好きを知ること、好きを集めること。好きが身の回りにあるって「元気」につながる!
むふ♡
買っちゃったーー。
エコだとか、SDGsだとか、あんまり詳しくはないけれど、水筒を持ってる人ってすごく多いですよね!
私も随分と前から「魔法瓶タイプの水筒」に憧れを抱いてはいましたが、プラスチックの「マイボトル」を長年使っていたので、購入には至らずでした。
魔法瓶を愛用している妹が「サーモス」のちょっと大きな魔法瓶を買いたいな~というので、私も一緒に売り場について行ったところ…
そうなのーー♡
仁くん色をしたシンプルでストンとした飾り気のない魔法瓶。
さらに、頭の部分に持ち手がついていてとても便利そう!
魔法瓶…って、パッキンだとかパーツを分解してお掃除しないといけなさそうで、そういうのも面倒くさそうで二の足を踏んでいました。
が!
今どきは分解いらず、かつ食洗器でも洗える!と言う感じで、お手入れも楽になっていて、購入のハードルが下がりまくりーぬ。
色々なメーカーの、色んな形状の魔法瓶が並んでいましたが、私は「象印」の魔法瓶に一目惚れ。
くはーーー。カワイイ。(歓喜の血反吐)
光沢のないマット風の無地のボトルの下に、グレーで主張控え目の「象印のブランドマーク」が小さくついているのですが、これがキュンポイント。
ブランド名は一切書かれていないのに「ゾウの印」ひとつで、ちゃんと『象印』というメーカー名が分かるってスゴイですよね~。
実はちょっと前に、サトヒーヌとやまだようこちゃんとやり取りしていた際に、ようこちゃんが『象印の加湿器を買った』と、写真付きでアイテム紹介してくれました。
加湿器も余計な装飾がなく、とてもシンプル。
そしてちょこんと像のマーク。
それがとってもかわいいな~と思っていたけれど、我が家は加湿器を置いたらビチョビチョで大変な思いをした過去があるので、加湿器は不要。
だから象印アイテムを買う予定なんてないなぁ~と思っていたのに、カワイイな♡とキュンとトキメイタから、きっと出会うべくして魔法瓶と出会った…のよね?
購入したのは少し前の3連休の間だったので、今週出社当番日に持って行くぞ!と楽しみにしていました。
中には「農薬を使わずに育てたアッサムブレンド紅茶」に豆乳を入れたソイミルクティー。
最近、紅茶のおいしさに目覚めて、色々なメーカーのものを試しています。
ミルクティーにするには「アッサムティー」がいいと聞いてからは、すっかりアッサム押し。
新しい魔法瓶に、お気に入りのお茶をいれて、仕事中にも『熱々』のまま楽しめるなんて…
アオハルかよ!!
じゃなかった、最高かよ!!!
昨年末に会社がお引越しをして「オシャ」な空間になったのですが、そのオシャにもすんなり馴染む象印。
くーーっ。やるね!!
* * *
私は『オシャの要素』が薄い星の住人のため、世の中のオシャレな人たちに対する憧れがあります。
流行とか、キラキラとか、そういったものに敏感で、センスのいい人になりたかった!!!
でも残念ながら、私にはそういった「感度」が低めで、周りに流されて「良さそうに見える…」とは思うけれど、自分がそれを身につけたり近くに置いてみたりしても、しっくりこなくて居心地が悪いんです。
なんか気恥ずかしいというか、馴染まないんですよね。
偶然にも「今流行っているもの」が自分の好きなものだったりしてくれればいいけれど、そうじゃないのに無理してオシャレを目指しても、あまり満たされなくて。
自分のことをあまり好きに思えていなかった時期は、
どうせ私はオシャレじゃないし、ならば安いものでいいでしょ?!
