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【ココロノマルシェ】現実的な問題の自己開示はすごく苦手というか、ほぼ出来ません。

みなさーん! にーたんが床に落ちてまーち!

台風(温帯低気圧?)の関係で、ここしばらく日中は夏のような暑さでしたが、夜になると網戸から風を入れるとひんやりと涼しく、カーテン越しに入り込む風を満喫するギンちゃんの「開き」が床に落ちている姿が見られます。

遊んでほしくて「開き」になっているギンちゃんにちょっかいを出していたものの、ゴロンの気分から追いかけっこの気分にはならなったようですが、なぜか楽しそうな仁くん。

にーたんが!床に!!落ちてまーーーち!!

と、得意げに尻尾を振って教えてくれていて、あんまりに可愛いものだからむぎゅつと抱きしめてしまった夜の一コマを無駄にお届け…という、どうでもいい我が家の情報をお届けした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。

以前根本先生の講座やセミナーに伺っていたものです。
今は主に続々刊行される著作で勉強させていただいております。
ブログでこちらのお弟子様方の相談受付を知り拝読し、あったかい気持ちになりました。

自己開示についての悩みがあり、自分ではなかなか対処法がわからないので、もしアドバイスいただけたら…?と失礼しました。

私は上記通り心理学が好きで、勉強したりワークを実践したりしてよく心のことばかり考えてるせいか、人とプライベートで自由に話す時は自然に心の中のことを話題にすることが多く、
例えば「恥ずかしさについて」とか「好きの種類」とか「心のATフィールド(某アニメのやつ笑)」とか気がつくと、初対面でも場さえあったまっていれば話題に上げてしまいます。(深刻な感じではなく、多人数で笑い交えての感じです。一対一だとむしろ言わないかもです)

なので、心の内面の自己開示はかなりし過ぎなくらいするほうで、その方面でのコミュニケーションは変な話少し自信がある…くらいです。
というのも、盛り上がるし、話してる人達が楽しんで面白がってるのがわかるからです。

ですが、冒頭にある通り現実的な問題の自己開示はすごく苦手というか、ほぼ出来ません。
少し前に数年勤めた正社員の仕事を辞めた時は区切りだったし言えたのですが、その後すぐはじめたバイトの1つを辞めた時はよく一緒に過ごす友人にも言えませんでした。
勿論他の仲間うちにも。

知ってほしいとは思わないのですが、ただ「嘘をついてる」というのが苦しく、段々と仲間うちの会に行くのを避けるようになりました。

仕事の話だけじゃなく、恋愛の話とかも「恋愛で感じること」を話すことは出来るけど、「実際の恋人の情報」を話すことは抵抗があるんです。面白いとも思わないし…。

ただ繰り返しになりますが、嘘は苦手で、嘘をつくくらいならそういう場に行かなければいいとなってしまいます。

バイトの時は辞め方がネガティブで、自分で自己嫌悪してたからだと思います。 ということは…やはり自己開示は出来てないということですね。

心の話も、自分の考えや感じたことは言ってるけど、個人的な話というより、抽象化したり、外からの誰でも知ってる引用(映画とか)でコミュニケーションしてるので、自己開示、ではないかもしれませんね…

ただ強がりではないのですが、ほんと「知ってほしい」とは全然思ってないのです。

じゃ何が問題なんじゃい?!て感じでしょうが、繰り返しになりますが「嘘」です。

それが苦しく、不利益に繋がるような極端な選択をとることが多く自分で首を締めています。

自己開示の手順や加減、また考え方などのアドバイスをお教えいただけませんでしょうか…?

お読み下さり有難うございました!
相談者:リリンさん

リリンさん、こんにちは。
自己開示出来ていない、と自分を責めていらっしゃるようですね…

私が気になったのは「自己開示が上手ではない = 嘘をついている」という考え方で、自分のことを表現できないと嘘をついている、と苦しまれているんですよね??

嘘って何でしょう??

辞書で調べてみたところ、嘘の定義とはこうでした。

●事実でないこと。また、人をだますために言う、事実とは違う言葉。偽 (いつわ) り。
●正しくないこと。誤り。
●適切でないこと。望ましくないこと。

これを見ると、自己開示できない(自分のことを表現しない)事は、どうやら「嘘」をついているという定義には当てはまらなさそうですよね??

