【ココロノマルシェ】最近自分がわがままになってきています。こんな気の向くままに生きていて良いのでしょうか。
こんにちは。
あなたの心の痛みや悲しみの傷に優しく絆創膏を貼る「心の保健室」を目指しているマミコです。
私は仕事中や夜の時間に「お茶」を飲むことが多いのですが、特に好んで買うのが「ルイボスティー」「そば茶」「麦茶」などの、どこか香ばしい感じのお茶。
ルイボスティーには一時期ドハマリして、いろんなメーカーのルイボスティーをあれこれ試しました。
結果、手軽に買えるという点も加味して、一番よく買うのが「LIPTON」のルイボスティー。
LIPTONのルイボスティーは、スーパーで買える上にお値段も手頃。
毎日ガブガブ飲めちゃいます。
初期の頃は「ピュアルイボス」と「アップルルイボス」の2種類しかなかった気がしますが、最近はフレーバールイボスがたくさん仲間入りしていて、オレンジ・ストロベリーもそれぞれ買ってみましたが、私はフレーバーの中ではアップルが一番好きです。
ルイボスティーはノンカフェインなので、ギンちゃんや仁くんといったペットが飲んでも大丈夫。
ごくたまーにですが、ティーバックの使いまわしで薄く抽出したルイボスティーを覚ましてあげると、2魂揃って美味しそうにペロペロと飲んでいます。
我が家のみんなが大好きなルイボスティーの話をした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
最近自分がわがままになってきています。
自分の欲求は他人にぶつけるし、仕事も気分が乗らないから適当にそこそこやってその日をしのいでいます。
インナーチャイルドを癒し始めて3日目でこんな感じです。
癒す前とは全然違っていて生きにくさが多少は薄れてきた気がします。
前の自分と今の自分どっちがいいと思う?って聴かれるとどっちもって答えます。
友人に対してもめんどくせえな…とか鬱陶しいな…とかそんな回答は今求めてないんだよな…と思うようになってきていて自分の気持ちにとても困惑します。
こんな気の向くままに生きていて良いのでしょうか。
周りの人がどんどん離れていってしまうようでとても怖いです。
最早自分のじゃじゃ馬ぶりに手が付けられなく、やりたいだけやらせてあげるぐらいしか対処法が見つかりません。
自分が良い方向に向かって行っているのか不安だし自分の欲求が強すぎて怖いしでなんともまあ分からないことだらけで不安です。
私はこのままで良いのでしょうか。
ご相談:かるしうむさん
かるしうむさん、こんにちは。
今まで我慢していた感情が湧きあがったり、今までは抑えていたものが「我慢ならない!」と抑えられなくなったりと、自分なのに自分が制御できない…と思う時って、とっても心配な気持ちになりますよね。
お悩みを頂いてから少し時間が経っていますが、その後の「自分が思うわがままさ」との付き合い方はいかがでしょうか?
> 癒す前とは全然違っていて生きにくさが多少は薄れてきた気がします。
> 前の自分と今の自分どっちがいいと思う?って聴かれるとどっちもって答えます。
生きにくさが薄れてきたと感じられている事、よかったですね~!!
「前の自分」も「癒しを始めた自分も」どっちもどっちと言えることも素敵だなぁと思います。
インナーチャイルドワークをやって自分を癒そうと思うキッカケが何かしらあったのだとは思いますが、生き辛さを抱えながらも必死に生きてきてくれた「今までの自分」も、そうするしかなくて抑圧してきた中で頑張って生きてきてくれた大切な自分ですものね。
そして、少しばかり「ワガママ」だと感じてしまう自分にを発見して戸惑いつつも、それを受け入れてあげようと自分のために器を広げているとことも、とても素敵です。
すでに、竹内えつこカウンセラーや、いなこカウンセラーから「順調ですよ!」のお返事が届いているので、私からは少しだけそこに「おまけ」のような事をお返事させていただこうと思います。
* * *
かるしうむさんは、なぜ「インナーチャイルドワーク」をしようと思われたのでしょうか??
