【お悩み相談】彼の辛い気持ちばかり考えて心配や罪悪感を持ってしまいます。これは私の考えすぎなのでしょうか…

まるさん、こんにちは。
いつもは前置きをしていますが、幾度目かのやり取りをさせていただいているので、ギンちゃんからのメッセージで始めてみました。

今日は初めての前置きなしでお悩み相談をしたいと思います。

まず一つ目の大きな成長を受け取ってみませんか？？

> あれからあまり前のように苦しくなるほど悩むことはやめようと心がけていて、おかげさまで、ずっと常に頭にはこれからどうしたらいいかという悩みはありますが、前ほどは苦しくなるまで悩むことは少なくなりました。

悩みは尽きず、まだ迷いや葛藤がある中でも『苦しくなるまで悩まなくなれた』というのは、まるさんが自分に向き合い、自分に優しく接しようとしたからこそ変化した部分ではないでしょうか？？？

簡単な事ではなかったはずです。
時間も必要だったでしょうし、きっと水面下で沢山もがいたと思います。
こうやって思いを届けてくれた文章の中にある「私の成長点」を喜んで受け取っちゃいましょうね！！
完全に手を離した状態ではないとはいえ、失恋は心を大きく傷つけますから、その中で成長している自分がすごいなぁ、って優しく自分を抱きしめてあげてくださいね！！

幾度かいただいたお悩みの中で『彼の気持ち』を考えて自分を沢山責めていらっしゃるまるさん。
大好きな人であれば、どうしても相手の事を助けたいですし支えたいと思います。その愛は大きくてとっても素晴らしいものです。
けれどね、その思いがまるさんをこんなにも苦しめているのであれば、もしかしたらまるさんは彼との距離感（物理的なものではなく心の距離感）が近くなり過ぎているのかもしれませんね。

彼に憑依されている状態

ともいうのですが、自分の事よりも彼の気持ちを優先しようとしてしまっても、彼の気持ちは彼にしか分からないんです。
お悩みの中に、まるさんの気持ちは少ししか書かれていなくて、彼の事がいーーーっぱい登場しています。
彼の気持ちをちょっとだけ背負い過ぎてしまっているのかもしれません。

こんな風に距離が近すぎて彼と自分の気持ちがごっちゃになってしまうようなときは、こんな風に呪文を唱えてみてください。

私は私、彼は彼。
彼は大人の男性で自分の生き方・考え方に責任を持つことが出来ます。
彼の傷は彼が自分で癒すことができる力を持っています。
私は愛情あふれた素敵な女性で、自分の選択を信じ行動することが出来ます。
私は私の望む未来を自由に歩くことができます。
私と彼は別々の存在で、それぞれが自由に自分の人生を生きられます。

どうでしょうか？？
このアファメーションを言えそうですか？？？

私は私なんです。
そして当たり前ですが、彼は彼で彼の人生を彼が選んでいるんです。

> やっぱり楽しい時間を過ごしてしまうと、その後はまた会いたくなって辛くなったり、彼からもやっぱりずっと一緒にいたい気持ちを伝えられ、 別れは私も辛いですが、自分のことは時間とともに少しづつでも辛さはなくなっていけるのかもしれないと思えても、彼のことをやっぱりすごく苦しめてしまうんだ、彼はやっぱり私と離れたら居場所がないのかな、寂しいのかな、と考えてしまい、自分の辛さは自分でなんとか乗り越えていけたとしても、そういう彼をそのまま置いていくような見捨てるような感じがしてしまい、すごく辛いです。

この文章の中で、とっても大事なことが書かれているなぁ、と思ったのですがまるさんはどこが大事な部分なんだろう？？と思うでしょうか。

今のまるさんはきっと
・彼を苦しめてしまうこと
・彼の居場所がなくなっちゃうのかもしれないこと
・彼が寂しいかもしれないこと
・彼を見捨てるような気持ち
が大事な事のように思うかもしれませんが、先に少しお話させてもらったように「これらは彼の気持ち」で、彼が味わい・体験するべきものです。

