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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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【お悩み相談】仕事と子育ての両立に行き詰まりを感じています。

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朝の天気予報…を見るよりも早く、まだ日が昇って間もない頃からしっかり暑いと感じる日が続いています。

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わが家は若干「高め」の温度設定で、扇風機と併用して「冷え過ぎないよう」に注意しています。
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太陽の光で暖まったギンちゃんや仁くんの毛に頬を擦りつけるのも、今の季節のお愉しみ♪ほっかほかでたまりません!!

さぁ、今日もお悩みとは関係ない前置きをタップリした所で、急激に話題を変えてのお悩み相談です!

仕事と子育ての両立に行き詰まりを感じています。
ゆるい職場だと思っていましたが今年から上司が変わり、厳しくなりました。課内会議といっては説教部屋で、思い付くままあれどーなったこれどーなったと色々突っ込まれしどろもどろしていると、なぜすぐ答えられない、と罵倒されます。いいときもありますが、ペースにはついていくことはできません。
2人のこどもはまだ幼児で、特に長女は思い付くまま要求されます。あれしてこれしての嵐。うまくいかないと泣き叫びます。次女は静かで私の癒しですがマイペースで保育園の集団生活に向かず、先生から毎日私に駄目だしです。
要求否定があらゆる方向から来てもう戦う気力もありません。
私は次女で、7つ離れた姉がいます。母からの要求あるいはほったらかしの育児に悩み、こんな子育てはしないと誓って娘2人を生みました。私は次女に似てますが頑張らないと認められないと思って育ちました。
相談者:Tさん

Tさん、はじめまして。
お悩み相談を送っていただきありがとうございます。

まだ小さいお子さんをお二人抱えながら、仕事に育児に家事にと目まぐるしく日々を送っていらっしゃる事と思います。
フル稼働で奮闘しているTさん、本当に毎日お疲れ様です!
今日もきっと必死に頑張っている事と思います。
頑張っている自分に「偉いなぁ、私」と、ちゃんと褒め言葉を届けてあげてくださいね。

当たり前なんかじゃないんですよ!
Tさんはいっぱい頑張っているんです。
その頑張りを、ちゃーんと評価してあげましょうね!!!

> 母からの要求あるいはほったらかしの育児に悩み、こんな子育てはしないと誓って娘2人を生みました。

Tさんは子供時代に、お母さんに対する「こうして欲しかった」「愛して欲しかった」という願いを持っていたのに、それが叶えられずにイヤな気持ちを持つ事があって、だからこそお母さんを『反面教師』として

私はお母さんみたいな子育てはしない!

と強く自分に言い聞かせていらっしゃるんだろうと思います。
それだけ子供に対する愛情を持っているという事と同時に、自分が子供時代に「愛を感じたかった」「寄り添って欲しかった」「認めて欲しかった」といった自分が受け取れなかった物を、自分が親になった時に子供に与えてあげる事で自分の子供時代の傷を癒している部分もあるのかもしれません。

Tさん、今、実際に子育てをされていて
「お母さんみたいにはなりたくない」と強く誓いを立てた分だけ

ちゃんとしなくてはいけない。
ほったらかしにしてはかわいそうだし、手を出し過ぎてもいけない。

と、自分をがんじがらめにして厳しく縛って監視してしまっている部分はありませんか?
うっかり自分がお母さんのような事をしてしまったら、自分を思いっきり責めて、育児についても力が入りすぎて、余裕がなくなってしまう…なんてことはないでしょうか??

お母さんを反面教師にして、理想の育児の形を持つのは決して悪い事ではないけれど
それで自分にダメ出しばかりしてしまったり、理想通りに出来なくて落ち込んだり、心に余裕がなくなってしまうのは、本当に残念ですよね。

心理学の言葉で『否定命令』というものがあります。
昔話の「鶴の恩返し」などの『絶対に開けてはダメですからね!』と言う言葉を受けてダメな事で頭がいっぱいになって、開けてしまう…というもの。

Tさん、これから私が言うものを絶対に想像しないでくださいね。

グレーの毛をしたネコを絶対にイメージしないでくださいね!
クリンクリンの大きな目をしたチワワを想像しないでくださいね!

