立ってくれます。
自分への優しさを、ものすごーーく簡単に・ザックリ表現してしまうと
自分のことを自分の親友のように捉え、慈しみと愛情を持って自分に接すること。
親友のことを蔑ろにしたり、否定することってしませんよね?
悲しいことがあれば一緒に悲しみ、ムカつくことがあれば一緒に怒り、一番の味方になって秘密を共有し、親友に何かあれば力になりたいと思いますし、親友に対しては『思いやり』を持って接することを当たり前のように出来ると思うんです。
それを、自分にもしてあげる、それだけ。
自分で自分を癒すことをする、それだけ。
でもね、自分に厳しくすることが当たり前になってしまっている頑張り屋さんは、自分に優しくしましょう!自分を癒してあげていいんですよ!と言われても、キョトンとしてしまうんですよね。
自分を責める言葉や頑張らせるためにお尻を叩くことは得意でも、自分に「できないことがあってもいいんだよ」「頑張り過ぎずほどほどでいいんだよ」「ここまでやれたなら上出来だよ!」と言ってあげることが出来ないんです。
どんな私でも、そのままで愛されていいんだよ。
私はもう、幸せになっていいんだよ。
100点満点じゃなくていいんだよ。
頑張っているじゃない!充分だよ。
という言葉がのどに詰まって、自分に言ってあげられないんです。
何を隠そう、過去の私がコレでしたから。えへへ。
そこで、自分で自分に優しい言葉をかけられなかった『自分との仲直りの超初期の頃』に私が実践していたのが
【THE・他力本願祭り】
・ギンちゃん、仁くんを喋らせる大作戦!
・ぬいぐるみに天の声を憑依させよ!
・糖度高めの応援団を妄想で召喚!
一日を終えて疲れた私の腕の中で、グルグルと言ってくれるギンちゃんを抱きしめて「今日も仕事、頑張ったよーー」と言うと『働いているだけで偉いぞ!オレ、お金稼いだことないですから。尊敬するですよ』とギンちゃんに言ってもらっているのをイメージ。
同様に仁くんも抱きしめ、「もう仕事がしんどいーー。無理ーー。」と泣き言を言えば『しんどいのにご飯を食べるお金を稼いでくれてあーがとでちーー。マミコちゃん、スゴイでち!!エロイでち!!』と褒めてもらいます。
他にも、いいことがあれば一緒に喜んでもらったりと、勝手にギンちゃんや仁くんが「言葉を発してくれるイメージをして」受け取ることをしました。
えぇ、彼らが実際に何かを言ってくれたわけではないんですが、暖かい命がそう言ってくれているとイメージする方が、私は自分に優しい言葉をかけやすかったです。
ちなみに…
これは今でも我が家で普通に行われています。
たまにディスられたりもしますが、それすら笑って「そんなこというのぉ~。どんだけぇ~。」とキャッキャしていて、別の意味で楽しいDEATH!!
愛するペットがいる方は、ペットに「親友の声」を代弁してもらうことが出来ますが、そうじゃない場合には『フカフカで愛らしいぬいぐるみ』にその役を変わってもらうこともオススメです。
ぬいぐるみを使うことの良さは、抱きしめられること・一人ぼっちじゃない感じを味わえること・フカフカして柔らかいこと、愛らしい姿に優しい言葉をのせると受け取りやすいこと、だと思うんです。
実際に触れた時に柔らかいって、すごく心が癒されます。
自分が大切にしているぬいぐるみだったり、かわいいと思ってお迎えしたぬいぐるみは、きっと「あなたが選んだ、あなたにとってピンときた」相棒ですものね。
自分で自分に対して「お疲れ様」「しんどかったよねー」「どんまい」「そういうこともあるよ」って声をかけるのは、慣れるまでちょっとハードルが高かったりすると思いますので、ぬいぐるみに顔をうずめて欲しい言葉をぬいぐるみから届けてもらってみてください。
実際に『触れることができるもの』っていうのはとても力強いのですが、もっともっと手軽で、受け取りやすいのが
妄想の世界で、自分の推しに支えてもらうこと!!
いやね、これ、控えめに言って最高なんです。
テレビCMの「ビューネ君」ってあるじゃないですか?
あれですよ、あれ!!
