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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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振り返ってみるといつだって「なるように」なっているから、きっとこれからも「なるように」なるのだろう

3連休はホカホカでまだ冬のあったかスイッチしなくても過ごせてるでちー

週末は文化の日の祝日があって3連休でしたね!

東京から妹夫婦が帰省してきたこともあり、土日は実家でまったり過ごしてきました。
みなさんもそれぞれが、のんびりしたりお出かけしたりと、それぞれのペースで過ごされたと思いますが、連休明けの仕事って気が重いんですよね…。

今日を乗り越えた私たち、みーーーんなエライ!!

そして、連休中は新潟市もホカホカ陽気で半袖でも過ごせそうな程の陽気でした。
ほんとうに11月とは思えないくらい、心地よい温度で暮らせているのですが、どうやら週末には寒気が入ってくるとの予報。
いよいよ、ファンヒーターやおこたのスイッチをオンにする日も近いのかな??

とはいえ、ホカホカ陽気ばかりではなく少し肌寒く感じる日もチラホラあるので、こんなに温度が乱高下すると自律神経も乱れがちになっちゃいそうです。

「気温差が激しい=体にとっては酷」な状態ですから、お互いに力を抜ける所は上手に抜きながら、しっかり休息も挟んで冬に備えていきましょう!!

文化の日の午前中はスターバックスでノート作りと症例検討用のまとめ作成

連休最初の午前中は、とことん自分のための時間。

家から車で5分くらいの場所にあるスターバックスでは「ひとり用のテーブル席」が空いていて、思いっきり道具を並べてノート作り。

「大事な言葉をまとめるお気に入りのノート」の方に、あれこれスマートフォンでメモしておいた言葉類を書き込みつつ…

シールやマスキングテープ以外にも、チョコっとしたイラストをノートに書いているのですが、カラーペンで書いた「なまけもの」のイラストをXに載せたら

ナマケモノ研究所(The sloth research center)

という所から、まさかのリポスト(っていうんだよね??)をしてもらっちゃって、ビックリしました。
インターネットの世界は広いのに、とくにタグ付け(っていうの?)をしていないのに見つけてもらえるなんて本当にすごいなぁ。

不思議なご縁に思わずニッコリな出来事でした。

で、で、スターバックスまで行ったのは「好きなノートをまとめる」のがメインではなく、12月に私が担当する「動物グリーフ」の症例検討のための要点を洗い出す作業をするため。

家でもあれこれ書き出す作業をしてはいたのですが、仕事を終えて寝る前の時間にやり始めると、眠気にも襲われるうえに、余計な事に気が散って集中できず。

だってー、疲れているからギンちゃんや仁くんを抱っこして愛おしい時間を持ちたくなったり、2魂が鬼ごっこのように追いかけっこしているのを眺めたりしたいんだもーーん。

オシャレカフェまで行ってきて
集中して作業できたですか?

おかげさまでノートにあれこれと書き出し、取捨選択や時系列を整理したりと、集中して作業ができて、発表用のスライドを作る上で必要な情報のまとめを作ることができました。

これができてしまえば、あとは整理して落とし込むだけになるので、気持ちがグッと楽になります。

ペットプロフィール

スターバックスで下準備ができた後は、家に帰ってきて集中してスライド作成。

私は仁くんの「僧帽弁閉鎖不全症」の症例から、心情の変化・医療者ではなく「患者目線」での病気との向き合い方、自分が感じた不安や仁くんやギンちゃん(同居動物)の目線でのグリーフ(悲嘆)について発表する予定。

まだ手術から2年半程度しか時間が経っていないはずなのに、細かな事は忘れてしまっていたて、改めてまとめてみたら、感慨深いものがありました。

スライド2

仁くん自身はしんどい中で一生懸命生きてくれていたし、ギンちゃんだって我慢したりいつもと違う日常の景色に不安を感じていたし、私も決断する上で葛藤したりと、「3魂全員」がそれぞれに頑張っていたんだなぁ~って。

スライド3

仁くんの心臓の病気は、ずっと安定していたのに急激に進行しました。

このまま安定したまま寿命まで病気と付き合っていくのだろう…と楽観視していた時には、手術という「高度な医療」を選択するとは思っていなかったですし、金額も大きなものだったので

我が家では手術療法は受けないだろう

と思っていました。

が、いざという時には頭で描いていた「~だろう」とは反対の選択をしていました。

先に虹の橋に駆け足で向かってしまった、実家のアイドル犬だった「ララちゃん」は、悪性の乳がんを煩い、病気に気付いた時に「希望となる選択肢」がひとつもありませんでした。

