来たぞ冬!お恨み・呪いの季節到来?!
こにちはー。こにちはー。(← 今日もひとりやまびこ)
12月は師走というだけあって、なぜか気分もバタバタしませんか?
とりあえずバタバタ。略して「とりバタ」
しちゃっているあなたも、一生懸命バタバタした後は少しだけホッとする時間を持てますように。
さて、冒頭で仁くんが提唱していますが『温かいおこたやふかふかの部屋着、暖かい部屋で快適に緩みつつ、おっかない事しちゃうぞ♡』というのもギャップがあっていいと思いません?!
そう、今日お届けするのはあいつ…もとい『お恨み帳・お恨み玉』の話です。
▼お恨み玉ってなぁに?という方はこちらをどうぞ
12月は1年を振り返るのにいい季節。
テレビ番組なんかでも今年起きた出来事を振り返る番組も増えますよね!
それと同じで自分の1年を振り返りつつ…
今年の怒り・呪いを今年の内に発散!
するのはいかがですか??というご提案なのでございます。
んだ、んだ。そーいんだ。
私を傷つけたあいつ…
私を泣かせたあの人…
私を振り回したどいつもこいつも…
私だって言いたい事もあったのに、飲み込んで我慢したんだ!!
ええいっ!みんなまとめて年の瀬に恨んでやる!
ほら、冬って寒いからどうしても家の中で過ごすことが多いじゃない?
おまけに日暮れも早くなって気分的にも暗くなりがち。冬の日本海とか演歌の世界だし、こういうのって『お恨み・呪い』にぴったりのシーズン到来だと思いません??
※春は心地よいからとか、夏は肝試しだとか、秋はセンチメンタルだとか、結局一年中お恨みシーズンですよ~って言うんですけども。
さぁ!!お気に入りのノートを1冊用意しましょう。
気分が上がりそうなペンも用意しましょうね。筆ペンでもいいですし、フラミンゴみたいなファーがついた乙女なボールペンなんかもギャップがあって萌えますよね!書いたらキラキラするインクとかパステル系のペンなんかも書き上げた時にラブリーに感じるという点ではいいと思います。
書きながら涙が出たりすることもありますから、ティッシュも用意しておきましょうね。
美味しくてあったかいお茶も準備しておくと尚よいでしょう。
怨念を込めて書きますからカロリーを使いますので簡単につまめるおやつもあるとよりGOODだと思います。
準備ができたら、いざ「恨み・怒り・怨念」を込めて、ノートに好きなだけ呪詛を書きなぐりましょう。
(例文-1)
なんでこんなひどい理不尽な別れ方したの???バカなんじゃない?氏ねばいいのに!!ってか、ただ氏ぬなんて許せない。蚊にさされまくって痒くて悶えながら苦しんで氏ね!!
(例文-2)
あの女のどこがいいの?私の方がずーーーっと1万光年くらいレベルが上のいい女なのに、お前のその顔についている2つの目は飾りか?おい、ほら穴か???
地獄に堕ちろ。Go to hell。
(例文-3)
くそ上司!!ゴマすり社員ばっかり分かりやすく評価してんじゃねーよ。お前が仕事出来ないから部下である私が尻拭いしてやってんのも分からないで偉そうにしやがって!!お前がみんなの前で私に注意と称して発する言葉は暴力なんだよ!!!お正月に餅を喉に詰まらせて氏ね。
(例文-4)
おかあさんのために一生懸命生きてきたけど、どうして私のやろうとする事に反対するの?私の事をなんで応援してくれないの?なんで私をコントロールするの?もう自由にしてよっ!!!
