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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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傷みやすくてデリケートな私は大切に扱ってあげなくちゃ! ~私だけが知っているから~

シャインさんも
もうおしまいの時期
でちか??

天気予報の”お告げ”の通り、今日は雨が降り出したところで一気に気温が下がり出し、暖かい飲み物がじんわり染みました。

さてさて、予想以上に過ごしやすい気温が続いていたので「いつまでも食べ頃が続くんじゃないか?!」と思っていたブドウも、近所のスーパーではフルーツ売り場の”旬のメインエリア”から移動し、数もうんと減ると同時に、お値段もちょっと上がりました。

そっかー、もう時期も終わりだもんねぇ。

今年は夏の暑さが影響してなのか、はたまた処理水の関係で輸出が減った影響もあってなのか、大粒でズッシリ重みのある房が1,000円を切るお値段で買えていたこともあり、常に冷蔵庫に黄緑色の魅惑的な粒がスタンバってくれていました。

おこたとシャインさんって不思議な感じしますね。

確かに…。
シャインマスカットって夏の終わりから出回っているし、比較的過ごしやすい秋前半が旬のイメージのフルーツだもんね。

っていうか、例年は「お高いフルーツ」ということもあって、こんなに頻繁に・長い期間は買っていなかっただけで、本当は今頃もまだ『バリバリに旬DEATH!』なのを私が知らないだけなのかもしれなけれど…。あははは。

手軽に近所のスーパーで買えなくなったタイミングで、我が家のシャインマスカットシーズンは終了になりそうなので、きっと今冷蔵庫に入っているパックで終わりなのかな~。
あーでも、名残惜しいからもう1パックくらい食べたいなぁ~。

* * *

私はそんなに「フルーツ好き」ではないこともあり、

今年のマミコ的フルーツ接種の時期は終了

になります。

私が好きなフルーツは
・グレープフルーツ
・キウイ
・桃
・スイカ
・ぶどう
というラインナップ。

キウイやグレープフルーツは比較的通年手に入りやすいとはいえ、もも・スイカ・ぶどうと比べると「好き」の熱量が違います。

えぇ、後半に列挙した3種類は「とても好き」なフルーツなんDEATH!!

とはいえ、桃もぶどうもお高くないですかーー???
なので逡巡しつつ、スーパーで小刻みに震えながらカゴに入れていますが、それでも以前よりはためらわずにカゴに入れられるようになりました。

慣れってすごい!

フルーツってデリケートなものが多いですよね。
丸ごと一玉のスイカや、厚くてクッション性のある果皮に包まれているグレープフルーツなどはそこまで取り扱いに気を遣わなくてもいいかもしれませんが、桃やぶどう、イチゴなんかもそうですが雑に扱ったら傷付いて傷みやすいもの。

桃なんて触れただけで痛んでいくので、1玉ずつ丁寧にフルーツキャップを被せてもらって守られているお姫様仕様。

シャインマスカットも冷蔵庫の中でシナッとしてしまわないようにきちんとパックしたり、水が付いて傷まないようにしっかり水を拭いたり、潰れてしまわないように気を付けて扱います。

ものによっては、食べごろも見極めてあげないといけませんし、よくよく考えると手間もかかるアイテムだけれど、生活の中にフルーツが出てくるとなんだか少し豊かになった気分を味えます。

* * *

イチゴやさくらんぼなど、少しの傷や押しつぶされた凹みが、果物全体をあっという間に痛ませてしまうことがあります。

多分今年最後になるだろうと思って大事に食べているシャインマスカットも、下側の果実が重なるようになっていた部分があり、よく見たら小さく茶色の潰れた場所がありました。
その実だけを外してみたら、小さく潰れた場所から傷みだしてハリのある果実の魅力が失われていました。

最初は小さな刺激や傷だったはずです。
その小さな傷を見ないふりをしていたら、あっという間に柔らかいフルーツたちは痛んでおいしさや見た目の輝きも失っていってしまいます。

誰しもがフワフワの厚みのある果皮に包まれたフルーツや、ちょっと雑に扱われても傷付かない固いフルーツというわけではありません。

人から見たら「ちょっと押しただけ」というくらいの些細な出来事が傷になって、魅力も味わいも損ねてしまうことだってあるんですよね。

痛みは人によって違います。

あの人にとっては傷になることが、私にとってはなんともないこともある。
あの人にとっては何でもないことが、私にとっては痛くてどうしようもないこともある。

自分にとってチクッとしたり、悲しくなるような出来事があったときに、自分が見てみぬふりをしてしまったら、その傷がきっかけで「あなたの心」はまるでイチゴや桃のように腐っていく。

人前ではニコニコと笑顔で受け流して、その場で心にグサグサ傷を負ってしまうことがあったとして、一人になった時にちゃんと、その傷を「なかったこと」にせずに、労わってあげなくちゃ。

だって、あなたの心も柔らかくて瑞々しいフルーツのように、小さな傷が致命傷になることだってあるんだから。

こんな言葉を言われたら、傷付いちゃうよね。
そうは見せてないだけで、気を遣ってるんだよね。
本当は笑えないのに頑張って笑ったんだよね。
周りの人が嫌な気持ちにならないように、ピエロの役をやっただけなんだよね。

私が泣いていることを、私が頑張っていることを、私だけは無視しないであげようね。

そしてできるだけ丁寧に優しく、自分の身体と心を扱ってあげようね。
なるべくそっと、繊細で愛おしい自分を、うっかりと潰してしまわないように。

自分のデリケートな心を、嫌わないでね。
人より繊細かもしれないし、人と違ったところで傷付くことがあっても、おかしなことなんかじゃないのだから。

そうそう、身近なフルーツであるバナナだって皮の外から押したら茶色く傷んでしまうんだから。
元気そうで強そうに見えていたって、傷付いていない訳なんかじゃないんだものね。

自分がどんなことで傷付いたり、どんなことが嫌なのかは、自分だからこそ分かること。

「あーっ、私って面倒だなぁ」って思うような部分もあるかもしれないけれど、みんな誰しもが「面倒くささ」も備えていて、その面倒な面が違っているだけだから、ね。

明るく振舞う自分自身の「デリケートで傷みやすい部分」を知っているからこそ、ちゃんと痛みをケアしてあげて、自分のことを自分が大事にしてあげなくちゃ。
フルーツキャップやカバーのパックが必要ならば、ちゃんと被せてあげて傷まなせないように「手間」をかけてあげよう。

小さな傷がきっかけで、心もフルーツも傷んでいく。
そして、人がどんなことで傷付くのかなんて、表面だけを見ていても分からない。

だからこそ、自分の心にフルーツキャップや鮮度を保つカバーを被せて大切に扱うように、人の心にもフルーツキャップやカバーを被せてあげられるようになれたら、きっと世界はちょっとだけ甘くなる…なーんてね。

美味しいフルーツたちを扱うときのように、大切な自分を柔らかく優しく扱っていきましょ♡

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