(お悩み相談)今年の5月始めに主人から突然話を切り出され、前向きに!と思っていますが、時々発作が出るように泣き崩れてしまいます。
12月の頭に和歌山の友達が遊びに来てくれました。
ひたすらしゃべり倒し、美味しいものを食べ、ちょこっと観光してお土産を買ったり…として過ごしたのですが、私の実家で家族揃ってみんなと一緒に晩ごはんを食べたりしてワイワイ過ごしました。
彼女が和歌山に戻った後、実家宛てに「楽しかったです♡」の感謝と一緒に甘くておいしいみかんを送ってくれました。
それを私も実家からお裾分けしてもらってきたのですが、ナニコレ?!甘くてジューシーで美味しい!!!
みかんってどちらかというと酸っぱいイメージがあったのですが、これはいくらでも食べられちゃいそうな危険なミカンでした。
友だちの話しでは「田村みかん」という美味しいみかんらしいのですが、多分、友達から届いたという「ありがとう」「嬉しいな」の気持ちもプラスされているからより美味しく感じるんだろうな♡
クリスマスも終わり、年末年始はダラダラおこたで過ごすのが最高の時間ですよね~。おこたのお友のみかんの話をした後は(← 安定の不要な前置き)ブログに届いたお悩み相談へお返事をお届けしようと思います。
主人との事でご相談です。よろしくお願い致します。
今年の5月始めに主人から突然話を切り出されました。内容は、主に私の性格の事です。帰ったらイライラしている、マイナス志向、10数年前に自分がうつ病になった時に優しい言葉をかけてくれなかった、私が拒否してからずっとセックスレス でいること、などです。それまではゴミ出しやウォーキングなども一緒に行き、よく2人で出かける仲の良い夫婦だと思っていました。私はですが。何度も謝り、改善するべく話し合いを求めたのですが、別人のように冷たくなってしまい、拒絶されました。それまで毎日あった電話もLINEも無くなりました。業務連絡のような内容のものがたまにあるだけです。
そのまま事態は悪化してしまい、7月から夫は出ていき、別居中です。
高2の娘と中1の息子がいます。2人はそのまま私と一緒に暮らしています。
二重生活になった為、8月からはパートからフルタイムの契約社員に変わり働いています。平日は2人の塾、習い事の送迎もあり、いっぱいいっぱいの生活の中、涙が止まらない日も多々あります。
主人は土日は普通に帰ってきますが、こちらも普通の対応をするよう頑張っています。最近は2週間に1度くらいに減り、再び一緒に暮らす気は無さそうに見えます。聞いたら怒るか泣くかで一人暮らしの家に帰ってしまいます。
どうすればいいかわからなくて、悲しい日々が続きます。来年は娘の受験もあり、不安です。前向きに生きなければ!と思っていますが、時々発作が出るように泣き崩れてしまいます。
このような場合、修復は難しいのでしょうか。
相談者:たんぽぽさん
たんぽぽさん、こんにちは。
頑張ろう!前を向こう!!って自分に言い聞かせてガッツポーズを作っても、悲しみに押しつぶされて堪えきれなくなる日がありますよね。
私も同じような体験をしていますから、その揺れる気持ちは本当に良く分かります。
ご主人の心の変化については、本当にご主人にしか分からないのですが…
今の現実はたんぽぽさんにとっては晴天の霹靂でしょうし、望んでいない方向に進んでしまって途方に暮れているのだろうと思います。
たんぽぽさん、頑張っていますね。
ほんとに、よく頑張っています!!!
ご主人から言われた言葉に傷付きながら、自分を変えようと頑張りました。きっと今も「よい妻」になれるようにできる事をあれこれ精一杯頑張っているはずです。
至らなかった点を反省しましたよね。ごめんなさい、って沢山謝りました。
別人のように背を向けられて冷たい視線を浴びせられるたび、絶望と悲しみに大きく殴られるような気持ちを抱えながらも、関係改善のために出来ることを探し続けたのではありませんか?
ご主人が出て行った時、どれほど胸が張り裂けそうで取り乱したかったことでしょう。お子さんもいらっしゃるから歯を食いしばって耐えた部分も沢山あったのではないでしょうか?
お子さんの送迎や家事などの「やるべきこと」がある中で、勤務体系を変えてガムシャラに走って奮闘していますよね。
たんぽぽさん、どうでしょうか???
これらの「たんぽぽさんが頑張ってきたこと」を振り返った時、たんぽぽさんにどんな言葉をかけてあげたくなりますか???
