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【ココロノマルシェ】怒りのパワーは強力だと聞いた事があるので怒りのパワーを使って仕事をしています。

え? なんでチビライオンがここにいるんですか?仁くん窓のトコは 怖くて登ったことないでちのにー

穏やかな昼下がり。
我が家は平和に日向ぼっこできょうだいがそれぞれ自由に過ごしていたので、いつもソファーに座っている「ちびサイズのライオン」のぬいぐるみを、窓辺でパトロール中のギンちゃんの前にそーっと乗せてみたら

え?なんで?

と、思った以上にきょうだいがざわついて、私の方がちょっとビックリしました。

別にだからと言って何かがあるわけではなく、だから何?という空気になったところでそーっとちびサイズのライオンを定位置に戻しましたが、今日も平和で穏やかな我が家です。
さ!今日こそほんっとーにどうでもいい事を発表した後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。

怒りのパワーを使って仕事をしていると思っています。

もう少し穏やかに過ごしたいのですが、怒りのパワーを使っていると感じた時にどんなふうに切り替えていくのが良いのでしょうか?

怒りのパワーは強力だと聞いた事があるので、それぐらいのパワーを使わないと出来ない事だと思ってるのだと思いますが、とても疲れます。

特に間違っていたことを指摘されて、直す作業を行う時や出来ていない事の連絡があって、その対応をする時に怒りのパワーを使ってると思います。

表面的には普通にしてるつもりですが、内心はケンカ腰で問い合わせをしてしまいます。

嫌な雰囲気が常に出ているんじゃないかと思うと、周りの人達にも申し訳ないです。
相談者:シモンズさん

シモンズさん、はじめまして。
怒りのパワーを使う…という事ですから、力まないと乗り越えられない状況で日々頑張っていらっしゃるのだろうと思います。

確かに「怒り」というのはパワーがあります。
「悔しいから頑張るぞ!」「負けたくないから奮闘する」といったように怒りをモチベーションにして頑張るエネルギーとして活用する事で、難しい事を成し遂げたりといった成果を出す力にはなりますが、怒りのエネルギーが沸いている時は「ノルアドレナリン」が出ている状態で、これはスポーツの世界などで戦いの時にブワーッと湧き出すものです。

ノルアドレナリンというのは「別名:戦うホルモン」。
ノルアドレナリンにより神経を興奮させて血圧や心拍数が上がるので、ここぞというときに怒りのパワーを使うと難しい仕事にも立ち向かう事ができそうですが、恒常的に怒りのスイッチが入って「戦闘モード」になっているとしたら、ぐったりと疲れてしまうのも頷けますよね…

また、怒りというのも人間にとって必要だから感じる感情で決して悪者ではありませんが、怒りの感情を使った後に「はぁ~。幸せ♡」と感じる人はあまりないと思います。
パワーとなり力を発揮は出来ますが、強力な分だけ自分に跳ね返りグッタリしてしまい、デメリットとして「抑うつ」があげられます。
ノルアドレナリンというホルモンも「しょっちゅう」出っ放しになってしまうと血管が弱るなどの身体的な被害もあるそうです。
(必要なタイミングで怒りを感じるというのは悪いことではありませんよ!日常の中でたびたび怒りに支配されるという状況にあり続けるという事で健康被害につながります。)

つまり、ここぞ!という時に怒りのような強力なエネルギーを使って奮起する事は時に仕事を成功させる力になりますが、毎日となると体や心に負担がかかってしまいます。
実際にしんどいからお悩みをいただいたんですものね。

> 表面的には普通にしてるつもりですが、内心はケンカ腰で問い合わせをしてしまいます。
> 嫌な雰囲気が常に出ているんじゃないかと思うと、周りの人達にも申し訳ないです。

今日も情熱的に仕事をバリバリしたー!!!イエーーイ!!と「怒り」の力のプラスの面だけを活用できればいいのですが、申し訳ない気持ちになるというのは、怒りを上手にコントロール出来ていない自分に罪悪感を持っている状態ですよね。
ケンカ腰…というのも「高圧的に迫る」というスタイルになってしまいますから、相手も自分が責められていると感じる事で自分の正当性を守るために強い態度だったりぶつかる事になり、そうすると益々強い力が必要になって怒りを強める…という「力の戦い」になってしまいますから、しんどさと共に、その場を離れた後で後悔が沸いたり人間関係が円滑ではない…といった別の側面でのストレスがかかってしまいますものね。

> 怒りのパワーを使って仕事をしていると思っています。

怒りというのは強い感情です。
その強さを使ってシモンズさんが仕事をしようとするのはなぜなのでしょうか?
パワーがないと「負けてしまう」「乗り越えられない」としたら、なぜ仕事に対してそこまでの力が必要なのでしょうか?