がんにもいくつか種類があるようで、手術療法で助かる可能性のあるがんもあれば、ララちゃんが患ったタイプの「炎症性乳がん」は、手術してもしなくても生存率は同じと言われてるそうです。

ララちゃんの場合は、発見した時にはすでに転移も見られ、手術した方が余命が短くなると言われ、何も手立てがない状態でした。

助かる『可能性』があるというのは、なんてありがたいんだろう。

もちろん、手術が必ずしも成功するとは限りませんし、手術したからといって他の病気にならないわけでもありません。
でも、何もしてあげられなかったあの時の悔しさがあったから、決めるのが何より苦手な私が短期間で決めることができたんだろうなぁ。

あの当時は手立てがなかった炎症性乳がんも、少しずつですが薬の組み合わせで生存期間が長くなるという論文も出ているようなので、これからはもっともっと「してあげられること」の選択肢が増えていくといいなぁと願っています。

* * *

3連休の空き時間を使って、発表用のスライドの「ベース」を作り終えることができたので、あとは原稿を作成しつつ、削れる内容を削って、提出用の抄録を作る…と、まだまだ課題は山積みですが、方向性が見えて5割くらい作業が終わったことで、ホッと肩の力が抜けました。

そして、発表をする必要があったおかげで、時間が経ってから「当時の事を俯瞰して振り返る」時間をもてたことも、また大きな気付きがいっぱいあり、貴重な経験をすることができました。

渦中にいた時は、もうなにもかもが必死で、ちょっとした変化に気持ちも乱高下していて、冷静でいられない面も沢山あったのですが、

どの局面でも「初めての体験」を前にしながら、精一杯できる事をしていたなぁ

と、しみじみ。

仕事をしつつ看病や移動の算段、一人での長旅や車中泊などなど、そのときの私がやれる力を振り絞って行動していました。

冷静になればもっといいやり方や、もっと早く決断していれば…なんて言えちゃうことでも、体験している当時は『全力で迷って、全力でぶつかって、全力で困惑して』いたんですもんね。

ちゃんと、乗り越えてきたし、結果がどうあろうと「決めて進んで」今がある。
困難や葛藤はいっぱいあるけれど、時間が経って振り返ってみると

何とかして乗り越えている。
何とかして道を切り開いている。

んですよね。
ほんと、なるようにしかならないですし…

なんとか「なるようになる」んです。

今目の前にある課題や問題も、自分の思った形に行かなかったとしても、やっぱり未来では「なんとかなって」いるんだろうなぁ。
渦中にいるときには、何とかなると思えないのが苦しいけれど、ね。

心配をしすぎないでください。人間は、自分で後始末ができるいきものです。
命を終えることに、難しい技術も訓練も、リハーサルも、必要ありません。人は誰でも、そのときがくれば、まるで呼吸をするように、自然に旅立てるようになっています。
(引用:まずは、あなたのコップを満たしましょう/玉置妙憂さん著)

なるようになると言われても、自分の目の前の事柄に一喜一憂して振り回される…のは、私にとって「あるある」です。

そんなときに思い出すようにしているのが、玉置妙憂さんの著書のこの一節です。

人生で一度も体験することなくぶっつけ本番で臨まなくてはいけない上に、人生で一番大きくて怖いものが「死」です。

でもそれですら、心配が要らないくらい自然と旅立てるのだという言葉は、「なるようになる」を強力に後支えしてくれる言葉だなぁって思います。

「なるようになる」って呟いてみても、ザワザワしてそう思えないことだってありますし、頭ではそう思えても感情がついて行かずに苦しくなることだってあります。

でも、それでもいいんですもんね。
そうやって悩んだりもがいたりしても、いずれ「なるようになって」「着地」するんだから、そうやっている自分を否定する必要もないんですし、ね。

なるようになる!を理解しても、私はきっとこの先の道で、泣き言も言うでしょうし、何とかならないように見えてもがくことがあるはずです。
さらに、何とかしようとして全然どうすることも出来なくて、落ち込んだり凹んだり、身動きできずに泣き続けることだってあるでしょう。

それでもきっと、いつか自分にとってのベストなタイミングで「そっか、なるようになるしかないもんね」と思い出して歩き出せると信じています。

何が言いたいのかワケワカメになってきましたが…

なるようになるから、大丈夫だよ。
なるようになるって分かっていても、抵抗しても大丈夫だよ。
どんな自分でも、なるようになるから、ほんと、大丈夫。

…と「なるようになる」がゲシュタルト崩壊してきたので、何のまとめもせずにドロンします。

ではでは、また明日もお互いにエイエイオーで一日を乗り切りましょう!
おやすみなさーーい。

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