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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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仁くん、入院延長となりました。

今日の夕方、仁をお迎えに行く予定だったんですけど お昼に病院から電話が来て もう一泊することになったですよ

こんばんは。
表題の通りなのですが、昨日の夕方から入院することとなった仁くんを、今日の夕方にお迎えに行く予定でいましたが、残念ながら呼吸の状態がまだ荒い事と咳がまだ強く出ている事、さらに点滴を投与しているにもかかわらず

心臓の波形が危険な数値から戻らない

という事もあり、本日の退院は見送り、もう1日入院を延長することになりました。

ギンちゃんは仁くんの不在がまだ慣れないようで、おやつタイムやご飯タイムも、すぐにご飯を食べずにウロウロと仁くんを探すような仕草をしていますが、夕方に病院へ面会へ行って帰ってきた後、いつも仁くんが寛いでいるお気に入りのコタツ布団の上で、昨日とはうって変わって「へそ天」で寛いでいました。

ギンちゃんなりに寂しさはあるものの、昨日よりはストレスが軽くなってきたのならよかった。
でもこうやって自由な姿をしながらも、仁くんの匂いがする場所で待ってるんですよね。

* * *

昨日の記事でも書きましたが、仁くんの「僧帽弁閉鎖不全症」の心臓の状態は1月に引き続き悪化を食い止めて現状より少し良い状態になれているはずなのに、なぜか【左室流入波形(E 波)】というものが危険なレベルに達してしまい、今すぐにでも肺水腫を起こしてもおかしくない状態であることから、夜中に危険な状態になった場合はすぐに連絡します!と言われ、枕元にスマートフォンを置いて寝ました。

朝起きてすぐ、もしかして着信に私が気付かず熟睡してたのでは?と慌ててスマートフォンを見ましたが、幸い夜間の着信はなく、仁くんは肺水腫にはならずに夜を超えられたんだと胸を撫でおろしました。

午前中に病状報告をもらい夕方にお迎えという予定だったため、仕事を1時間早い時差出社に変えてもらい、病院からの電話を待っていました。

午前中…という事でしたがお昼になっても連絡がなく、1時になったらこちらから問い合わせようと思っていた12時半過ぎに、病院からの電話。

担当獣医さんからの電話の内容は、

・グッタリしているとかはないけれど、まだ咳が抜けないこと
・酸素室にいるが、まだ呼吸が荒いこと
・検査の結果、相変わらず波形が危険な数値であること
・心臓のサイズなどは波形と結び付かずに良好であること
・点滴を続けているが、まだ肺水腫のリスクがぬぐえないこと

これらの状況から、今日の夕方の退院は出来れば行わずにもう1晩病院の酸素室と点滴を続けたいと、退院見送りの電話でした。

先生が「帰せない」と判断するくらいですから、早く抱っこしてあげたいしお家に連れて帰ってきたい気持ちはありますが、今は仁くんが少しでも楽に呼吸が出来て苦しくない事が最優先なので、夕方の面会の許可をもらい、明日のお昼の退院を目指しつつ今日の退院はおあずけとなりました。

病院での食事はやはりほとんど食べないようで、いつも食べているフードやおやつなども持ってきてあげてください!と言われ、夕方仕事を終えて、フードとお気に入りの柔らかいジャーキー、そしてお薬を飲む時に食べている「大好きなサツマイモ」をタッパーに入れて持って行きました。

酸素室の中の仁くんは、まだ口を開けてハァハァと大きな呼吸をしていましたが、ぐったりしているとかはなく、私を見つけると尻尾をブルンブルンと振るわせて、酸素室の扉の所まで歩いてきてくれました。

呼吸を楽にするための酸素室なので、目の前の扉を開けて触れてもいいけれど、あまり長く開けないようにと言われ、お皿の中に口をつけていないフードが残っているのを目にしたので、サツマイモを取り出して扉を開けましたが食べようとしてくれなかったので、食べさせるよりも扉を開けた時間は少しでも仁くんを撫でてあげよう!と「いいこ・いいこ」と頭や顔を撫で続けました。

30秒くらいですぐに扉を閉め、透明なケージ越しにしばらく仁くんに話しかけ続けましたが、扉に何度も顔をくっつけるようにして私に触れようとする仁くんに涙が出そうでした。(泣いたら仁くんが心配するので、いつも通りの笑顔で仁くんに話しかけ続けました。)

嫌なことすると怒ります

酸素室(入院しているお部屋)の上に、名前や診察券の番号、入院した日と病名と一緒に、特記事項のようなものが書かれている紙が貼られていたのですが

嫌な事をすると怒ります

という申し送り事項に、思わず笑ってしまいました。
そりゃ、そうだよね。
嫌な事したら怒るよね。
っていうか、嫌な事だと仁くんが認識したことをする際に、イヤイヤってやったんだろうなーー。

多分、酸素室にいる事で通常よりは呼吸も楽なはずですが、なんでここに入れられてるの?帰れないの?と「嫌な事されてる」と思っているのでしょうから、酸素室の中で仁くん的には

怒りマックス!!!

