何もできない・何もしないというのも「自分を守るためにできたこと」って数えて良いんじゃない?
3連休明けの仕事、あなたも私もお疲れ様です。
今日は「あー、また仕事かぁ」と思った気持ちの中で仕事に向かっただけでハナマルの日。
どうぞ、今日の自分を労って「よくやった!エロイ…じゃなかった、エロイ!」と褒めてあげてください。
はっ!
改めたはずなのに「エロイ」になっているけど、こんなウッカリも連休明けだからしょうがないよね~。
とにもかくにも、今日も起きて仕事をしただけで偉かった!って言ってあげちゃいましょう。
このところ「猛暑を通り越して酷暑」が続いていますが、新潟市はそれでもまだ『猛暑』で収まってくれているとはいえ、呼吸器に疾患のある仁くんにとってはしんどい季節。
私自身はあまり「気圧不調」を感じる方ではないのですが、呼吸器疾患のある仁くんは気圧の変化でも咳が出てしまったりと、お天気の影響を受けてしまうようで、ここしばらく様子を見ていましたが咳が気になったので病院へ行ってきました。
健やかに寝ている時に突然咳き込むことがあるのですが、咳をしている時になかなか動画がうまく撮れず…。
中途半端な感じの動画ではあるけれど、先生に見てもらうと「気管または気管支の方からくる咳っぽいですね」とのことでしたが、心臓の定期健診では異常がないとはいえ悪化して咳が出ている可能性も否定できないので、レントゲンを撮って確認してもらいました。
結果、咳は「気管虚脱」によるもので、吐くときに気管が押されて潰れるため呼吸が詰まる感じになって咳き込むのだろうとのこと。
心臓も気管支も肺も問題はないことが分かったので一安心ではありますが、季節的な影響もあるとはいえ咳き込んでいるのは仁くんにとって「苦しい状態」なので、咳を抑える効果のあるお薬を飲むことにしました。
セレニアという吐き気止めのお薬が、咳にも効果が認められているのだそう。
長期投与も問題ないらしいので、これで仁くんの呼吸が少しでも楽になって咳が落ち着いてくれるといいなぁ。
薬は1日おきに飲むので、仁くんも負担なく飲めそうでホッとしています。
気管虚脱は酷くなると手術で気管拡張をする必要があるようですが、仁くんが呼吸を吐き出すときに潰れてしまう場所は手術が難しい場所なので、薬で咳を押さえたり保冷剤で呼吸を楽にしてあげる方法がいいそうです。
とりあえず2週間の投薬をしてみることになりましたが、ピタッと咳が止まる子もいるようなので、仁くんも同じように効いてくれますように!
* * *
最近の私ですが、「絶賛低速モード」の日々です。
今までやれていたことの半分くらいの力しか出ない感じで、だからあまり精力的な活動ができていません。
単純に「疲れている」だけなのですが、人間、波がありますしなかなかエネルギーが満タンにならずにゆるゆると…という時期もあるものです。
もちろん、サラリーマンの仕事以外に興味のある勉強だったりノート作りやキルトに…とやりたいことがたくさんあるので、思うように力が入らない(馬力がない)自分をもどかしく感じちゃうこともあるのですが、
力がない状態の自分を責めた所で、力が湧くわけじゃないしーー。
と、もどかしいと思った気持ちをヨシヨシとしつつ「しょうがないよ、力がない時もあるからね。またエネルギーが充電出来て活動したくなるまではのんびりやっていこうね。」と自分に声がけをしています。
ただでさえ「いつもの自分ではない」と焦ってしまったり、もどかしさを感じてしんどいのに、一番側にいる自分が目を吊り上げて『そんなんじゃんだめだ!頑張れ!!』とお尻を叩き続けたら、それがストレスになってエネルギーの充電を邪魔しちゃいますよね。
でもね、この世界は『陰陽』がセットの世界。
「昼があれば夜がある」「暑い季節を過ぎると寒さがやってくる」「ポジティブな気分もあればネガティブもある」ように、「頑張れることもあれば頑張れない時もある」のがセットなんですもんね。
対極のものがあって『当然』なのに、私たちは自分自身にとっていわゆる「陰」「好ましくない」「ネガティブなもの」はいけないもののように扱いがちです。
できるだけ振れ幅が少ない方が楽ではありますが、いわゆる『陽』の状態で物事を成し遂げたり楽しんだりするための力がなくなってしまわないように、引き戻してくれるのが『陰』の力なのだろうと思うんです。(あくまでもマミコ的解釈です)
頑張れない、疲れて何もしたくない、それは自分の意思とは違っていてもどかしい気持ちになることもあるかもしれませんが、
頑張り過ぎちゃったんじゃないかな?
今はまた頑張れるためにエネルギーを回復させる時間だよ!
と、自分を整えるために体や感情から「休止モードで充電せよ」という指令なのかもしれません。
頑張って、頑張って、よくやってきたんです。
寝ないで何日も徹夜をしたとしたら、頑張って起きて何かをしようとしても能率・効率は上がらず、必要以上に疲弊しますよね?
疲れているから、今は頑張れないから休もうね、というサインをもらっていながらも頑張り続けようとするのは、徹夜を続けようとすることと同じようなものではないでしょうか。
何もしない、何もできない自分を不甲斐なく思ったり、立ち止まる自分に罪悪感やもどかしさを感じることがあるかもしれないけれど、ここで発想の転換!!
何もしないという「予定」を作る、というのはいかがでしょうか?
何もできないんじゃないんです。
「あえて」何もしないということを決めて、それを実行する!
スマートフォンを充電する際に、こまめにケーブルを抜き差しするよりも、何もせずにそのままにしておいた方が早く充電が完了しますよね?
それと同じで『下手に頑張らない』『何もできない状態ならば何もしない』ことで、充電速度を速めているって思うと、ちょっとだけ気持ちは楽になりませんか?
何もできない自分がいて、その自分のために「何もしない」に寄り添うことは、何かを頑張ることと同じくらい素敵な行動ではないでしょうか。
力がわかない、何かする気力がない…
『陰モード』の自分がいたら、何もしないことを自分と指切りげんまん!
私たちは誰かと約束したことを無視されたり、約束を破られたら傷付きます。
自分との約束も同じように、「反故にされたり無視されたら」自分を傷付けて悲しませます。
OK分かった!充電のために今日は敢えてなにもしないからね!!
という自分との約束を守って、思う存分のんびりしたり、OFFにして頑張らずに過ごせたら、それはもう『自分のために行動した』『約束を守った』とニッコリはなまるなこと。
何もできない・何もしないことで、自分のことを「守り」「愛して休ませた」って、とっても素敵なことじゃない!!
ゆるゆるな時期は、ゆるゆるが必要だからあるんですもの。
それは決して無駄なんかじゃない、自分のバランスのために必要な時間です。
頑張れない時にもしも自分を責めそうになったら『ふふん!敢えての休息だからね!』って自分に笑いかけてあげられますように。
さーて!!
連休明けでいつもよりスローでペースが乱れていた今日は、どうしたって疲れちゃう日だから、いつもより早めにベッドに潜り込んで明日に備えようとおもいます。
みなさんもぐっすり眠って英気を養えますように。