私が大事な事だと思うのは
・私はどれくらい辛いの？
・私の事は時間をかけてほったらかしにしていいの？
・私の寂しさや居場所はどうやって作ってあげるの？
・私を見捨ててしまっていないの？
という事。

彼の気持ちは彼にお任せしちゃいましょう。
彼は「自分で選んで」今の生き方をしているんです。
まるさんだけに責任があるはずがないですよね？？？
まるさんだけが罪の意識を背負う必要はありませんよね。お互い様、です。

彼と会ってしまう自分、彼の事が好きだから手を離すのがこわい自分、弱い自分、ダメな自分はいいんです。
そんな自分を攻撃するのではなく「まだ手放せていないけれど、今はこれが精いっぱいだもんね」と泣いているまるさんに優しく声をかけてあげて、まるさんがどうなることが『まるさんにとっての幸せ』なのかをゆっくり考えていきませんか？？

>でも、やっぱり自分も時間はかかっても、結婚したり家庭を持ちたい気持ちも捨てられず、それを考えるとずっと彼と一緒にいることはできないとは思います

ちゃんとまるさんの中に「大事な答え」があるんです。
本当に時間がかかってもいいんです。この気持ちがまるさんの願い・まるさんの考える自分の幸せ・自分を笑顔にする未来なのであれば、もっともっと貪欲に自分の幸せを最優先しませんか？？？

先ほど少し書いた、彼に対してまるさんが書いていた気持ちを見てみたいのですが

・彼を苦しめてしまうこと
・彼の居場所がなくなっちゃうのかもしれないこと
・彼が寂しいかもしれないこと
・彼を見捨てるような気持ち

これはまるさんの心を投影しているもので、本当はまるさんに与えてあげるべきものではないでしょうか？？

まるさんを苦しめる事をしていませんか？
まるさんが居場所を求めて泣いていませんか？
まるさんが誰よりも寂しいのではないでしょうか？
まるさんが見捨てられた体験や不安を抱えていませんか？

身近なパートナーシップにはより強く投影が起きます。

彼自身は『まるさんとの出会いで人生が苦しくはなっていない』と言ってくれているのに、その言葉を受け取れずに心配してしまうまるさんの心には、きっと自分への「悲しみや痛み」がたくさんあるんだと思います。

だから、もっとっもっと自分を大切に、愛してあげませんか？？？
愛されていいし、笑顔になっていいし、彼の手を離してもいいし、また誰かを好きになっていいし、自分の居場所を自分で作っていいし、なにより罪の意識をもうポイしてもいいんですよ。

罪悪感というのは自分を苦しませて幸せにしない感情です。
その感情と、もうずいぶんと長く付き合ってきて、苦しみながら彼と一度別れるという選択をしましたよね？？
もう、罪を泣きながら償っていると思いませんか？？

パートナーシップは鏡だといいます。

だとしたら、まるさんが自分を少しずつ満たし始め、愛してあげて傷を癒していく事は、彼の事を満たしてあげて傷を癒し、自由にしてあげる力になります。

まるさんがここまで彼の事を気遣うように、きっと彼もまるさんが幸せになることを願い、まるさんを苦しめたくないと願っているのだと思うんです。

まるさんが幸せになることが、彼を幸せにすることです。

まるさんはシャンパンタワーの法則というものを知っていますか？

シャンパングラスをピラミッドのように積み上げたものの一番上のグラスからシャンパンを注ぎ、最初のグラスが満たされると2段目へ。2段目が満たされるとその下へ…と順に満たされていきます。
この1つ目のグラスが自分自身。
そして2段目・3段目と周りの人に分け与えていくイメージです。

先ほども「彼の事を心配し過ぎて不幸にしている」とまるさんが感じている事を書きましたが、それは言い換えると

まるさんの気持ちが不安で心配で、傷付いてボロボロになっているから。

私たちの心は、自分が温かい幸せで満たされている時に「あの人も幸せになって欲しいな」「あの人を幸せにしてあげたい」と思えます。

きっと今のまるさんにも同じように「出来るならば私が彼を幸せにしたい」という願いはあるとは思いますが、今のまるさんが願う「幸せにしてあげたい」は、私が幸せなように彼を幸せにしたい！ではなく

