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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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まだ知らないものはいっぱいある ~知らないは未知との遭遇・そして投影について~

食べたことない外国のお料理を マミコちゃんが作ってみたんでち!

1か月くらい前…になるのか、はたまた半月前になるのか忘れてしまいましたが、カルディに行った際に見つけた【ボルシチの素(瓶詰)】。

まだ寒い時期だったので、キャンベルのスープ缶などと一緒に積み上げられていて、定価が分からないのでどれくらいお得になっていたのかは不明ですが、本日の特価のようなPOPがあり、1瓶300円弱だったので

ボルシチって食べたことがないから、初体験だわ♡

とニヤニヤして買ってみました。

ボルシチ

瓶の中身が赤くて、すでに「魔女感」が半端なく漂っています。
ボルシチの赤い色は「ビーツ」という食材の色だというのは知っていますが、そもそもビーツを食べた経験がほぼありません。

オシャレ女子の「お家パーティ」みたいなものに招待してもらった際に、赤と白のビーツのカルパッチョなるものをいただいた事があるのですが、どんな味だったかあまり覚えていません。
カブや大根の仲間のような感じだった記憶があるのですが…と言うようなレベルなので

ボルシチの味については、全く持って想像不可能。
甘いのか??
酸っぱいのか??
コッテリなのか?あっさりなのか?

心理学では「あなたが素敵だと思う人の事をリストアップしてみましょう!」というワークがあります。
そして出てきたリスト項目が「あなたの中にも備わっているんですよ。これを【投影】といいます!」と言いますが、

えーーっ?!
あんな素敵な人と私は違うし、正直そんなのウソだよなぁ~

と信じられない気持ちになりますよね。
えぇ、私も未だに「うぐぐぐ」と抵抗するものがたくさんあります。

でもね、このボルシチの瓶を手にしながら、投影って本当なんだなぁ…と実感した訳です。
だって、食べたことも味の感想を聞いた事もない「未知との遭遇」なので、私の中に全くその情報も要素もないから

お手上げ状態で何にも分からなない。
全くもって「理解不能」状態。

なんですもんね。
赤い色素がビーツから出ているというのは、学校で習った記憶があるのでかろうじて分かっていますが、ビーツ以外に何が入っているのか??パンと合わせて食べるのか?それともカレーのようにご飯に合わせるものなのか?と言ったところも未知数。

うぐぐぐぐ。
投影ってこういうことなのか…

マミコ、2021年3月にボルシチを通して投影についての「腹落ち」をしました。

でですね、瓶の裏側に「牛肉と小さく切ったジャガイモなどを炒めていただくとよりおいしくお召し上がりいただけます」というような文言を発見したので、牛肉と細かくカットしたジャガイモをフライパンで炒めたあと、瓶詰のボルシチ・瓶と同僚の牛乳かお水を足して煮込むとあったので、買っておいた牛乳…が足りずに「牛乳と水」をミックスして煮る事5分。

牛乳が加わったことで、赤色が少し和らいで濃いピンクという感じで仕上がりました。

いざ、実食!!

やや甘みを感じるのは牛乳の味なのかな??
甘いビーフシチューという感じで、角切りにしたジャガイモが素朴な味わいを醸し出していました。

率直な感想は…

これがボルシチっていう料理なのかー。
っていうか、食べたことないのに私が瓶詰を元に作ったので、味がぼやけていても尖っていても「正解が分からない」から、これが私の中の

ボルシチ基準

になっちゃうんだよなーー。
本当の味(というか、本場の味)はどういうものなんだろう???

と思いつつ食べました。
個人的には、少し甘めの味付け(ハッシュドビーフほど酸味が経っていない感じ)でドロッとしていたので、ご飯と一緒に食べたら合うのかな??と思いました。

よし!!
いつの日か「ロシア料理」のお店を探すか、はたまた「ロシアフェス」的なイベント会場で「人が作ってくれたボルシチの完成形」を味わってみて、私が作った味と同じような感じなのかを確かめたいという野望が出来ました。

自分にとって「体験がない・知識がない」というものは、イメージすらできないという事を、ボルシチを通して実感できました。
自分の中にない情報というのは、どんなに想像力を働かせてみても分からないんですよね。

だからあなたが素敵だなぁ~と思ってみている「あの人の魅力」を感じられるというのは、やっぱりちゃんとあなたの中にも「同じ要素」「そうなりたいと思える感性」があるということ。

うぐぐぐぐ。
投影ってすごいなぁ。

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