胸に手を当てて優しく言葉をかけてあげましょう。
「本当に頑張りました。お疲れ様。たんぽぽちゃんは偉かったよね。」って。
> いっぱいいっぱいの生活の中、涙が止まらない日も多々あります。
> 前向きに生きなければ!と思っていますが、時々発作が出るように泣き崩れてしまいます。
たんぽぽさん、もう頑張れない位にいっぱいいっぱいな事、気付いていますか???
勝手に涙がこぼれてきてしまう位、もう限界まで頑張っているんです。
今のたんぽぽさんに必要なのは、がむしゃらに頑張る事ではなく
自分を甘やかして、
自分にとことん優しくする事です。
生活のために、お子さんのために、頑張らなければいけない部分はきっと日常に沢山あると思います。
その「最低限力を入れないといけない事」だけ頑張って、後はちょっと息抜きしましょう。
たんぽぽさん、美味しいお茶を自分のために準備してあげて、ちょっと一息ついて深呼吸したら、自分の胸に手を当てて次の言葉を呟いてみてください。
本当に疲れちゃったな…。
ずっとずっと頑張ってきたけど、もう一人では頑張れません。
誰か助けてください。
誰か側にいてください。
ずっとずっと私の声を無視してごめんね。
寂しかったよね。ううん、今だってすごく寂しいまんまだよね。
ごめんね、気付いてあげられなくて。
頑張れなくなるまで頑張らせちゃって、ほんとにごめんね。
目をつぶって深呼吸して、いっぱい自分の「今」を感じてあげましょう。
辛い中でボロボロの自分を見つけてあげましょう。
そして、途方に暮れて泣き崩れているたんぽぽさんが欲しい言葉をいっぱいかけてあげましょう。
たんぽぽさんはお子さんが転んで怪我をして骨折したとしたら、どう接してあげるでしょうか??
痛み止めを飲んで張ってでも学校に行け!!と追い立てたりしませんよね。
転んだことをなじったりもしないと思います。
それよりも寄り添って「転んじゃったね~」って苦笑いしながら、無理せずに労わって早く治そうね!ってカルシウムの多いメニューを考えてたり、日常をより生活しやすくするための工夫をするのではないでしょうか?
たんぽぽさんの「心」も今、同じように骨折してたとしたらどう看病してあげたいですか??
涙があふれてしまう位にしんどい状態に自分が置かれているのですから、悲しさや寂しさを自分で自分に与えて追い込まなくていいと思いませんか?
もっともっと、甘やかしましょう。
> どうすればいいかわからなくて、悲しい日々が続きます。
> このような場合、修復は難しいのでしょうか。
たんぽぽさんは「修復したい」という気持ちをお持ちなんですよね。
もしも「今の状況じゃ修復はちょっと…」と誰かに言われたら、たんぽぽさんは諦めてしまうのでしょうか??
きっと違いますよね。
いいんですよ、たんぽぽさんの願いを大事にして。
「私は修復して家族揃って笑って暮らす、愛し愛される夫婦関係を作る!」という希望があるなら、それを選んでいいんです。
夫婦問題というのは相手もある事ですし、今日何かあって明日劇的に改善するというものではありません。
例え、ご主人が「やり直したい」と言って帰ってきたとしても、帰ってきたその日から何事もなかったかのように元通りになるのではなく、そこからまた新しい家族の形を作っていくのですから『長期戦』で考える方がいいですよね。
そんなの分かっているし、でも早く現状から抜け出したい…というのが今の気持ちだと思いますが、せっかく別居中ですから、ここでたんぽぽさんの体制を整えて「長期戦」でもゆるゆるとやっていけるベースを作りませんか??
> 主人は土日は普通に帰ってきますが、こちらも普通の対応をするよう頑張っています。最近は2週間に1度くらいに減り、再び一緒に暮らす気は無さそうに見えます。聞いたら怒るか泣くかで一人暮らしの家に帰ってしまいます。
突然離婚を切り出されると、それまで対等だったはずの夫婦のパワーバランスは一気に変化します。
●離婚を言い出した側 … 自立(パワーが強い)
●離婚を言われた側 … 依存(不安、パワーが弱い)
『普通の対応をするよう【頑張って】います』とある事からも、頑張っているのはきっとご主人にも伝わっているはずです。
不安だよ、なんで?どうしたらいいの?何も変わらないの??
きっと言葉にせずとも隠したつもりの雰囲気から、悲しみや痛みがご主人に伝わっているのではないでしょうか?