自分が自分に対して声がけをするのに慣れていないうちは、脳内にあなたのとっておきの”推し”を登場させて、あなたが欲しい言葉・あなたが笑顔になれる言葉・あなたがほぐれて泣けちゃう暖かさを、惜しみなくかけてもらってください。
参考までに…ですが、脳内にこんな風に『斎藤 工さま』にご登場いただいちゃいましょう。
ヤヴァーーーイ。
溶ける。
「君みたいなステキな人に」って、こんなにセクシーなお声で、壁ドンされながら囁かれたら、もうほんと、ヒュンッて溶けて腰抜けちゃいます。
『朝一番にマミコさんが出社してること、知ってるしさ。そういうとこ、本当リスペクトしてるから。』
『な~に落ち込んでんの?なに、話聞くよ。ほら、言って。(と私の頬を優しくつつく)』
『そりゃ、落ち込むよなぁ。でもさ、落ち込んでるマミコさんはレアだし、落ち込んだ姿を俺に見せてくれてるって、信頼してくれてるってことでしょ?こんなの不謹慎だけどさ、ちょっと嬉しい…なって』
『ほら、おいで。いい子いい子してあげるから。いいから、ほらっ。』
なーーんてね!!
思いっきり優しくしてもらうために、思いっきり暖かく労わってもらうために【ドロドロに糖度高め】に甘やかしてもらってください。
自分が言って欲しい言葉、かけてもらいたい言葉やまなざし、分かって欲しい気持ちを聞いてもらうために、自分の【推し】に助けてもらうって思うと、なんだか気持ちが明るくなりますよね。
もちろん、一人に限らず複数のラインナップでその時々に別の推しに支えてもらうのもアリですよね~。
脳内であれば、2次元の推しであろうが、接点が全くない芸能人であろうが、憧れのチオビーであろうが、映画やドラマの主人公であろうが、私のために思いっ切り優しい言葉・暖かいハグをくれますから!!
自分に優しくすることが最優先ですから、神様が人間に授けてくれた素晴らしき贈り物である【妄想力】をフル活用して、自分を笑顔にしてあげちゃいましょう♡
たかが妄想。
されど妄想。
実は、私たちの無意識をつかさどっている「潜在意識」は、現実とイメージの区別がつかないうえに、イメージや五感に働きかけるものが好き!という特徴を持っています。
潜在意識と顕在意識の力は、97 vs 3 とも言われるほどに圧倒的に潜在意識が強いもの。
私はよく綱引きに例えるのですが、97人と3人の綱引き大会を想像したら、闘わなくても97人の引手がいる方が圧勝するのが見えますよね??
いくら顕在意識で『自分を愛してあげよう』と思っても、潜在意識下で『私のことが嫌いで愛せない』と思っていたら??
なかなか自分を受け入れて愛してあげることが難しそうですよね。
顕在意識を使って繰り返し、繰り返し、潜在意識に「私を大切にしたい」とインストールしていくにしても、どうしても時間がかかります。
そこで、潜在意識の特性である『イメージ(妄想)と現実の区別がゆるい』のを利用しない手はありませんよね!!!
妄想上の推しに思いっ切り優しくしてもらって、自分のことを大切に尊んでもらって、潜在意識に短期間でギュギュッと『私は愛されて大切にされていい存在だ』って刷り込んじゃいましょう。
さらに、推しから惜しみなく(← あ、韻ふんじゃった)欲しい言葉、暖かいハグ、頭ポンポン、ご褒美のキス…なんてされてみた日には、感情がキュンキュンしまくりーぬですよね??
潜在意識は感情や五感が動くものが大好きですから、妄想で自分を溶かすって、ふざけているようで実はとっても『自分を受け入れるための力』になってくれるんです!
私は今日、ちょっと集中して作業した後で、甘いものが食べたくなって冷蔵庫の中のチョコを取り出したのところで、脳内に『斎藤 工さま』にご登場いただきました。
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エ『頑張ったご褒美に、はい、あーーん』
マ(ニコニコと口を開ける)
エ『どう?おいしい?元気出た??』
マ「うん!めっちゃ美味しい。元気出た。もう一粒、あーーん(口を開ける)」
エ『こらっ、調子に乗らない。”あーん”は仕事終わりまでお預けです(といって鼻をクイッとつねってイタズラっぽく笑う)』
マ「工のケチ!!べーだっ」
エ『なっ、生意気言って!!そんな悪い子にはハグの刑だ!!』
マ「きゃーーー」
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ということをしながら一粒食べました。
が、これが控えめに言って最高に甘くて、ニヤニヤして、とろけちゃって最高でした。
自分に優しい言葉をかけるのが上手くやれないなぁ~という人は、ぜひぜひ『推し』に協力してもらって、あなたを慈しみ・とろけさせて・優しく寄り添ってもらってください。
これもやり方をアレンジした『自己受容』『セルフコンパッション』ですから。
おまけに、いくつかのくだらない話を置いていきます。
何かのお役に…立てるのか?!
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