【失恋保健室 ~分かちあいの会~】7/2(金)20:00~22:00 / 定員3名様(残席2)
こんにちは。
あなたの心の痛みや悲しみの傷に優しく絆創膏を貼る「心の保健室」を目指しているマミコです。
今日の新潟は気温も丁度良く、とても過ごしやすい初夏の1日でした。
私が仕事をしている間、いつもは私が作業している隣で寝ている仁くんがいなかったので、お茶を淹れに行く際に寝室を覗いて見たら、ギンちゃんと共に私のベッドの上で、何やらひそひそ話をするように「仁くんによる愛情表現・にーたんの耳をペロしまくる」姿がありました。
動物にとって「舐める」というのは愛情表現。
ギンちゃんはツン成分が多目で、触れられたりくっつかれたりするのはあまり得意ではないのですが、仁くんが近付いていってペロペロとお耳を舐めたりお尻をくっつけてお昼寝したりするのは嫌がらずに受け入れてくれています。
なんだかんだ、仲良しなんですよね~。
この姿を見ると、思わず目尻が下がってしまい幸せな気持ちになる親バカおまみーぬです。
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私はブログのキャッチコピーに、このような言葉を書いています。
サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~
私は「グリーフケア」と呼ばれる【悲嘆ケア】が出来るようになりたいと思っていて、個人的に勉強したりセミナーや講習会に参加して、少しずつですが知識を付けているところです。
グリーフケアと聞くと多くの方が「死別後の心の痛みや喪失をケアする」と想像されると思うのですが、グリーフという言葉は『悲嘆』という意味があり、
大切な対象を失ってしまうと「想像したタイミング」でグリーフは起きています。
勿論、喪失後(死という永遠の別れ)を体験した後のグリーフというのは大きなものですし、悲嘆から回復できずに生きる希望を失ってしまう事も多々あります。
そして、死別後のグリーフ以外にも「治らない病気」を宣告され、いろいろな未来を失っていくと分かった時や、別れを予期した段階でも、すでにグリーフと呼ばれる悲しみや痛み・苦しみや絶望を感じます。
愛着の対象を失う(と予期した時)に起きるのがグリーフであれば、失恋や離婚といった「別れ」は死別の痛みとは違えども、大きな喪失感や痛み、後悔や罪の意識を感じて日常生活がままならなくなる事があります。
「失恋」は「死」と似ています。
大切で愛する人はこの地球上にちゃんと存在していて、会おうと思えば会えるかもしれませんが、基本的にはお別れしてしまうと関わりがなくなりその人との時間が全て「過去の思い出」となります。
元カレ・元カノと友人関係を築けることもあるでしょうが、友人関係にならずに疎遠になり、同じ時間軸で生きているはずなのに関りがなくなり「好きな人」が何をしているのか分からなくなり、接点がなくなります。
お別れしただけで生きているって分かるけれど、「わたしたち」という関係性ではなくなり、関係性が「死」を迎えたように終焉する。
絶望の底に一気に落とされてしまい、どうやって現実と折り合いをつけていいのか分からなくなる。
時に涙が止まらず、繰り返し訪れる「なんでこうなっちゃったんだろう?」という答えのない問いかけをグルグルと考え続け、食べる事や眠る事すら上手くできなくなったり、押し寄せる後悔に潰されそうになって嘆き、もう一生立ち直れないんじゃないか…とすら思うのが失恋です。
突然、愛する人を失った悲しみは大きく、未来に対して希望を持つなんて出来なくて、真っ暗なトンネルの中の出口があるのだろうか?と絶望する日々。
忘れよう!新しい出会いを探そう!と思えた次の瞬間に、でも…と悲しみに引き戻されたりして心が乱れてしんどい日々。
お友達に話を聞いてもらうにしても、失恋直後とは違って時間が経つと「いつまでもこうやって立ち直れない自分」を見せることが出来なくなって、日常は普通に遅れているように見えるのに、自分の心はスースーしたまま悲しみを誰にも分かってもらえずに取り残されてしまうこともあります。
私たちの心は「もろくて弱い」部分も沢山あるけれど、ちゃんと立ち直る力を持っている点では「とても強い」ものです。
絶望の底にいる時には、立ち直れるなんて想像も出来なくとも、心は時間をかけて回復のプログラムをこなし、少しずつ「失恋を受け入れて新しい自分を立て直して生きていく」事が出来るようになります。
とはいえ、これは「3か月で元気になるよ!」などと確実な期間があるわけではなく、全ての失恋やその痛みは「個人的な唯一無二の体験」で、人と同じという事はありません。
心がグリーフから回復していくプロセスには、次のような段階があります。
1)衝撃期 … ショック、無感覚、思考困難、信じられない、頭が真っ白になる
2)悲痛期 … 悲しみ、後悔、自責、怒り、罪悪感、孤独感、見捨てられ感、思慕、期待、探索行動
3)回復期 … 現実を受容する、断念、肯定的な思想ができるようになる
4)再生期 … 再出発、希望を持てる、新たな出会いを考える
失恋してしばらくの間は、衝撃期~悲痛期を行ったり来たりする事となりますが、これはグリーフが起きている時の「正常な心の反応」で、あなたの心が壊れてしまわないように守ってくれるために起きる現象です。
そして少しずつ回復期を経て再生期にたどり着いて失恋を乗り越える事になるのですが、回復のプロセスがあると分かっていたって、衝撃期・悲痛期はどうにもならないくらいしんどいものです。
大きなグリーフを抱えている時には、アドバイスや励まし、意見は必要ありません。
涙と一緒にあなたの痛みや悲しみを話せる場所で、今の気持ちを分かってもらい、ただただ理解を示してもらい寄り添ってもらえることが、心の痛みに優しいお薬のように染みていきます。
辛さを分かってもらう、そして同じような苦しみや絶望を抱えている「同じ体験をしている人」と気持ちを分かち合うことで、喪失による孤独感や痛みを和らげることが出来ます。
同じ思いを共有できると、救われたり頑張れたりします。
今一人で抱えきれない悲しみや後悔、思慕や怒りや行ったり来たりするあなたの揺れる気持ちを、言葉がまとまらなくてもただ「感じたまま」に話して、分かち合ってみませんか??