他の方のお悩み相談でもよく書いているのですが、不安が強いときというのは態度を隠していたとしても、視線に感情が現れてしまう事があります。
たんぽぽさんはご主人と話をするとき、ご主人がいるとき、どんな視線でご主人を見ているでしょうか?
不安そうな目、怯えている目、責めるような怒りのこもった目、感謝に満ちた目、優しい愛があふれている目、すがるような目…
その視線や目を見た時にご主人はどんな風に感じるのでしょうか??
「たんぽぽさんはかわいいなぁ」「たんぽぽさんは愛しいなぁ」「大切な人だなぁ」と思ってくれるような目をしてご主人を見ているでしょうか?
それとも「重たいなぁ、苦しいなぁ、責められているなぁ」と思うものでしょうか?
どの視線だったら、罪悪感を刺激されずに戻りたいって思えるでしょうか?
頑張って気丈に振る舞っても、不安なや心配はふとした瞬間にあふれてこぼれてしまいます。
だからこそ、頑張るのをちょっと緩めて自分を休ませながら、自分を楽しませて楽に構えて迎え入れられるように、自分を立て直しましょう。
ご主人との関係が思うように改善せずに不安で心細い…
なぜこんなにも私を嫌うのだろう?なぜ許してもらえないのだろう?
心理学では「投影」という言葉で表現をしていますが、パートナーに見えている・感じているものは「自分そのもの」を写し出しています。ご主人を通して自分が自分をどう扱っているのかを見ているんです。
私を愛して大切に扱って安心させて欲しければ
私が私の事を100%大事にして、愛すればいいんです。
先ほど夫婦のパワーバランスの話をしましたが、依存側に立たされると何かをするにしても尋ねるにしても『怖れ』が出てしまうため、どうしても1歩引いて自分を隠そうとします。
隠している「怖れやガマン」といったたんぽぽさんが抑圧しているものを『ご主人の言動・態度』を通して自分に見せてくれているんです。(心理学的な見方では、ですが)
離婚を言われて毎日背を向けられて一緒にいると、どうしてもご主人の一挙手一投足に振り回されて「他人軸」になって苦しくなりますが、たんぽぽさんは今「別居」していて会う頻度も少ないのですから怯えずに自分軸を取り戻すのに最適な状況だと思いませんか??
せっかくの別居期間を活用して、まずは自分を立て直しましょう!!
私は夫婦問題が起きて5年ほど色々と葛藤しました。
1度目の危機は「突然の離婚宣言 → 暴言 → 無視 → 家庭内別居」という状態になりましたが、もうダメかもしれないと思う状況からやり直すことになりました。
その後、また問題が起きて今度は離婚という選択を私が受け入れることが出来ましたが、それだってもがいて2年半かけています。
夫婦問題が起きた時に知り合った仲間たちを見ても、本当に様々です。
浮気相手と一緒に暮らす…と出て行ってもうダメだと思っていたのに、今はとっても仲良くやり直しているご夫婦もいれば、修復せずに離婚を選びつつも離婚を切り出してきたご主人の方が最後はうろたえたり、長い期間別居を続けながら自分の答えを探そうとしている人もいます。
別居から突然ご主人が帰ってきて、けれど小康状態で「???」と思いつつも、自分の希望である修復のためにのんびり自分を立て直している人もいます。
私はまだカウンセラーとしての経験が浅いため、何があるか分からない経験をたくさん見てきたよ!とは言えないのですが、師匠はじめ心療内科の先生も言っていましたが
ほんと、事実は小説より奇なりで
どうなるかなんて分からないし、どうなってもいいんだよ。
「私の状況は…」「こんな状態じゃもう無理ですよね…」と思っているのは、自分自身です。
ダメかどうかは、最後まで本当に分かりません。
また、ダメだと思っていたはずの離婚を選んだ私は、迷って迷って、けれど「自分の幸せのために決断した」のが離婚だっただけで、それをダメだとは思っていませんから、ほんと、未来に自分がどう思っているかも含めて
絶対なんてないんです。
先にも話しましたが、たんぽぽさんは修復したいという希望があるのであれば、それを大事に持っていていいじゃないですか?!
そして、その修復に向けてある程度時間がかかるのですから、自分を立て直し楽に構えて待てるように、頑張りすぎている自分に優しくすることから始めて見ませんか?
今はきっと自分を沢山責めて反省して後悔も沢山あると思います。
でも、もう後悔は十分やりつくしましたよね。
だから「この先に活かしていける改善点」だけを受け取ったら、後悔はもう手放しましょう。
過度な後悔は自分苛めの道具でしかありませんから。
さて、たんぽぽさんの自信をゆっくりでいいので取り戻していくために、一つやっていただきたい事をご紹介しますね!!