私が犠牲になることで幸せになれるのなら
私を犠牲にしてください

と、自分を差し出している状態です。

まるさんが同じようにされたら、喜んで幸せになれるでしょうか？？？
ありがとう、と受け取るよりも罪悪感を感じるのではないでしょうか？？？

だから彼の幸せを願ってあげるためにも、まるさんが幸せになることが先なんです。

私はなんとかなるから…
私は自分を後回しに出来るから…
私は我慢するから…

これはすべて「補償行為」と呼ばれる、自分を犠牲にする行動です。
犠牲をして与えられると、相手は罪悪感を受け取ります。
一生懸命耐えて、相手も苦しむのなんて願っている事ではないですよね。

冒頭で「私は私、彼は彼」というアファメーションをご紹介しましたが、これは自分軸を生きるために大切な事。

まるさんの人生はまるさんのもので、まるさんが主役であるべきなんです。
彼が主役ではないんです。彼はあくまで脇役です。

そして彼の人生は彼のもので、彼が自分で生きるものです。
まるさんは彼の人生の脇役ですから、彼の気持ちを代わって受け持つ必要なんてないんです。
代わってあげたいくらい大好きな人なのは重々承知なんですけれど、ね。

> まだまだ、全然何がベストか答えは出そうにありません…。

いいじゃないですか！！
ゆっくり答えを出しませんか？？
それに「ベスト」じゃなくていいんです。選択肢はいくつもあって、自分がどうするのが「私らしいのかな？」「私を幸せにするのかな？」と考えて選んでいけばいいんですから。

「私は」という視点で見る事だけは続けてみてくださいね。

すぐに答えが出なくても、問いかけ続けることが大切です。
そうやって問いかけた先に、まるさんが選びたい答えがみつかりますから。
何度も何度も言っていますが、頑張りすぎて・焦りすぎなくていいんです。

決められない、悩む時間にも意味があるんですから。

彼の手をすぐに離せないとしても、それを責めないでくださいね。
どうするか決められていないんですもの。
責めたって自分を虐めるだけにしかなりませんからね！

そして、まるさんは「結婚したり家庭を持ちたい気持ちも捨てられず」と答えを持っているのですから、自分を愛して満たし、自分軸で自分の人生を生きる練習をしていきましょう！！

自分で自分を満たす「自己充足」というのがとっても大事になります。

私は何をしたら喜ぶかな？
私はどうしたら寛ぐかな？
私が笑顔になるときは？
私が今ワクワク出来ることは？
私が楽しめる事って何かな？

それを見つけてあげて、自分にたくさん与えてあげましょうね。
自分を満たしてあげることが、シャンパンタワーのように彼の事も幸せにする作業です。

不思議な事なのですが、私たちは自分がノビノビと自由に生きる事を許可できていないと、同じことを相手にも求めてしまいます。
私がこんなに我慢しているんだからあなたも我慢するべき！と思ってしまうんです。

だから、自分を満たして自分を自由にしてあげる事で、彼の事も自由にできますし不幸を心配するのではなく幸せを願えるようになります。

問題を乗り越えるとその先には恩恵があると言われていますから、こんなに苦しい思いをするという事は、きっと徹底的に自分を愛するための時間やチャンスなのだと思います。

考えすぎているなー、と思ったら「やめやめ！！」と声に出して頭を振ったりして、考える事を一時やめることもネガティブな思考から抜け出したり中断させることができるので、もしも深く考えすぎたな…と思った時にやってみてくださいね。

そして、彼の事ばかり心配して頭がいっぱいになったら、呪文のように呟いてみてください。

私は私、彼は彼。
私が幸せになることは彼を幸せにすること。
私が自由になることは彼を自由にすること。

まるさん、前よりも成長している自分に自信をもって、幸せな自分を生きるために自分に愛を届け続けましょうね！！

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ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ！という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。

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