失恋保健室 ~分かちあいの会~
グリーフケアの場では、同じ悲嘆を抱えている人たちが集まり、それぞれ個別で固有の「唯一無二」の体験について話をする「分かち合いの会(互助会)」があります。
そこではグリーフを抱えている人たちが自分の体験を話すことで感情を整理したり、話を聞く側も心が次第にほぐれていきます。
もう何も希望がない。
絶望のどん底に突き落とされて悲しみを一人で背負っているのは私だけじゃないんだ。
この場所ではみなさんが同じような境遇で、失恋の中にいるんだ。
そう思えることは勇気をもらえます。
また、同じように「失恋」の中にいる人達ですから、共鳴し合えますし分かりあえる事も沢山あります。だからこそ、安心してあなたの気持ちを話してもらえます。
悲嘆にくれている失恋の時には、悲しみと立ち直りの間を行きつ戻りつしますから、一人で抱えて頑張り過ぎず、痛みや悲しみを分かち合ってみませんか?
保健室に鍵をかけて、特別な「失恋を分かち合う日」にあなたの失恋のことを話してみませんか?
分かち合いの場である保健室(zoomによるオンラインミーティング)では、おひとり様40分程度の時間、何を喋ってもOK!という会話の自由を保証する安全な場所にしたいと思っているので、これだけは守って欲しいというルールがあります。
●アドバイスを押し付けない
私はこうだった、という体験談を通して勇気付けていただくのは問題ありませんが、「あなたもそうしなさいよ!」とアドバイスを押し付けることはご遠慮ください。
●保健室内での話は口外しない
失恋の痛みや感情は、極めて個人的で当事者にとって大事な思いです。
安心して気持ちを伝える場にするためにも、失恋保健室の中での話題はその場限りで外に持ち出さない事をお約束ください。
●悲しみが押し寄せることを理解する
他の人の話を聞いて涙が込み上げたり、怒りや悲しみが沸き上がり大きく感情が動くことがあります。
特に共感性の高い方は分かち合いの場で発言者の気持ちに感情移入してしまい、自分の事のように胸が痛むことがあります。
感情が大きく揺れ動く事がある事をご理解いただき、ご参加ください。
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初めての試みではありますが、分かち合いの場はこの先も定期的にご用意できたらいいな、と思っています。
私自身も手探りなため、ご参加者様を「最大3名様」(+マミコで総勢4名)までとさせていただきます。
同じ悲しみや痛みを抱えている仲間同士で、今あなたが抱えているグリーフをケアしませんか?
【定員3名様・残席2】
7/2(金)20:00~22:00 失恋保健室
開催日時
●7月2日(金)20:00~22:00
(若干の延長の可能性あり)
席数
・残席2(全3席)
参加費用
3,300円(税込)
※銀行振込のみ。振込手数料はご負担をお願いします。
※お申込み受付後、振込先が記載された自動返信メールが届きます。
分かち合いの会の流れ
最初に簡単な自己紹介の時間を取った後、お一人40分程度のお時間を取り、今の気持ちや失恋に至った出来事などをお話いただきながら、マミコ・ご参加者さん同士で言葉を届け合います
※個人カウンセリングではなくグループミーディングです。
※お話を聞かせていただいた後、マミコから状況に応じてメッセージをお届けします。
※司会進行はマミコが行います。
お申込みの流れ
- 下にある「お申し込みはこちら」ボタンから表示されたフォームに、お名前・メールアドレを入力いただき送信ください。
- お申込み完了後、お振込先を記載した自動返信メールが届きます。ご入金の確認ができ、開催日が近付きましたら、当日の失恋保健室で使用するzoomのURLをお送りいたします。この時点でご予約完了となります。
- 当日、zoomでお話しましょう!
- 後日簡単なアンケートをメールします。よろしければご返信をお願いします。
お願い(応募要件)
- 「アドバイスを押し付けない」「保健室内での話は口外しない」「悲しみが押し寄せて感情が動く事」をご理解の上でご参加ください
- zoomを使ってのオンライン開催のため、事前にzoomアプリをインストールいただける方
- 通信状況によって不安定になる事がある事をご理解いただける方
- 通信にかかる費用(wifiやスマートフォンのご契約等)はご負担をお願いしています
注意事項
- 18歳未満の場合、保護者からの同意が必要です
- 現在、心療内科や精神科に通院・またはお薬を処方されている場合は、症状に影響を及ぼす場合がありますので、今回のご募集はご遠慮をお願いします
キャンセル規定
キャンセル料:1週間前~4日前は30%、3日前~2日前は50%、前日は100%となります。
zoomの使い方はこちら
zoomは事前にダウンロードが必要です。(無料)
zoomのダウンロードはこちら。
zoomの使い方について、師匠である根本さんが詳しく書かれていますのでご参考に!!
悲しみや痛みを一人で抱え過ぎず、同じ痛みを抱えている人同士で分かち合い、ほんのちょっとだけでも失恋の痛みをを楽にできる時間が作れたらと思っています。
出来れば失恋は体験したくないものです。
そしてとっても辛い時間です。
あなたがひとりぼっちで泣いているならば、短い時間ではありますが「あなたは一人じゃないよ」というのを体験しにいらしてください。