たんぽぽさんが「自分がすでに成功体験がある人間だ」というのを思い出して欲しいんです。
恋愛して好きな人と結婚して、子供をもうけて育てている…
ごくごく「当たり前」に見えるような事だとたんぽぽさんは思われるかもしれませんが、たんぽぽさんが手にした生活が「奇跡にしか見えない」と悩んでいる女性もたくさんいるんです。
たんぽぽさんもきっと「好きな人との結婚」を夢見ていたのではないでしょうか?
そして、ちゃんとその夢を叶えている『達成者』『成功者』なんです。
つまり…
うふふー。私が本気出したら、チョロいもんよ♡
うっかり実力がある事忘れてたわ。
ってニッコリ笑ってあげましょう。
ピンクの枠で囲った文字は、たんぽぽさんの言葉に置き換えてOKですので、自分がちゃんと叶えられるし叶えてきた!と潜在意識に呼びかける言葉として、気が向いた時に自分に呟いてあげてください。
ポイントは真面目にやらずにちょっとふざけてアホになってやる事ですよ!!
真面目にやろうとすると思考が入ってきて「その自信の根拠は??」などと邪魔をしてきます。
だからちょっとアホモードでやってくださいね。
自信に根拠なんていりません。
誰かに言う言葉ではなく、あくまで自分に対して届ける言葉なのですから、自分が元気になれて自信を持てて、気持ちよくなれる言葉をいっぱい届けてあげましょうね。
長くなりましたが、ちょっとだけ余談で…
男性心理について少しだけお話しして終わろうと思います。
男性は女子よりずっと強く「罪悪感」というものを感じて生きています。
だから、自分から離婚したいと言ったり背を向けたり別居をしたりして、家族を悲しませている…という罪悪感は常に心にのしかかっている状態だろうと思います。(別にこれは彼の問題なのでタンポポさんが気にする事じゃないんですよ!!)
そして罪悪感があるから「離婚したい俺」を正当化しないと、自分の罪の意識で潰れてしまいます。
だから優しくなんてできませんし、歩み寄ることもできません。
そうしたら自分の罪を認めることになりますから。
と同時に、頑張っているたんぽぽさんの姿を見る度に胸が痛むのもあり、自分を守るために別居選んだのだろうと思います。
罪悪感を感じていてもいなくても男性というのは女性からの『話があるの』『話をしたい』というのが苦手という特性があります。
男性は自己防衛機能がとっても強いので、今の自分を守るためなら平気でバレるようなウソも付きます。
とにかく「その瞬間の自分」を守ることを優先してしまいます。
もともとが罪の意識が強い男性は「話をしたい」と言われると、自分が責められる!!と身構える特徴もありますから(男性に聞いたら「話がしたい」は相当怖い台詞なのだそうです)、お嬢さんの進路のことなどで相談したい事があれば「ちょっと話がしたいんだけど」などと切り出すのではなく、具体的に『娘の高校進路の○○の件で意見が欲しい』というように言ってあげると話をする事ができたりします。
また女性は問題を解決したり、不安を解消したりするのに「会話」を使って気持ちを表現する事ができますが、男性は気持ちを言葉に表すことがとても苦手で瞬時に表現できません。しかも核心に迫るような大事な問題であればある程、言葉にできなくなります。
そもそも、女性と違って「気持ちを感じる」事に対して著しく鈍感です。
女性が彼の態度で悩んで眠れないくらい考えていたとしても、その態度に意味なんてなかったりすることもよくある話です。
話し合いを求めても上手くいかなくなってしまったり、それを避けられたり、今も感情が読み取れなかったり言葉足らずだったり…とたんぽぽさんが感情を先回りして読んでしまって疲弊してしまう部分もきっと多くあると思いますが
強い感情を持つと、男性は「言葉」にできなくなる
ので、ご主人が言葉に出来ないのは男性心理ゆえのものもあるんだよ!と思う事で、ほんの少しだけでもたんぽぽさんが自分を責める気持ちが楽になれたらと思い、長々と余談を書きました。
たんぽぽさん、ちゃんと眠ったり食べたり休めていますか??
女性ホルモンとも関連している事ですが、女性は特に「休息を取る事」でイライラや不安が半減するとも言われていますから、毎日気を張っているとは思いますが、自分の心に手を当てて泣いている自分を抱きしめて緩ませながら、自分を少しずつ甘やかして立て直していきましょうね。
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ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。