自分のコップを指差し確認!
ほんとに。思いっきり抱え込んでうずくまっている女の人のイラストは、少し前までの私を見ているよう…
いきなりですが本日ご紹介するのは、敬愛する(?)師匠である「根本 裕幸」さんの著書
【ついつい抱え込んでしまう人が もう無理! と思ったら読む本】です。
してたねー。いじいじ。
私はつい最近まで、ホントにこのイラストの女の子みたいに体育座りで背を丸めて「どんより」と抱え込んで自分でしんどくなっているのがデフォルトの状態で、とにかく生き辛さ満載・ネガティブの塊でした。
「抱え込み本」が出た頃、私はいよいよ離婚を決めるかどうか?と揺れに揺れていた頃で、元々がマイナス思考だったのですが、何でも1人で抱え込んでいて、この本に心をどれだけほぐしてもらえたか分かりません。
抱え込む人の特徴でもあると思うのですが、自分の許容範囲を超えてまで「頑張ります!」「頑張らなくちゃ!」と余裕をなくしてヘロヘロになってしまいますが、自分を大事にするためには
自分にできる事の範囲を理解し
ほどほどでOKだよ
と言ってあげる事が大切なんですよね。
ちゃんと自分が緩めないと頑張ることすらできなくなるんですもの。
抱え込みすぎていた私に、とても優しく響いた言葉の一つです。
この本の中で、特に私にとって印象的だったのがこの言葉でした。
自分のガマンの量をイメージしてみる
前よりは自分の事を緩められるようになって「ギブ…!」と多少の白旗を上げられるようになったとはいえ、それでもまだ、自分の許容量近くなっても出来ないというのは甘えや逃げではないのか?と自分を問い詰めようとするクセがあります。
そんな時に思い出すのが、私の中のコップ。
私、これ以上なんか言われたら溢れちゃわない?
私、これ以上を受け入れる程、コップに余裕はある??
仕事の時にも、プライベートでも、自分の心のコップはあとどれくらいで溢れちゃうのかな?というのをイメージしておくことで、溢れたらすぐに自分をギューッとしてこぼれた水を拭いて自分を乾かしてあげる事を意識し、溢れそうになってきたら、意識的に休むようにしたり「もう入らないから自分のために断る勇気を振り絞ろう」と、客観的に自分を見てあげられるようになれました。
私のコップの残りはどれくらい???
そんな風に定期的に自分の心の状態を指差し確認してあげることも、自分に優しくする一つの方法ですものね。
ついつい抱え込んで頑張り過ぎちゃうあなたも、心のコップをイメージして
私のコップは今、どれくらい水が入っているのかな?
まだ溢れない?大丈夫??
と、指差し確認してあげる事をしてみてください。
その上で、溢れそうなら「私は今、いっぱいいっぱいなんだ」と自分を認めてあげて、それ以上に抱えてしまった時にはすぐに自分をギューッとして「エライ・エライ」と褒めてあげればいいですし、勇気を出してNOが言えたらそこで溢れずに自分に余裕が生まれます。
自分のために自分のコップを指差し確認!
私も実践中ですが、とてもオススメです!!
ついつい抱え込んじゃう人は、それだけうーんと頑張ってきた人だという事でもあると思うんです。
長い時間をかけて「抱え込む」ことを習慣化してきたのであれば、抱えている状態が基本形。だとしたら、緩めるっていうのは少しずつ練習して覚えていく事ですものね。
「ほどほどでOK」と自分に何度もいい聞かせたり、自分のコップを指差し確認してチェックしてあげても、それでもやっぱり抱え込んじゃってヘロヘロになっちゃうのは、すぐには変わらないと覚えておくことで
やっぱり私は変わらない…
やっぱり私はダメなんだ…
と自分を責める事をしないであげて、抱え込むことがここまで習慣になるほどに私は頑張ってきたんだもんね!と、抱え込んでしまった自分に優しくポンポンと肩を叩いて微笑んであげられますように。
【ついつい抱え込んでしまう人が もう無理! と思ったら読む本】は、いろんな荷物を知らずの内に自分で抱え込んでしまって生き辛い…と思っている人の心が楽になるヒントがたくさん詰まった優しい本です。
緩み方を知りたいな~と思っている人にオススメの1冊なので、是非とも手にとって自分にピンとくるヒントを見つけられますように。
私のコップは今、8分目辺りで水がタポンと揺れています。
まだ大丈夫だけれど、ちょっとお疲れ気味かもしれないな???と自分で指差し確認したので、今日はお惣菜を買って手抜きして、ギンちゃん・仁くんとイチャイチャして充電しようと思います!!