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手のひらサイズの幸せ

『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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思い出すのはきっと、何気ない景色の、何気ない瞬間なのだろう

東京にはオシャなものがいっぱいあるそうですよ…

地方都市に住む私には、とても眩しく見える「大都会・トーキョー」。

新幹線で2時間ほどの距離…とはいえ、東京に近い埼玉県の景色もとても都会に見えるし、東京の建物の高さには、いつだって「わぁ~」と目を見張ります。

結婚を機に大都会TOKYOに引っ越した末の妹が、「新潟マラソン」に参加するために一時帰省。

金曜日の夜の新幹線で帰ってくるから、「お迎えヨロ!」と頼まれ、ギンちゃん・仁くんも一緒にお迎えに出向き、そのまま4魂で実家に泊まり、丑三つ時くらいまでダラダラと飲んだりお喋り。

飲んでいる途中でおもむろに、「東京のお店じゃないけど、東京ってなんでもあるじゃん!」と言ったかと思うと、黄色の小さな小箱をくれました。

カレー味のハラダのラスク

じゃじゃーーん。

おいしいことで有名な「ハラダ」のラスクのカレー味!!

ハラダは群馬のお店なのは知っていますが、人気店だけに他の地域でもお店があるとはいえ、新潟にはナシ。

たまーーに百貨店の催事コーナーで購入することはできますが、催事では定番のラスクやその時々の限定品などしか並ばないので、カレー味のラスクもあるなんて知らなかった!!

妹も「ハラダのラスクにカレー味がある!」と興奮したようで、お土産に買ってきてくれました。

いやほんと、東京っていろんなお店があって羨ましいな~。

ラスクは連休明けの週末に「一週間を乗り越えたらレモンサワーのお供に食べるお楽しみ」にする予定です。

うふふ、楽しみー。
楽しみがあると、連休明けの仕事も少しは前向きに頑張れちゃいそうです。

* * *

妹のマラソンをあちこちのスポットで応援!

3連休を満喫しましたが、ちょうど真ん中の日曜日は、妹がマラソン大会に参加していたので、ストーカーと化してあちこちに応援に繰り出しました。

コースの最初の方で、私が住むマンションの前を通過していくので、最初のストーキングポイントは私の家の前。

たくさんのランナーが、それぞれに楽しそうに走っていくのを見ると、毎年「来年は私も!!」と思うのですが、冬が来ると一気に気持ちが落ち着くんですよね。
えへへ。

家の前で妹の応援が終わると、今度は新潟市の繁華街方面へと移動して、高校生のブラスバンド部の演奏などもある賑やかな場所で待機。

ブラスバンドの演奏で、なぜか感極まりそうになる涙腺が弱い私。
なんていうか、一生懸命に演奏している姿や、生の楽器の音の厚みに圧倒されるというか…

生きてるって素晴らしいなぁ

とじわーーっとしてしまいました。

ちなみに、私がじわーーっと来たのは、THE BOOMの「風になりたい」の吹奏楽アレンジの楽曲。
華やかさもありながら、目立たないパーカッション類のパートもしっかり取られていて、学生さんたちみんなが楽しそうに演奏している姿が、もうね、涙腺をつつくわけです。

音楽を演奏している学生さんに向かって、走ってきているランナーさんたちが拍手をしたり、ガッツポーズをしたり、笑顔で楽しそうに、弾むように走っていく姿も素敵でした。

年齢層も幅広く、色んな年代の人が思い思いに好きな装いで走っていて、応援ポイントにいる間は妹だけではなく走ってくるすべての人に「ファイトー!」と思いを込めて拍手しました。

繁華街を走り抜けた後は、海底トンネルを通って海岸道路を走るコースになっているのですが、海の道の途中エリアは、実家からも歩いて行ける場所。

毎年恒例で、海のエリアには父・母も一緒に応援に出向きますが、仁くんもトコトコとお散歩しながら一緒に応援に向かいます。

マミコちゃんのオカシャンに抱っこされて応援してるでち!

応援スポットは母に抱っこされて日の光を浴びた仁くんの姿が、なんとも愛おしい。

はー、なんてかわいいんでしょう。(親バカ)

あまりにかわいいので、先に乗せた写真をズームしちゃいました。
えへへ。

今年も一緒に、妹のマラソン大会の応援に行けたこと、家族が欠けずにみんな健やかに「何でもない日」を過ごせたことが嬉しいなぁ。

マラソンの応援は人が多い場所のため、ギンちゃんを連れて行くのはビックリさせてしまうだろうから…と家を守る「お留守番隊長」の任務をお願して家にいてもらうのですが、仁くんは同行。

犬好きの父がお散歩担当をかって出てくれるので、リードを託して私は後ろをテクテク歩いていたのですが、海に続く道の何気ない後ろ姿が、なぜかとても幸せな世界に見えて、思わずパチリ。

何でもない秋の日の、何にもドラマもない、ただの一コマ。

だけれど、柔らかな日差しや青空の中、小さく伸びる影と軽やかな足取りの「大切な命」の輝きが愛おしく感じられました。

あぁ、これって「幸せ」だなぁ。

思い煩うことなく、何でもなく平凡に生きることができるって、それがどれだけ幸せだったのかに気付くのは、「それを失ったとき」だったりします。

子供時代のことで思い出す景色も、結婚時代の幸せを懐かしむときにも、思い浮かんでくるのは「何気ない」シーンが多いんですよね。

もちろん、印象深い特別な出来事も思い出しますが、それと同じように蘇る景色の中には「何でもないような当たり前の日々に見た景色」もたくさん含まれていて、当たり前にある幸せの情景は、どこか柔らかく感じられます。

きっとこの大きな背中と、小さなフワフワの後ろ姿に優しく差し込む陽射しを感じる秋の景色を、いつかの未来で「あぁ、幸せだったな」と思い出す日がくるのでしょう。

いっぱい、幸せであろう。
今も、これからも、幸せを味わって生きて行こう。

長さはそれぞれに違っているけれど、命の長さは有限で、生きていられる時間はいつしか終わりが来るもの。

だから、今生きていることをうーーんと楽しんで、今心地よく過ごせることを味わって、幸せだと思えることを「うふふ」と笑って、自分の人生を愉しめたらいいですもんね!

さてさて、明日からは休みを終えて日常が戻ってきますが、連休明けの初日はエンジンがかかるのに時間がかかっちゃいますよねー。

ということで(どういうこと?)、お互いに「緩やかな速度」でならしながら、日常を取り戻していきましょう。

おやすみなさーーい。

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