なのかもしれません。
なーんて、怒れるくらい元気でいてくれればいいな、と小さく祈ったのはここだけの内緒です。

マミコちゃーーん、 また明日でち!!

透明な窓越しに15分くらい面会をして、最後にもう一度扉を開けて、仁くんの小さなおでこに私のおでこをくっつけるようにして

仁くん、明日お迎えに来るね!
今日もかわいいね!!!
今日も変わらず愛してるよ。だーーいすきだよ!

とグリグリして、いつも仁くんに伝えている「かわいいね・愛してる・大好き」を声に出して伝えた後、扉を閉めてバイバイしました。

面会の後、先生に話を聞こうと思っていましたが急患の患者さんの対応をされていたようなので、受付の人にフードやおやつ、サツマイモを渡して病院を後にしたので、詳しい結果や手術の病院に関する話は、明日までおあずけとなりました。

* * *

仁くんの酸素室の上に貼られていた紙に『心不全』と書かれていましたし、1月の診察では「このまま手術はせずに投薬でも大丈夫かも?」と淡い期待を持ちましたが

2月の診察時に、手術すると決めて伝えました。

もちろん、手術は100%の成功率ではないのでリスクはありますし、11歳という年齢はかなり高齢…とは言わないものの若い訳ではありませんから、投薬で寿命までコントロールできるのであればそれが一番の理想だったのですが、この2か月思い切り考えて迷った結果

手術を受けさせてあげたい。
呼吸の苦しさから助けてあげたい。
一緒にいられる時間を、苦しみが伴う時間ではなく楽な時間にしてあげたい。

と、先週くらいから仁くんの呼吸が少し不安定な感じの時に「迷うのはやめた!」と決めました。
とはいえ、診察の結果に応じて急がずに病院が予約出来ればいいな~と少しだけ期待してはいましたけれど。

私は優柔不断で思いっきり迷います。
その迷う時間が凄く嫌なのですが、散々迷いぬいた後で

もういい!決めた!!!
今の私はこれが精いっぱいだし、こうしたい!!

と腹が座ると、そこは武闘派。
小さな迷いが出てはきますが「もう決めたんだ」と突き進もうとする部分もあるなぁと苦笑い。

今日は先生から手術先の病院の状況や、仁くんの詳しい状況やエコーなどを見せてもらったり、話をすることが出来なかったので「進展」という事はないのですが

不安だと思う事はいっぱいあるけれど、もう手術を決めたし
決めたら後は、なるようになる!!

と、これから出来ることは何だろう?と視点が変わりましたし、自分の中で「手術する軸」が決まったので、それに向けて色々考えたり助けてもらったり、アドバイスをもらいながら進んで行くだけです。

手術できる病院は新潟にはなく、まずは手術が出来るのかどうかの検査を専門病院でしてもらう必要があります。
そのための予約が最短でいつなのか?緊急事態宣言の影響で受付はどうなっているのか?などなど、会社の休みをもらうタイミングや移動手段やら、先の事を考えるといろいろと不安な事もありますが、

分かんない事でグルグルしてもしょうがないですし、その時々で考えて決めて行動するしかないんですもんね!

今の所、手術候補は「JASMINEどうぶつ総合医療センター」というところを紹介してもらうという話なのですが、前にもブログで書きましたが手術費用はとても高額です。
ホームページで紹介されている2019年の金額で

・最初の検査……7万円
・手術費用………143万円
・入院費……………1週間で約40万円
・定期検診…………1回6万円×4回=24万円

何も問題がない状態で、TOTALすると214万円という金額になります。
これには移動費は含まれていないので、地方の私はそこに交通費などもプラスされるため、実質はもっとかかる事になります。
(2019年の公開されている金額なので、実際はもっと安くなっているか高くなっているかは確認しないと分かりません)

仁くんがこの病気を見つけてもらってから、初めは3か月に1回、少し雑音が強くなり薬が変わったタイミングで2か月に1回、そこから1か月に1回や2か月に1回と変則的になったのがちょうど1年半前でした。

病気の説明を最初に受けた際も、引っ越しを機に転院した際も、生涯の定期健診と投薬が続くことは聞いていましたが、治療法に手術がある事は聞いておらず、1年半前に薬が追加されるタイミングで

かなり高額だし、まだ一般的というレベルではないが手術という治療法がある

という話を教えてもらいました。
もちろん、手術を受けない事を選ぶ家族も沢山いる事や、手術を受けられる専門医が限られていてまだ広く一般的な選択肢ではないが、手術をすると病気そのものは限りなく病気前の状態まで回復させられる、と。

先生も、かなり高額なので…と言った通り、その費用が200万近いことを聞いて「うわーー」と思ったのと同時に、その当時は全然手術は考えなくてもいいくらい状態は良かったのですが、手術となったら大きな金額なんだ!と、手術「する・しない」が選べるようにと手術費用の準備を始めました。

毎月の診察費用が増えることもあり、なかなかもどかしい部分もありましたが、仁くんの手術費用に「95万円」まで積み立てできたタイミングで、昨年末の入院になりました。
病状も落ち着いていて、診察期間も空けていけそうだ…という位落ち着いていたので、こんなに急に病気が変化するとは思っていませんでした。

