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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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無理をさせずに穏やかに過ごすこと ~実は色々と仁くんの不調が続いています~

仁なんですけど、お薬の匂いがするだけじゃなく オレの真似して毛玉もゲーするようになったですよ

今日はシトシトとした雨の重たい朝でしたが、お昼前くらいからスッキリと晴れて気持ちよく過ごせませした。
今朝起きて、ベッドリネン類を全てお洗濯。
「リネン素材」のものは乾燥機にかけられないのですが、タオルケットやベッドパッドなどは近くにコインランドリーがあるのであっという間に乾かすことが出来ました。

ベッドリネン類はよくお洗濯をするのですが、今日のような雨の日に自主的に洗濯機を回すことはなく、今日は「必要に迫られて」のお洗濯。

というのも、ギンちゃんが冒頭で呟いているように「仁くんが明け方に嘔吐」し、ベッドリネン類を汚してしまったため。

ギンちゃんは換毛期が落ち着いて「毛玉」を吐くのが落ち着きましたが、仁くんの嘔吐はギンちゃんの毛玉の吐き戻しとはちょっと違います。
ネコちゃんの嘔吐は過剰に気にしなくてもいいのですが、ワンちゃんの嘔吐はあまりいいものではありません。

嘔吐には「心因性(ストレス)」が原因の場合と、内臓の不調(病気)が原因の場合があり、仁くんの場合は「ストレス」と「体調不良」が同時に起きているのが原因だと病院の先生から言われています。

手術前の検査で長距離移動をして帰ってきて間もなく、新潟の病院で緊急入院。
その後退院してすぐに名古屋へ移動して、手術からの入院生活。
痛みや不調に加えて、環境の変化も激しかったので「疲れと精神的なストレス」を抱えていたのも頷けます。
病院では耐えていたものの、安心できる環境である家に帰ってきてホッとして、疲れが嘔吐を引き起こしている部分が大きいのだろうと思います。

この「嘔吐」ですが、毎日のように朝方に吐きそうな素振りをして起きる日々が続いています。
ここ数日は「胃液を少し吐き戻す」という感じだったのですが、今朝は3度ほど「ケポッ」と嘔吐。
とはいえ、昨日は不調でご飯をほぼ食べていないため、嘔吐できるものもあまりなかったのですが

食べてないのに吐く

というのは、やっぱりとても心配です。

また、退院して帰ってくると中のトイレタイムでお腹がゆるくゲリ気味だというのは知っていましたが、いまもゲリが続いています。
とはいえ、食べていないのでゲリの回数は減ったものの、お腹がグルグル言っている状態が続いています。

嘔吐・下痢と胃腸が不調なこともあってですが、病院では「ご飯を準備するとすぐに食べる」というくらいまで食欲が復活していた仁くんなのに、お家に帰ってきて2日目から、ご飯を準備しても口を付けず、おやつのジャーキーも「いらない」と食べようとしなくなりました。

病院でも最初の2日くらいは食欲がなくて食べなかったようなのですが、食べないと体力が回復しないのでササミを茹でたり豚肉の薄切り(冷凍してあった)をシャブシャブして『大好きなお肉』を用意したのですが、口に入れようとしてくれません。

「胃腸が不調」な時は基本絶食でも構わないのですが、仁くんはお薬も飲む必要があるので「少しだけ」でも食べることに興味を持ってくれないと、お薬を飲ませるのが難しく困ってしまいます。
食事はとろうとしませんがきちんと水は飲んでいますし、かろうじてなんとかお薬を飲むために少しのお肉やペット用チーズなどは食べているので、今は胃腸が落ち着いて食べたくなるのを待っています。

入院前は3.5kgだった仁くんですが、先日病院で「痩せましたね」と言われた通り、3.2㎏に体重が減少しました。

* * *

仁くん、お体にアデルギーが 出てしまったでちー

先日、いつもの獣医さんから帰ってきてから目の上が赤く腫れだし「アレルギー反応」が起き、慌てて手術先の病院に確認したところ

一時的なもの(疲れや新しい薬に反応)だと思うので、様子を見て悪化するようだったりグッタリするようならば、かかりつけ医で診てもらうように

と言われて様子を見ていました。
先生の言葉通り、目の上の腫れは一時的に範囲が広がったり反対側の目にも反応が見られましたが、徐々に腫れが引いて消えたのですが、昨日は口の部分が赤くなって腫れ出したと思ったら、手足や体にもアレルギー反応の腫れが出てしまいました。

真っ赤になってプクッと腫れているのですが 腫れは引いたりまた出たりと なかなか落ち着かずに繰り返し出現します

昨日のワークショップが始まる前には、手足が真っ赤に腫れてしまいました。
ですがぐったりしている感じもなく、こちらも腫れが引くかもしれないため様子見。

足の付け根なども かなり赤くなって腫れました

赤くなって腫れてはいるのですが、特に痒がったり痛がったりすることはないのが不幸中の幸い。

とはいえ、体にアレルギー反応が起きて腫れているのですから、免疫的な部分も含めて、仁くんの体力がかなり消耗しているのが分かります。

お体が真っ赤になっちゃったんでちー

ワークショップが終わって30分後くらいの仁くんの姿。
手術で剃毛されている部分は特にハッキリ赤いのが分かるのですが、毛が残っている部分の下側も赤くなっているのが分かるくらい、全身が赤く腫れていました。