どんなに汚い言葉・醜い気持ちであってもいいんです。
心の奥で蓋をして押さえつけている嫌な感情を「存分に感じて開放する」事をするのが
心のデトックス・お恨み帳(お恨み玉)の役割
なんですから。
先ほどギンちゃんも言っていますが、私の師匠である根本さんがブログでもセミナーでも熱く語っていますが『感情はう〇こと一緒』(← 一応女子なので伏字で表現しています)なんです。溜め込んでいたら病気になってしまいます。
でもね、そう言われている事も分かるし、怒りが悪い感情じゃないって事も「頭」では理解できているんだけれど、お恨み帳を書くと罪悪感を感じたり、自分の気持ちを書くのがいけない事とザワザワしちゃう…
こんな醜い気持ちを持っている自分も許せないし、こんなに汚い言葉を使うなんて…と思っているあなたは
きっと周りの人の顔色や空気を読んで自分の意見を飲み込んだり、断りたくても押されてしまって断り切れなかったり、自分を後回しにしても周りの人を助けたり、自分の心が泣いていても笑って元気に振る舞ったりする、思いやりのある優しい人なんですものね。
でもね、周りの人を助け・優先してあげるのに、その分自分を後回しにしたりほったらかしてしまうんです。
一番大切で愛してあげて助けてあげなくちゃいけないのは他でもないあなた自身なのにね。
いっぱいいっぱいガマンして、誰も見ていないところでひとりで泣いて。
心の奥に湧き上がる「ネガティブ」にとられるような感情はいったん蓋をして押さえつけて、一生懸命笑って健気にやってきたんですものね。
でもね…
湧き上がってくる自分の感情にすら監視をたててしまったら切ないよね
いい子ちゃんじゃない私も、大切な私なんです。
光と影はセットであるように、喜怒哀楽という感情が備わっている私たちは「怒」で醜いと感じるような気持ちを持つのが至極当然なんです。
生まれつき組み込まれて備わっている機能だから、制御しようと監視をたてても「憎しみや怒り」「恨みや妬み」は勝手に湧き上がってしまうものなんです。仕方のない感情に対して自分をジャッジして責めたら、その感情を感じた私を恥じますし嫌いになってしまいます。
これは自己否定そのものです。
そこでご提案したいのが…
そうなんです。
コツは「真面目にやらない」(← いや、お恨み自体はまじめに書くんですけども…)ということ。
私は最近、あまりイライラするようなことがなくなったという事もあるのですが、怒りを感じたり恨みがわけばその場で「ケッ!」と自己対話しているのでお恨み帳を発動させたりお恨み玉を作らなくても良い状態なのですが、その昔、自己肯定なんて全然できず黒い感情を押さえこみ否定してた時は、お恨み帳を前にしてもどうしても気分が乗らなかったり、書いた後で罪悪感のようなものを感じたりしていました。
けれど「どんな黒い気持ちも感じていい」とか「呪ってもいい」と思えることは自分を救う考え方で、上手にできなかったしても私は自由に感情をノートの上で発散していいと知ったことで随分と心の重い荷が下りました。
(そもそも上手にお恨み帳を書こうとしている時点でいい子ちゃんを演じようとしているんですよね。上手も下手も関係ないのに、ね)
そこで「どうしたらもっと私らしくお恨み帳に向き合えるか?」と考えて色々試してみました。
●気分を盛り上げるため、丑三つ時(深夜)に白装束ならぬ真っ白コーデで取り掛かる
●ノートの表紙に「DEATH NOTE」と書いてみた
●デコ文字(太字にしたあと毛虫みたいに毛を書き足したり、血が流れてる風)にして恐怖感倍増
●エロイムエッサイム!と叫び、ダビデの星マークを指で作ってから書き出す(※水木しげる先生の悪魔くんより)
●筆ペンからファンシーペンまで試してみる
●怒りと対照的なイラストを描き加えてかわいらしさを添えてみる
●照明を暗くしてキャンドルの光を灯して暗く書く
●書く事への抵抗があるときはお恨み玉を作る
えへへ。なんだっていいんです。自由なスタイルで取り組めばいいんですよね。
そして、こんなに頑張って取り組んでるけど、アホだよな~って笑えたら成功だと思っています。
白装束風とか和ろうそくを灯すとか、除夜の鐘をオマージュした108の呪いとかね…
で、テーマ曲は『きっとくるぅ~。きっとくるぅ~。』
呪怨かよ!って笑えたらきっと勝ちです。
やっている事を笑って肯定してあげられて、罪悪感を感じずに済めばいいんですものね。
自分を愛する事・自分を大切にする事ってどうしたらいいのでしょうか?とご質問をいただくことがよくあります。
自分が出来た事を肯定するのは比較的やりやすい作業ですが、見たくない自分・ダメだと思う自分・許しがたい自分を「受け入れる」というのはなかなか難しい作業です。
でも、まるごと全部、あなたです。
だから、ダメで情けない自分を「笑って受け入れる」事ができたら、きっとそれは最強に強い自分を愛する作業に繋がっていくと思っています。
弱くて情けなくて黒い感情いっぱいの私がいても
どこまで根暗?!
ってか、氏ねとかでっかく書いて血までご丁寧に書き加えるとか、プロの根暗?!マジうける~。どんだけ~。
さらにこれ、燃やそうとか考えてるの???
ちょっ、怖すぎてうけるんですけどぉ~
って笑って受け入れてあげられたら、自分がうーんと楽になります。
さぁ、12月はお恨みにぴったりの季節。
とことんアホに、でも罵詈雑言・怨念はこれ以上ないくらいドロドロにノートに書き出して、感情をスッと楽にしてあげませんか??
あ…くれぐれも書いたノートの処分・保管だけはご注意くださいね!