ギンちゃんがめでたく17歳のお誕生日を迎えました!いくつになってもイケメンです!!

思いっきり遅ればせながらのブログになってしまいましたが、9月16日に…
ギンちゃん、17歳になりました~~!!
ヒューヒュー、パフパフ。ドンドン。(歓喜の様を表現)
加齢からくる変形性関節症で、2カ月に1度のソレンシア注射(疼痛管理)以外は、これまで大きな病気もなく過ごしてくることができました。
17歳まであと少し!という今年の6月に、慢性腎臓病の症状が出始め治療をスタート。
腎臓病は、15歳以上のシニア猫ちゃんの70~80%がかかるといわれているそうで、年を重ねて発症するのは仕方のないことだと先生から説明を受けました。
ギンちゃんは療法食とサプリメントのおかげもあり、幸いにも安定した状態をキープできています。
療法食はあまり美味しいものではないらしく、食べてくれないネコちゃんが多いそう。
病院からも「食べてくれるものがあれば、それを購入してください」と、複数のメーカーのサンプルをもらいましたが…
ギンちゃん、どれも美味しそうに完食!
いや、ほんとにありがたい。
粒が小さめでふっくらしていて、ギンちゃんが一番おいしそうに食べていた「ドクターズケア」というメーカーの療法食を続けています。
お刺身が大好きなギンちゃんですが、腎臓にはあまりよくないそうで頻繁にはあげられなくなってしまいましたが、お誕生日は特別だよね!
ということで、久しぶりに『お刺身ご膳』でお誕生日ディナーも満喫!
腎臓病と付き合いつつ、少しでも健やかな日々が続き、来年も、再来年も、その先も、願わくばギンちゃんのお誕生日をお祝いし続けられますように。

お誕生日プレゼントは何にしよう?と少し前からペットグッズのお店などをチェックしていましたが、なかなかピンとくるものに出会えず。
ギンちゃんはおもちゃをプレゼントしても、そんなに興味を示さないのですが…

どうやら今年のプレゼントは、気に入ってくれたようです。
やったー!
喜んでもらえるのは、やっぱり嬉しい。

プレゼントに選んだのは、硬めの麻っぽいロープ網をガシガシキックして遊べる「うしろ足爪みがき」というちょっと大きめの蹴りぐるみ。
ギンちゃんは関節炎もあり、後ろ足の筋力が少し弱くなってきているので、楽しく遊びながら筋トレみたいなことができたらいいな~と思ってプレゼントしました。

そ、そ、そ、それな!!!
気に入ってはくれたようなのですが、蹴りぐるみというよりは「スリぐるみ」という感じで、頭や体をスリスリするばかり。
使い方、ちがーーーう。
でも、思いがけない使い方を編み出して喜んでくれているギンちゃんを見ながら
メーカーの思う壺にならないところも、尖っててカッコいい♡
好き♡
と、結局のところ何をしていてもギンちゃんの姿に目を細めて愛おしい気持ちになっちゃいます。

そしてもう一つのプレゼントがこちら。
プレゼント…というよりは「実用性」のあるアイテムになるのですが、関節炎の痛みが出たり、筋力が少し弱くなったことで、ギンちゃんは食事をする際に足が広がりやすくなってきていたので、滑らなくなる魔法のシートを購入。

とても薄手で好きなサイズにカットして使えるマットなのですが、ほんとに「滑らな知らず」になってビックリ。
肉球が滑らなくなりピタッとマットに吸着するようで、食事時間の足元の不安定さがなくなり、ギンちゃんも快適そうです。
年を重ねることで、工夫やサポートが必要になってはいきますが、今は本当に便利なものがたくさんあって、その恩恵を受けて「まろやかシニアタイム」を健やかに過ごすことができてありがたい限りです。
仁くんにも、もっともっと「年を重ねることで必要になるサポート」をしてあげる気満々でしたが、残念ながらそれは叶わず。
ギンちゃんと仁くんは、偶然にもお誕生日が一緒だったので、毎年「2魂一緒」に年を重ねて、同じ日にお誕生日会をするのが常でした。
15年、当たり前のように繰り返してきたので、もう恒例行事のようになっていたのに、今年は仁くんはここにいなくて、なんだか不思議な感じがしました。
もうここに、仁くんの肉体はなくて、触れることも会うこともできないけれど、でもやっぱり特別な記念日には
おめでとう!
とお空に向かって手を伸ばして、「離れていても大好きだよーー」と思いっきりエール(というか念?)を送りました。
お空の上で「ありがとでちー」って、きっと受け取ってくれてるはず。
仁くん、お誕生日おめでとう。
初めての「離れ離れのお誕生日」だけれど、ギンちゃんもまた一つ、年を重ねたよ。
愛おしい私の宝物たち。
出会ってくれて、愛させてくれて、そしてお祝いさせてくれてありがとう。
大好きだよ♡
ギンちゃんのお誕生日に、お友達から暖かいメッセージをもらいました。
仁くんも同じ誕生日でしたよね?
仁くんもお空で美味しいもの食べてますように~。
ふっくらと暖かい笑みがこぼれちゃう、素敵なメッセージにニッコリです。
きっとお空で思いっきり美味しいものを食べて、神様やお空にいるお友達、私の実家にいたワンコたちに囲まれて
仁くんの特別な日でち!
うわーー、いっぱい美味しいご馳走があるでちーー!
って、大きな黒目をキラキラさせて、あったかい日を過ごしているはず。
その光景を想像したら、ほんとうに心がホカホカして、困っちゃったなぁ、涙が出ちゃいました。
あったかい、光のような涙でした。
神様の元に還って行った後のことは、私には何も分からなくて、想像することしかできません。
でも、想像する時に「暖かい想像」が出来ることで、遺された側は生きて行く力が持てたり、微笑みながら離れ離れの魂に思いを馳せることができます。
暖かい言葉に、いっぱい救ってもらっています。
私もいつか、同じように暖かく優しい言葉の贈り物が出来る人になりたいな、と思わせてもらえました。
あっ!
この「気付き」がきっと、お空の上から仁くんが「あげるでち!」って届けてくれた、ギフトなのかもしれないね。
いつもお誕生日ディナーの後で、ありがとでち~ってお礼のペロをしてくれていたように、優しい気づきをどうぞ、って。
うふふ。
ありがとう。
また来年、ギンちゃんのお誕生日をお祝いしながら、ギンちゃんと並んで空を仰ぎ「そっちはどう?」って言えますように。
ギンちゃん、ゆっくりゆったり、ギンちゃんのペースで心地よい毎日を生きてね。
こはるちゃんも共に、楽しい日々を織りなして行こうね。