そこで、手術を受けさせるための費用をどうやったら作れるだろうか?と自分に出来ることを考えて、年末年始の休みを使って「過去に書いていたギンちゃんと仁くんのブログ」を有料記事販売する準備をしました。

2021年になり、仁くんの病状の事と合わせて手術費用を作りたいから、ご賛同いただる方に記事を購入してくださいと有料販売を開始し

助けてください

と周りの人にSOSを発信しました。
が、この後も猛烈な罪悪感や申し訳なさで、一時期胃が痛くなって眠れなかったりもしましたが、私とギンちゃん・仁くんが暮らしている世界はとてもとても優しく暖かい世界で

沢山の助けと祈り、支援や応援をいただきました。

その全てが本当に嬉しくて、同時にいつか私も「助けてください」という人のために出来ることをしたいという新しい夢も持つことが出来るようになりました。

正直、助けてくださいというのは、今もまだ「いいのだろうか?」と胸がチクチクしますが

だって、自分だけではどうにもできないんでしょ?
だって、自分なりにやれることをやってみたいけれど、一人ではできない事もあるんでしょ?
弱くていいし、みっともなくて、情けなくてもいい。
助けが必要な時は、ちゃんと「助けて」って言っていいんだ。
助けを求めてその手を握るのは、私の周りの愛ある人たちを「信頼する」という事なんだもんね。

と、ずっと自立して何でも背負おうとして生きる事しかしてこなかった私には、まだ葛藤がいっぱいあるけれど、カッコつけずに信頼して、委ねて助けてもらおうと決めました。

私が準備した手術のためのお金は現在、100万円になりました。

2/15現在の収支

本日までに、ギンにーたんと仁イヌの記事購入やサポート機能を使ってご支援いただいた金額です。

記事販売のシステム手数料を引いた「252,620円」は全て、仁くんの手術代に使わせていただきます。

その他、個人的に私の口座にお見舞いを届けていただいた金額と、キャロさんがチャリティセミナーで講座代金を寄付してくださった分が「総額:54,000円」あり、それも合わせて

●252,620円 + 54,000円 = 306,620円

を手術代として全て使用させていただきます。
すでに沢山ご支援・記事のご購入をいただけている事に、改めて感謝の気持ちを伝えさせてください。

私たち家族のために、暖かいお気持ちと大切なお金のご支援を、ありがとうございます。

* * *

手術を受ける!とは決めたものの、まだ手術費用が全て用意できているわけではなく、これから私も準備を続けていきますが、今回のように急な入院などでそれりに大きなお金が動きますし、自分に出来ることに加えて、引き続き『ギンにーたんと仁イヌ』というブログ記事をご購入いただけたら嬉しく思います。

全部で400近い「日々の我が家の記録」ですが、1記事100円での販売をしていますので、ご興味を持っていただける記事がありましたら、ぜひご購入下さい。
また、まとめてすべてを読んでもいい!と思っていただける方には、1記事10円弱になる「4,000円」での一括購入もご用意しています。

また、1月・2月のカウンセリングでいただいたお金は、今回の入院などで使わせていただきますが、こちらも手術費や今回のような突発的な通院・入院時に仁くんのために使わせていただきます。

会社員としてのお給料の他に、カウンセリング枠を新たに増枠も出来ればいいのですが、仁くんの体調管理もあり、しばらくすぐは増枠することは出来そうもありませんが、オンラインカウンセリングの受付は行っておりますので、カウンセリングをご検討されている方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。

手術代を作るために、私に何が出来るだろうか??と考え、自分にできる事としてオンラインを利用しての「カウンセリング」「お茶会」「ワークショップ」なども考えていますが、それ以外に私が持っているもので皆さんのお役に立ちながらお金をいただけるものはないだろうか??と考え

仁くんチャリティ付きの有料記事販売

というのを、このブログでもやってみよう!と思いつきました。
有料記事と言っても、過去記事の販売ではなく、一人で出来るワーク用の資料や、自分を楽にさせるためのヒント集やレッスンブック、そのような「お役に立てるもの」がご提供できたらいいな~と思い、そこは武闘派なので、早速準備をしてみました。

チャリティとしてご賛同いただける方や、チャリティは関係なく「興味がある内容」だと思っていただけましたら、ぜひご購入ください。

また仁くんの状態を考慮しながら、イベントもご用意できたらいいな!と思っていますので、その際にもご興味を持っていただけたら嬉しいです。

仁くんは、私にとって一緒に暮らしている大切な家族の一員です。
親バカなので、愛おしくてたまらないかけがえのない存在です。
だからこそ、リスクやらあれこれ考えて悩みましたが、もう、手術すると決めたのでそれに向かって進んで行くだけです。

僧帽弁閉鎖不全症は年齢を重ねた犬に多く見られる病気です。
仁くんの病気の記録についても、またまとめて行こうと思っています。

まずは明日、仁くんをお迎えに行けるように!と願いつつ、今晩も仁くんが穏やかに夜を過ごせるように祈って寝ます。

長いブログをお読みいただき、ありがとうございます。

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