眠る前の優しい言葉 ～生きている間は楽しまないと損だから！～
そ、そ、そ、そうなんです！！
今日、キッチンの上の吊戸棚のお茶セットの中に、クリスマスシーズンに買っていた「クリスマス当日に飲もう」と思って買っていたカルディのコーヒーがあることに気付きました。
いやもう、ね。
クリスマスの直前まで、悪い病気で余命宣告されるのではないかと不安でどうしようもない日々だったので、クリスマスを楽しむための準備をしていたことが頭からすっぽり抜け落ちていました。
めっちゃ、クリスマス。
めっちゃ、かわいい。
あと11カ月後にやってくる「今年のホリデーシーズン」まで保管しておきたいのですが、賞味期限的に無理そうなので、せっかくだから退院してきてホッとできるタイミングで『遅ればせながらのホリデー気分』を味わおうと思います。
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天気予報では明日から木曜日にかけて、あちこちの地域で警報級の大雪になりそうな感じですよね。
私の住む新潟市は、新潟の中でも比較的積雪が少なく済むエリアではありますが、予報図を見ると『20㎝位』の積雪がありそうな予報。
明日は出社当番日なのですが、私が暮らすマンションの駐車場の手前の道は除雪が入らない細い道なので、積もってしまうと帰れなくなってしまいそうで不安…。
会社からは特に出社を控えるような指示はないので、明日はとりあえず出社しつつも、雪が降り出したら帰らせてもらおうと思っています。
そうそう、今は腫瘍が破裂してしまわないように、お腹にあまり力を入れられない（激しい作業や重いものを持たないなど）ので、雪かきも気をつけないとです。
入院まであと1週間ですし、無理せず手術に向けてゆったり過ごそうと思っています。
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さて、なんだか支離滅裂ですが、最近読んだ本の中にあった、暖かい言葉をご紹介して終わりにしようと思います。
広島の尾道で、100歳を超えてもおひとり暮らしをされているチャーミングなおばあちゃんである「石井哲代さん」を知ったのは、著書の発売元である出版社のインターネット広告だった気がします。
エッセイ・日々のささやかな日記のような本の中には、あれこれ「ハッ」とさせてもらえる言葉がありました。
その中でも、かわいらしくてすぐに真似出来ちゃいそうなものがあったので、ノートに書き留めたものをご紹介します。
生きとる間は楽しまんと損ですね。
「ああ、おなかすいた」とか「ああ、ご飯がおいしい」とか。一つ一つ、大げさに声に出してその瞬間を喜びます。
（引用：102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方／石井哲代さん著）
100歳を超えた大先輩の言葉には、重みがあります。
私自身、もしも悪性度の高いがんだったら「死が近付いている」のだ…と、とても怖くなりました。
1週間くらいしてようやく、先のことを考えるばかりで『今、生きれていることを大事にしていないのはもったいない！』と気付けるようになり、気持ちはやじろべえのようにゆらゆら行ったり来たりしながらも、
今日、生きている！
今日、少しでも笑える日にしたい！
と思いました。
思ってもなお、悲しみや絶望に包まれてしまったけれど、それでもやっぱり「楽しまないと損」という哲世おばあちゃんの言葉と似たようなことを感じていました。
もちろん、ネガティブで重たい気持ちを感じている時に、その気持ちに蓋をしてなかったことにする必要はありません。
落ち込む時はうーーんと落ち込む自分でいいし、そんな自分を無視せずに大事に抱きしめるようにして側にいてあげることが大事。
落ち込みつくして、少しずつまた歩き出せるようになったり、上を向けるようになってきたら、今度は自分のために「自分を楽しませないともったいない！」って、自分を朗らかにするためにできることをしていけたらいいですよね。
哲世おばあちゃんが紹介してくれている、日常のひとつひとつを声に出して喜ぶというのは、実は私も同じようにしていたので、「そうそう！声に出すと喜びが大きくなるし、自分の耳から言葉が入ってきてより強く感じられるんだよねぇ～」とニッコリしました。
朝のコーヒーを淹れたカップを持つ手から伝わる暖かさを感じたら、「ふふ、あったかい（ニコッ）」と声に出す時につられて笑顔になります。
フワッと香る暖かいコーヒーを飲んだ後は「あぁ、美味しい（ニコッ）」と、これまた声に出すと小さな笑みがこぼれます。
あったかい、おいしい、気持ちいい、キレイ、おもしろい、はぁ～楽チン、お疲れさま、よくやったね、えらかったよ、お風呂わーかそっ！
思わずクスッと笑顔になれたり、聞こえてきたら心地よい単語は、自分でも声に出してみると『生きている今日をちょっと楽しませてくれるもの』になってくれます。
小さな小さな、日常を少しだけ楽しくする言葉がけ。
フッと自分を笑顔にさせてあげる時間が、あなたの明日にいくつも生まれますように。
ではでは、今日もお互いにお疲れ様でした。
おやすみなさーーい。