どうですか??
イメージしないで…と言われているのに、グレーのネコちゃん(注:本日の前書きに登場したイケメンネコ)やつぶらな瞳のチワワ(注:当ブログに出ているかわいすぎるチワワ)をイメージしてしまいませんでしたか?

私たちは「~してはいけない」と禁止系で言われると、逆に頭の中がその事でいっぱいになってしまったり、その事ばかりを考えてしまって、結果、禁止している事をやってしまいます。

お母さんのような子育てをしては「いけない」と繰り返し何度も自分に言う事、強く思えば思うほど、どうなると思いますか???

禁止されている事に引きずられて、お母さんのような事をしてしまったり、それに気付いて自己否定を発動して自分を責めてしまっているような事はありませんか?

「~してはいけない」「~のようになってはいけない」という呪縛で自分を苦しめているものがあるのだとしたら、それを緩めてあげる事で、行き詰っている感じが少し楽になるかもしれませんね。

自分に対して自分が決めた「お母さんのような子育てではなくちゃんと寄り添った子育てをしなければいけない」というルールに対して

ちゃんとできなくてもいい。
ちゃんとしなくても大丈夫。

と言ってあげる事で、自分にかけている禁止の呪いを変えてあげませんか?
ダメ!と言われれば言われるほど、私たちはそちらに引っ張られてしまい、その事で自分を監視してしんどくなるのですから、ちゃんとできなくてもいいよ!と言ってあげる事で心苦しさから解放されて、気持ちに余裕が出来る事で、かえって子供たちに向き合いやすくなり、楽しく育児が出来るようになるとしたら、自分を緩めてあげるって大切なことだと思いませんか?

ここまで強く自分に禁止令を出して頑張っている理由は
Tさんがご家族を、お子さんを、何より愛して大切に思っているから。

大好きな子供たちに、自分が味わったような思いをさせたくないと
深い愛情を持っているからこそ、自分の事を犠牲にして頑張ろうとしてしまうんですものね。

こんなに愛情深い素敵なママであるTさんの事、やっぱり褒めてあげないと頑張っているばっかりじゃしんどくなっちゃいますよね。

> 2人のこどもはまだ幼児で、特に長女は思い付くまま要求されます。あれしてこれしての嵐。うまくいかないと泣き叫びます。次女は静かで私の癒しですがマイペースで保育園の集団生活に向かず、先生から毎日私に駄目だしです。

小さなお子さんだと、手がかかりますし2人もいたら個性も違ってママもそれぞれに合わせてあげるとなると、余裕なんてないほどいっぱいになってしまいますよね。

私は子育てをした事がないので、Tさんの気持ちに完全には寄り添えていない部分もあるかもしれませんが、
良く言われる事として、母親は娘に自分を投影する(自分を映し出す)と言われています。

特に長女に対してはより強く自分を投影すると言われています。

Tさん、あれもしなきゃいけない!これもしなきゃいけない!といろんな要求ややるべき事を抱えていて、あれもしなきゃいけない…と嵐の中で奮闘していませんか?
うまくいかない、頑張れないと思う状況の中で、もしかしたら泣き叫びたいくらいいっぱいになっているのはTさんなのではないでしょうか?

自分が「そんな事してはいけない」と禁止していることを目の前でするお姉ちゃんに対して、イライラしてしまったりどう対処していいのか分からない…とお手上げな自分にまた自己嫌悪して…

でもこれって、自己嫌悪するのも「子供に対して愛を持って接したい」と思っているからなんですよね。
そして、Tさんは色んなものを一人で頑張って背負い過ぎているのですから、いっぱいいっぱいで「もう嫌だー」と泣きたくなるのは当然ではないでしょうか?

いきなりですが、今、Tさんはご自分のことをどれくらい大事にしてあげられていますか?
自分のことを「好き」ってどれくらい言ってあげられそうですか?
各所からダメ出しされてヘトヘトな自分を、ちゃんと可愛そうだ…と自分のために泣いてあげられていますか?

