劇的な変化はできなくても、気付くと目の前に新しい世界の扉があって、私の世界はまた広がっていく
おっめでとーーーーーっ!!(歓喜)
9月は「3魂誕生月間」。
えぇ、我が家全員、9月生まれDEATH!!(生まれにDEATHをつけるセンスのなさ…)
グレーでCoooooooL、かっこよすぎなツンデレの貴公子、銀太。
白とミルクティー色の欲張り2色で甘えん坊、かわいいの塊の仁くん。
私が愛してやまない2魂は、1年違いの9/16生まれ。
毎年この日をお祝いするのを楽しみにしていますが、今年も大きな病気や不安を抱えずにお誕生日を楽しみに待てる平和な日々が続いていることが、しみじみ幸せでいっぱいです。
私のお母さんが「9/13生まれ」でお誕生日が近いことや、丁度明後日が「敬老の日」ということもあり、まとめてドン!とお祝いする予定で、今日は夕方から実家に泊まりに行くことになっています。
娘たちから…ということで、ささやかながらお寿司を予約し、好きなものを自由に買ってもらえるように、お金をプレゼントすることにして準備しています。
そしてギンちゃんには「ウニも含めたお刺身」を、仁くんには「大好物のナゲット」「ミルクのアイスクリーム」を用意。
お誕生日だから、特別に大奮発・大甘やかしの夜ご飯ラインナップです。
私も本物ビールで乾杯!で、今晩はお祝いで大はしゃぎするぞーー。
エイエイ・オー!
そうそう、新しいお勉強というか「新しい扉」を開けるという感じなんだよね~。
ついこの間、見落としたり気付きにくい形で『意外と夢って叶っていることがある』ということをブログで書きました。
文字に関わる生き方が出来たらいいなぁ~という、漠然とした夢や希望を持っていた私は、ブログを書くことで「自分サイズの文字を届ける」ということが叶っていたんだ!という話なのですが、実はもう一つ、私が高校生の時からずーーっと思い描いていた『やりたいこと』というものがあります。
それが「グリーフケア」です。
私が進学したのは「食物科」という専門学科でした。
専門学科のため、大学病院の先生が月に2回の「公衆衛生学」を教えに来てくれるのですが、その授業で『ホスピス』についての話を聞きました。
その話が印象的で、授業が終わってすぐに先生に「もっとホスピスについて知りたい」ということを話したところ、幾冊かの本を紹介してもらい、その後も授業が終わって時間がある時には貴重な話を聞かせてもらいました。
その先の進学の際に、ホスピスに関わる仕事=看護、ということも考えましたが、自分の中ではこれだ!と思いきれず。
さらに、専門学科過ぎて看護を学べる学校への入試のための科目履修をしていなくて歯が立たず(高校3年生の始めにホスピスを知ったもので)、その後は別の道に歩き出して今に至る…。
全く畑違いの生き方をしてきた中で、やりたいと思った事は「種」として土の中で眠っていました。
その後、生きている中でいろいろなことを体験する中で
支える側の痛みや悲しみ、遺されて「生きていくしかない」喪失の側にいる人の悩みや苦しみがとても大きいこと
を「私なりに」感じ、考えてきました。
高校生の時に思った「ホスピス」への思いは、大切な命の先に「死」があることを共に受け入れる苦しみを味わい、愛する命を失う人が持つ『大きなグリーフ』の側にいたい、という思いに形を変えていました。
『プロセスは完璧』という言葉がありますが、私が高校生だった時に「ホスピス」を知り、何か分からないけれど自分の内側から強い関心が湧きあがり、でもその時には物事は進まなかった。
漠然としていて、尻尾は捕まえたのに顔は見えていない、というような感じだった「やりたいこと」は、いろんな経験を通して顔が見えてきたような気がします。
私は「喪失を体験する」ことの痛み、どれだけの絶望、喪失しなくてはいけないと分かっている時に葛藤が『一人で抱えるのは耐え難い』と体験したことで、
喪失のそばにいる人
になりたいと思えました。
* * *
2019年にお弟子さん制度入りしたことをキッカケに、「大人になっても学びたいことを学んでいい」と自分にOKが出せるようになり、グリーフケアを学び始めました。
なんて表現したらいいのか分からないので、分類がおかしい感じがありますが…
●人間との別れについてのグリーフケア
●動物との別れについてのグリーフケア
どちらも「残される側」は人間なので、個人的には一緒だとは思っていますが、大きく分けて2つのグリーフケアについて、それぞれの学びを続けています。
そして、10月から「動物医療グリーフケア」の認定コースに申し込み、4月までのおおよそ半年間、寝ても覚めても…じゃないですが、とことん学べることを学ぼうと思っています。
でねでねっ ← 急に馴れ馴れしくなる、いつものパターン
今週、初めましてのオリエンテーションがzoomで開催されたのですが、事前資料の通り…
動物医療従事者以外の参加者は、私ひとり!!