スピースピーと気持ちよさそうな寝息で、ぐったりという感じは全くないのですが

●嘔吐、下痢
●食べようとしない
●毎日のように腫れが出る(昨日は全身)

なのが不安で、かかりつけ医に連絡・指示を仰いで受診するか確認したところ(まぶたの腫れがあったタイミングで悪化した場合は緊急でも見てくれると確認済み)

●食べていない = 食品が原因ではなく、新しい薬のアレルギーの可能性が高い
●とはいえ、薬もやめられない
●アナフィラキシーを起こしていなければ様子を見るしかない
●アレルギーに対してはステロイドを使うが、心臓の手術後で使えない(他の薬との関係もある)
●水を飲んでいるので、胃腸が不調ならば絶食でもまだ大丈夫(フラフラもしていない)
●ただ、これが続くと体力が持たないので、同じ状態が続けば点滴なども考える必要がある

と電話でひとつひとつ説明をしてもらい、病院に来ることもストレスに繋がる事から「明らかにぐったりと力がない」などと病態が変化した時は深夜でも当直医が見てくれるように引き継いでおくので、今はお家で様子を見ましょうと言ってもらい、受診はせずに様子を見ることにしました。

嫌がりはしたものの、夜の薬も何とか飲ませることが出来ましたし、体の腫れの範囲も狭くなったのですが、やはり今朝また嘔吐をし、引き続きほとんど食べようとしていません。

アレルギーは出たり引いたり…という感じではありますが、今のところは

不調だけれど病院へ緊急で行くほどでもない

という感じの不安定な状態が続いています。
夜も引き続き様子を見ますが、また嘔吐や下痢、明日も食事をとらない状態が続くならば、改めて手術先の病院に確認をして指示を仰ぐつもりです。

* * *

心臓の手術そのものは「成功」したし、心臓のサイズも少しずつ小さくなっていって病気前と同じくらいの状態まで回復していくのですが、退院前の先生からの話で

術後の1か月は特に要注意

という話を聞きました。
手術後の感染症や血栓が出来てしまって命を落としてしまう子、その他の不調や持病が反応してしまう子がいるため、術後1か月の回復期は「何があるか分からない」上に、体調が揺れて不調になる子も沢山いるそうです。

術後の回復として先生から言われたのが

・僧帽弁の手術によって心臓の負担は軽減するが、すでにダメージを受けている心臓が回復するには数か月の時間がかかる(いきなり回復するわけではない)
・心臓の機能を助けるために多臓器も頑張って活動していたので、多臓器の回復にも同じように時間がかかる
・人工心肺を使った心臓の手術は、ワンちゃんの外科手術の中でも「最強」と言われるくらい大きな侵襲を伴うため、体へのダメージが大きい。体のダメージの回復にはかなりの時間が必要。
・回復には個体差があるが、半年くらいかかると思った方がいい。
・特に1~2か月は体調のアップダウンが激しく、1日おきに体調が変化するようなこともあるので様子をよく見てあげて欲しい。
・激しい運動(フリスビーを投げて取って来る、長時間のお散歩など)は避けて穏やかに生活することを心がけるが、家の中での活動は極端に制限すると回復に遅れが生じるため「絶対安静」のようにケージに閉じ込めたりする事がないように。
・術後1か月の間に、様子がおかしい場合はすぐに主治医に確認をして指示を仰いで処置をすること。

心臓の安定と同時に、手術で受けた体の回復には数か月が必要となるのですが、何よりも1か月を無事に乗り越える事が大事で、そこから3か月は特に慎重に健康管理・体調のアップダウンがあるのですぐに対応してあげるようにと言われた通り

毎日本当に体調は変化して、仁くんはあまりいい調子ではありません。

体調が揺れる子もいれば、比較的安定して不調を抱えない子もいると思います。
仁くんも「安定して回復してくれる」のを願っていましたが、どうやらかなり体的なダメージが強いようで、色んな副反応や疲れが出てしまっている様子です。

手術はノーリスクではありませんし、受けないで済むのならばそれに越したことはありません。
仁くんは肺水腫を発症し始めたことで「平均余命」について考えたり、何よりも「心臓破裂」による突然死がいつ起きてもおかしくないくらい心臓肥大な状態だったので、リスクを採っても手術を選んだことは後悔していませんが、術後1か月の壁を超えられない命もある手術ですから、小さな変化にも敏感に気付いてあげられるようでいたいと思います。

明日から仕事が再開となりますが、幸いなことに在宅勤務なので、仁くんの側にいて仕事が出来る事がどれだけありがたいか!!!

明日の朝は吐いたり下痢をせずに胃腸が回復しているといいな。
そしてまた旺盛な食欲を見せてくれて、ちょっとずつでも体力がついて元気になれるといいな。
お薬へのアレルギー反応も落ち着いてくれるといいな。
なにより、仁くんが辛くなくて早く楽になれるといいな。

術後は本当に想像以上に体への負担があるようです。
出来るだけ穏やかに過ごせるように、私にできることをして言ってあげようと思います。

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