自分のことを許せない・愛せない時ほど
自分を投影する(自分の鏡になってくれている)お嬢さんに対してイライラしてしまったり、お嬢さんが自分をイライラらさせることをして、どんどん嫌悪感を募らせてしまうんです。

自分が自分に対して禁止していることを、娘さんたちを通して見るわけですから、要求や否定(自己否定を含む)にぐったりしてしまう程
自分を我慢させているTさんがいるんだと思うんです。

お嬢さんのどこを嫌悪したり、悩んだりしているのか?
お嬢さんのどんな行動が問題なのか?を見ていくと、自分がダメだと押さえつけていることや本当はマイペースにやりたいのにできない事で疲れや怒りが溜まっているのに…というポイントをお嬢さんたちが見せてくれているんですよね。

> 次女は静かで私の癒しですがマイペースで保育園の集団生活に向かず、先生から毎日私に駄目だしです。

Tさんご自身が「下のお嬢さんと似ている」とおっしゃっていたことからも、Tさんの事を映し出しているんだろうと思いますが、頑張らないとダメだと奮闘してきた自分と下のお嬢さんを重ねて見ると、どんな風に見えますか??

ゆるくてのんびりしていた環境で、マイペースに仕事をしていられたのに、
少し厳しい上司の登場で、マイペースながらも「頑張らないと認められない」と自分を奮い立たせているのは、子供時代を再現している部分はありませんか??

集団生活に向かない、とダメ出しされて傷付いているのは
Tさんが今、職場でもぐったりする状況に置かれているのと似ていると思いませんか?

Tさん、頑張り過ぎちゃっているのかもしれません。

頼れるところは、頼っていいんですよ。
お母さんみたいにしない!と決めていたけれど、100%完璧なお母さんを目指さなくていいんです。
いっぱい自分を責めたり、出来ないことにガッカリしているかもしれませんが
自分を愛してあげて、許してあげて、自分を少しでもいいので満たしてあげることが自分とお子さんにとって「笑顔」に繋がる一つの方法かもしれません。

自分を攻撃している分だけ、お嬢さんたちはその攻撃ポイントを突いてきます。
自分を否定している分だけ、職場の上司は無理な事を言ってきます。
自分が本当はのんびりやりたいのに禁止している分だけ、保育園の先生からダメだしされてしまいます。

今起きている「嫌なこと」「自分を責めるもの」をよく見つめてみると
それは自分がそれだけ自分を許せていない部分だったり、しっかりしないといけないと自分を戒めている部分かもしれませんね。

もっともっと、出来なくていいと許可を自分に出してあげたり
自分が笑顔になる事を優先して、自分を大事にすると、お子さんや職場での関係が自分にとって優しいものに変化すると思います。

そして、ママにとっては子育ては分からない事だらけで
ましてや「お母さんを反面教師」にしているのであれば、禁止すべき見本はあっても真似したい見本がないため、力が入り過ぎたり、不安なこともたくさんあると思います。
一生懸命やっているのに、お姉ちゃんは泣き叫び、下のお嬢さんは自分を癒してくれる存在なのにダメ出しされて…

どうしたらいいか、分からないよ。
どうしたらいいのか、お手上げだよ・

と泣きたくなるのも当然です。
分からないことがいっぱいあるし、これだけ頑張っているんだもの、辛くてしんどいのはおかしなことでもなんでもありません。

自分がとびきりに頑張っているからこんなに苦しいし、
いいお母さんにならなければいけないし、職場では頑張らないと認められないと思い込んでいる自分がいるからしんどいんですもの。

でも、なんでこんなに頑張っちゃうんでしょうね??

それはTさんの中にある「お子さんたちへの愛情」「自分を見捨てたくない自分への愛情」があるからではないでしょうか???