「生きにくさが多少薄れた」とありましたから、自分を我慢させたり、自分の事を後回しにしてしまったり、人の顔色を伺うことが常になっていたり、自分の意見を上手く言えなかったりと、何かしらモヤモヤした気持ちや疲れを感じていらっしゃったのかもしれませんね。
また、インナーチャイルドワークですから「子供の時の自分を癒してあげたい」「我慢させてきたことを分かってあげたい」「自分を助けてあげたい」「愛されていいよと教えてあげたい」という気持ちもあるのかもしれません。
私たちは誰しも「愛されるべき存在」「大切に思われる存在」「つらい時には助けてもらい、抱きしめてもらえる存在」です。
だけれど、子供の時に上手に甘えさせてもらえなかったり、人格を否定されるようなことを言われてしまったり(しつけや学校教育などでそう感じてしまったり)、自分は守られるような価値はない…と思い込んでしまうと、
愛してもらえる「良い私」になろうとして、沢山のルールを自分に課していくようになります。
物事を完璧にやる事で認めてもらおうと思ったり、自分を犠牲にして与えたり、いつも笑顔でいようとして泣いている自分を我慢させたり、私は大丈夫!と強がってしまったり…
でも、どうして自分に沢山のルールを課すかと言うと、根っこにあるのは「私を愛して欲しい」「私を見て欲しい」「私を大切にして欲しい」という思いがあるんですよね。
わがままな自分がいけない、と思ってしまうのも『ワガママな人は愛されない』『ワガママを言う人は嫌われる』『ワガママは人を傷付ける』と、かるしうむさんのなかで禁止している思いがあるから。
本当にワガママ放題な人は「ワガママが悪い」なんて思っていません。
だから、今よりちょっとワガママになったところで「真のワガママ」にはなれませんから、安心してワガママの範囲を広げていってください。
きっと自分のワガママを受け入れているうちに、ここまでは心地よい、ここからはなんとなく違う、といった「自分のワガママの境界」が見えてくると思います。
自分の感情を素直に受け止める事は大切な事ですが、もしもそこで「ストレートに表現」したことでモヤモヤするとか、なんとなく苦しいという気持ちを感じたら、別のやり方を探せばいい訳ですし、
わがまま初心者!
わがまま免許取得のための仮免許中
なのですから、自分が無理ない範囲で少しずつ「コツ」を掴んでいけばいいんですものね。
そして、もしも自分が心に思ってしまった事を素直に言葉や態度にしてしまい、周りをびっくりさせたり嫌な思いをさせた…と感じることがあれば
さっきはゴメンネ。
と言えばいいんです。
何か自分が「ダメだったな」と思ったら、謝ればいいだけです。
失敗することで学ぶことも沢山ありますし、間違ってしまったら「素直にごめんね」と伝えられればいいんですものね。
そして、嫌だなぁ、めんどくさいなぁと「感じる」のは自由ですよね!
勝手に湧き上がるのが「感情」ですし、自分にとって「うっとおしい」「今はそれはいらないんだよな」と思う事は、いけない事でもなんでもないですものね。
自分が思う事がいけないのではなく、それをどう伝えるかの「伝えかた」を学んでいけばいいんですよね。
もしも自分が「あなたがうっとおしい」と言われたら、やっぱりショックを受けると思いますから(自分が言われてもショックですよね)、直接言葉を伝えるのではなく「今、私はちょっと一人になりたいんだよね」と伝えることが出来そうですよね?