確かに「自己開示」には、自分の行動・プライベートな部分についての情報を、相手に嘘偽りなく伝えることだと言えると思うのですが、どこまでも「あけすけに」することが自己開示だと私は思っていません。

誰にだって「言わない」という事を選択することができるからです。

自己開示と言っても、いくつかのパターンがあります。

1)情報の自己開示
「私の彼が、昨日風邪ひいたから薬買ってきて!って夜中にLINEが来て…」などと会話の中で『私には恋人がいます』という情報を相手に伝える、というのがこのタイプの情報開示です。

2)感情の自己開示
「みんなで心の動きの話をしているのって、やっぱり楽しい時間だよね~。ワクワクするよ!」などと、自分が「感じている気持ち」を伝えるのがこのタイプ。

リリンさんはきっと「感情の自己開示」は抵抗なく出来ていると思うのですが、「情報の自己開示」が【得意ではない】ことから、うまくできない自分を責めて罰するために

私は自分のことを隠している嘘つきなんだ!!

とご自身を責めて苦しめていらっしゃるのだと思うのですが、自己開示のやり方って本当に人それぞれで、リリンさんはちゃんと「感情」を伝えることは出来ているのですから自己開示出来ていると思いますよ!

そもそも論なのですが、自己開示って必要なのでしょうか???

確かにコミュニケーションをする上で「自己開示」することで相手が自分を信頼してくれることに加え「返報性の法則」が働くことで、お相手も自分の気持ちや情報を届けたくなることでコミュニケーションが弾む…のですが、これはあくまでテクニックであって「完璧にマスターする必要はない」と私は思うんです。

お昼ごはんを選ぶときに「お蕎麦がいい」(これが情報開示型だと仮定)人もいれば「カレーがいい」(これが感情開示型)という人もいて、どっちがいい・悪いではないですよね???

これと同じで、状況をどんどん開示できる人もいれば、状況は上手には伝えられなくても自分が何を感じ、どう思っているのかを開示する事でコミュニケーションをとる人もいるという【ただの違い】なだけなんです。

> 仕事の話だけじゃなく、恋愛の話とかも「恋愛で感じること」を話すことは出来るけど、「実際の恋人の情報」を話すことは抵抗があるんです。面白いとも思わないし…。

リリンさんが恋愛において「実際の情報」を聞くことで、自分が苦手としている(必要と思っていない・楽しいと思っていない)情報を隠さずに伝えてくれている…と受け取ることで、相手にも同じものを返さなくてはいけないと【返報性の法則】が働いて、できない自分を責めているんですよね。

けれど、できないものはできないんです。

みんなが判で押したように「私の状況を何もかも洗いざらい」公開する必要はなく、どの人もみんな、自分の個人的なことをどこまで話すかは

自分が決めていい

んですから。
いくら親しい人であったとしても、何もかもを包み隠さず話さなくてはいけない…なんてルールはありませんしね!

また、自己開示というのは「さらけ出す」とは違うと思うんです。
会話の中で「それで?」と質問をしたり相手の話を真剣に聞くことも、自己開示の一つです。

え??なんで?
自分の事を何も言っていないじゃない??

そう思われるかもしれませんが、質問を投げかける事や相手の話を「興味を持って」聞く、という姿勢には『あなたのことを知りたい・興味をもっているんです』という自分を開示している事だから。

こうやって見てみると、自己開示って本当に種類も様々ですし、範囲も広いですよね!

先ほども少し書きましたが、相手が自分の情報を開示してくれると、どうしても私たちは「同じものをお返しすべきでは?」と反応してしまいます。
それが出来ない時、悪いことをしている…と罪悪感を持つ時に、同じように言えない自分は「隠し事をしている」「隠し事ってやましいこと」「やましい嘘付き」と瞬時に脳内変換してご自身を責めてしまうのだと思います。

なので、状況や情報の自己開示を聞いている…と心苦しくなった時には、少しだけ俯瞰で自分を見る意識を持ってみるというのもおススメです。

あぁ、彼女が「恋人」の具体的な話をしてくれていて、それを聞いて同じものを返そうと思っている私がいて、なんだかモヤモヤしているんだね。
でもね、私はそれは苦手だから「仕方ない」んだよねー。

というように、責める前に一呼吸置くことをしてあげる事で、自分が嘘をついているのではなく「上手に返せていないだけ」だと思えるようになれたらいいですよね!

