人生最後のセレモニーにお願いしたい事
こんにチワワ!(← 突然飛び出すチワワギャグ)
今日はうすーくグレーがかった曇りの土曜日。
あと少ししたらギンちゃん・仁くんと一緒に「遅ればせながらの母の日」のお母さん孝行(?)をしに実家に行く予定です。
母の日の贈り物は「現金」で解決してありますが(← 母のリクエスト)私が仕事ややりたい事で県外へ出かけるときや遅くなってしまう時に、我が家の2魂を預かってお世話してくれたりご飯を食べさせに来てくれたりと、たくさんお世話になっているので今晩は『娘の手料理』で家族でお家ディナーをしようと思っています。
午前中にスーパーで食材を買い込んで仕込みをしたので、すでに一仕事終えたような達成感!
さて、冒頭で仁くんが「昨日はちょびっと夜更かしした」と言っていますが、昨晩はお弟子さん仲間のzoomオンライン飲み会に参加させてもらいました。
そうなんですよ!!!
奥様、お聞きになりましたこと??
私 = 富美男ちゃんレモンサワー
という図式がすぐに展開されると思うのですが、いや、実際そうなんですが、実はGW明けからお酒をほぼ飲んでいないんです!!!
川口春奈ちゃんがCMしていた「BLUE」というビールを飲んでみたくて買って飲んだりはしましたが、それ以外はお酒を飲んでいません。
というのも、私は富美男ちゃんレモンサワーを「そのまま飲む」事をせずに、チビチビ薄めて飲むという邪道スタイル。
350mlの缶を1本飲むのに、炭酸水1,000mlを使って割って飲むので、もはや「お酒の味するの?」という飲み方なのですが
私は水分摂取が好きなので、缶チューハイをそのまま飲むと酒量がやばいことになる
という事もあり、チビチビスタイルを考案して飲んでいます。
そんな「飲む必要あるの?」という飲み方の私が、GW中に『せっかくならおいしいレモンサワーを自分で作ろう企画』というのを自主開催しました。
そこで買った「キンミヤ焼酎」というお酒。
これ、味がしないんです!!(← 厳密にはアルコールの香りはちゃんとしています)
で、おいしいレモンサワーの作り方である「氷をたくさん入れたグラスに国産レモンを入れて強炭酸を注ぐ」とあら不思議!!
焼酎を入れなくても『普段私が飲んでいるうすーーーいレモンサワー』と同じような感じで飲めるんです。
つまり、ノンアルコールでも酔える
という結論に達したわけです。
この結論のため、最近は『レモンサワー風ドリンク』を飲んでほろ酔い気分を満喫できていて、アルコールを飲まない日が格段に増えました。
まぁ、別に以前も毎日飲んでいたわけじゃないのですけれども…
あ、本題に入る前の前置きが尋常じゃなく長くなりましたが(← いつもの事よね!うふ♡)昨晩のオンライン飲み会に「ノット・富美男ちゃん」で参加して、いつも寝ている時間よりも遅い時間まで起きて夜更かししました。
先に寝室に行ってたはずの仁くんが「そろそろ一緒に寝ようでちー」とお迎えに来たので私はそこで退場となりましたが、みんなといろんな話が出来て楽しい時間でした。
その中で私がついつい買ってしまう「文房具」である付箋とシールの話をしました。
今は少しシールを買うのを抑えられていますが、雑貨屋さんやLOFTなどに行ったら思わず買ってしまう性癖があり、もう本当に大量に持っています。
過去にもブログで書いていますが、一生かかっても使いきれないくらいある私の付箋・シールコレクションですが
死ぬまでに使いきれなかったら、死んだときに使えばいいじゃない
とマリー・アントワネット思考で考えた『デコレーション棺桶』の話と一緒に棺の中に入れ欲しいものの話をしました。
▼ちなみにデコレーション棺桶についてはこちらの記事で熱弁をふるっています。
少し前に梅宮辰夫さんが亡くなられ、娘のアンナさんと奥さんであるクラウディアさんが梅宮辰夫さんをお見送りする際に棺の顔の所に
梅宮辰夫さんが大好きだったハイチュウ
をたくさん入れたと話されていて、すごくいいな!!と思ったんです。
私もハイチュウが大好きなので、できれば今世を終えて旅立つときに大好きなハイチュウを顔の近くにおいて欲しい。
他にも棺に家族が入れたいと思ってくれるものもあると思うのですが、それ以外に私が入れて欲しいものというのを伝えてあります。
ハイチュウは顔の近くに、足元には実家にずっと置いてある『くたくた犬』という自立しておけないくらい柔らかい犬のぬいぐるみを入れて欲しい、と。
この「くたくた犬」というのは、私が初めてフルタイムで働いた会社で扱っていた祖父母から贈ってほしいお孫さんへのプレゼントというラインナップの商品でした。
ドイツのシュタイフ社というテディベアが有名な会社の、黄金色の毛並みの耳の垂れた体高30㎝くらいの犬のぬいぐるみは、柔らかくてクタクタしていて立てないのが特徴。ぬいぐるみなのにお値段が20,000円もして、とても手が出せなかったけれどすごくかわいらしくて愛おしく、私も欲しいと思いお金を貯めて買った、大事なぬいぐるみです。