自分の感情に素直になる ≠ 人を傷つけたり、思いやりを持たなくていい
なんですものね。
自分の「心の中」に湧き上がっている感情を自分が共感(本当にうっとおしいよねー、今その話聞きたくないよねー、などなど)してあげながらも、それを伝える時には「相手を思いやった伝え方を選んで」自分の気持ちを伝えられたらいいですね。
脳内は不可侵領域で、かるしうむさんが何を考えてもいい「自由」な領域です。
だから、あーうっとおしい!あーームカつく!と周りの人に対して思ったとしてもいいので、思考にまで見張りを立ててしまわずに、その気持ちを上手に「自分で」処理していきましょう。
大事なのは「自分で処理する」という事です。
周りの人に不愉快な言葉を投げつけたり、嫌な態度をぶつけてしまうのではなく、一人になった時に思いっきり呪詛を吐いたり、ノートをビリビリに破ったり、お恨み帳と呼ばれる「罵詈雑言」を書いたり、カラオケボックスなどで大声で叫んだり…と、自分で自分の中のイライラやモヤモヤを解消しましょう。
また、どうしても「合わない」と思う人がいたら、そこから距離を置いていく(離れていく)というのもひとつの方法です。
今まで親しくしてきた人であれば、どこかさみしさもあるかもしれませんが、一緒にいる事で自分自身が嫌な感情を感じるのであれば、自分を守るために距離を取ってあげられたらいいですものね。
* * *
そもそも、私たち人間は「多面的」であり、1人の人間の中にきちんとした部分もあればだらしない面もあり、強さも弱さも存在しています。
男らしさと女らしさも持ち合わせていますし、ピュアな気持ちや前向きさもあれば、どす黒くて隠してしまいたいドロドロを持っていたりもします。
私たちはとびきりにカラフルなんですよね。
でこぼこにイビツで、出っ張ったり凹んだりしている部分があるから、同じ形ではなくて魅力的なんです。
だから自分を決めつけてしまわずに、「ワガママだけれど優しい」「真面目だけれどどこか抜けている」というように『色んな要素が交じり合っているのが、他でもない私!』と考えてあげてください。
それから、インナーチャイルドワークをして「解放してあげた自分」がワガママであったのならば
私ってワガママなの♡
と認めちゃうのも一つの方法です。
本来の私ってワガママだったのよね~と受け入れてあげると、また一層生きやすくなると思います。
そして、脳内でモヤモヤっとワガママな自分が顔を出して来たら、そんな自分の背中をトントンするように「私ってワガママだもんね~。そりゃ、モヤルよね。」と言ってあげる(理解してあげる)だけで、スッと楽になったりします。
自分が自分を分かってあげる・受け入れてくれると、とっても楽になれます。
* * *
また、インナーチャイルドワークを通して自分を癒していらっしゃるのであれば、ぜひおすすめしたいのが「自分に愛の言葉を沢山届けてあげる」事をしてあげてみてください。
自分の中の内なる子供に向き合うのは、その子を愛していると伝えたいからですよね?
その子に笑って欲しくて、その子が泣いているなら抱きしめてあげたくて、その子の味方になってあげたくて、インナーチャイルドに心を開いて欲しくて、ワークをされているんだと思います。
インナーチャイルドは小さな子供なので、小さな子供に「絵本」を読み聞かせてあげるように、平易で分かりやすい言葉で愛を届けるのも素敵な事だなぁと個人的に思っています。
私の好きな絵本で、ここにある言葉を私自身も自分に届けてあげるようにしているので、もしよかったら…と少しだけご紹介させていただきます。
せかいでいちばん
あなたがだいじ
いつもあなたを
まもってあげる
あなたがかなしいときは
だきしめてあげる
あなたがつかれたら
いいこ いいこ してあげる
あながたこまったときは
みんなでたすけてあげる
(あなたが大好き/すずきまもるさん著)
インナーチャイルド、ということだったので「小さな私に」という目線で絵本をご紹介させていただきましたが、この本の中の言葉は、自分に読み聞かせてあげると泣けてくることがあります。
これは本当に個人的なことなのですが、私自身が「甘える事を禁止して頑張る生き方」をしてきたので、疲れたら「いいこ いいこ」ってされたかったんです。
だから、ただ「いいこ いいこしてあげるよ」って自分に言うだけで、泣けてくることがあります。
そして、私が求めている事を、私が私にしてあげるようにしています。
実際に自分の手を頭に乗せて「お疲れ様。がんばったよね。いいこ、いいこ。私はそばにいて見ていたから知ってるよ。いいこ、いいこ。」とすることもあります。
かるしうむさんはどんな言葉を言われたいでしょうか?
ぜひ、自分が言って欲しい言葉・伝えて欲しい言葉があれば、眠る前のリラックスしている時などに、何度も繰り返して優しく言葉をかけてあげてみてください。
きっとそれはインナーチャイルドワークで柔らかくほぐしている心に、栄養のように優しく染みていくと思います。
それから、今までの「生き辛さ」を頑張ってきてくれた過去の自分にも「今まで沢山ありがとう」と伝えてあげることも素敵ですね。
確かにたくさんのルールや仮面をかぶってきてしまったかもしれませんが、そのおかげで周りの人は沢山助けられていたり、かるしうむさんがこれまでなんとか生きてこれたんですものね。
頑張ってくれた過去の自分を振り返った時に「私だからやれてきたんだね」と言ってあげられますように。
あれこれと長くなってしまいましたが、かるしうむさんが「もっとのびのびと自分を自由に生きる」ための道を歩き出されている事、応援しています。
心を込めて。
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ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡
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ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。