> 特に間違っていたことを指摘されて、直す作業を行う時や出来ていない事の連絡があって、その対応をする時に怒りのパワーを使ってると思います。

私が気になったのはこの部分だったのですが、間違いや出来ていないことを指摘されたりやり取りしなくてはいけない時に「内側」から怒りがわいてくるのでしょうか??
それとも「怒り」を使わないと耐えられないくらいのショックや悲しさ、恥ずかしさや自責の念があるのでしょうか?

間違いや出来ていないという事の確認というのは、あまり嬉しい指摘・問い合わせではないものです。

人によっては「責められている」と感じて瞬時に自分を守る鎧のように怒りを使って【私は悪くない!!】と抵抗しようとします。

また、怒られている・責められている、と感じることはとてもつらく悲しい気持ちにもなるため、そこで傷つかないようにその感情を守るために怒りを使う事もあります。

どちらにしても「正しさ」を主張したり「戦わないと攻撃される」という【自己防衛】のために怒りを使ってその場を乗り越えているのだとしたら、シモンズさんは何から自分を守ってあげているのでしょうか??

「間違い」「指摘される」「直す作業」「出来ていない事」これらの言葉に共通して感じるのは『喜ばしい事や楽しい事』ではないもの、という事。
だれしもが『否定されているなぁ』と感じてしまうような状況ではないでしょうか?

あなたは間違っていて「ダメじゃないの!」
あなたはこんな仕事も「出来ないの?」
という批判を跳ね返すために怒りを使っているのだとしたら、その奥にあるのは「否定されることへの恐れ」だと思うんです。

私たちはケンカ腰になって相手に攻撃的に対応している時は、相手から攻撃されることがないため、自衛のために「怒り」を使って攻撃しているような部分はないでしょうか?

もしかしたら普段から「ちゃんとしなくては『ダメだ』」「仕事は気を抜いては『いけない』ものだ」と自分にしっかりすることを課しているのかもしれません。
だとしたら手を抜けませんし、気を張って頑張らなくてはいけませんから、強い力である『怒り』を使おう!と思ってしまうのも頷けますよね。

ケンカ腰という事からも「なにくそ!!やってやるぞ!」「見返してやるぞ!」と怒りを燃料にして内なる闘志を燃やすという雰囲気ではなく、攻撃的なイメージを連想してしまいますが、周りからもそう見えているのではないか?と不安に感じるという事は、シモンズさんにとっても『好ましい形』ではないからですよね??

自信がなくて不安でいっぱいな時に、私たちは総じて攻撃的になります。

弱い犬ほどよく吠える、ということわざがあるように自分を「強く見せて守る」ために一生懸命「私は間違ってないもん」とアピールします。

なぜなら「ダメな自分」「できない自分」(同じようにダメな相手・できない相手)を嫌っているので、それを受け入れることが苦しいから。

職場で怒りを使って頑張るというのは、それだけ必至に『自分を守っている』ということなのではないでしょうか??

子供時代の事や職場での環境など、要因はあちこちにあると思うのですが、親や上司が攻撃的な人だったり、物事のプロセスは評価せずに結果だけを見て判断されて傷付いたケースを繰り返すことでも、私たちの心は傷付き萎縮し、そんなことないもん!!と自分を守るために攻撃的になってしまうこともあります。

例えば、ここぞの場面では「負けたくない」「やり遂げたい」と怒りの力を利用している程度であれば、きっとシモンズさんも悩まれていないのだと思うのですが、疲れると悩んでいるという事は、きっと日常的にイライラと怒りを感じて好戦的な状態になってグッタリしてしまうんだと思うんです。

なぜそんなにも心休まらない状態で頑張らなくてはいけないのでしょうか?

怒りを使って何かを成し遂げるというのも「力を出して頑張る」作業です。
この例え話はあちこちでしているのですが、輪ゴムを指で伸ばして飛ばす遊びってありますよね?
ゴムは初めのうちは勢いよく飛びますが、何度も何度も引っ張り続けると伸びてしまい力がなくなり、手を離しても飛ぶ力がなくなり最後には切れて使えなくなってしまいます。

日常的に頑張り続けることも同じだと思うんです。

毎日「自分が持てるもの以上の力」を振り絞って頑張り続けたら、どんどんと自分が伸びきって疲れていきます。
そして、頑張り続けて疲れ、ここぞという時は頑張る力・怒りを燃やす元気すらなくなって燃え尽きてしまいます。

だからこそ、怒りをコンロトールしてあげることも大切ですが「なぜここまで怒りを使ってまで自分を奮起させる必要があるのだろう?」「私は穏やかな状態で仕事をやり遂げられないと思っているのは何故なのだろう?」と怒りを感じる意味や必要性を見つめてみる事が大切なのかもしれません。

仕事は頑張って歯を食いしばってやるもの。

シモンズさんの中でそういう「決まり」があるのであれば、手を抜けませんし疲労してしんどい思いをするのがシモンズさんの生きる世界です。
けれど、世の中には「仕事は必要な時に頑張る力を発揮し、日常は穏やかに業務をこなす」という人たちも存在しています。

どちらがシモンズさんにとって生きやすい世界でしょうか?