と、自分にはお金をかける価値もない…と言わんばかりに、好きなものを選ぶこともせずに「同じものなら安い方」と、自分にささやかなお金すらかけてあげることができていませんでした。
あーー、それだけじゃないなぁ。
私は私のことを蔑ろにしていて、私のことを無視していたから
私が好きなものが分からない問題
に陥っていて、欲しい・これが私の喜ぶものだ、という視点がすっぽり抜け落ちていたのもあります。
自分を嫌っていて、自分の気持ちは二の次だったので、好きの感度は鈍っていたし、そんな状態だから安いものが相応だろう…って、自分に対して雑な対応をしていたんですよね…。
ひどいなぁ。
昔の私、私のことを適当に扱い過ぎだわ。(白目)
自分を喜ばせる、自分の声を聴く、自分と仲良くなっていくために、私はいっぱい私に質問してきました。
「今日は何を食べたい気分?」
「私を労ってあげたいけれど、何をもらうのが嬉しい?」
「こっちの色とあっちの色なら、どっちが好き?」
「この食器、お家にあると嬉しい?」
たとえば、家で履くモコモコソックス一つであっても、「色や柄、肌触り」など、それを私が毎日身につけるときに嬉しい気持ちになるかな?と、徹底的に『好きかどうか』を確認するようにしました。
人から見てオシャレかどうかではなく、私が『好きかどうか』。
答えが分からないときは、保留にして少し寝かせるようにもしました。
100%完璧に身の回りを「好きなもの」にできている…という訳ではありませんが、自分の見の周りにあるものを「可能な限り自分が心地よいと思うもの」「自分が選んだ好きなもの」にするようにして、今年で7年目。
好きなものに囲まれているので、とっても居心地が良くて気持ちよく暮らせています。
好きなものって、当たり前だけどそれを見ると笑顔になれますし、目にするたびに嬉しい気持ちになります。
そして、好きで選んだものだから、大事にします。
スーパーで「食べたいものすら分からない」と途方に暮れて泣いたのがウソのように、今ではすっかり『私の好き』を感じて、自分が喜ぶものを自分にニッコリとプレゼントすることができるようになりました。
うふふ。
コツコツと繰り返して来たら、いつの間にかあの時には思いもしなかった場所にたどり着いちゃったようです。
自分を喜ばせるもの ≠ 高いもの
自分の好きなもの ≠ オシャレ
であって、値段やブランド、人から見てどうか?ではなく
世界で一番大事な『私』がどう思うか
が何よりの優先事項。
オシャの国の住人ではないけれど、私は「私の好きなものに囲まれた暮らし」ができる『私の国』で生きることを楽しんでいます。
好きを選ぶ、好きを知るためにも、最初は本当にささやかなものから練習しました。
だって、自分の気持ちを押し殺して生きていたので、質問しても「…」と無音で何も出てこなんだもん!!!
いきなり「好き」なんて分からなくて当然です。
「好き」を教えてくれていた過去があったはずなのに、自分より周りを優先して、長い時間をかけて自分の声を後回しにしたり我慢させてきたのだもの。
どうせ私の声なんて、届かないでしょ?
どうせ私の声なんて、無視するでしょ?
って、無視されてきた悲しみから、自分のことを信じられなくなっているんですもんね。
「好き」を自分から教えてもらうのにも、急ぎ過ぎずにスモールステップで大丈夫。
仕事帰りの帰り道、スーパーのチルドコーナーで
「今日はプリンとシュークリーム、どっちの方が食べたい?」
「100円のご褒美オヤツなら、どれがいい?」
という感じで、小さな小さな声を感じる練習を積み重ねながら、だんだんと「好き」を教えてもらう範囲を広げていけますから!!
あっ、これ、私がやっていたことです。えへへ。
少し前に読んだ、シスター鈴木秀子さんの著書『あなたはそのままでいればいい』(扶桑社)の中に、大好きなアイドルのコンサートに行くことを「年甲斐もない」と言われてしまった…というお悩みがありました。
そのお悩みに、鈴木秀子さんはこんなに素敵な言葉をプレゼントしていました。
大好きなアイドルのコンサートに行って力をもらえるなんて、素晴らしいことじゃありませんか。
(中略)
コンサートに行くのは、お金を払って元気をもらうこと。それでいいんだ、と自分の行動の意味をちゃんと理解する機会に恵まれたと考えてはどうでしょうか。
(引用:あなたはそのままでいればいい/鈴木秀子さん著・扶桑社)
好きなモノ・コトにお金を払うのは、元気をもらうため!
そういう考え方って、なんて気持ちいんでしょう。
うわー、嬉しいなぁ~って、この言葉を読んでニッコリしました。
大好きなモノ・コトからもらえる「力」って、全く侮れません。
たかが魔法瓶。
されど魔法瓶で、日常使いするものが「お気に入り」だと、それを持ち歩くのが嬉しくてニコニコ笑顔があふれてきます。
暖かいお茶も、お気に入りの魔法瓶で飲むとより一層美味しく感じます。
これが、好きでもなんでもないものだったら?
ただの「道具」にしか過ぎなくて、それを持ち歩いてもウキウキすることもなければ、元気をもらうこともありません。
そっか!
私が働いてもらう大事なお金で、自分を元気にするものが買えているんだね!
WOW、最高じゃなーーい。
自分の喜びのためにお金を使うのは、「元気」をもらう素敵なお金の使い方。
ということで、また一つ自分にゆるーーくなるための『免罪符』を手にして、早速気になっていた付箋をポチッとしちゃおーっと、とニマニマしているオマミーヌです。
ではでは。
来週も「オニューの象印の魔法瓶」に、お気に入りのお茶を詰め込んで、サラリーマンの仕事をこなすぞ!!!
おやすみなさい。
温かくして、怖い夢をみませんように。