お母さんのような子育てをしない!と決めたのも、それだけ娘さんたちを愛しているから、同じ思いを味わわせたくないからですよね??
あれして・それしての要求にイライラするのも、叶えてあげられない自分、自分が禁止している事をするお嬢さんを理解したいからですよね?
頑張らなくてもいいよ、と言ってあげたいくらい癒しの存在の下のお嬢さんへのダメ出しで悩むのも、下のお嬢さんが保育園に馴染んで楽しくやってもらいたいと思っているからですよね?

全部全部、すごく大きな愛があるから悩むんです。
大事なものだから、なくてはならないかけがえのない存在で、幸せになって欲しいから、よりよく育って欲しいと心から願っているからこそ、うまくいかない事に悩むんです。

今起きている問題を見てみると、嫌だー!何とかしてー!と泣き叫びたいほど荷物を一人で背負い込んでいる自分がいたり、本当はのんびりしているのが性に合っているのに「頑張らないとダメだ」と常に自分を奮闘させる癖を発動しないといけないと自分を責めている自分がいて、自分を大事にする事を後回しにして自分を追い込んでしまっているTさんがいるのかもしれませんね。

もっと自分のことを許してあげませんか?
頑張り過ぎている自分に「ありがとう」を届けて、出来ない事を周りに頼ったり甘えたりしていいと許可を出してあげませんか?

私たちは自分を大事にして、自分に優しくすればするほど
周りに対してもおおらかに、気持ちよく接してあげることができます。

だから「まずは自分」を満たすことをするのが、大切です。

大きな事をする必要はありません。
頑張り過ぎなくていいよ、今日は手抜きしてもいいんだよ、お子さんの前で泣いちゃってもいいしうまく対応できない日があってもいいんだよ、と自分に禁止している事を緩めてあげることも自分を愛するという作業です。

頑張っている自分に、ありがとうと言ってあげること、
お子さんの食べたいものではなく、自分の食べたいものを今日のメニューにしちゃって自分を優先する日があってもいいし、
ご主人がいらっしゃるのであれば、少し協力範囲を広げてもらって、例えばお風呂に入れてもらっている間に、一杯だけ自分の気持ちをリラックスさせるような美味しいお茶を自分のために入れてあげる、とか
月に1度だけ、美容院で自分を綺麗にする時間にヘッドスパをつけて頭をほぐしてもらってリフレッシュするとか、
お家で履くスリッパを可愛いものにしてあげて、自分にプレゼントするとか
会社でつまむお菓子を買ってあげるでも、なんでもいいので
自分を愛して、自分に「大好き」「ありがとう」「がんばっているね」をいっぱい届けてあげてみてください。

寝る前に、今日できたことだけを数えてあげるのもおススメです。
自分を責めないためにも、できなかったことを数えちゃダメですよ!!
頑張って偉かったこと、うまくいったこと、お嬢さんが自分の言葉や態度で笑ってくれたこと、とにかく嬉しいと感じたことを自分に教えてあげることも自分を満たすステキな時間になります。

お休みの日は、お嬢さんたちと一緒にお昼寝したりして
実際に寝ることで疲れを吹き飛ばすのもアリですよね!

しんどいからこそ、自分を笑顔にしてあげられる事をたくさん自分にしてあげてくださいね!(無理はせずに、ですよ!!)

お子さんたちにとって、嬉しいことってなんだと思いますか?

それは、お母さんがのびのびと楽しそうに笑っていることではないでしょうか?
子供たちはみんなお母さんのことを大好きで、愛してくれています。
愛する人が幸せそうな姿を見せてくれたら嬉しいですよね??
だから、子供たちはお母さんが自分を楽しませて笑っている姿を見たら、嬉しくなって幸せを感じます。

Tさん、本当に、本当によく頑張っていらっしゃいます。
問題が起きている時は、ちょっと頑張り過ぎているかもね?もっと自分を愛して緩んでいいからね!というサインかもしれません。

何かほんの少しでも、自分をご機嫌にする時間を持てたり
自分を否定せずに力を抜いてもいいものを見つけて、自分に課したハードルを低くしてあげて、今より楽に構えていいよ!と自分に許可を出せますように。

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