もしも後者を望むのであれば「頑張らなくても大丈夫なんだよ」と自分に許可を出し続けてあげることが必要です。

出来ないことがあってもいいんだよ。
負けだと思うようなことがあってもいいんだよ。
戦わなくていいんだよ。
力を抜いて楽にしていいんだよ。

そんな風にたくさん自分が禁止していることに「いいんだよ」を届け続けてあげてください。

また、怒りをコントロールする方法の一つである「アンガーマネジメント」によると私たちは怒りを感じた最初の6秒間をやり過ごすと怒りをコントロール(抑える)ことができるのだそうです。

なので、強い怒りやケンカ腰なイライラした自分を見つけたら深呼吸してみましょう。
大きく5秒をかけて鼻からゆっくり息を吸い込むことに意識を集中させます。
そして吸い込んだ息を2秒程止めます。
そして今度は、10秒かけてゆっくりと息を吐き出します。その際に息を吐き出すと一緒に「ムカつく」「なんでなの?」「は??」といった怒りの気持ちも一緒に体内から外に押し出しているイメージをするとより効果的です。

この深呼吸を数回繰り返すと、最初に沸いていた怒りがだいぶ和らぎます。
深呼吸する余裕がないときは、視線を少しべつに写してただ6秒を心の中でカウントすることも怒りを鎮火させる力になってくれます。

そして怒りを強くせずに抑える深呼吸をしながら、自分を客観的に見る練習をするのもおススメです。

あぁ、私は今怒りを感じ始めているなぁ。
ミスを指摘されて「恥ずかしい」から怒り出したんだなぁ。
出来ないことを指摘されて「ダメだ!」と自己否定したから怒り出したんだね。
私は「ちゃんと段取りしていない人」に対してイライラしてるのか…

というように、自分の状態を客観視する事で、自分の怒りのスイッチが何かを知ることと同時に、怒っている自分がどうしてそんな感情を持つのかを遠くで分析してあげるイメージを持つと、怒りの奥に隠れている自分の感情が見えるかもしれません。

怒りの感情として、こんな表現が隠れていると言われています。

悔しさ、不満、敵意、嫌悪感、不振、攻撃、拒否、憎しみ、軽蔑、自己嫌悪、後悔、自責、罪悪感…

また怒りを言葉で表現すると

ふざけるな!バカにするな!ちゃんとして!!自分ばっかり!なんであいつが??分かってよ!!私は情けないよね…私は何をやってるの??怠けるなよ!!ごめんね…

この中にシモンズさんが仕事中に怒りを感じた時に当てはまる表現や言葉はありますか?

これが自分にとって『強く禁じている』ものなのなのだろうと思います。
そして自分に禁じているものは、同じように相手にも禁じているので、相手がそれを犯したように感じると怒りを感じますから、怒りを飼いならすためにも

自分が禁止しているものを緩めてあげる。
自分を否定しているのであれば、自分を許して認めてあげる。

という作業をする事で、日常的に怒りを使うシーンが必要なくなっていきます。

強い力である「怒り」は上手にコントロールして必要な時に上手に使ってパフォーマンスを上げたいですものね。
日常的に使っていたら、本当に力が枯渇し疲れ切って抜け殻になっちゃいます。

職場で怒りを使って作業しているのであれば、心や神経が高ぶって家に帰っても上手に切り替えが出来なかったり、グッタリしすぎてベッドに直行…というような事も多々あるのではないでしょうか?

ダメな時こそ、深呼吸して自分に優しい言葉をかけて、ヨイショ!と頑張る栄養をあげませんか?
イソップ童話の「北風と太陽」のように、私たちは冷たく自分を締め上げたら萎縮してますます力を入れてしまいます。
ダメの範囲を緩めて、自分に優しくハードルを低くしてあげると、自分に余裕が生まれて頑張る力というのが勝手に蓄えられて必要なところでそれを発揮できるようになると同時に、人に対しても寛容になれます。

怒りの使い方をコントロールする事も大事ですが、「なぜ私は怒りを使うのだろうか?」という足元の部分を見つけてあげて、それを癒す作業をすることが怒りを飼い慣らし上手に付き合っていく近道かもしれませんね。

なんだか長くなってしまった上に、あちこちに脱線したような気がしていますが
シモンズさんは毎日、全力で頑張っていらっしゃるんですね。
きっと今日も力んで頑張った分だけお家ではどーっと緩んで疲れが出ていると思いますから、暖かいお風呂や美味しいもので自分を労ってあげて、頑張っている自分に「今日も頑張ったで賞」をあげるイメージで優しくしてあげてくださいね。

今日も本当に、お疲れ様でした。
心地よく疲れを取るリラックスした眠りにつけますように。

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私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。

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