> 「実際の恋人の情報」を話すことは抵抗があるんです。面白いとも思わないし…。
> 強がりではないのですが、ほんと「知ってほしい」とは全然思ってないのです。

リリンさんの心が「別に楽しくない」「知ってほしいと思っていない」のであれば、情報の自己開示はしなくてもいいのだと個人的には思うのですが、リリンさんがそれを出来るようになりたい!というのであれば、少しずつ「練習」をするというのも一つの方法です。

突然ですが、リリンさんが「かなづち」で泳ぐことが怖く、けれど克服したいと思っているとしたら、どんな方法をとると思いますか??
いきなりプールにドボンと突き落として、とにかく泳げ!!と指令を出すでしょうか??
違いますよね?
まずは顔を水につけて息継ぎを練習したり、体に浮きをつけて水に浮かぶ練習をして水に慣れることから始めますよね。
そして、徐々に慣れてきたら浮きを一つはずし、二つはずし、とハードルを少しずつあげて行きますが、怖い!!と感じたらまた浮きを付け直して…というようにして時間をかけながら段階的に成長していくのとまったく同じで、いきなり自分の情報をなんでも伝えようとせずに、どうでもいい事…と思えるくらい小さな事から練習してみるというのも一つのやり方です。

例えば、血液型だったり趣味の話だったり、過去の仕事の失敗談だったり…と、今の自分の核心からは離れた情報から練習してみるというのも自分の「情報」を開示しているのに変わりはありません。

また、リリンさんは感情の開示は上手くできているので、セットにしてみる練習をするというのもいいですよね!

「情報+感情」というように意識してみる

例えば『好きな食べ物』を例にしてみると
【情報】それは断トツで「ソフトキャンディ」ですね!子供の時から好きです。
【感情】あの絶妙な歯ごたえが大好きで…思っていたら「食べたくなってきちゃいました」

こんな感じで、感情を表現する前に少しだけ情報をセットにする、と意識してみる事でも情報の自己開示が出来るようになっていきます。

…と、ここまで回りくどく書いてきていますが、私はやっぱり「なんでも自己開示すればいい」というものではないと思っていますし、人に言いたくないことを言わないことが「嘘つき」だとも思えません。

私は「性的な話」が苦手で、真剣なセクシャリティの話は抵抗なく受け取ったり考えたりすることが出来るのですが、世間一般の『下ネタ』になると、俄然何も言えなくなり貝の中に閉じこもります。

ベッドでの話などをアケスケに話す(いわゆる情報型の自己開示)をされても、私はぎこちなく笑って会話の中にいるのが精いっぱいで、自分のベッドトークなんてとてもじゃないけれど「言えません」し「言いたいとも思いません」

でもだからと言って、私が自分の「夜の営み」の話をしないことは嘘をついていると誰も責めませんよね?
そして、私がこの手の話になると極端に口数が少なくなって『聞き役』に徹している中で、勇気を出して言ってみたことがあります。

私、性的な話に苦手意識があって、話は聞けるけどうまく自分の話ができないんだよね。

言い出す前はドキドキしましたが、これも「私は上手にできない」という【情報の自己開示】です。
そして、周りはそれを受けて「そうなんだー」で終わりでした。(えへへ)

なので、リリンさんが心苦しく感じているのであれば「情報を開示するのが苦手な自分」を開示してしまうというのもアリだと思います。
「恋人の事」や「仕事の事」を具体的に話したいけど上手にできないんだよねー!と、言う必要があれば言ってもいいですし、練習をしたいと思っているのであれば、それこそ安心して心を許せる友人に

自分の事を話すのが苦手だから、少しずつ話す練習に付き合ってもらってもいい?

と出来ない自分を開示してみる、というのもいいかもしれませんね。

私たちは出来る事と出来ないことがあります。
出来ないことを頑張ってできるようになる!というのは素敵な事ですが、それが自分が「頑張ればできる事なのか?」「自分に合っているのか?」というのはまた別問題です。

出来ないことで自分を責めて苛め抜いたら、それは自己攻撃であって辛い事です。

それって私に合っている??
それって私にできる事??

そんな風に、自分にフィットしないものを無理やり頑張らなくてもいいと思います。
だって、できないものは「しょうがないん」ですから、ね。

「諦める」というと後ろ向きで悪い事のように見えますが、できないことで自分を責めて苦しめるよりも

前向きな諦めを選ぶ

というのも私は自分を愛するという事の一つだと思っています。

リリンさんが望んでいる解決策やご提案が出来なかったと思いますが、自己開示といっても様々な形があることや、自分に出来る範囲で精いっぱいやっている事を褒めてあげると同時に、言えないことは嘘ではないよ!というのを伝えたくてお返事を書きました。

上手く伝えられずもどかしい…ですが
どうか、ご自分を責め続けないようにいてくださいね。

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