ハイチュウとくたくた犬は必ず棺に一緒にいれてね!とお願いしてありますが、お願いしていくことは「お別れをする側に対しての優しい気持ち」であるとも思っています。
私の家は父は無宗教(仏教の家だとは聞いていますがお寺様が家に来ることも宗教的な行事もしたのを見たことがありません)だと言っており、母はキリスト教を信仰しています。
私はと言えば、子供時代は母と一緒にキリスト教の教えの中にいましたが大人になってそこから離れ、今は特定の宗教への信仰は持たずに生きています。
とはいえ、どちらかと言えば『キリスト寄り』の考え方だとは思いますが、神様はきっといらっしゃるはずだけれどよく分からないという立ち位置にいます。
なので、私が今死んだとしたら『宗教色のないお別れの会』をして見送ってもらう事になります。
昔は葬儀なんてしてもらわなくていいと思っていましたが、結婚していた間に義兄との別れや実家の家族で会った愛犬たちを見送る際に
セレモニーがあることで遺された側の気持ちに変化がある
という事を体験しました。
お別れを受け入れる(完全に受け入れられなくても「お別れなんだ」と感じるための場所がある)というのはとても大事なことです。
そこで思い切り泣いたり、故人や愛する命についてその場に集まってくれた人と話をすることは心に優しい思い出の灯りをともしてくれる大事な時間です。
セレモニーは大切な人を失った人の心に「しょうがないし悲しい事だけれど、今世ではお別れの時間が来たんだね」と伝えてくれるための時間。
愛犬を見送る際、全く気持ちに整理がつかないままペット用の火葬をお願いしました。
それまではウサギやモルモットという小動物としか暮らしたことはなく、実家の庭に埋葬していたので、16年以上一緒に暮らした愛犬を火葬してもらう体験は初めてでした。
家族全員が泣きながらペット用の斎場へ行きましたが、事前に斎場の方から火葬できないものの例を挙げられた上で
「それ以外のものでワンチャンの好きだったものや一緒に持たせてあげたいものがあればお持ちください」
と言われ、家族で愛犬の好きだったシュークリームやジャーキー、いつもつぶして寝ていたクッションやおもちゃのロバのぬいぐるみを持って行きました。
斎場には小さな箱の形の棺が用意されていて、白いサテンの柔らかいクッションのようなベッドの上に愛犬をそっと寝かせ、そこにかけ布団をかけてもらいお花も飾ってもらいました。
少し待った後、大きな扉が空き、お別れのためのセレモニーを準備してくれていて、司会の女性がお別れの会を進行してくれました。
宗教色は全くなく、祭壇には愛犬が一番かわいく映っている写真とたくさんの花、そして小さな棺があり、最後のお別れの時間として棺に持ってきた入れたいものを収めながらみんなでボロボロ泣きながら愛犬を撫で、おでこに小さくキスをして「大好きだよ。ありがとう。またね。」と優しい気持ちでおくることができました。
ものすごく悲しい事だったし、しばらくは何をしても涙が出てくるような日々を過ごしましたが、家族全員
お別れのセレモニーをさせてもらって、棺に好きなものや持たせたいものを入れてあげられたあの時間があってよかったね
と、わんわん泣いたあの時間が「喪の儀式」として大事だったと今でも時々話しています。
私は「死」というものが怖かったし、今もやっぱり怖いし不安です。
大切な人や命を失ったら、私はどうなるのか??と思うと怖くて叫びだしたくなりますが、もしかしたら意外と受け入れてなんとか折り合いをつけるかもしれませんし、想像すらつきません。
ただ、もしも私を愛してくれている人たちが私との別れに涙してくれる時間が来たとしたら、お別れのセレモニーの中で
これを入れて欲しいって言ってたよね
と、私の好きなものや願いを叶えようとしてくれることで最後の時に「希望を叶えてあげられた」と、後悔することさせずに旅立つことは、私にできる最後のプレゼントだと思っています。
後悔する事が、どれだけ苦しく辛い事かを知っているから、できれば最後にそんな思いはさせたくないと思う私なりの『最後の甘え』のつもりです。
棺の中にハイチュウを入れて欲しい!という話を昨晩のオンライン飲み会の中でしたのですが、飲み会に参加していた「カウンセラー×保健師のみつこちゃん」がこんな素敵な記事を書いてくれていて、私も今日はTTPしよう!と棺の中に入れて欲しいものについて書いてみました。
みつこちゃんの書いていた「死から生をみて「今をいきる」を考えたい」という言葉に大きく頷いて、今日、元気に生きている私とギンちゃん・仁くんの3魂で、大好きな家族に会いに行く時間を楽しんで来ようと思います♡
みなさんの土曜日が朗らかなものでありますように。