で、思いっきり「未知の世界」が広がっていました。
獣医さんや看護師さんたちの世界に「IT系のサラリーマン」の私が混じるなんて、普通で考えたら接点がなさすぎじゃないですか?!
でも、自分がやりたいことを少しずつ、小さな小さな歩幅でも進み続けたら、そこには「想像もしていない世界の扉」がありました。
その扉を開けてみたら、自分の知らない世界だったので「私でも参加していいのかな…」と、一瞬ひるんだりもしましたが、
これまでとは違う世界に混ぜてもらおう!
小さな歩幅でいいし、分からないからこそ教えてもらおう!!
と、扉の先におそるおそる踏みこんでみることに決めました。
決めたらめちゃくちゃワクワクしました。えへへ。
それと同時に、私にももしかしたら「違う世界にいるから”ある”何か」をおすそ分け出来たらいいじゃない?!と、無駄に前向きに考えたらニヤニヤしちゃいました。
先生が一人ずつを簡単に紹介してくれてから自己紹介をしたのですが、私を紹介してくれる時には
動物医療外の方で「参加しよう!」と申し込んでくれた意欲のある方です!!
と言ってくれて、クネクネ。
ぐふふ、照れるぜ。
オリエンテーションの中で、獣医療に関わっていない私にできる形の「動物医療グリーフケア」って何だろう?という小さな「種」を心の中に蒔くことになったので、これからの学びの期間に何らかのヒントを見つけられたらいいなぁ~と思っています。
ほら、すぐには答えが分からないならば、とりあえず寝かせておくのって大事じゃない?
私以外の方は「共通言語」のある場です。
だからきっと、私だけが「違う視点」なのかもしれませんが、言い換えたら「私には見えない視点・見れない視点をメチャクチャたくさん知れる」という、とんでもなく贅沢な機会なんじゃないのかなぁ~って。
10月から早速、それぞれが「症例発表」をすることになっていて、私は12月に担当することになりました。
…って、医療関係の世界が分からな過ぎて「症例発表」というもの自体が「むむむ?」だったのですが、それ自体も私にとっては
は・じ・め・て・の・体・験♡
なので、多分「挑戦してみる」で精いっぱいだと思いますが、自分を大切に思う練習を続けてきた成果というか…
完璧にやれなくていい。
上手じゃなくてもいい。
と思えるようになっていたからこそ、「今できる自分の精一杯でやっていくぞ!」と思えている自分に出会えたことも、また大きな収穫でした。
初めてなので、少し前からコツコツと症例発表の準備もしたいなぁ~と思い、12月の枠に入らせてもらいましたが、それ以外にも講座の受講やレポートの提出、個別に勉強などなど、しばらくは「ひとり時間」にアレコレとやることが多くなりそうです。
スモールステップで、それこそときに足踏みしたりしながらも、進んでいれば「新しい扉」を開けることができるんですよね。
それこそ本当に、離婚問題以前の私は「未来の私がグリーフケアに近付けている」なんて想像すらできませんでしたし、私が接している世界も、私の予想をはるかに超えた世界に変わっています。
やっていることは、2019年と同じなのに、ね。
私自身は、ずーーっと同じ家に住み、同じ仕事をしていて、何も変わったようには見えないはずなのに、でも世界はちゃんと広がっています。
不安が全くない訳ではないけれど、期待が高いから不安もある訳ですもんね!!
はぁ~。飛び込んだ自分に「エライ、エロイ!スーパーエロ!」と褒め言葉をかけながら、せっかくの貴重な時間を思いっきり楽しもうと思います。
さて!!
そろそろ「最愛の2魂」のお誕生日会の準備に取り掛かりたいと思いま~す。
ではでは。
みなさんも楽しい3連休でありますように~。